ラッシュアワー3

2007年08月29日(水) 0時08分


「3」とか「4」とかばかりの昨今のハリウッド作品。
もはや新しいネタが無いのか、一番無難だから作り続けられるのか
・・とにかく続編ラッシュはまだまだ続きます。
ジャッキー・チェン+クリス・タッカーの「ラッシュアワー」は「2」
から6年振りの新作。
過度に期待はしてなかったんですが、うーん実際それなりの印象でした。
もちろん楽しめ映画には違いないんですけど、アッサリしすぎというか。
今年の純香港映画「プロジェクトBB」が久々にジャッキーの
良さが出ている面白い映画だったからよけいにそう思ってしまった。
真田広之はタイトル3番目の重要な役で、ラストのジャッキーとの
バトルでもキレ味と存在感バッチリで良かったです。

中国マフィアの「シャイシェン」の存在を突き止めたとシンポジウムで発表した
要人がその最中に銃弾に狙われた。警護担当だったリー(ジャッキー・チェン)は、
暗殺者の後を追うと、その男は幼い頃孤児院で兄弟分だったケンジ(真田広之)だった。
左遷で交通整理を務めていたカーター(クリス・タッカー)が現場にやってくるが
取り逃がしてしまう。調べていくなかで
事件のカギがフランスにあると確信した二人は、その真相を究明するために
パリに飛んだ。

1997年の一作目は我らがジャッキー・チェンの映画がようやく
ハリウッドでドカーンってヒットした!って家族のようになんとなく
嬉しかった記憶がありますが、映画そのものはちょっとん?
まぁこんなもんかなぁって印象。それは「2」も同じ。今回も含め
ジャッキーのアクションはこんなもんじゃないよってこのシリーズ
観ると思っちゃうんですよね。あまり派手な立ち回りとか登場しないし。
ブレット・ラトナー監督ってなんか大味。
それはブライアン・シンガー時代には良かった「X-MENファイナルディシジョン」
を観てやっぱり大味なんだと思ったし。

今回は脚本がダメだな〜。
どちらも実際の兄弟ではない「兄弟」がテーマ
なんだと思うんですが、特にクリスの役はうるさいだけで
いなくてもいいような感じだし。
シャイシェンの実態や、ジャッキーと兄弟だったって
真田さんのキャラの作りこみとか・・。
どれもこれも中途半端で。
アクションシーンとお笑いシーンを見せるだけで
物語はオマケみたいにおざなりになってるのが残念です。

クリス・タッカーって6年前の「ラッシュアワー2」から
映画に出てないみたい。オファーが
ゼロって事は考え難いので、仕事キライなのかな・・
「1」「2」の頃はジャッキーのちょっとマジメすぎる刑事と
タッカーのマシンガンのようにしゃべりまくる鬱陶しいキャラの
キレがあってまだ面白かったんですけど、今回クリスあんまり
やる気ないのかなぁって印象を受けました。

でも真田さんガンバってましたね。
最近は海外の映画にフツーに出ている俳優という
印象になってきました。イイ感じですね。
工藤夕貴は知らない人だと中国人?って思うような役。
空飛ぶギロチン使いですもん。

でも音楽ラロ・シフリン!ってのはアツイです。
このシリーズは何故かずっと音楽をつけてるようで、
途中クンフー道場で乱闘騒ぎになる場面は
あの「燃えよドラゴン」のB面に入ってた曲を彷彿とさせるナンバー!
で嬉しくなってしまいました。
ハイハットの16ビートにワカチョコギターはクンフー場面に何故
こんなに合うんでしょうか。

フランスパートの客演はやや地味目。
イヴァン・アタルってシャルロット・ゲーンズブール
の間に子供がいるんですよね。
そんな彼の奥さん役のジュリー・ドパルデューは
ジェラール・ドパルデューの娘。
それにしてもロマン・ポランスキー監督が何故にこの映画に役者として
(しかもあんな役で・・)出たのかがすっごく謎。

kazuponの感想ー★★★

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http://rh3.jp/

トランスフォーマー

2007年08月27日(月) 0時59分


かなり前に観てたんですけど、感想書かずにおりました。
うーむ、なんというか思った以上に真っ当なロボット特撮映画で
シャキーン!グァァァン!ビューーン!っていう印象です。以上!
それ以外の部分は延々と脱力B級学園コメディみたいになる
素晴らしいバカ映画でした・・。

これ予告の段階でおもむろにプロディーアーと監督が登場。
「ニホンノミナサンコニチワ、スピルバーグデス、マイケルベイデス」
って笑ってしまいましたが、またマイケル・ベイか〜
「アイランド」もひどかったしなぁ、、マイケルベイと聴くと
即座に頭に流れる「チーム・アメリカワールドポリス」
の挿入歌。バラード調で流れる歌詞はこんなのです。

I miss you more then Michael Bay missed the mark
When he made Pearl Harbor
I miss you more than that movie missed the point
And that’s an awful lot girl
And now, now you’ve gone away
And all I’m trying to say is
Pearl Harbor sucked, and I miss you

Why does Michael Bay get to keep on making movies?
I guess Pearl Harbor sucked
Just a little bit more than I miss you

♪「何故マイケル・ベイは映画を撮り続けられるの〜」
とせつせつと歌いあげるこのバラードな歌。
アメリカでもそう思ってる人多いのかと妙に納得したん
ですけど、いや、すまんかった。
今回オモロかったです。マイケル・ベイ様。

