七色七曜ムービーバトン

2007年04月30日(月) 23時41分
いつも大変お世話になっている『C note』のkenkoさまから、
「七色七曜ムービーバトン」なるバトンを回して貰ってたんですが、
頂いたの3月中ごろですから、もう2ケ月以上も経過しました・・。
すんません!。遅いって!
深く考えずにばばばってやってみましたけど、結構難しいですよね。
もう沢山回ってると思うから、タイトルかぶりまくりだと思いますが
気にせずGO!
このブログ5枚しか写真アップ出来ないので一部の
ポスター画像でごめんなさい。
(タイトルに色がついてるものはクリックすると過去に書いた
感想へリンクしてます)

ルールは以下の通り。

@虹の七色 赤・橙・黄・緑・青・藍・紫にちなんだ映画をあげて下さい。

題名にその色が用いられていればいいですが、
「あの映画のあの場面のあの色が忘れられない」でもOKです。

A七曜・・・すなわち、日曜日〜土曜日にちなんだ映画をあげて下さい。

@虹の七色




「運動靴と赤い金魚」(感想)(97イラン)



この映画好きなんですよね。めっちゃかわいい映画。
「バベル」にイマイチのめり込めなかったのは
子供が可哀想になる展開だったからかもしれません。
この映画は常に子供目線なのが好きです。

橙ーオレンジ
「時計じかけのオレンジ」(71イギリス)



もうコレしかないですね。オレンジは。
最初に観たのは中学生の時でした。刺激強すぎ・・・。
確かにこれに近いような近未来に今なってる気がするな。
MDみたいなのが登場しますが、レコードショップの
場面があるんですよね。今はもはやネット配信時代です。


「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱」(92香港)
(黄飛鴻之二: 男兒當自強 )



もうムリヤリですが(笑)「黄」って原題にあるだけ
黄・フェイフォン!のワンチャイシリーズの熱い1本。
ラストのリンチェイとドニー・イェン(かちこみ!)との死闘は
映画史に残る!燃えまくりです。カッコいいよ!


「グリーン・カード」(90米仏豪)

まだ若く見えるジェラール・ドパルデューが
ピアノ弾き語るシーンが好きなもんで・・。


「青春デンデケデケデケ」(92日本)

「青春」ってつく映画は昔は山ほどあるんですよね。
最近は見かけなくなった気がする・・。ちょっと死語化してる?
大林宣彦監督のこの映画は、バンド大好き学生の青春時代だった
自分には泣ける映画でした。浅野忠信さんの若い頃が観れる。


「ブルー・エンカウンター」(02香港)
(衛斯理藍血人)

藍なんてタイトルないよ!「インディゴ」も、「藍」がタイトルにある
映画なんですが、これは観てません!
「インファナル・アフェア」の
アンドリュー・ラウ監督、アンディラウ・主演に
スー・チー、ロザムンド・クァンが出ているこの映画観たかたいますか?
どうでしたか?


「パープルレイン」(84アメリカ)

やっぱこれっす。プリンス主演。
まだウエンディ&リサがいた頃の初来日コンサートで
聞いたこの曲が未だに忘れられません・・。
この映画とサントラの大ヒットが忘れられなかったのか、
その後「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」
「サイン・オブ・ザ・タイムス」
なる失敗作を次々と繰り出しましたが、
「グラフィティ・ブリッジ」なんて長らく
日本未公開で長い間ビデオにすらなってませんでした。
がウチに米版LDあるぞ(笑)

そして曜日のほうです!


日曜日
「シベールの日曜日」(感想)(62フランス)




これもすごく想い出に残ってる映画なんです。
今なら「ロリコン」とかで片付けられてしまいそうな
内容ですが、モノクロが美しい悲しい恋物語。

月曜日
「ピンクフロイド・ザ・ウォール」(82イギリス)

「月曜日のユカ」ってのもありましたが・・。コレも無理やりです。
ブームタウン・ラッツ"I Don't Like Monday"(哀愁のマンディ)
歌ってたボブ・ゲルドフ主演っってだけ。^^
ライブエイド!みたいなゴア主催のライブ今年やるみたいですな。
この映画別に好きってワケじゃないですが
監督アラン・パーカーなんですよね。

火曜日
「トゥモロー・ワールド」(感想)(06イギリス)

えー去年のベストですが、途中ストーンズのカヴァー
"Ruby Tuesday"が印象深い場面でかかるので、それだけですが;;

水曜日
「ビッグ・ウェンズデー」(78アメリカ)

これは自分の先輩たちの世代が好きな映画でしたね〜
ジャン・マイケル・ビンセント最近見ないなぁ。

木曜日
「虹の女神 Rainbow Song」(06日本)
最近DVDになったこの映画「木」=「木星」・・
"Jupiter"が大フィーチリングされてるんですよ
なかなかいい映画だと思ってるので、未見の方は
ゼヒお試しを!

↓下に続きます

GWにラスト サムライ?

