Bjork@大阪城ホール

2008年02月26日(火) 1時00分


Bjork (ビョーク)
the volta tour
大阪公演 大阪城ホール

ビョークは一度ライブを観てみたいとずっと思ってた
アーティストの一人でした。
7年前のヴェスパダインの時は東京だけだったし、
フェスも関東寄りのものにしか来てくれなくて。
大阪には"post"のツアー以来らしく12年ぶり。

まったく今ツアーがどんなのか予習ナシにして
まっさらの気持ちで見に行きました。
大阪城ホールはさすがの満席。
ステージは至ってシンプルで、旗のような
ものが装飾されてます。
後方にマイクスタンドが10本ほど置いてあるので
おぉ!弦楽入るのかな?とちょっと期待。

でも始まったら違ってました。
弦楽ではなく、ホーン隊。
それもほぼホルン、トロンボーンメインで、高音出る
のはトランペット系くらい。総勢10名で全部女性!
ビョークの本拠地アイスランドの楽団らしい。(あとで男性混ざってた
って言われてそうかと。全部女性に見えました)
やや押しで始まったライブ、暗転すると
そのホーンがおそらく民謡?を奏でながらソデから登場。
会場盛り上がること。



ビョークはさすがに"Volta"のジャケットの着ぐるみではなく(笑)
黄金色の衣装で登場。ウワサ通り裸足。
1曲目は新作"volta"の1曲目"Earth Intruders"
んーやはり城ホールは最初音悪いなぁ。
せっかくのヴォーカルがあまりクリアに聴こえない。
でもさすがBjorkチームだけあって、徐々に徐々に
音はグングン良くなっていきす。

2曲目はおぉ"Hunter"!
新作メインのセットリストなのかと思ってたら、
結構過去の曲をやってくれました。
このホーン隊を上手く生かせる選曲
なんだって考えると納得。
「ハンター」なんて後半の♪ダッダダダダ♪って
ボレロみたいな伴奏はホーンでやってもカッコいい。

ビョークのパフォーマンスも最初やや抑え気味な
感じだったんですけど、日本最終日ってこともあってか
どんどんどんどん、あの声がガンガン来る感じになってきました。
いやーCDとかと印象ガラって変わるシンガーもいるんですけど、
ほんとにあんな声で張り上げて歌うんですね。感激でした。

後半"I miss You"〜"Army Of Me"の流れあたりから
グルーヴががらっと変わってきて、すんごくアリーナ
盛り上がってました。
でもみんなやっぱり"hyperballad"聴きたかったんやなぁと。
一番判りやすい盛り上がり曲ですもんね。
自分も生で聴けて嬉しかったです。

この日のセットリストは持ってるけど
あんまり聴きこんでなかった2枚
「メダラ」と「ヴェスパダイン」の曲が多かった。
でも逆に新鮮で良かったなぁ。
実は1枚目の名曲"Pray Dead"とか、彼女の曲の中では
オーケストレーションが重厚な曲がお気に入りで、
武道館ではやったという"joga"も"bachelotte"も
聴けなかったのが残念だったけど、すんごい満足しました。

ビョークってほんとにワンアンドンリーというか、
あのメロディラインといい、歌い回しといい、
ほんとに彼女しか出来ない歌になってるのが
凄いところ。クセがありすぎて好き嫌いもあると
思います。
たとえばバンドでもビヨークのコピー
やるとか、ちょっとムリありそうという感じですし。
あとサウンド面など組む人は無名でも優秀な
人みつけてくる嗅覚ありますよね。
ミシェル・ゴンドリーもそうだったし。

バンドはDJ3人(LFOのマーク・ベルなど)
うち一人はパーカッションでこの人が激ウマなのに
プレイがモニターでほとんど見えなくて残念。
後方にいるDamian Taylorはウワサの
reactableなる巨大カオスパッドみたいなのと、
tenori-onってヤマハの電卓型機材を面白く使ってて、
特にreactableは見た目も面白いなー。
こんな感じです↓

http://wiredvision.jp/news/200708/2007082222.html

いい気分で帰宅したら丁度アカデミー賞の録画中継やってて、
予想結構当たってるなー今年と。
「ピアフ」ですごいメイクで女性シンガーを演じた
マリオン・コティアールの実際の美しさにびっくりしました。
あと”ONCE”の歌と受賞に泣けた。
ビヨークも20年後くらいに映画になったりして。