でも今回はテンポがめちゃくちゃいい。
ちょっとバーホーヴェンの傑作「スターシップ・トゥルーパーズ」
に近いバカバカしくも面白いノリがあったかも。

相変わらず、物凄くお金のかかったVFXシーンと
実写パートの安っぽさのバランスが妙なテイストを
醸しだしていて、仮にロボット出ていないパートだけなら
ほんとにひと山100円くらいでビデオが投げ売りされてる
80年代B級青春初体験コメディみたいな印象なんですよね。
うーんこういうアンバランスなテイストの大作を作れるのは
マイケル・ベイしかいないのかも。
今回はどう考えてもわざとバカに作っているのが
アリアリと感じられて良かったわ〜。

あいかわらずダン!ダン!ダン!という音楽をバックに
ど派手にヘリ飛ばすとかカーアクションシーンをバンバン入れ
るのはマイケル・ベイ節。
すごく面白いし、あはははって笑って観ているんですけど
翌日にはキレイさっぱり忘れているのもマイケル・ベイ映画の特徴。

「トランスフォーマー」はなんかそんなのアニメで
あったのかな?っていう知識しかなく、むしろトラックが変形する
オモチャのCMを頻繁に目にしてた記憶があるんですけど、
これも何かと勘違いしてるのかも。
元は日本で作ったアニメだけど、アメリカで先に放映されてた逆輸入モノ
なのだとか。
まさかこんな風にマンガチックにロボットがしゃべる映画だとは
思いませんでした。
主人公とマブダチ関係になる図式もかなり日本的。
でも元のアニメはアメリカのマーベルがストーリーを作って
たんですね。
子供のころに観たらさぞかし興奮して寝れなかったんじゃないかなぁ
と思えるくらい、男の子向けな映画でした。
一番ウケてたのはロボットたちが家のオカンにみつからないように
家の外でへばりついて身を隠す場面。バカすぎでした。

VFXパートの出来栄えは素晴らしく、
子供のころアニメで観ていたあの巨大ロボットの世界が
シャキーンとリアルな世界になって登場するのは
スゴイです。

この映画大ヒットしたみたいなので、日本のいろんな作品も目をつけられて
いるような気がします。
「マジンガーZ」なんて確かに一度リアル実写で観てみたい気がします
が・・・。「ガンダム」なんてファンが許さないんでしょうね〜

kazuponの感想ー★★★1/2

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http://www.transformers-movie.jp/

讃岐うどんと瀬戸内海

2007年08月26日(日) 20時43分


夏の終わりに岡山県の牛窓って所に遊びに
行ってました。またまた犬連れです。牛窓に一泊した翌日、せっかくだから
長いこといってない下津井〜倉敷あたりをぶらっとして帰ろうか
と車を走らせるも岡山市内がかなり渋滞。そんな中ふと目に入った
「うどん」の看板・・udon!そういえば・・。ここは瀬戸大橋のすぐそば。

讃岐うどんのいわゆるブームなお店って行った事ないなぁ・・・
近いからちょっと行ってみようかな?って急遽行先変更。(笑)
思いつきで瀬戸大橋渡ってしまいました。瀬戸大橋の通行料は
まだまだ値下がりしてなくて、(当たり前か)
150円くらいのうどん食べるのに往復一万円近くかかります。あーあ。
マッタリから完全にミーハーモードにスイッチ切り替え。
まったく知識ないのでSAで特集紙を購入(笑)
犬連れなんで外で食べれるお店を5分で探す。
2軒行きましたけど、多分「あっそこね、ふーん」って
言われる定番なお店なんだと思います。

讃岐うどんのお店って朝8時くらい〜昼の1時くらいには売り切れて
閉めちゃうって聞いてたし、映画「UDON」でもそんな感じだった
んですが、行こうって岡山で思ったのが12時、まぁなんとかなるかと
30分でたどり着いたのが瀬戸大橋渡ってすぐの坂出にある

「がもううどん」
http://www.kbn.ne.jp/home/udong/



自分の後5人くらいで売り切れ御免でした。いや〜ギリギリセーフ。
讃岐うどんのお店は麺とつゆだけは用意されていて、あとは
自分でトッピングして作るスタイルがほとんどみたいなので、
かなり作る人によって差があるような気がします。(笑)
↑麺ゆでるお兄さんを横目で見ながら
ベルトコンベア式にセルフでうどんを作っていきます。
自分はうどん+冷たいダシ+温泉タマゴ+最後に残ってた天ぷら(ゴマ豆腐?)
100円+70円+80円で1杯250円くらい。
この値段も大きな魅力ですよね。何軒もハシゴする方が多いのも納得。
麺シコシコしてて美味しかったす。

2軒目は「なかむら」

http://www.rakuten.co.jp/nakamura-udon/

ここは昔、裏の畑からネギを自分で採ってきて、自分できざんで
入れるっていうのが有名だった所で、興味あったお店でした。
ところがびっくりしたことに、ここ着いたの1時過ぎくらい
だったんですけど、今度は自分の番でラストの麺でした!売り切れ〜。
あとに来たお客さんは全員悲しそうな顔で帰っていくハメに。
いや〜運がいい日だったみたいです。
ここでは生卵にうどんを投入して醤油をちょっとだけ足らす

釜玉+かき揚げにしました。
(一番上の写真がそう。ほとんどかき揚げですが)
いや〜釜玉は関西でも食べたことあって
初めてではないんですけど、ようやく美味しい!と思う釜玉だったな。
タマゴが美味しいのかな〜?
美味しい卵と麺点天ぷらと薬味関連が絶妙にからみあって
ウマイのなんの。ぶっかけ系うどんの残り汁はどうして
あんなに美味しいんでしょうかね〜。しかし外なんで汗だくでうどん
食ってます・・。
看板犬がいるのもグッドです(笑)
↓こんな風に自分で味付けするのが楽しいと思う人もいれば
結構チョイス難しかも?って思う人もいるかも。
生姜と山芋を自分ですりおろして入れるのもフリー。



