ミクロの決死圏(11−2)

November 11 [Fri], 2005, 16:07
 最近天気の良い日は自転車の前籠に乗せて、サラをお使いに連れて行ったりする。行先は郵便局や銀行や図書館などだが、走行中は首を振って外の景色を眺め、建物内では首をすくめておとなしく用事の済むのを待っている。ニャンとも鳴かないので、図書館でもゆっくり新刊書を調べたり、バッグを足元に置いて雑誌を啄ばむことも出来る。
 ベランダから落ちた時迎えに来てくれた事が転機になったのか?以来サラは私の姿が見えてさえいれば無駄鳴きもせず、じっと私のすることに身を任せるようになった。
 昼間外に連出すことは、玄関の出入り時や脱走の恐れなど私にとって緊張感を伴う作業だが、 広場での走行訓練を含め、サラの神経を刺激するために敢えてしている。排泄のコントロールや尻尾の事など、たとえそれがミクロの決死圏でも、神経回路の自力復旧の可能性を諦める訳にはいかない。  
  • URL:https://yaplog.jp/keillogg/archive/92