この日のセットリスト

2/25 大阪城ホール

01. Brennid Tid Vitar
02. Earth Intruders
03. Huner
04. Pagan Poetry
05. Immature
06. Undo
07. All Is Full Of Love
08. Pleasure Is All Mine
09. Hidden Place
10. Desired Constellation
11. Army Of Me
12. I Miss You
13. Who Is It
14. Vokuro
15. Wanderlust
16. Hyperballad
17. Pluto
-encore-
18. Oceania
19. Declare Independence


bjork official site

http://www.bjork.com/

シンチー・ゴンドリー・PTA

2008年02月24日(日) 12時48分
春休みシーズンはさほど観たい映画無いんですけど、
日本公開まだまだこれからってのには
観たいのがたくさん・・。
オスカーはそういえば明日なんですねー。

まず香港



なんつっても周星馳(チャウ・シンチー)先生、星爺の
最新作「長江七號」(英語題、"CJ7")
がまたまた香港、中国、台湾で大ヒットしてる
みたいです。み、み、み、観たい!
タイミング的に1泊2日くらいで香港行き予定入れたら
良かったなぁと思ってます。もうムリですけど。
もちろん「食神」「少林サッカー」「カンフーハッスル」
同様、監督、脚本、編集、製作、そして主演です。
面白くないハズありません!
現代で一番面白い娯楽映画が作れる人なんじゃないかと
自分は信じております。

海外版オフィシャルサイト

http://www.sonypictures.net/movies/cj7/

には予告もあるんですが、どんな映画かだいたい判る(笑)
多分やや貧しい父子の息子が「ロボット」的なものを
欲しがり、父シンチーが拾ってきたソレが宇宙人?
みたいな「ET]みたいな話なんでしょうね。
想像ですけど。あー早く観たい。マジ観たい。
またまた日本だけ公開遅くて6月の予定のこと。
↓ビジュアルだけ見てると微妙だけど上手く
作ってるんだろうな。



日本版サイト
タイトルは「ミラクル7号」とのこと。

http://www.sonypictures.jp/movies/cj7/

「ミラクルマスクマン恋の大変身」っていうかなり微妙な
出来のバリー・ウォン(王晶)監督作をどうしても
思い出してしまう・・。

そうそうシンチーといえば、4月公開の
「少林少女」
http://www.shaolingirl.jp/

に製作で参加してて、「少林サッカー」の
メンバーの一部が出演するそう。
本広克行監督とシンチーって相性なんとなく
良さそうなので、かなり期待してます。
サッカーじゃなく女子ラクロスの話みたいですね。

そしてアメリカ

大好きなミシェル・ゴンドリーの新作

"Be Kind Rewind"

http://www.bekindmovie.com/



レンタル・ビデオ店の店員、
ジャック・ブラックとモス・デフ君。
店にあるビデオが盗まれた!仕方ないから
自分たちでウソ映画でっちあげて急ごしらえで
撮影「ゴースト・バスターズ」とか。
客には「スウェーデン版です」って貸す。
そしたら意外やウケた!
ってウソ映画作る話だそうです。
ものすごくゴンドリー向きの素材。
日本はいつなんだろう・・・。
上の公式サイトの予告、是非ご覧ください。
このサイトグーグルのスウェーデン版!って
のがあって凝ってて面白いです。

ゴンドリーはレオス・カラックス(「ポンヌフの恋人」、
ポン・ジュノ(「グエムル」)
っていうスゴイメンツで東京を描いた3人の監督のオムニバス

「TOKYO!」
http://tokyo-movie.jp/

に参加してて、そちらも楽しみ!
ゴンドリー編は藤谷文子、加瀬亮が主演。
キャスト見るとレオス・カラックス編は相変わらず
ドニ・ラヴァン主演みたいなので笑ってしまった。

あとは久々
ポール・トーマス・アンダーソン(PTA)監督の
新作

"There Will Be Blood"

http://www.therewillbeblood.com/

石油王の話みたいで、今までよりも
大きいスケールの映画なのかな。
明日のアカデミー賞では8部門ノミネート。
いろんな賞とりまくってますけど、
ダニエル・デイ・ルイスの評判がすこぶる
よろしいようで。
「パンチドランク・ラブ」から6年くらい
経ってるんですねー。
PTA、フィオナ・アップルの元彼で
前々回の日本ツアーの時はアンオフィシャルで
同行してたらしいので、大阪公演にもいたと
したらニアミスしてるかもなぁ。


近日のものでは
ウォン・カーウァイ(王家衛)の「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
が楽しみです。たぶんつまんないんだろうなーと思いつつ。
あと"Across The Universe" の公開はどうなったんだろ?