5件以上ハシゴする人とかいるらしいですけど、
あまり大食いでない自分は2件で充分。
次行く機会があるかどうかわかりませんが、「いやいやここがウマイよ!」って
詳しい方いたらまた、教えてくださりませ〜。

この「なかむら」は丸亀市にあるので、せっかくだからと
「善通寺」に立ち寄ってみました。
そうそう、ここは「udon」と同じ本広監督による
映画「サマータイムマシンブルース」で
SF研究会の部員が銭湯への途中で歩くシーンとかに沢山登場するお寺です。
映画の「オアシス湯」として外観が使われてた「大正湯」も発見しました。
おぉぉ〜こんなだったわ!この前で瑛太が電話したりしてたな〜



ここほんとに寺のすぐそばにあるんですね〜。五重塔が向こうに。
部室のロケ地になってた大学も目と鼻の先にあるそうです。


・・・あっ瀬戸内海・・牛窓の事は全然書いてませんね。
美味しいゴハン食べて、犬と海にいってなーんもせんと
まーったりしてるだけした。満足。あの殺人的な暑さ以外は。
牛窓はめっちゃくちゃ前に一度泊った事があったんですけど、
その時の記憶はほとんどなく・・・。大阪から2時間半もあれば
楽勝で来れるところ。日本のエーゲ海です。ほんまか。
もう夏も終わりなので観光客はそんなに沢山
いない感じでしたねぇ。それにしても暑い事。
牛窓って映画「カンゾー先生」のロケ地なんですね。。
レトロな建物が結構多い海沿いの小さな町は散歩には最適。

泊った所に、近くにある無人の浜を教えてもらったんですが、
ほんとに誰もいなくて・・・無人のため放置ゴミが多少キタナイ浜でしたけど
海大好き、人がいないの大好きなテリーはかなりお喜びのご様子。
宿で出されたタコの刺身が美味しくてうほほーと自分もお喜び。
翌朝、6時過ぎに牛窓海水浴場も散歩させてみましたけど、
そんな早朝時間にはやはり誰もいなくて、2日間海で誰にも遭遇しないという
珍しい夏の日でした。早朝の浜は気持ちいいっス!隊長!

狐狸狐狸ばなし@兵庫県立芸術文化センター

2007年08月22日(水) 0時55分


トムプロジェクト プロデュース
「狐狸狐狸ばなし」
兵庫県立芸術文化センター中ホール

作:北條秀司
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演
篠井英介 ラサール石井
板尾創路 六角精児

真山章志・大出勉・廣川三憲・野間口徹 
小林俊祐・皆戸麻衣・植木夏十
サチコ・小林由梨

「こりこりばなし」と読むこのお芝居、
何の前知識もなく、面白そうだから何となくチケット買って
おいたんですが、故・北条秀司の傑作喜劇のアレンジ版だそうです。
元は昭和36年に伊之助に森繁、重善に勘三郎、おきわに山田五十鈴、
又市に三木のり平!ってキャストでアテ書きされたものだとか。
何度も舞台化されたり、歌舞伎にも取り上げられているものを
ケラさんが数年前に舞台化したものの再演。

手ぬぐい職人の伊之助(ラサール石井)は、妻おきわ(篠井英介)に惚れぬいていて
近所の住職、重善(板尾創路)が間男している関係が気が気でない。
重善は牛みたいな女と策略結婚させられそうになっており、
気に病んだおきわが伊之助の作ったふぐ鍋に、人には毒になるという
染め薬を入れて殺してしまう。
晴れて重善と一緒になれると思ったのもつかの間。死んで火葬したはずの
伊之助が家に戻っているのだった。

この物語を現代の病院で妻に不倫されて自殺未遂して入院してる男に、
看護婦が語っているという設定なのが二重構造で面白い仕掛けになってます。
約2時間ほどのお芝居で、オリジナルは知らないけど
現代パートがあるのがこのケラさん版のアレンジなんでしょうね。
時代は変われど男女の嫉妬や関係性はさほど変わってないって事でしょうか。

劇場は終始笑いの絶えないお芝居でしたけど、
メインの4人のアンサンブルがとても良かったと思いました。
ラサール石井さんと六角さんがボケ、
篠井さんと板尾さんがツッコミという感じかな?

特に篠井英介さんの女形なお芝居には圧倒。
艶かしくて、気が強くて激情型のおかみさんに
完璧になってるんですよね〜。
石井さん、最初は森繁がやってたというこのかるーい
関西系のダンナさんの役を軽々と演じられてる感じで楽しかった。
家事は全部ダンナがやってる設定なんですけど、伊之助が洗濯物を嬉々と干す
場面にレトロ風の外国の曲がかかったりする演出もいいなぁと思いました。
ただ戯曲が昭和30年代の古風なものなんで、妙に笑わせネタ的に
現代のものをセリフに折り込んじゃったり、
MDレコーダーが急に登場したりってのがちょっと
勿体無い気もしましたが・・現代パートがあるだけに。

タイトルから想像つくような、騙し合いがオチみたいになってる物語。
現代パート以外は、昔母親がテレビで良く見ていた松竹新喜劇みたいな
いい意味で軽い印象も受けました。「涙」は無いお芝居ですが。

1階は満席、残念ながら二階席はパラパラ数人だけ。。という二階席に
何故か数列だけ固まって観客がいるヘンな状態だったので、始まってすぐ
空いている最前列へ移動。
そこからセット全体がキレイに見えるんですが、
日本家屋の居間のセットが赤がメインでカラフルなこと。
登場する食器や酒瓶なんかは全部青に統一。
お芝居は全編このシンプルなセットだけを上手く使ってたと思います。