2007年04月30日(月) 23時30分
ゴールデン・ウィークです。
あっ、この記事「ラスト サムライ」の感想では
ございません。すいません・・。
この記事ダラダラ書かせていただきます。だらだら・・。
知り合いとか、よくオジャマしてるブログなんかも
チラホラ海外に行かれる!なんて話も聞きますが。
いや〜羨ましい・・・。えっ行くんですか?・・いいいなぁ。
今年は特に予定もなく・・・。割とヒマ?(笑)
最近住んでる所周辺、すっごく空き巣被害が増えてて、
GWの休みにでも防犯強化しないとなぁ。
観てないDVDもたまってるしなぁ・・。
最近映画の感想書いたら★★★1/2ばっかりだなぁ・・・。
でもやっぱり寝だめしたいしなぁ・・。
休み少なくておもいっきり仕事あるしなぁ・・・。
あらら愚痴っぽくなってダメだ!
そうそう、先ほど仕事がらみで某超有名シンガーが歌うところを
舞台袖から見させていただく機会があったんですけど、いや〜
やっぱりプロフェッショナルは違うなぁと、感動しました。誰かは書けなくてごめん。
とにかくGWももう半分ですね・・。誰か飲みにでも行きましょう!(涙)

・・気を取り直して話変わって、何を思ったのか
昨日、もうすっごく久し振りに

東映太秦映画村 

に行ってみました。
いや〜ココ子供のころからあるし、京都行く機会多いから
前はしょっちゅう通るんですけど、中入ったのはコレで3回目くらいかな?
10年以上ぶりでしたが、ゼンゼン変わってないの。
ハリボテテーマパークのはしりみたいな所ですし。。
でもここはやっぱり映画のテーマパーク!

最近ココが「犬連れOK!」だって情報を聞きつけた・・・、正確には
直接聞いた(笑)のが大きいんですけが、人が多いし
犬たちにはつまらん場所かもですが飼い主は映画好きだからいいのだ!

もうひとつ来たかった理由は、トム・クルーズの
「ラスト サムライ」に出演されてる福本清三さん出演の時代劇アトラクションを
特定日にやってるんですよね。
結構長いことやってるようなんですけど、そのうち終わっちゃう前にと。




福本さんは手前の刀構えてない人。シブイ。
素人写真でもそれなりに絵になります。^^

「ラスト サムライ」の中では拉致されたトム・クルーズに影のように
見張り役としてついていた寡黙な侍やってた役者さんです。
「ボブ」ってトムクルが勝手に呼んでたあの人。
福本さんは時代劇ファンなら、もう絶対どの回にも必ず登場して
必ず斬られて死んで行く方で、オバチャンとか名前は知らなくても
「あっあの人!」って絶対判る人なんですよね。

その福本さんの著書

「どこかで誰かが見ていてくれる―日本一の斬られ役 福本清三」

って本を前に読んだ事あるんですが、
大部屋俳優として往年の名監督の映画にほんとにご自分でも覚えてない
くらい沢山出られてて、
石井輝男監督等の、プログラムピクチュアなんかにもほんとうに
端役で出られてる方、映画のいい時代の底辺を支えてた俳優さんの一人です。
現役で斬られ役をずっと続けられてる方はなかなか少ないらしく、
とにかく脇役が仕事って方でその取り組みと低姿勢な
語り口にすごく感銘を受けました。
なんと定年まで東映でひたすら斬られ続け、現在も嘱託で演じられてるとか。
この本は「ラストサムライ」のオファーが来る前に書かれたものなんで、
この本の後素晴らしい転機が訪れるのを知ってるだけに面白い本です。

映画村では20分くらい、演出家さんが殺陣をつけて、
それを実際に芝居として演じる!って出し物になってます。
福本さんは「用心棒の先生役」で一番強いけど最後に殺される役です。
福本さんの十八番は「背面に海老ぞって倒れる」殺され方!^^
ちょっとでも他の人より目立とうという事でこの死に方を編み出した
そうなんですよね。
このショーでも最後に見事斬られます!拍手大喝采!




映画村は日によっては、隣接地にあるホントの撮影所を見学させてくれる
んです。この日は解放日で、映画「大奥」で使われたセット
の廊下や松の間なんかが残してあります。
そういえば観てない・・。
犬連れてるのに、大奥のコスチュームの方々もイヤな顔せずテリタミ
撫でてくださって恐縮。




今は6月に公開される妻夫木聡主演の

「憑神(つきがみ)」
http://www.tsukigami.jp/

の撮影セットが見学出来ました。。



ちょ・ちょっと
幕末にトイプーがいるわけないんですが
映画村で写真撮るとヘンに絵になって面白かった〜^^

自分は映画村サイドよりもこっちのホンモノ撮影所のほうが
胸躍りますねやっぱり、大道具とかソノヘンにぞんざいに置いてあるの
見てるだけでも楽しいこと。
平日は水戸黄門とか数本、実際に撮影してるみたいで
ふと駐車場見たら「里見浩太郎」「船越英一郎」「北大路欣哉」
なんて専用駐車スペースが。