ライラの冒険 黄金の羅針盤

2008年02月23日(土) 23時32分


かなり前から鳴り物入りな感じで予告編を
目にする映画でしたけど、さてさて期待の
仕上がりはちょっとうーん・・・・。
映画を観て原作を読んでみたくなる事は多いんですが、
ここまで「原作面白そう!」って思った映画も珍しい。
なんといっても人の魂が動物となっていつも寄り添っている
という「デイモン」の設定がものすごく魅力的。
ただ、映画は残念ながら想像した域を超えない・・というか
「ロード・オブ・ザ・リング」以降ファンタジー映画多く
なってますけど、なんかこう平均的な作りのモノばかり
になってるなぁと最近感じるなぁ。
イアン・マッケランとりあえず出しとけば、、みたいなのとか。
昨年の「パンズ・ラビリンス」が、好き嫌いはあれど
突出して独創的なファンタジーだったと、この手の大作を
観ると改めて感じさせられます。

我々の世界と似て非なるパラレルワールド。
人間の魂は体内にあるが、この世界では動物の形「ダイモン」と
なっていつもそばに寄り添っている。その姿は人によって
違うし、子供のころは見た目が定まっていない。
12歳の少女ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)
も“パンタライモン”というダイモンと常に一緒。
子どもたちが行方不明になる事件が相次ぐ。
ライラは子どもたちが北の地に連れ去られていることを知り、
学長から貰った黄金の“真理計”を手に、北の地を目指す。

原作は3部作で、BBCの調査による国民に最も愛された小説
の1位が「指輪物語」2位が「高慢と偏見」で、
3位にこの「ライラの冒険」がランキングされてます。
ほぉー。
(ちなみに4位は「銀河ヒッチハイクガイド」)

この「ダイモン」の設定はほんと楽しい。
人によってはトラだったり、虫だったり、ビーグル犬
だったり・・・人が死んじゃうとそばにいるデーモンも
ボン!って消えちゃいます。バシって殴られても
どちらも痛みを感じる。
群衆シーンにはかならず人一人に対して、デイモンが
一体いないといけないので大変だったろうな。
ダイモンの設定とビジュアル的な面白さは
さすがに映画の見所になってます。

映画だけ観てもなんとも言えませんが、フィリップ・ブルマン
による想像力溢れる人気児童文学を脚色・監督したのは
「アバウト・ア・ボーイ」のクリス・ワイツ。
うーん、こういう娯楽大作にはあんまり向いてないんじゃ
ないのかなぁと思いました。
なんか、最後まであんまり盛り上がらないんですよね。
見せ場的にもストーリー的にも。
特に前半眠くなってしまった。

なんか、ボンヤリ観てたせいもあるかもですが、設定の
説明が不充分なのか、端折り方がヘタクソなのか、
なかなか世界観が理解出来ずに、置いてかれた感を
感じながら中盤まで行ってしまった感じです。
字幕も判りにくかったし。
春休みのチビっ子たちが、クマが暴れだすまで
ガマン出来るかどうか心配です(笑)
そうそう、この映画白クマ萌えな方は結構楽しめるかも。
→自分がそう;;
犬映画ならぬ白クマ映画な面があるんですよ。

原作通り3部作の第一部だそうで、
本作はパラレルワールド、2作目は我々の世界、
ラストはどっちも行き来する物語なのだとか。
原作読んでみようと思います。

自分の場合、ダイモンはやっぱり犬かなぁ
ウチの犬2匹のうちどっちにするかなぁなんて
そんな事ばっかり考えてました・・。
あ、ペットじゃやないって何度言ったら・・・。
といわれてもアレはペットに見えるよ。

海外版オフィシャルサイト
http://www.goldencompassmovie.com/

は各国語バージョン
用意されてて、日本語もあります。
20の質問に答えて名前入れると
自分のダイモンが現れるってコーナーが。
ちなみに自分は「Calista」って名前の雌のトラが
出てきました・・・犬じゃなかった・・。

kazuponの感想ー★★★

official site

http://www.goldencompassmovie.com/


日本公式

http://lyra.gyao.jp/

迷子の警察音楽隊

2008年02月19日(火) 0時19分


タイトルから想像する通り、
イスラエルの招聘演奏に来た警察音楽隊が
予定とは違う街に行ってしまうという
ストーリー。
街に辿り着いてから去るまでのたった1日間に
起こる・・いや何も起こらない時間を描いた
作品で、かなり地味な映画でした。
会話のテンポがゆーったりしてるのと、
固定画面から妙な味わいが出てくるのは
小津映画みたいな印象かもしれません。
いや、影響受けたカウリスマキに影響受けてるの
かなぁなんて思ったり。
なかなかユニークな作品でした。