終演後、拍手鳴りやまず、カーテンコール数回あってラサール石井さんがコメント。
「これで今全国回ってますけど、どこも今日みたいにウケる!・・・・
とはいかないんです」(会場:笑)
「でも西宮はウケてくれてよかった!」(拍手)
篠井英介さんは12月に「欲望という名の電車」でまた女役で主役を
されるそうです。

↓公演スケジュール。9月1〜9日は下北沢本多劇場。

http://www.tomproject.com/

2年前オープンの兵庫県立芸術文化センター、
今まで行く機会がなかったんですが、西宮北口だったんですね。
勘違いしててもうちょっとで三宮に行く所でした・・。
エントランスもロビー周りも落ち着いた木を使ったすごくいい
劇場でびっくりしました。



兵庫県立芸術文化センターHP
http://www.gcenter-hyogo.jp/

SUMMER SONIC 07 大阪 2

2007年08月18日(土) 21時26分


フェスに行かれる方はみなそうだと思うんですけど、複数ステージのため
観たいアーティストの時間がなんでそうなるの?ってくらい
結構かぶりまくるんですよね。

今年は、ショーン・レノンの出演を聴いて11日に行くのを
決めましたが、コーネリアス、カサビアン、DJシャドウ、
そしてそのシャドウが前いたUNKLEも!
かなりお気に入りのアーティストが同じ日に出るのを知って楽しみに
してました。ところがどっこい。

タイムテーブルこんなの。

http://www.summersonic.com/07/lineup/timetable_11osaka.html


うはは。ほとんどまるっきりかぶってるやん。(涙)
特にこの日のラインナップで一番見たかった、ショーン・レノンと
The Cornelius Group はまーったく同じ時間なのでした。
ふらっと入ったシンディ・ローパーが事の他良かったので
ショーンが始まる5分前くらいまで観てたんですけど、
すぐ横のパークステージにかけつけると丁度始まる所。



Sean Lennon

http://www.seanonolennon.com/

さほど大きくないパークステージ前は半分くらいの入り。
余裕でほぼステージ前あたりまで行けました。よかった〜。
自分はショーンが優先順位一番でしたが、
観たかった人でもコーネリアスとカサビアンと全く同じ時間なので
優先順位2番3番のショーンを外した方が多かったんじゃないかなぁと
思いました。

丁度ショーンが登場する所でしたけど、新譜にカップリングされていた
DVDの映像では、ちょっと痩せたかなぁって感じでしたけど、そうでもなく
おもいっきりヒゲ顔になってて(笑)顔だけひと頃のジョン・レノンパパみたいに
なってました。
ほんとに地味な感じなんですよね。淡々とセッティングして、淡々と始めるみたいな。
かなりエフェクター類の操作が気になる様子。
スタジオで練習してるみたいな感じ。^^

キーボードはチボ・マットの本田ゆかさん。ショーンの音楽には欠かせない
人なんだと思います。
ベースも日本人の女の子?と思ったら、なんとバッファロー・ドーターの
大野由美子さん。

ショーンの曲はジョンのそれ以上にすごくシンプルで美しいものが多くて、
じっくり聴かせる曲をあの父上譲りの声で歌いあげてくれるので
期待通りの気持ちいいステージ。
夕暮れ時にはぴったりの曲揃いなんですよね〜



曲は出たばかりの2枚目のアルバム 
またまた傑作アルバムのFriendly Fireの曲を中心に・・
ではなくて全曲新譜からしかやりませんでした。
1枚目(Into The Sun)大好きなもんで、1曲か2曲くらいは聴いてみたかったです。

大野さんは、急遽参加したみたいなんですけど、ショーンとハモるコーラスパートを
ほぼ完璧にこなす職人技の素晴らしさ。スゴイですね。コーラスは本田さんが
やるもんだとばっかり思ってました。

ショーン・レノンは数年前チボ・マットのベースとして来日したときに
ライブを観たことがあったんですが、そのころより見事にオッサン化してる
感じがしたなぁ。^^
サマソニステージではあまりアイソもしてませんでしたが、なんとか日本語で
MCしようとしてたのが可愛かった。
「オオサカ・・ダイスキナンデス・・・ボアダムス・・シッテル?
ボアダムス・・オオサカのバンド ダイスキ!」
って大阪のイメージはボアダムスかい!ってつっこみたくなりましたが(笑)
ボア好きの外タレ多いですよね〜。

ショーン・レノンを気に入って聴いてると、もちろんショーンそのもの
しか意識しなくなるんですけど(当たり前ですが)ふと彼はそういえば
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの一人息子であることを思い出してしまいます。
「ダブル・ファンタジー」に登場するBeautiful Boyは彼なんですもん。
改めてスゴイ事です。

そういえばお盆でしたけど、里帰りはせんのかな?
里帰りはオノ・ヨーコの家なんでしょう。
そして墓参りはジョン・レノンの墓ってすごいお盆だなぁって
ツレとくだらないバカ話してました;;

気持ちいいショーンのステージが終わったら、
まだいけるかな?とコーネリアスのライブをやってる
ソニックステージへ。この日3回目。
昨年までの南港はサブステージのインテックス大阪の出入りは小さな出入り口
一箇所のせいですごく混雑して、数十分かかることもあったけど、今回はそれはかなり
解消されている印象がありました。すんなり会場に入れること。間に会いました。

SUMMER SONIC 07 大阪 1

2007年08月17日(金) 2時12分


公式サイト

http://www.summersonic.com/index.html

もう結構経ってしまいました。
数ある夏の音楽フェスの中でもサマソニは大阪だと中心部から
ものの30分もあればいける場所で開催してくれるので、
なんだかんだ言いながらも、行っちゃうフェスであります。
あれだけの洋楽アーティストのライブがイッキに見れる!
ってのはやっぱり魅力。時間もかぶりまくりますが。
↑一会場だけでこんなんですからね〜