まぁテリタミこういう所連れてくとちょっとかわいそなんで、
そそくさと退散しましたけど、映画好きの自分には相変わらず
ワンダーランドのままでしたね。
ウソくさい部分も多いけどそれもまたよし。^^
もし行かれるなら撮影所サイド見れる日の方がいいと思います。

↓こんなシチュエーションもありえませんが(笑)
「おさむらいさん、ありがとう。」


バベル

2007年04月29日(日) 1時44分


「バベル」ってタイトルとポスターの図柄だけでは
どんな映画なのかあまりイメージ出来なかったんですけど、
実際観てみると、なるほど、こういう映画なのか・・・
確かにこれは簡単に説明しずらい映画かもしれません。
大きくはモロッコ、東京、メキシコの
ほぼ同じ時間軸で起こる3つの物語。
東京パートは関連が薄く、やや独立した印象。
そのほとんどの物語がネガティブな方向へ進んでいくので、
辛くて途中、逃げ出したくなったりしました。
共通するのは親と子供に関する物語であること。
そしてコミュニケーションの難しさ。
こういう辛い展開が連打される映画は結構苦手なんです・・・。
好き嫌いは別として、2時間半は長く感じなかったのは
それぞれのパートの顛末が気になる、スリリングな展開に
なっていたからだと思いました。

モロッコの田舎の山羊飼いの兄弟は、外敵を追っ払う
目的でライフルを父親から渡される。
試し打ちしてるうちに、路上を走るバスを悪気無く撃ってしまう。
そのバスにたまたま乗っていたアメリカ人スーザン(ケイト・ブランシェット)
に銃弾が当たってしまった。夫のリチャード(ブラッド・ピット)
との関係修復の旅の途中だったが、簡単に医者や救急車を呼べない
ためバスに同乗していた青年が住む近くの村で救援を待つことになる。
彼らの二人の子供はサンディエゴでメキシコ人の家政婦
アメリア(アドリアナ・バラーザ)が面倒見ていたが、どうしても
メキシコに戻って息子の結婚式に出たい彼女は、やむなく
リチャードの子供たちをメキシコまで連れて行ってしまう。
同じ頃、聾唖の女子高生チエコ(菊池凛子)は、東京の街で
満たされない日々を送っていた。モロッコの事件のライフルは
チエコの父(役所広司)のものらしく、刑事(二階堂智)が訪ねてくる・・。

モロッコ事件→アメリアのメキシコ行き→東京パートの順で実際は
時間の経過がありますが、映画はその三つをシャッフルさせながら
描いています。その構成が上手くいってて、サスペンス映画では
ないのに妙にハラハラするように造られていると思いました。

自分が日本人だからか、東京パートが一番リアリティに
欠けているように見えてしまった。
派手な女子高生、軽薄な少年たち、夜の街の喧騒と危うさ・・・
なんだか外国人が観た日本観だし、
菊池凛子の存在感は噂通り素晴らしいんですけど、
父親との葛藤と母親自殺のトラウマ
から自暴自棄な行動に出てるってのはややステレオタイプだなぁって
思ってしまったんです。
でもにわかカップル達でつるんでクラブへ行くシーンとか面白いと
思いました。耳の聞こえないチエコがクラブの照明と雰囲気にちょっと
救いを見出しそうになった感じが印象に残ってます。

逆にメキシコパートはイニャリトウ監督の本拠地だからか、
この映画で唯一息抜きが出来るパートになっていて・・
もちろん後半のガエル君暴走前までですけど・・。
ガエル君の役、バカでいいヤツでやっぱりバカで面白かったなぁ。

「バベル」というタイトルですから、コミュニケーションの壁
についての様々な形がテーマになっているのかな。
最もコミュニケーションが取り易いハズなのは親子。

登場する4つの親子のうち
モロッコの兄弟と、家政婦アメリアの家族は
決して裕福ではないけど、
子供たちには愛情は注がれているのが良くわかります。
逆に裕福そうに見えるブラピ夫妻や役所・菊池親子にはなんだか
大きな壁が出来ている。
ブラピ夫妻なんて、
夫婦の絆を探す旅なんだろうけど・・。
子供を愛しているなら置いて旅行なんて行くなよ・・
アメリアが生まれた頃から3食食べさせてた。ってセリフが
凄く痛々しかった。

でも映画の顛末はコミュニケーションではなくどの物語も
警察が介入することで別の局面を迎えていくのが興味深いところ。
裕福な白人の親と子供たちは、別の大陸でどちらも偶然に
危機的状況に直目しますが、最終的には
警察に安全に保護されます。
東京のチエコにも刑事が救いとなる存在として現れる。

裕福な家庭には救いが訪れますが、
貧しいメキシコとモロッコの親たちには
偶然と誤解、そして警察により悲しい結末が
用意されています。救いがあまり無いままで。
このあたりの同一性はイニャリトゥが意図したものなのなのかなぁ。