イスラエルのアラブ文化センターでの演奏を依頼された
エジプトの警察音楽隊。
しかし空港に出迎えはなく、団長トゥフィーク(サッソン・ガーベイ)は
自力で目的地を目指す。たどり着いたのは、
目的地に似た名前の別の小さな街。ホテルも無い。
困った一行は、食堂の女主人ディナ(ロニ・エルカベッツ)の計らいで、
食堂、ディナの家、そして常連客の家の3箇所に分かれて
泊めて貰う事になる。

不勉強でイスラエルとエジプトの文化の違いとか全く判ってない
もんですから、そのあたりも興味深く観てました。
確かイスラエルはヘブライ語メインだったかな?でも
結構香港みたいに英語が根付いていて、英語圏の映画だと
思っていた洋画が実はイスラエル映画だったりって
ありますよね。「グローイングアップ」シリーズとか。古いな。
エジプトはアラビア語?でも団長と女主人とかはとりあえず
英語でコミュニケーションします。

全体的に地味な印象の映画なんですけど、
そういった全く未知の文化圏の中途半端な田舎の感じが、
全然知らないハズの自分達にもなんとなく
伝わってくるのが面白い。
んーいい例えが思いつかないけど、例えば去年の日本の
「松ケ根乱射事件」とかイスラエルの人が観ても
中途半端な田舎感って伝わるんちゃうかなぁみたいな。
そこが実は映画の一番見せたいポイントなんだと
思います。

田舎というより、大きな集合団地みたいなのがどーん
ってあるだけのつまんなさそうな街。
着飾ったディナが団長を連れてくお店は、ショッピング
モールに入ってそうなダイナー。ここでは「イイ店」なんですね。
そこしかないから子連れの元彼にすぐ遭遇してしまったり。
イケイケで遊んでるようなカップルも行くのは
ローラーディスコ!まだあるんかいな。
そして一般家庭の夕食の席はなんか冷めてて気まずい。
電話みんな引いてる訳でなく、公衆電話の前で
一晩中彼女からの電話を待つ男。
そんな、あーなんかショボイ日常だなぁってのがこの映画の
味わい。

楽団が登場する割には目立つキャラは
団長と色男君、作曲に悩む奏者くらいで
一晩に起こるエピソードも含めそのあたりはやや
物足らない気もしました。

「音楽」がタイトルについてるものの、
おそらくわざと音楽的要素はあまり露出しない作りに
なってるのが興味深かった。
音楽隊は小さな荷物と大きな楽器を皆抱えてるのに
いつ演奏場面出てくるのかな?最後くらいは街の人
の為に演奏するのかな?って思ってたんですけど、
夕食時にダメな感じでクラリネット吹く場面以外は
ラストまでほぼ登場しません。

その代わりに、ディナがダイナーで曲をかけて
聴く場面とか、エジプト映画の話をするところとか
国は違えど、小さな部分でやっぱり繋がってる
んだなぁってのが伝わってきます。
万国共通な音楽の素晴らしさは水面下で
観客にじわじわ伝わってくるのが憎いですね。

こんな感じで途方にくれた全くの他人を
自分家に泊めてあげることってできます?
自分は出来るかなぁ・・・。
でもそれをしてあげる事によって、エジプト側も
イスラエル側も人生ちょっとだけいい思い出が
残る・・そんな話なんですよね。

そして音楽隊の演奏場面はホントにラストに登場。
いろいろと面倒を見てあげた街の人は
この一番カッコイイ彼らを見る事なく
さりげなく別れたのも良かったです。
本作は昨年度東京国際映画祭サクラグランプリ
とのこと。

kazuponの感想ー★★★★

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奈緒子

2008年02月17日(日) 19時19分


東京マラソン開催の今日、駅伝テーマの
映画を観てまいりました。
この日大阪の上映館では主演の上野樹里、三浦春馬の二人と
古厩智之監督(「ロボコン」)の舞台挨拶がありました。
本編の方は原作のマンガは知らないんですが、
ほぼ長崎でロケされた真っ直ぐなスポ根ムービーで素直に
感動してしまった。
主演二人、樹里ちゃんの存在感は他の作品で知ってましたけど、
特に雄介役の三浦春馬君が凄くいいと思いました。
大ヒットの「恋空」は観てませんでしたが・・。
今日の舞台挨拶にはいなかった鶴瓶師匠も良かったな。