初年度からずっと開催していた南港インテックスエリアは、前回くらいから
近所からの騒音クレームが多かったらしくて、
今年は初めて場所を移して舞洲での開催、読めますか?「まいしま」です。
USJのすぐそばなんですけど、ニュートラムの駅がすぐそばにあった
南港界隈に比べると、ここは交通の便があまりよろしくない!
チケット買った時に、とりあえずパーキングチケットを買ってたので
今回は車で行きましたが、シャトルバス利用は帰り3時間以上も並んだとか
いう話を聞いたので、まだマシだとは思ったものの、
駐車場から出るのに1時間以上もかかってその先は大渋滞。
今年は11日のみ参加。12日大人気のアヴリル・ラヴィーンとかSUM41、
あと珍しくB'zが何故か出てたのでそっちの方が混雑してたみたい。

とにかくこの猛暑で暑い!
舞洲って砂ボコリすごいんですよ。コンタクトな自分には地獄でした。
前の会場みたいにWTCとかATCみたいなパブリックが無いから
逃げ場所もナシ。ミネラルウォーターは一律250円。高っ。(笑)
でも満足したから文句言いません。

10時から夜の9時くらいまで。今回は大小な会場が6つ。
はじめのうちはマッタリなんですけど、見たいバンドが集中する
夕方以降は、ある程度あきらめも必要なイベント。
12時くらいに到着して、一番真ん中あたりにあるパークエリア
でたまたまやってた斉藤和義を見る。
「お家へ帰ろう」「歌うたいのバラッド」などやって、例の
結婚ソングはやらずにものの30分くらいで終了。



そこからソニックステージへ移動。
ソニックステージは「舞洲アリーナ」って施設をそのまんま
使っているんですが、ここ初めてでしたけど大阪城ホールを
一回りくらい小さくしたような会場で、スタンド席に陣取って
いきなり快適です。サマソニ大阪の穴場はここにありました。
トイレもキレイで空いている。
外の仮設トイレは酷いんですよね〜。

The Polyphonic Spree
http://www.polyphonicspree.com/

は数年前のサマソニで一度見てるんですが、25人?の大世帯バンド。
スタンド席で座ってマッタリと思ってましたが、
音がかなりこもってる感じだったので、途中でアリーナへ
降りていくもあんまり変わらなかったな。
チェロから始まるこのステージ、
幕がばっと開くとあの大世帯で大盛り上がりです。
映画「エターナルサンシャイン」の主題曲になってた
"Right And Day"もやってくれたし、想像通りのピースフルな
ステージ。大世帯でも結局リードボーカルの声色の印象が
強いバンドなんですよねこれが。
ニルヴァーナのカバーの“Lithium”が印象に残った。
このステージは全部観る。



その後は一番でかいオーシャンステージで
THE FRATELLIS
www.thefratellis.com
の後半を鑑賞。
UKらしいバンド。曲がポップで聴きやすい。

スカイステージでSUICIDAL TENDENCIES
暑苦しいくらいの白人ロック。

またオーシャンに戻って



BLOC PARTY

http://www.blocparty.com/


ダンサブルなステージでヴォーカルの
ケリーの歌は見た目とは違う印象なんですよね。
ダンスビートとロックが融合した感じは昔の
ストーンローゼスもそうだったな〜なんて
思いながら見てました。なかなか良かった。
しかし暑い。

この後、マニックスにするかシンディにするか迷ったあげく、
こんな機会でもないと絶対見ないかもと思う
Cindy Lauper
http://www.cyndilauper.com/
のステージに。
さっきのポリフォニックやってたときは半分くらいの入り
だったソニックステージが満員札止め状態みたいになって
ました。丁度みんなの見たいのが少ない時間に
同じように見ておこかな?ってお客さんが殺到した感じ。

いや、このシンディ、かなり良かったんですよ。
バンドはちょっと頼りない感じだったんですけど、
シンディ今いくつなのか?声めちゃめちゃ出てる。
80年代の曲は、もう忘れてたんですけど
「グーニーズ」やったときはクスっとしてしまったけど
「 Money changes everything」、あ〜これ思い出した!(笑)
そして
「トゥルー・カラーズ」!
そうか、この曲もシンディだったな。こんな曲もう長い事
忘れたんですけど、イントロ始まったら鳥肌立ちました。
死ぬほどいい曲です。ラストの高い音も楽勝で出してるのに
びっくりしました。
そして生「Time After Time」にまた感激。

でもお目当てだったショーン・レノンが始まるので
タイムアフタータイムの後会場を後にする。
多分この後「ハイスクールはダンステリア」やったんでしょうね。

長くなったので続きます。


河童のクゥと夏休み

2007年08月16日(木) 23時34分


お盆休みの一日だったので、
満員の劇場で沢山の子供に混じって鑑賞する事になりました・・。
夏休み映画の中では多分地味目のこの作品選んでるからなのか、
チビっ子は皆お行儀いいこと。
しかし、いい大人がボロ泣きですわ。こりゃダメでした。
ひょっとしたらこの夏公開の中で一番の映画だったかもしれません。
そろそろ上映が終わる所も多いんですけど、
観ているうちにアニメという事を意識しなくなってくる
完成度の高い美しい日本映画なので、
興味ある方はゼヒ劇場へ足を運んで欲しいと思います。

小学生の上原康一は、登校途中の川原で不思議な石につまづく。
掘り返してみると、妙な化石のような石だった。
家に持って帰って、洗面台で洗っていると石からなんと
河童が飛び出してくる。でもとても弱っているようだ。
やがてこの河童は言葉が普通に話せる事が判る。
江戸時代に大地震にあって、ずっと今まで石に閉じ込められていたのだ。
康一は母と妹の反対をお父さんに懇願して、家で
世話をする事になった。