映画としてはとても見ごたえがあったし、映像も申し分無いし、
3つのストーリーはそれぞれに心に迫ってはきたんですが・・・。
じゃあ全体を通して・・これ!というものが自分には明確に
伝わって来ませんでした。
「何を言いたいのかがイマイチ良くわかんなかった」っていうのが
正直な感想です・・・。(苦笑)
なので他の方の感想を読むのが楽しみ!
今でも断片的に映像が浮かぶので印象は強烈な作品でした。

メキシコのアメリアの
「わたしは悪い人間じゃないの。愚かな事をしただけ」
ってセリフが心に残ってます。
モロッコの少年たちに父親が銃を簡単に与えるのも
他人を100パーセント信用して
子供たちを置いて夫婦だけで旅行に行ってしまうのも
大丈夫と思って子供を越境越えさせたのも
早めに帰れるからと近道を通ったのも
全て「良かれ」と思ってした事なのに、それが
悪いきっかけを生んでしまっている。

風が吹いたら桶屋が儲かる・・じゃないけど、
バベルの塔のような高層マンションに住む
役所さんの父親がハンティングが趣味ではなかったら
全ての事件は起こってないのか〜と思うと興味深いです。


kazuonの感想ー★★★1/2


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日本公式
http://babel.gyao.jp/

クィーン

2007年04月27日(金) 23時11分


イギリス人は大袈裟に感情を出さない国民性があるとか。
その辺は日本とちょっと似てる部分あるのかな。
ダイアナ妃の事故死という、かつてないほどマスコミが大騒ぎする時、
沈着冷静な絶対君主であるべき
彼女はどこまでクールでいられるものなのか。
映画では「エリザベス女王がどう思っていたか?」
という心情はほぼ描かれていません。
なんとか彼女の懐に入り込もうとするブレア首相。
クイーンは終始クールのまま。
本音をほんとんど語る事の無い彼女の奥底にある心の動きを
表情だけで想像させるのはヘレン・ミレンさすが。

1997年、トニー・ブレアが18年ぶりに労働党政権の
誕生と共に新しい首相となった。
時を同じくして、1年前にチャールズ皇太子と離婚したばかりの
ダイアナ妃は、愛人ドディ・アルファイドと同乗した車が
パリの路上でパパラッチに追われ、交通事故死してしまう。
エリザベス女王は哀悼のコメントを一切出さず、
スコットランドのバルモバル城に皇太后や孫たちと篭ってしまう。
対照的に、バッキンガム宮殿には数え切れないほどの花が供えられていく。
マスコミのバッシングに煽られてか、女王に対する非難が
聴こえ始めてきた。
ブレアは女王に、信頼回復への解決法を提言するのだった。

映画は時にダイアナ存命時の実際のインタビュー映像などを交え、
作者が全て事実を観ていたかのような錯覚に囚われてしまいますが、
考えたら女王の寝室での会話なんて誰も聞いたハズは無い訳で・・。

実際はどうかは別として
ブレア首相は仕事が出来る優秀なリーダーとして描かれていて、
エリザベスとの会話は「判ってる二人」のお互いの度量の探りあい
のようにも見えます。もちろん軍配はジ女王の圧倒勝利。
逆に王室の男衆であるチャールズやエディンバラ卿はかなり
保守的で魅力薄に描かれてて、ブレアやエリザベスは
映画観て喜びそうだけど、。後は微妙っぽいですね・・。

脚本は「ラスト・キング・オブ・スコットランド」のピーター・モーガン。
あの映画の、これほぼ実話?って錯覚させるリアルさや、
青年医師が独裁者アミンに麻薬のように
心酔していく展開が、本来改革側だったブレアがエリザベス
接するほど彼女の本質を感じ取っていく部分に
同じような関係性を感じました。「アンタなんで?」みたいな
奥さんの反応が面白かった。
そういえば首相の割にすごく庶民的な家だこと。
実話と映画的な創作の部分を織り交ぜるのが上手い脚本家なんですね。

自らランド・ローバーを無表情でバリバリ運転して
川でエンコさせてしまい・・そこで彼女が急に涙を見せる場面が
印象に残りました。
一人になってようやく溢れ出てしまう感情。
そこに現れる大きな鹿。
長年生きた鹿がおそらく自らの行動パターンを
変えないでハンターに撃たれて
しまった事で彼女は考えを変えたのでしょうか・・。

ダイアナ妃はテレビ時代のプリンセスで、なんだかんだいって
マスコミの格好のネタにされてしまった訳で・・
王室に歴史と規律がありすぎるからこそ、彼女が逸脱すればするほど
面白がられてしまったんだと思います。
国民のバッシングを聞いて
「会った事も無い女の死をどうしてそこまで悲しむ?」
ってエジンバラ卿が言ってましたけど、それちょっとだけ
頷ける部分あるなぁって思ってしまった・・。

