トランスフォーマー/リベンジ(IMAX版)

2009年06月21日(日) 11時55分


前作「トランスフォーマー」はB級的要素と大作ワクワクの
さじ加減が丁度ほど良くて、マイケル・ベイの映画にしては
なかなか気に入った作品でした。
ロボットたちが主人公の家の庭で隠れる場面とかサイコー。
何より、日本のロボオモチャで育った世代にはやはりあの
車→ロボへの変身シーンのリアルスピード感は素晴らしかった。
でもやはり限りなくB級映画っぽい。脱力青春コメディ映画の要素
がベタすぎるのがベイ先生の味な作品でしたが。

たまたまウチの近所の109シネマズにIMAXシアター仕様の
劇場がオープンしたので、そこに。
でも正直「あれ?こんなもん」っていうスクリーンの大きさ。
アイマックスってと「天保山サントリーミュージアム」の
あのバカでかい画面のイメージがあるんでちょっと拍子抜け。
「ローリングストーンズ・アットザマックス」とか「ファンタジア」
とか一応劇場用作品も見たことあったし。
なんとなく前にここで観たことあるDLP上映に限りなく近い感じ
でしたが、同時期オープンの他劇場もこんなものなのかな?
なんでもIMAX版はVFXシーンとかやや長いそうですが
ホントなのだろうか。

この続編、確かに映像的には2倍増し!みたいな印象で
冒頭の夜のシーンからスピード感も迫力も凄くて、
なかなかの出来栄え。
しかし上映時間2時間半!この内容でそこまで時間引き延ばす
必要ほとんどないんじゃないかなぁとも思いました。
特に母親が大学乗り込むとか家でギャーギャーわめく場面とか、
軍隊側のシーンとか犬が腰ふるところとか
全部切れるんじゃないでしょうか。
でもそうしないのがマイケル・ベイ先生です。
特に飛行機がビューンって飛び立つシーンとか、ジェットとか
ヘリの俯瞰映像にダン!ダン!ダン!♪って音楽はベイ作品には
必要不可欠。自分には不必要だが(笑)

映画のストーリー、簡単なハズなんですけど
ここんとこ忙しくてややウトウトしてしまい、なかなか
頭に入ってこなかったんです。
サエない青年がカワイイ子に好かれる+
宇宙から来たロボットが全員味方・・みたいな
典型的なオタク構成だった前作に比べると、
主人公はもはやヒーローになってるし、
となると主軸は悪い側ロボットといい側ロボット
(オートボットとディセプティコン)の種族の
戦いがメインになってしまう訳で、その物語展開が
はっきりいって面白くなかった。
その違いが1と2にはあると思ったなぁ。

全体の構成は1のほうがよく出来ていたと正直思います。
でも映像や、それぞれの画面の力は確かに2のほうが
上回っているのかな。
「ターミネーター4」や「スタートレック」に比べて
同じようにメカ系のVFXが出てくる映画としては、
出てくるものの情報量は圧倒的に多い感じ。
映像体験だけでも見る価値はあると思います。

それにしてもバンブルビーと友達になりたい
飲んだ後とかに迎えに来てもらいたいなぁ。
本国アメリカは6月23日から公開だそうです。

kazuponの感想ー★★★1/2

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天使と悪魔

2009年06月09日(火) 23時51分


すいません!しばらく更新できてませんでしたー。
この映画とか「スタートレック」とか「T4」とか
ボチボチ観てるんですけど、そのうち感想書いて
いきますね・・。6月も多忙になりそうで・・。

それでこの作品、前作はかなり話題になってましたけど
今回はちょっと沸点低い感じがしますね。
自分も人並みにこっちは原作読んでませんでした。
でもこれは読んでなかった方が楽しめた映画だった気がする。
映画としては「ダヴィンチ」よりはまだ面白かったかな。
でも考えたらやっぱりトンデモ話なんだよなぁ。

宗教象徴学者ラングドン教授(トム・ハンクス)は、
ヴァチカンから協力要請を受ける。
かつてガリレオを中心とする科学者によって組織された
秘密結社イルミナティがヴァチカンを窮地に陥れようとしている。
コンクラーベ(法王選出)の最中に
最有力候補の枢機卿4人を誘拐し、1時間ごとに殺害すると予告したのだ。

「ダヴィンチ・コード」の時にも思ったけど、本作を観てこの
原作者って、謎解きサスペンスという
よりは「RPGゲーム」みたいな作り方する人だなと
強く思いました。

お姫様が誘拐された!主人公は城の人や街の人の会話や
部屋に置かれた本やメモからヒントをゲット、
途中ザコモンスターと戦いながら
次のお寺とか協会に行くとまた別のヒントがあって、
っていうのを延々繰り返していくという。
最後には意外なラスボスが現れた!みたいな。
ホラこの映画の展開もまさにこれですよね。

「ダヴィンチ」もヒロインは○○の末裔っていう
もんのすごい神秘的なんだけどヘタするとそこらのダメ
ゲームなんかより陳腐になってしまう設定。
緻密に検証していく小説なので、はぐらかされちゃう気
がするんですけど、本質的には結構安易な設定だったり
します。謎解きに関しても、ある有名な歴史的なものが
あったら、それを暗号とか記号にしているという。
はっきりいってこじつけじゃないですかいと。
自分もいわゆる「陰謀論」にはうーむと思ってしまう
ほうなんで、そう思うのかもですが・・。