エイリアンを少年が見つけて、家に連れ帰ると
家族は最初は戸惑いながらも、やがて信頼関係が出来て
くるって設定は「E.T」をはじめ、今まで多くの映画やテレビなんかの
設定であるものだと思います。
実は「E.T」は未だに大好きでボロ泣き映画なんですけど、
確かに設定は似てますが、全くの別物。
児童文学の第一人者、小暮正夫の「かっぱ大さわぎ」「かっぱびっくり旅」
が原作で、78年の作品みたいですからE.Tより前ですしね。

原恵一監督の作品は、めちゃくちゃ評判の良かった
「クレヨンしんちゃん/モーレツオトナ帝国の逆襲」は観た事あります。
確かに評判通り面白かったけど、人気アニメキャラの映画の中で、
70年万博!とかフォーク世代とかっていうかなり大人向けの
マニアックな要素を盛り込んで、そこが通にウケているのかもなぁと
思うフシもありました。
この映画はそういうネタっぽい要素は全然無くて、
かなりオーソドックスな作り方だと思います。
でも原監督、クレしんで東京タワーに登ったのはこれがやりたかった
んでしょうね。
一応ファミリーがメインターゲットのこの作品で
映画の中でも一番ショッキングだと思えるシーンを冒頭に
持ってきたりしてるんですよね。ちょっとびっくりしました。

夏休み、一人旅、友達、初恋。
夏の小学生らしいアイテムが盛りだくさんなんですけど、
展開は過度にマンガチックにならずに、比較的淡々と
ストーリーを進めていくタイプの作品です。
とはいえ、河童のクゥは
おもいっきりマンガチックな造詣。
もちろん好き嫌いあると思いますが
自分はメチャかわいい!と思った^^
言葉遣いは股旅っぽいしゃべり方なのがツボです。
「おめぇさんがたにゃ、これ以上世話になるわけにゃいかねぇ」
とか(笑)ちょっと任侠っぽいんです。

河童のふるさとだという遠野に康一がクゥを連れて
一人旅をするあたりはなんでもないシーンなのに、じわじわ
感動しました。
夕暮れの田んぼ道、リュックに入ったクゥを連れて
走るチャリの場面の美しいこと。

仲間を探すための旅だったけど、そこには居場所はなかった。
誰でも自分の居場所を探すのは当たり前。
そんなクゥは当然マスコミの興味の対象にさらされてしまう。
このあたりは多摩川のアザラシのタマちゃんの騒動を
思い出させる作り。
康一がテレビに出らるって浮かれてしまう場面があるように、
たまたまクゥに出会ったこの一家も、テレビを見ている
人たちと勿論同じタイプの人たち。

同級生で康一がちょっと気がある菊地って女の子は
寡黙なため、周りから「キモい」対象とされてしまってる。
子供は残酷で、「大きな輪」に入れない子は自己保身の
ための攻撃の対象にされてしまう。
どこにでも転がってる典型的ないじめ。極端じゃないから
こういうのはリアルでした。
でも居場所を確保するために、世間に迎合するのは
あまりカッコいいことではないんですよね〜。
クゥと彼女のエピソードが上手くリンクしているなと
感じました。

実は観ていたとき、オッサン(犬)の元飼い主がいじめにあって
あてつけにオッサンを殴りまくる回想場面で隣の席の母親が子供を
連れて退出しちゃったんですけど、うーんこの場面が原因か
どうかだけど、最後までちゃんと見せてあげて欲しかったなぁと
思いましたね〜。
ラスト近くの菊地に会うエピソードが肝心だと思いましたし。

声はほとんど同年代くらいの子供がやってると
聞いてなるほどと思いました。ウソくさくなってないのは
そのせいなのかな。大人役のココリコとかも、後で読んで
そうなのかと思った程度。
自分はアニメあまり詳しくないんですけど、
とにかくビジュアルがどうのよりも、物語にどっぷりと
浸らせてくれるこの映画、すごく気に入ってしまいました。


ここから超ネタバレです。
これから観る方は読まないで!!


天然コケッコー

2007年08月15日(水) 8時56分


「リンダリンダリンダ」の山下敦弘監督最新作。
またまた素晴らしい作品でした。良かったです。
あの作品は「何も起こらない映画」だったんですが、
この映画もほとんど何も起こりません。
でも舞台となる場所の空気が爽やかに伝わってくるような。
中学生なんてとうの昔ですけど、傍観者じゃなくて自分もその
学校の生徒としてその場にいるような気分になりました。

くらもちふさこのコミックの原作は一度も読んだ事がないんですが、
脚本はかなり漫画のセリフを忠実に再現してるとか。
敢えてドラマチックな演出を避けているように感じたので、
原作読まれた方の感想を聞いてみたいです。
今年前半に公開された「松ケ根乱射事件」のテイストは本来の山下監督の
持ち味だって言われていたので、あれが表だとしたら
こっちは裏タイプの映画なのかもですが、
自分は裏の作品の方が好きかも。

田舎町の小学生が3人、中学生が3人しかいない小さな学校。
右田そよ(夏帆)は一番年上で中学2年でみんなの面倒を見る立場。
夏の日、大沢広海(岡田将生)が東京から転校生としてやってきた。
久し振りに新しい子が来たので全員が興味津津。
広海は父親が女を作って逃げたという噂で、八百屋を営む母の実家に
連れてこられたのだ。
都会育ちの広海はみんなとは距離を置きながらも、地元の子たちと
打ちとけていく。特に夏帆の事はなんとなく気に行ってるようだ。

ストーリー要約もなかなか上手く書けないです。
中学二年で広海が転校してくる冒頭から、
卒業にいたるまでの断片を淡々と見せてくれるだけの物語。
田舎でこんな少人数の学校で学んだ経験は勿論無いけど、そうでない
ほんとどの人が自分の同じくらいの頃を思い出すはず。