こういうテーマの映画では長尺になりがちだけど、
1時間40分程度というのも丁度良かった気がました。

観終わってから先程、ヘレン・ミレンのアカデミー賞主演女優賞の
スピーチを見直してみたんですけど、ホントまるっきり別人で逆に
驚きました。実際はかなりスレンダーな方ですし・・・。
現在61歳にはとても見えません。
実際のエリザベス女王の映像をそんなに頻繁に見ている訳では
ないんですが、
特に違うのは声と話し方!ものすごい役作りだった事が判ります。
確かにヘレン・ミレンは素晴らしかったと思いますが、
「Ray」のジェイミー・フォックスの時にも思いましたけど、オスカーって
実在の人物のモノマネ演技に行く確立やや高い気がしてます。
彼女は「Ray」の監督テイラー・ハックフォードの奥様であるので、
いいアドバイスもあったんでしょうね。

kazuponの感想ー★★★1/2

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日本公式
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ロッキー・ザ・ファイナル

2007年04月23日(月) 23時12分


「ラブソングができるまで」の腰フリ・ヒュー・グラントよりも
タイトルが出るや劇場で笑いが起こった予告編がコレでした。
「おいおい!まだやるんかよ」って雰囲気(笑)
いやいや、笑ってすいませんでした。ロッキーにはそんなに
思い入れないものの、結構感動しましたよこれ。

ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)は
地元フィラデルフィアで小さなレストラン「エイドリアンズ」
を経営していた。
エイドリアン亡き後、義兄のポーリー(バート・ヤング健在!)
に彼女の想い出ばかりを語るロッキー。
一人息子のロバートは就職するも、父親が有名人という事が
イヤで家を飛び出し、親父を避けるようになっていた。
なんだか息苦しい毎日に胸からこみあげる感情を抑えきれず、
ロッキーは再度ボクシングのリングに上がろうとする。
同じ頃、世界チャンピオンのディクソン( アントニオ・ターヴァー )
はあまりに強いため観客にそっぽを向かれ始めていた。
その対戦相手にかつてのチャンピオン、
ロッキー・バルボアの名前が挙がる。

実年齢61歳!のシルヴェスター・スタローンそのもの
といっていい「ロッキー」シリーズの1作目は76年の作品。
これは傑作でした。
ダメ男がチャンスを掴み、世界チャンピオンに最終ラウンドまで戦うあの
ストーリーはアメリカンドリームそのもの。
最後のファイトシーン以外は物凄く地味な作品。
ラストはもちろん判定負けなんだけど、ロッキーにとっては
最後まで戦う事に意義があったラストが好きでした。。

ところが2以降になると、なんだかスタローンがスターに
なったのと同じようにロッキーが普通のヒーローになって映画も派手になって
いっちゃう。勝つのが大好きなアメリカ人にはウケるんだろうけど、
ついにJBが登場する「ロッキー4」からはスタローン、
ラジー賞のノミネートの常連に。
「5」なんて8部門ノミネート(笑)で「ここ10年の最低主演
男優賞」ですよ。すごい栄冠。
「ロッキー1」で終わっておけば、今のスタローンの立ち位置もちょっと
違ってた気がするなぁ。あ、「ランボー」もあるから同じか・・

ストーリーは「1」の展開に結構近い。
特に映画の前半が同じように地味でなかなか良かった。
かつては自らの力で栄光を勝ち得たロッキー。
今は自分のポジションをちゃんと判っていて、彼目当ての
レストランの客にかつての武勇伝をわざと語っているし、
応じられれば拳を出して一緒に記念写真に写ってあげたりする。
そしてすごく優しい。
マリーの家の玄関の電球をさりげなく変えてあげたり。
そういうある意味「いい枯れ方」をしているロッキーの
描写が結構新鮮でした。「1」のエイドリアンを必死に
口説く地味なテイストにかなり近いのかも。
エイドリアンの墓の前にイスを置いてじっと座ってる
シーンがなんだか良かったな。

ほぼ無名だったスタローンが脚本を書き上げ、オスカーまで
獲得した「1」だったけど、今はちょっと元気がないスタローン。
でも彼の信念は変わらない。
親父が再びリングに上がるのが耐えられいと伝えに来た息子に

「人生がいつもバラ色とは限らない」
「でもどれだけ打ちのめされても、どれだけ前に進めるかが
大切なんだ!」

ってビシバシ説教するシーンは、観客も親父に説教されるような
気分になりますが、スタローンの気持ちがものすごく籠っている
気がしました。ワンパターンでも酷評でもかまわない。でも
オレはこういう映画を作ってきたし、これからも作るんだ!
みたいな。完全にロッキーとスタローン同一化してますよね。

そういう淡々と進む前半は良かったんですけど、
やっぱり、というかディクソン(彼はプロのボクサーだそうですね)
との対戦が決まって・・・
♪ぱっぱーぱかぱーぱかぱーぱかぱーぱかぱん♪
ってお馴染みロッキーのテーマが高らかに鳴り響くと、ああやっぱり・・
というかお約束展開になっていきます
「チームアメリカ・ワールドポリス」で歌になっていた
「モンタージュ手法」がまたまた登場!