この映画は「ボーンアイデンティティ」シリーズばりの
カメラワークでA地点の謎解きからB地点の謎解きへの
移動に意味無くカーアクション入れたりしてるんですけど、
何故犯人はそんなにわざわざギリギリに(ちょっとでも
タイミング逃したら大失敗する計画)やらないと
成功しないような壮大な計画をやってるのかな?なんて
思ってしまいました。ほぼ成功しちゃうんだけど、映画だから。

でもこの映画、正直キャスティング観た段階で誰が犯人か
なんとなく判ってしまうような気がしました・・。が
その通りでした。原作しらないけど。
だもんで中盤観客をミスリードするびっくりシーンがあるので
そこはちょっと驚きました。原作はちょっとだけ違うらしいですね。

推理小説とかに疎いんですが、日本でもこういうの結構
あるのかな?京都のいろんなお寺にいろんな謎があって、
河原町疾走しながら解決していくという。
そうなると山村美紗サスペンスみたいになってしまうのかなぁ。

kazuponの感想ー★★★


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メカロックオペラR2C2@大阪シアターBRAVA!

2009年06月08日(月) 23時26分



大パルコ人 メカロックオペラ
R2C2
〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜

大阪公演
シアターBRAVA!

作・演出 宮藤官九郎

音楽 富澤タク

出演 阿部サダヲ 森山未來 三宅弘城 皆川猿時
近藤公園 平岩紙 宮藤官九郎
片桐はいり 松田龍平

クドカン作・演によるロックミュージカル。面白かった!
宮藤官九郎と主演の阿部サダヲ、三宅弘城、皆川猿時
と音楽担当の宮澤タクは「グループ魂」のメンバー。
宮澤氏はパンクな楽曲から「ラブラブマンハッタン」みたいな
ポップソングもこなす才人だし、楽しみにしてました。
劇中バンドの演奏はもちろん生。

物語は今から35年後、♪渋谷にパルコがあった頃〜
世の中から音楽が禁止されている時代、戦闘意欲を
かきたたせる為に作り出されたサイボーグ「R2C2」
(松田龍平)を作り出したクアトロ(森山未來)の
父親で、伝説のロックスターだったパルコム(阿部サダヲ)が
35年の眠りから目覚めた。

数年前のクィーンのロックミュージカル「We Will Rock You」
とか、フランクザッパのアルバム「Joe's Garage」とか
「近未来のロック規制」はよく出てきますけど、
こういうのって生演奏のクオリティと迫力がそこそこないと
コメディとはいえ説得力ないし、ある程度演奏場面が
物語とリンクしてないととってつけたようになる・・。
そういう意味ではさすがグループ魂チームというか、
そこは魂とは違うアプローチですごくバランス良く
やってると思いました。

冒頭、皆川猿時が登場して35年前彼の父親が俳優やってて
ずっと店長役で・・っていうのを何故か英語?英語
じゃないのかあれは?な外国語の歌+字幕で始めだして
このまま外国語の芝居にするのか?と思いましたがそこだけ。
あの物語にほぼ関係ない珍妙な外国語歌から
始めるのがなんかツボでした。ホント一気に
ロックミュージカルっぽいんです。
確かに皆川さん、いつも店長役だわ。

オペラ座の怪人的な日陰のミュージシャンが森山未來。
舞台何回か観てますけど、歌とダンス上手いからうってつけ。
そしてサイボーグ役は松田龍平。芝居上手いのかヘタなのか
判らない彼、すっとんきょうな動きと、たどたどしい
ロボット言語が要求されるこの役はっきりいって
ぴったりなんですよね。クドカンの目の付け所がいいというか。

勿論笑いは満載で、例えばアパートの部屋のパルコムと
サイボーグの場面。サイボーグにプログラムされてるのが
○○公演のミックジャガー・・に延々つっこむパルコム。
ミックジャガーの動きだけでマニュアル40P使ってる(笑)
でも「世良正則」となると「・・・パス」(このへんたぶんアドリブ)
って考えたらこの場面、松田龍平と阿部サダヲによる
ミニコントなんですね。なんと珍しい。

音楽的なコネタも満載で、沖縄の人いつもBEGIN歌う!とか
ベースは地味で目だたない人がいい、とか、
クドカンの役が斉藤味義だったり・・。

阿部サダヲのロックスターのイメージは清志郎にかぶる
ものでした。特に彼のパートはある程度日替わりのアドリブ
が許されてるみたいで、共演者が笑ってしまったり、松田龍平が
ポカンとしたりする場面が結構面白かった。
しかしクドカンは自分のホンだといつもよく舞台上で笑いこらえて
ますねー。
今回も三宅弘城の芸達者ぶりには目をみはる
感じ。魂でもそうだけど、ドラムかなり上手いし。

ファンの多い大人計画+阿部サダヲが好きな人には
こういう舞台が一番ファン満足度高いのかもしれないですね。
いつもの下ネタはあるけど、
やや控えめだし、爆笑できる舞台だけど、最後はカッコイイみたいな。
大人計画も役者目当てで観にいったら、
本公演とかならドロドロな世界に
観客投げ込まれるときもありますし。

個人的には演奏シーンはもっとあっても良かったかも・・
特に最後はあと2−3曲やってもいいんじゃないかなぁ
って思ってしまった。あそこまで引っ張ってるから結構
ライブ観たくなってるんですよね。観客は。
でもそこまでやると舞台なのかライブなのか判らなく
なるしこんなもんでいいのかなぁ。
冒頭の曲のクドカンのアコギのギターカッティング
がカッコ良かったな。


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映画の感想を中心に大好きな音楽の事や、どうでもいい話もテキトーに綴っております。
感想はネタバレ確実にしてますのでご注意を!
たまにdrummerもやってます。
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最近忙しくTBはマトモにお返し出来ず申し訳ありません。

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