6年前の長崎県・波切島。
喘息の治療の為、東京から両親とやってきた奈緒子は
島へ向かう船から、港付近を颯爽と走る少年を目にした。
その直後、奈緒子は船上でバランスを崩し海へ落下し、
助けるために海へ飛び込んだ男性が命を落としてしまう。
それは走っていた少年、雄介の父だった。
6年後、長崎の駅伝に成長した雄介(三浦春馬)が出る
事を知った奈緒子(上野樹里)は長崎へ飛び、見守ろうとした。
部員から給水係を頼まれるが、やって来た雄介は彼女から
水を受け取ろうとしなかった・・。

「奈緒子」ってタイトルなんで、樹里ちゃんが走る映画なのかと
思ってましたが、男子駅伝の話。彼女も走る場面は結構ありますが、
(元陸上部出身とか)メインは男子駅伝部員の合宿〜本番への
ストーリー展開。
いやー自分も陸上長距離経験ありますけど、コレは役者さん
大変だったろうなーと思いました。
特に主演の春馬君は映画の大半を走ってる映画ですもん。
駅伝は経験ないんですけど、マラソンは一人の戦いだけど
駅伝は一人だけ早くてもダメなチームプレイ。
春馬が天才的なランナーで、他のメンバー、主に先輩たちが
そこまでじゃないから、嫉妬やいろんな事からバラバラになっていく・・。
駅伝って「たすきを繋ぐ」って競技で、そうやって離れた心を
繋いでいく・・っていうのがリンクしていていいなと思いました。

なんで関西弁の鶴瓶師匠がコーチなのかは、なんの説明も
無かったり、雄介が奈緒子に心を開いくポイントがいま一つ
ぼやけてたり、ちょっとん?って思う部分もありましたが、
「運動靴と赤い金魚」じゃないけど、走る映画はやっぱり
ラスト盛り上がっていきますね!
ダメダメな吉崎君のラストのガンバリに泣けました。

あんまり舞台挨拶って観る機会ないんですけど、
(そぅいえばたまたま上野樹里主演の「サマータイムマシン・ブルース」
の男子出演者5人のトークショーを先日観たばかりでしたわ)
主演の三浦春馬君、長身で細くてチャラけてなさそうで男前!
樹里ちゃんは普段はあの「のだめ」みたいなしゃべり方する
感じなんですね。可愛いかったです。

古厩監督によると、撮影は走るシーンが多いので、だんだん
主演の春馬君の脚が本物のアスリートみたいになってきた・・。って
話をされてました。本人はもぅ元に戻ってると。維持するには毎日
5キロくらい走らないとなんだそうです。
あと監督がこの映画を見たら4人にメールで勧めてくれと。
「奈緒子」なのに男子駅伝の映画でナンデ?ってなるだろうけど
男の子の肉体が見どころだと・・樹里ちゃんが裸であるっって事、
本人が説明してましたけど、コメディとかだと気ぐるみみたいな
モノを纏っている感じだけど、奈緒子は裸のままで武器を持たない・・
そんな役でしたと語っていたのが印象的でした。
メールしてないけどブログに書いたから良しとしてください。

今ちょっとプチ運動ブームなんです。自分(笑)
あんまり時間とれないけど、映画見てて無性に
走りに行きたくなりました・・・。

「波切島」は壱岐島をモデルにしているようで、
映画もほぼ壱岐とメインの駅伝の舞台となる長崎市でロケされて
います。こういうご当地映画って地元の方には長く愛される
んじゃないでしょうか。

kazuponの完走ー★★★1/2

official site

http://www.naoko-movie.com/

ウォーター・ホース

2008年02月16日(土) 23時55分


予告の段階で、心動かされてた映画。
うーん、どっかで観たことあるような話だし、
予想通りの展開になるんですけど、
ネス湖のキラキラした美しさと、
飛び跳ねるクルーソーが印象に残ります。
VFXをかなり使ってる割には、印象は地味で、
そんな感じが気に入りました。

第二次世界大戦中のスコットランド。
ネス湖のほとりの屋敷に住むアンガス(アレックス・エテル)
は父親が戦地に行って以来元気が無い。
ある日、湖岸で貝殻を拾っていると、大きな岩を
見つけた。
持ち帰ると、それは卵で、見た事の無い竜のような
動物が生まれる。
アンガスは彼にクルーソーと名づけ、母親(エミリー・ワトソン)
に見つからないように飼い始める。