♪短時間でもいつのまにか強くなっていく様子を表せるよ、
便利な手法さ、モンタージュ・・・ロッキーでも使ってたモンタージュ・・・♪

定番、フィラデルフィア美術館の階段を駆け上がって、恒例生卵イッキ飲み!
とファンが観たい?シーンをちゃんと入れつつ、
トレーニングはモンタージュ。わずか数分で持ち上がらなかった
ダンベルが持ち上がります。あはは、早っ!

前半良かっただけに、そんな後半の展開はちょっと軽すぎだったかなぁ。
自ら「自分の力で前に進むこと」を説いていたのに、
結局息子は会社辞めて親父のセコンドやってただけだったし、
マリー親子も彼の好意に甘えたまま。。まぁそれでもいいのかもですが、
それぞれに「自分の力で立つ」ってのを感じさせるシナリオの深みがあったら
もっと良かったのにな〜って思いました。

とはいえロッキーシリーズが大好きな方には涙モノの回想シーンとか
熱いラストファイトとか、決して期待を裏切らない展開になってきますので
お見逃しなく。

本作ではロッキーコールが最後まで続きます。やっぱり彼は
普通の人に戻らずヒーローのままだったのが個人的には残念なのかも。
「ロッキー」のラスト、観客の声など聴かずに
彼女の名前を呼び続けてたのがやっぱり心に残ってます。
エイドリアーン!

あと、ロッキーが飼い始める憮然とした顔の
ブサイクな犬がすごく可愛かったので★1/2オマケです。

kazuponの感想ー★★★1/2

official site
http://www.rocky.com/

日本公式
http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/



プロジェクトBB

2007年04月22日(日) 18時05分


昨年香港へ遊びにいった時に、一番広告看板を
見かけてたのがこの映画でした。↑こんな感じ。
残念ながら公開数日前で観れなかったんですが、
最近までこの日本タイトルがこれって気付かなかった・・。
「かちこみ!」もそうだったけど^^
「香港国際警察・New Police Story」と同じベニー・チャン監督。
その映画の公開時と比べるとほぼ話題になってない気がするし、
上映劇場も少なくなってるのかな。面白いのにちょっと勿体ない!
ベニー・チャンのジャッキー作品はこれで3本目ですが、
どれも面白いです!一番ジャッキー作品の良さが判ってる監督
かもしれない。。
そういえば初めて組んだ「Who Am I?」も香港の映画館で観たんですが
凄く面白かったですし。

最近なんだか小難しい映画ばっかり見てしまってる気がして、
たまにはこういう気楽でほんとに心底楽しい映画を
見ると、あぁ映画ってやっぱりこうあるべきなのかなぁなんて
思ってしまいます。
多少ベタなんですけど、最近の監督って
そこへは行かないようにしてるじゃないですか!
ジャッキー映画には古き良き映画時代の楽しさが未だに
満載されてる気がします。CGとかそんなに使わなくっても面白い映画は
作れるんですよー。
あっ「龍虎門」(かちこみ!)みたいなのもめちゃ好きですけど。
同じ日に公開なんですよね。もっと盛り上がれ〜!

金庫破りの名手、大家(マイケル・ホイ)のもと、
サンダル(ジャッキー・チェン)とフリー・パス(ルイス・クー)は
泥棒稼業の毎日。
サンダルはバクチ好きなので借金取りに追われ、実家まで目をつけられ
親兄弟に迷惑かけっぱなし。
フリーパスはイケメンだが妊娠中の妻にバイトさせながらも、
稼いだ金は逆タマ狙って別の女性に貢ぐ日々。
そんなある日大家にもちかけられた仕事は
病院に強盗に入った時に偶然助けた赤ん坊を誘拐する事だった。
成功したが大家だけ検問から逃走して投獄。
残された二人は全く経験の無い赤ん坊をなんとか育てようと
ベイビースクールに通い始める・・。

この映画全く予備知識ナシで観たんですが、イケメン!の
ルイス・クー(古天楽)の共演作は看板で覚えてたんですけど、
始まってタイトルの段階で(許冠文) !おぉマイケル・ホイも
出てるのか!と嬉しくなりました。

でもあの警官の友人がユ、ユ、ユン・ピョウだったとは!
全然気付かなかった・・・。最近の映画観たことなかったけど
見事にオッサン化してますね〜久し振りに観たわ〜。
この映画ジャッキー全盛の頃だったら日本で拡大ロードショー
で大ヒットですよ。マイケルとのちゃんとした共演って
「キャノンボール」のオマケみたいなのを除けば初めて
じゃないですか?ユン・ピョウとのカンフーからみとか
考えたら物凄く豪華な作品だこと!