映画を観てる間、この舞台がどこなのか実は判ってませんでした;;
広海が東京から来たってのと、修学旅行でも移動場面が無かった
んで・・でも島根の浜田とは。石見あたりなのかな?
一度泊った事がありますが、東京までそりゃ遠いですよ。
そよが広海の東京で買ったジャケットをチューと引き換えにする(笑)
場面が印象的でしたが、そのへんの距離感は
敢えてはしょったのかなぁと思いました。

主演の二人は自分は全く知りませんでしたけど、
どちらもとても存在感があって素晴らしかったと思います。
そしてあの学校のメンツ、特にコメディリリーフだと言える一番小さい子
を含めて、何度も登場する登校の風景はとても素敵なシーンだと思いました。
学校の先生もいてそうな感じで面白かったです。
修学旅行も先生の方が多いんですよね^^

佐藤浩一と夏川結衣の二人は夫婦役なんですけど、かなり脇に上手く
回ってて映画にいいエッセンスを与えてると思いました。
「松ケ根乱射事件」の世界だったら、この二人と広海のお母さんの
三角関係がドロドロ〜ってしていきそうでしたが(笑)
この映画はそっちに行きそうに醸しだしながら敢えてハズした感じ。
そこまでどろどろしない世界もあるよ!って。

ひょっとしたら現役中学生の子が観たら恐ろしく退屈な映画
なのかもしれません。等身大の自分たちとは違うのかも。
これは大人になった自分たちが、夢に描いてしまう非現実な
過去なのかもしれません。
こんな思い出があったら良かったかも・・みたいな。

ラストのそよが黒板にキス〜ゆっくりゆっくりと自分が過ごした
教室を愛おしく映していく場面は今年の映画でも屈指の名シーンに
なってると思います。
「リンダリンダリンダ」の時の、人がいない学校をラスト近くで
ゆっくりと映し出していた山下監督。
普段自分の回りのなんでもない世界は、永遠ではなく、その瞬間にしかない
尊いものなのかもしれないなぁと思います。

ラスト近く、一緒に学校に行く朝の風景のバックで
夏帆が「いつか奇跡のような時間だったって思うときがくるかもしれない」
みたいなセリフが印象的でした。
なんでもなかったあの日は、もう二度と戻ってこないのは大人になって
からようやく知ることかもしれません。

kazuponの感想ー★★★★

offiial site

http://www.tenkoke.com/

ミュージカル「ヘアスプレー」@大阪フェスティバルホール

2007年08月13日(月) 23時50分


ブロードウェイ・ミュージカル
「ヘアスプレー」日本公演
大阪フェスティバルホール

"Hairspray"

脚本 / マーク・オドネル、トーマス・ミーハン
音楽 / マーク・シャイマン
歌詞 / スコット・ウィットマン、マーク・シャイマン
振付 / ジェリー・ミッチェル
演出 / ジャック・オブライエン 

出演
トレイシー・ターンブラッド /  ブルックリン・プルーバー
エドナ・ターンブラッド / ジェリー・オーボイル 
コンスタンティン・ロウソリ / リンク・ラーキン
ジャレット・マローン / コニー・コリンズ

1988年のジョン・ウォーターズ監督の映画
「ヘアスプレー」はブロードウェイで舞台化され、2003年度の
トニー賞で作品、楽曲を含め8部門を受賞。
今年さらに「ウェディング・シンガー」のアダム・シャンクマン監督に
よりミュージカルの再映画化。そっちも評判がかなりいいらしいです。
今回初来日公演とのこと。

映画版はかなり前にビデオで観た事があったんですが、
確かに60年代のローカルTV音楽番組が舞台のこの作品、
考えようによっては舞台向き。
でもレンタル店ではおそらく「カルト」の棚にあるジョン・ウォーターズの
どちらかというとブラックユーモア色が強いあの映画が
どないなミュージカルになってるのかイマイチ想像つきませんでした。

映画の場合は、ほとんど前知識入れないで観るんですけど、
ミュージカルは別。
この舞台も観に行く事を決めてから
舞台版のサントラを何度か聴いてました。
ミュージカルは曲知ってるほうが
絶対楽しめますからね〜、ライブと同じで。

曲は大好きな「サウスパーク映画版」・・意外にも
あのサウスパークの唯一の映画はミュージカルだった(笑)
・・・の曲を手掛けていたマーク・シャイマン。でもプロフィールには
サウスパークは見事にスルーされてましたけど。ははは。
そんなシャイマンの素晴らしい楽曲はR&Bやソウルの
テイストが満載。
メロディとか一発で覚えられるようなものも多く、
楽しくキャッチーな曲がほとんど。
そんな楽しさ満載のライブ感覚のノリノリな舞台でした。
内容は一部アレンジはあるものの、ジョン・ウォーターズ版の映画のストーリー
をかなり忠実になぞっていたんでびっくりしました。(曲は別もの)
舞台の後半からは観客もノリだして、手拍子バンバン。ちゃんと表じゃなくて
裏ビートでみな手拍子してたのが素晴らしい(笑)
自分が観た回で東京公演を経てオーラスの千秋楽だったみたい。