気弱な少年がウォーターホースをやや自分勝手な
大人たちから守りながら、心を通わせてくストーリー。
このウォーターホースを○○に置き換えた映画って
沢山ありますよね。プロットそのものは「E.T」
に結構似てます。あっ「E.T」は未だにナンベン観ても
ボロ泣きするんですけど、あれは完璧な映画です!
まぁE.Tでものび太の恐竜でも、アイアンジャイアントでも
なんでもそれなりにぐっと来るプロットな訳です。
「犬」でもいいかも。・・・想像したらちょっとつまらん。

犬といえばこの監督「マイ・ドッグ・スキップ」
の監督なんですね。いやいやなるほど!
あの映画とテイストがそっくりなんですよ。観ていて
思い浮かんだ映画の1本だったので後で知って驚きでした。
あれも地味だったけど、内気な少年が犬をプレゼント
された事によってちょっといいカンジになる・・
そんなさりげなーい映画だったなぁ。
あの映画のスキップが、ラストに少年がいなくなった
部屋をずーっと見つめていく場面がめちゃくちゃ
好きなんですよ。マイベスト犬映画の1本。

話飛びましたが、この映画の面白いのは、戦争に行って
実は死んでいる、父親不在の背景。
「ET」も父親不在の話でしたけど、
少年がなんとなく現実と将来に夢を持たなくなってしまって
いる所に現れる非現実な存在。
キレイな目をしたアンガス役の彼
(ミリオンズの弟君なんですね)
も良かったけど、
ベン・チャップリンが演じた、使用人がすごく
良かったなー。
父親代わりではないけど、胡散臭い軍のやつらよりも
誰よりもアンガスに心を開く感じが素敵でした。

エミリー・ワトソンがこんな娯楽寄りの映画に出てるのは
ちょっと意外だったんですけど、
VFXを使ってるとはいえ、物語部分をじっくりと
見せる作品になっているからなのかなぁと思いました。

肝心のクルーソーの造形はまぁまぁ。
犬が悪者なのがちょっと気になったよ(笑)
中盤からクルーソーがネス湖に放たれますけど、
1匹だけしか同じ時には存在しないという設定なので
湖でずっと一人ぼっちなんだなー、さみしいだろうなー
と妙な孤独感を感じてしまった。

kazuponの感想ー★★★1/2

official site

http://www.thewaterhorse.com/

日本公式

http://www.sonypictures.jp/movies/thewaterhorse/

The Police@京セラドーム大阪

2008年02月11日(月) 19時40分


The POLICE Live In Concert
大阪公演 京セラドーム大阪

スティングいや、スチュアート・コープランド率いる
ポリス、実質23年ぶりの復活ツアー。

スティングのソロはNothing Like Te Sun〜
Ten Summerners Tailsの頃にライブを数回観てまして、
確か一度大阪城ホールまで行ったら中止!って事もありました。
喉やられたとかで。
バンドにブランフォード・マルサリスがいたり、
大好きだったヴィニー・カリウタがドラム叩いてたりってのも
あったんですけど。。

最近はあんま聴いてなかったこともあったし。
実は直前まで行こうかどうしよっかなぁーって思ってた
ライヴだったんですけど、
ポリスのライブなんて多分この先なさそうだし、
スチュアート・コープランドのドラムなんて生で観る
機会ももう無いのかなぁと。やっぱり足を運んでしまった。
前日ライブやってて打ち上げ飲みでフラフラでしたが;;

京セラって名前になってから初めて来ました大阪ドーム。
実はドーム級のライブってあんま好きじゃないんです。
超エンタメライブのストーンズとかはステージ演出観てるだけで
面白いから別格なんですけど、
特にポリスなんて3ピースバンドだし、大きなとこで
観るって事に期待感があまり無いんですよね。
相変わらずお土産付きウン万円って前方席も用意されてた
みたい。これ相撲のマス席売りみたいでなんかイヤです。
Zeppくらいでライブやってくれたらなー。
やらんだろうけど。狭い所で観てみたかったよポリス。

この日、オープニングアクト(前座)があって
まずはその"Fiction Plane"なるバンドのライブがスタート。
実はこのバンド、ヴォーカルとギターのジョー・サムナーは
スティングの実の息子!
ニルヴァーナに影響を受けたというこちらも3ピースの
グランジっぽい音はなかなか良かったんですけど、
この息子、ほんと親父そっくりなんですよね。
観た目も声も。
ポリスのカヴァーやったら親父の若かりし頃の声質してるから
そっちのほうが本物っぽいかも?って思ったくらい。
でもフィクション・プレーンなかなか良かった。
そういうアナウンスもされてないから、知らない人は
誰コレ?だったんだろうと思いますが・・。