そのマイケル、やっぱりいぶし銀というか、すごく
演技上手いんですよね。ダメな二人を束ねながらも
ちょっとボケてきた奥さんにすごく愛情を注いでる
中年は味ありまくりでした。

映画は「赤ちゃん泥棒」みたいな物語で、ダメダメな男二人が
慣れない子供を育てる上で母親のような愛情が芽生えてくる!
ってありきたりなストーリーなんですけど、王道香港娯楽
映画らしく、随所に見せ場を作っていて飽きさせないんですよね。
ギャグは多少ベタでも全然気になりません。
赤ちゃんと二人のコンビの翻弄ぶりがすっごく微笑ましくて
ラスト近く、取り返そうとする部分はベタなの判ってるのに
じんわりきました^^

ジャッキーはまだまだ頑張ってますね。
見せ場はビルから室外機を伝って降りてくるシーンや
相変わらず登場する、お約束カーアクション場面、
ラストの遊園地の乗り物を使ったアクションとかかな。
前ほどハデハデじゃなくなったけど、やっぱり
色々と工夫してくれてて、作り手側の苦心が感じられます。



それにしても、映画のもう一人の主役!の
赤ちゃんの可愛いことといったら、ベストオブ赤ん坊です。
良く探してきたもんですよね。
Matthew Medvedevってあの赤ちゃん、
このポスターあまり可愛くないけど、映画の中の彼は
めっちゃ可愛いんですよ。
香港電影金像奨(Hong Kong Film Awards)の
Best New Performerにノミネートされてました。納得!

笑って、ハラハラして、そして泣いて・・。
日本映画もだんだんそういうのが作られなくなって来たけど、
ジャッキーのこの映画観て、まだまだ香港映画イケるなぁって
嬉しくなりました。



kazuponの感想ー★★★1/2

Jackie Chan films Official website

http://www.jackiechan.com/films


日本公式
http://www.projectbb.jp/

ラブソングができるまで

2007年04月21日(土) 23時41分


ヒュー・グラントが腰フリフリする80'SなMTVの予告編で大爆笑。
これは観たいな〜と思ってた作品でしたが、
その予告でだいたいどんなストーリーか
網羅されてて(笑)・・その通りの映画でした・・・。

ところで最近の
ヒュー・グラント = 阿部寛

ってイメージ持ってるのって自分だけでしょうか・・。
ひょっとしたら同じ人かもって思うときもあるくらい(笑)
見た目とか全然違うんですけど、
二枚目で表情変えないけどハマリ役のイメージが結構
かぶってる気がしてます。
この「売れなくなった80年代シンガー」の役も
阿部ちゃんすごくハマリそうです。

「ブリジット・ジョーンズの日記」「アバウト・ア・ボーイ」
のイメージが自分の中では固定化されてしまってるからか、
もっと軽薄な役だと思い込んでましたが、
なかなかいいヤツなんですよね、この主人公。
山ほどあるラブコメ映画と比べて突出した部分は見当たらない
作品ですけど、何も考えず楽しめる映画になってます。
ストーリーは「クリエイティブ」にいてのこだわりが
テーマになっているのが気に入りました。

80年代の人気バンド「POP」のツインボーカルの一人、
アレックス(ヒュー・グランド)は「「過去のスター」として
遊園地や同窓会イベントなどで、昔からのファンに
昔の曲を歌うことで生計を立てている
そんな時、大人気のアイドルシンガー、コーラが
新たに曲を書いて欲しいと依頼してくる。
たまたまアパートの植木の世話係の代理としてきていた
ソフィー(ドリュー・バリモア)に作詞の才能がある事を
発見したアレックスは、彼女に頼み込んで曲を共同作業
する事にする。
ソフィーは元々作家志望で、想いを寄せていた作家に
自分を改悪してモデルにした小説を書かれてしまい、
それがトラウマになっていたのだった。

最初に書いた80年代のMTV・・・もう曲も映像も
バカウケしてしまいました。「こんなのあるあるあるぅ」って感じで。
多分いろんな80年代ポップアーティストのMTVのイメージを
ごった煮にした感じなんでしょうけど。
デュラン・デュラン、ホール&オーツ、a-ha、カーズ、等など・・・
二人組のボーカルって事では「ワム!」とかが結構近いかな?
片方だけ売れてしまったって部分も近いし。
そういやワムの片割れは今なにしてるのか・・。
あの時代のMTVって確かにこんなパターン多いんです。

○ヘンな踊り
○髪型が前髪ぼわわーん
○ドラムはシモンズ(シンセドラム)+クラップハンズ多様(♪パン!)
○無理やりストーリー風
○なぜかボーカルは恋愛問題で苦悩しており、曲の途中で死ぬ(笑)

って映画でもそういうパターンを踏襲してたのが笑えました。
最近は映画に登場するようなコーラみたいな女性シンガー
やヒップホップものがヒットチャートの主流になってるから
○なぜかバラードでもなんでもやたらエロくクネクネする
ってMTVが多いような気がします・・。

80年代の曲って当時バカ売れしたシンセ(DX−7とか)や
シモンズを代表とするシンセドラムが流行っていたため、
今聞くとかなりチープに聴こえてしまうんですよね。
むしろ70年代の音の方が今の音とあまり変わらない感じで。