物語はこんなの。
ボルチモアのハイスクールに通う、
おデブな女の子トレイーシー・ターンブラック
は毎日かかさず観ている地元局の音楽番組
「コニー・コリンズ・ショー」を親友のペニーと毎日夢中で観ていた。
60年代の音楽が流れ、地元のイケてる男女が
踊ったり歌ったりする素人参加番組。
そんな彼女にオーディションの機会が訪れ、
なんと憧れの番組のレギュラーに。
小さなクリーニング店を営むガタイの大きな母親エドナは
彼女のマネージャーになる。
同じレギュラーのアンバーは母親ヴェルマがプロデューサー
ということもあって、オーディション段階からトレイシーが
うざったくて仕方がない。しかも彼女はどんどん人気が出てきてしまい、
アンバーの彼氏まで夢中になってしまう。
しかしそんな人気番組にも差別は存在していて、
ニグロデーは月一度、それ以外の日はスタジオにもカラードは
入れて貰えない。トレイシーは皆を
煽動してデモを起こすのだった。

ジョン・ウォーターズといえばボルチモア。
そして「ピンクフラミンゴ」の故ディヴァイン。
88年版の映画で巨漢の母親エドナを演じていたのは、
そのディヴァインだったけど、新映画版はこの
ディバインの役回りをジョン・トラボルタがやってるとか。
オリジナル版の映画観た時は、60年代が舞台だけど
かなりファンタジー色の強い映画だと思いました。
だって、どう考えてもルックス的にん?なおデブな女の子が、
タッスル一族以外はみんな彼女の魅力を全肯定して
疑わない物語なんですよね。

普通なら美男美女がメインをとるミュージカルで、
こういうおデブな母娘、(しかも母親は男性が演じなければならない?)
が主役となる舞台というのはそれだけで面白さがあったし、
テレビスタジオでティーンが踊る!って映画の設定を
舞台に持ってくることを想定すると
ミュージカルにもってこいだったんだと思います。
それでもプロデューサーが最初この話をしたら頭がおかしいんじゃ?
って思われたって言ってるそうです。そりゃジョン・ウォーターズの
映画をブロードウェイにって一番結びつきにくいもんですもんね(笑)

この公演は勿論原語のまま、左右には電光掲示板で
字幕を表記するスタイルでしたが、
物語ある程度知ってるので勿体ないから舞台上の方を集中して
観てました。でも知らなかったら、字幕ないとちょっとキツイかなぁとも。
ポップでソウルフルな物語の側面に、差別問題が織り込まれています。
実際は裕福なホワイト以外はこんなに笑い飛ばせるような時代では無かった
んじゃないかと思われます。ルックスはあれなトレイシーも
コニーやその他の人に運よく気に入られて番組に出たら、
もう次の日にはサイン求められる人気者になってるって、
実は全てにおいて皮肉なのかなと思ったた物語だったし。

60年代のローカルな音楽番組ってちょっと想像しにくいかもですが、
「エド・サリバンショー」みたいなだと思ったら判りやすいかな?
プラス「ソウルトレイン」みたいに、素人が演者の前で踊りまくっている
ような感じの番組です。ローカルなんで提供は地元のお店で生CMがある
ところとかちょっとマニアック。

↓下に続きます

夏の恐怖

2007年08月09日(木) 23時02分


残暑お見舞い申し上げます!
と、もうこの時期は書くのが普通だそうなんですけど、
猛暑じゃないっすか。
あっつーい!なんじゃこら。
ほんとに暑いですね〜。

ほとんど映画の感想ばっかり書いてるここですが、
夏は1年で比較的映画見なくなって
開店休業みたいになってしまいます。いや観たい映画も
沢山あるんですけど、なかなか行けす・・。
とりあえず河童のクゥが観たいよ。
ここ数日はバタバタしまくりだったんで
お盆は大きな予定もないから軽く引きこもりたい
なーなんて。
涼しいところでぐたーってしたです。ぐたーって。

夏は海が好きなんで基本好きな季節なんですけど、
お恥ずかしいことに男のクセに「虫」の類が苦手なんで
やや受難の季節に。
特に部屋の中で夏のお友達ゴッキーなんかと
一対一の状況になったら映画「エイリアン」の
ラストのリプリーみたいに物音を伺いつつ脱出したくなります。
・・・情けないこと。
あいつはなんでキライな人に飛来してくるのか。

ここ数日ロケっぽい撮影がらみに立ち会うお仕事を
してたんですけど、ちょっと木や自然が多い場所の夜なんて
ガサガサって音立ててあるくと、無数のセミの大軍が
ジジジジジーっ!ってはばたきますから、
ホラー映画より怖いよ。
ライト照らすとそりゃもうここぞとばかりに
集まってきます。すっごい数が。

子供の頃は人並みに昆虫採集とかしてたんで、別にフツー
だったと思うんですけど、大人の階段を登るにつれ
なんかダメになったなぁ。少年だったといつの日か
思うときがくるのさ〜
特に大きな「蛾」がダメ。あの柄が。粉が。

以前まだ携帯電話なかったころ、
やや田舎の電話ボックスで夜電話してました。
突然推定20センチ近くのモスラの
ミニ版みたいな大型蛾が電話ボックスの中に!
侵入してきた!

「もしもし・・あの例の件ですけど、えっと
うわわーーーーーーーーーっっっっ!!!!!!」
・・・・・・・・・・・・・
(電話途絶える)
「もしもしっ??おい?どうしたーっ?」

電話をしていた相手は物凄くビビったらしい。(笑)
そりゃそうだ。
もうそんな経験結構積み重なってダメなんですよね。
まぁどっかで克服せなあかんと思ってるのですが。
虫キライな方って夏どうですか?



↑こういう飛ばないほうはまだ平気。
これ須磨海岸なんですけど、この看板今年始めて
見た気がします。
犬たちも夏は昼間は暑くて外あんまり出られないから
受難の季節ですな。
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kazupon
映画の感想を中心に大好きな音楽の事や、どうでもいい話もテキトーに綴っております。
感想はネタバレ確実にしてますのでご注意を!
たまにdrummerもやってます。
コメント&TB大歓迎ですが、
最近忙しくTBはマトモにお返し出来ず申し訳ありません。

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