そしてポリス登場。
曲は"Message In A Bottle"きましたねー!本物ポリス!
自分そんなに聴きこんだ時期は無かったけど、
約1時間半超えくらいの18曲、やっぱり全部
覚えてましたね。そりゃアルバム5枚程度の
バンドだし。
いやーそれにしてもスティングもさすがに老け
ました。アンディ・サマーズはもうお爺さんの域。
(ポリス在籍時すでに30代後半だったから当たり前)

2曲目は「シンクロニシティ2」おー!
「1」も聴きたかったよ。
ここでモニターないシンプルなステージだと
思ってたこのライブ、ステージ回り全面を使って
映像を大きく出せるセットにしてるのが判りました。
シンクロニシティのあのジャケットのような
青黄赤のイメージがビシバシ綺麗です。


このライブで一番びっくりしたのは、楽しみにしてた
スチュアート・コープランドが現役バリバリで
ドラム叩けてたこと。しばらくは映画音楽家としても
知られていたりだったし、昔ながらのツッコミ系
の独特なドラムをあの細い体でビシバシ叩くのには
おぉーと思いました。
後ろに置かれたパーカッションブースでのプレイも
観ていて楽しい。
なんか昔以上に「教授」っぽくなってましたね。
腕カバーして数学とか教えてそうな感じ。

でも最後まで観てて、まぁなんというか想像通り
のライブだったかな。
思った以上にスティングは声出てたし、アンディは
元々地味ーなギターだし、スチュアートもバリバリ
ドラム叩けるのが判ったけど、
3人が結束しての空気感のマジックは
そんなスゴイものは感じなかったなぁ。。
でもスティングのソロライブでポリスの曲は結構聴いたこと
あったけど、バンドの曲はそのバンドのメンツで
やってやっぱり一番しっくり来るもんなんだなって
思いました。

セットリスト書かれているのを見つけたんですけど、
こんな感じ。ほぼこのツアーはこの曲目みたいですね。
そのへんも物足らない一つなんだよなー。
決まった事だけやってる感じがしたんですよライブも。
個人的にはシンクロ2とCant Stand Losing You
そしてWalking On The Moonに来ましたね。
DoDoDoDo De Da Da Da は昔っからダサイ曲だなーって
思ってましたが、ライブで聴いてもやっぱりそう
思った(笑)さすがに日本語歌詞はサワリだけでも
やりませんでした・・。サービス精神ないのね。

大阪公演セットリスト

1. Message In A Bottle
2. Synchronicity II
3. Walking On The Moon
4. Voices Inside My Head / When The World Is Running Down
5. Don't Stand So Close To Me
6. Driven To Tears
7. Hole In My Life
8. Every Little Thing She Does Is Magic
9. Wrapped Around Your Finger
10. De Do Do Do, De Da Da Da
11. Invisible Sun
12. Walking In Your Footsteps
13. Can't Stand Losing You/Reggatta De Blanc
14. Roxanne

Encore 1
15. King Of Pain
16. So Lonely
17. Every Breath You Take

Encore 2
18. Next To You

アンコール前のGhost in the Machineのジャケット
をアレンジした照明が良かったな。]
東京ドーム公演は2月13日と14日。



The Police Official Site

http://www.thepolice.com/

サマータイムマシン・ブルース

2008年02月09日(土) 15時28分


ここの所ものすごく激務で久し振りの更新・・・。
映画が観たくて死にそうです。
久し振りに雪が積もった今日の大阪。に関係なく
ちょっと前の「夏」の映画のレビューを。

3年前の秋公開のこの作品、当時評判になってて、
シネコンまで行ったものの、終映間際の上映時間に
間に合わなくて劇場公開を見逃していた作品でした。
「ある日どこかで」「BTF」に始まって「バンデットQ」
とか「時をかける少女」とかその他もろもろ・・
元々タイムスリップものは大好きなんですが、
DVD発売で初めて観て面白くて劇場見逃しを後悔しました。
実はそれまで本広克行監督(踊る大捜査線シリーズなど)の
作品ってあまり好きになれなかったんですけど、
今のところ最高傑作じゃないでしょうか・・
いやーこの映画好きだなーっ。
自身の劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠による奇跡のように
面白い舞台を元にした脚本が監督のセンスと
上手く融合したんだと思います。

夏休みのある大学のクラブ棟。
甲本(瑛太)が所属する「SF研究会」では
日々SFを研究する訳もなく、
ダラダラと部室で毎日を過ごしているだけ。
部室の奥は柴田(上野樹里)と伊藤(真木よう子)
の所属している写真部が間借りしている。
ひょんな事で部室のクーラーのリモコンが
壊れてしまい部員たちはグッタリ。
そんな時、部室の隅に観たことのないマシンが
置いてあることに気付く。だれかの冗談だと
面白半分で曽我(永野宗典)を乗せてレバーを
引くと瞬時に消えてしまった。
本物のタイムマシンだったのだ・・。

ヨーロッパ企画の05年版の
舞台版のDVDも観ましたが、物語も登場人物もほぼ同じ
その面白さを残し、舞台では表現不可能な部分
街中の移動、そいてタイムスリップのVFXなど
映画ならではのエッセンスをふりかけて
ほぼ完璧に近い理想形で映画化
されているのに驚きます。
舞台版は「瞬時に消える」とか
「同じ時間に二人の自分がいる」
って映画なら容易な部分を舞台的に
面白く見せる芝居。
映画が大きく違うのは教授の穂積(佐々木蔵之助)の存在
かな。なんでも佐々木蔵之助がこのお芝居を観て気に入って
本広監督に勧めたのがきっかけだそうで、
ヨーロッパ企画にとって恩人のような存在なのだとか。

昔「ドラえもん」の話ってしませんでした?
「なんであんなしょうもない事にドラえもんを使うの」
「どこでもドア一つあるだけで、世界征服できるよ」とか。(笑)
この映画もそういうスゴイものをしょうもない目的で使う
ってアイディアだけで面白くさせています。
タイムマシンを発見してやる事といったら
「1日前に戻って壊れたリモコンを取ってくる」って事だけ。
舞台の方はホントにドラえもんみたいな板の
タイムマシンなんですけど、映画のコレはなかなかに
「タイムマシン」なタイムマシンになってます。映画的。

でもこの作品って、タイムスリップがどうのってより
「大学の夏休みのなーんでもない1日」にダラダラ
ボックスでしゃべってるみたいな、そういう空気感が
すごく出ている作品だと思いました。
大学当時は軽音みたいなクラブにいたけど、確かに
○○研究会ってクラブってこいつら何やってるんやろ?
って当時思ってたなぁ。自分らも部室ではダラダラ漫画読んだり、
ギター弾いたりそんなんやってるだけだったし。

ヨーロッパ企画は京都の劇団ですけど、この映画は
本広監督の故郷の四国で撮影されたようです。
たまたま先日、この近くに行ったときに
「ヴィダルサスーン」の騒動が起こる「オアシス湯」
のロケがあった場所を発見しました。ホントに映画と
同じ善通寺のすぐ傍にあるんですよねー。

あの部室も四国学院大学にまだそのまま残されているとか。
事前にお願いすると見学もさせてもらえるって聞きました。

映画版
kazuponの感想ー★★★★1/2



そして今頃こんな記事を書いているのは
先週、京都でヨーロッパ企画主催の
「冬のサマータイムマシンブルース」
という映画イベントが開催されていて、始めて映画版をスクリーンで
観てきたからです。やっぱり映画は傑作でした。
この日は、1部で映画版の上映、終映後は映画版に二人だけ
ヨーロッパ企画からメインで出演した曽我君役の永野宗典と
未来人・田村君役の本多力が出てきてコメント挨拶。
なんでも一週間毎日この舞台挨拶をやるんだとか。
映画の二人がスクリーンから飛び出してきたかのようでした。
そういえば永野さんは「サマー」以降、本広監督の映画には必ず
出てますよね。

そして2部は「2003年版」の舞台版のDVD上映と、
その後は映画で賑やかな石松、新見、小泉のズッコケ
3人組を演じたムロツヨシ、ホームチームの与座嘉秋、川岡大次郎
がゲストで登場。嬉しい同窓会企画だそうです。
特に与座さんはホントに映画の感じのまんまな人でした。
映画撮影当時の思い出話を多数披露。
「樹里ちゃん派か真木ちゃん派か?」って男子ノリの話題で盛り上がる。
ほんとに映画のまんまのあんなノリで話が面白かったなー。
そうそう、映画館でさりげなく売られていたパンフレットに、
今日出演の5人と、前日のゲストだった本広監督の
直筆サインが入ってました。
これってスゴイお宝じゃないですかー!!



ヨーロッパ企画ホームページ

http://www.europe-kikaku.com/


サマータイムマシン・ブルース コレクターズ・エディションDVD@amazon
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