あっこのままでは映画関係なく
こんな話ばっかり書いてしまいそうですが、
もうヒュー・グラントの歌う場面(意外と沢山!)
が可笑しくって仕方無かったです。ムリして腰フリすぎて
座ってしまうとか・・・。ありそうだなぁ。
アレックスみたいな「一昔前はテレビで結構見かけていた人」
が地方イベントなんかで歌ってるのは結構日本でもありますよね。
ディナーショーの類も料金別にそんな図式が出来てるようで
なんだかブルーになってしまう時があります。
そういう「終わってしまった人」が創作面でまた息を吹き返す
ってストーリーなんで元気もらえる人多いんじゃないかなぁ。

映画では結構珍しい、DTM(自宅でPCに多重録音していく)
場面がちょっと出てきました。
何年も曲作ってないとか言ってましたけど、機材ちゃんとあって
すぐとりかかれてたから、実はコツコツやってたんだと勝手に思いました^^
クリエイティブ=仕事になってる人が、どの程度まで
妥協せずに作品を作っていけるかってすごく難しい部分だと
思います。
そして、ものを作る人は「誰かに認められる」事が最大の
喜び。アレックスがショボイイベントで歌ってても
「すごく良かった」って本質的な部分を褒めたりするのは
作る人にとってはホントに救われるんですよね。

ヒュー・グラントなかなか歌上手くてびっくりしました。
コーラ役のヘイリー・ベネット、プロフィール見てたら
ほぼまだ無名の子みたいなんですけど、可愛かったですね、
大物アイドルって感じではなかったですけど^^
マジソン・スクエア・ガーデンであれロケやったのかな?

80"Sのミュージシャンの実名バンバン出てくるのも
笑えました、パーティのシーンではバックにさりげなく
「ネバー・エンディング・ストーリー」かかってたりとか^^リマール・・・。

「歌詞」がテーマの映画だったし、ドリュー・バリモアは
すごく天才的な言葉が出てくる人って設定だったので、
その文章の良さが字幕ではちゃんと伝わってないかも
しれないのがちょっと残念でした。
言葉の「韻」の事とかもあると思うし。
映画の重要な要素だった歌詞のオリジナルはどんなのだろうと
ちょっと探してみたので、↓追記の所に
貼っておきます!最初は "I've been 〜ing"で始めるとか
語尾が"overhead" "my bed" や"away""someday"なんて
やっぱりキレイ。

映画はまぁ無難な仕上がりでしたけど、
腰フリフリ、ヒューが最高だったんで
★多くつけてしまいます。

kazuponの感想ー★★★1/2

BECK@Zepp Nagoya

2007年04月15日(日) 19時49分


Zepp Osaka公演の記事(4月9日)

ってことで2つも記事書いてしまいますが・・・
決して追っかけしてる訳じゃないんです(笑)
大阪公演を観た3日後、名古屋公演の日に偶然、
名古屋駅の近くで夕方打ち合わせがあったもんで・・
狙ったわけじゃないんですけど、あまりに大阪のライブが
楽しかったので、近くだし,えいやって行ってしまいました。
当日あったし。
Zepp Nagoyaは初めて!
Zepp Osakaのイメージがあったんで、繁華街から
遠いのかな?って思ってたら結構名駅(名古屋駅)
から近いところなんですね。

その前に、今回4月6日の東京リキッドルームから
16日の日本武道館まで10日間くらい余裕の日程で
ツアーやってるみたいですけど、
Beck Photo Diaryなる写真ブログみたいなページが
あるのご存じですか?オフィシャルにリンクボタン無いので
↓判りにくいかもですが、これが結構面白いんですよね。
是非覗いてみてください。

Beck Photo Diary
http://diary.beck.com/


ツアー中、びしばしデジカメを撮ってるらしいベック、
その日撮った写真で気に入った?ものを5枚だけ選んで
すぐにアップしてます。
そのチョイスがなんで?ってのが結構混ざってて面白い。
解説のコメントは一切ありませんがそれがいい。
決してステージの写真撮ったりとかそんなんじゃ
ないんですよ。そしてやっぱりセンスあるな・・
いやベックが撮ってると思うからそう思うだけなのか・・。^^

これ観てると日本にはライブ3日前!
の3日には既に東京に来てるみたいで
4月5日の日記見てると、一番最後の写真はCornelius・・・
コーネリアスのライブ!に行ったんでしょうね。
オープニングのメンバーがシルエットになるところ。
撮っていいのかよぉ(笑)
大阪の日(9日)はやっぱり阪神高速湾岸線走ってたんだな
自分と同じだなぁとか、
名古屋まで2日休んで京都で遊んでたのかとか
(哲学の道とか行ってるみたい)
名古屋(12日)は手羽先の「世界の山ちゃん」の
食べ方解説マンガ撮ってるから行ったのか〜とか(笑)
日本満喫してますね。
やたらめったら自動販売機とか、看板を撮影してて
そういうもんに惹かれるんだろうな。
露木茂さんとか桜金三にも何か思うところあったんでしょうね。

あっ名古屋のライブも最高でした。
ゼップ名古屋って大阪よりちょっと小さいくらい?
開演20分前くらいでも、まだけっこうガラガラで
大丈夫か?って思いながらもせっかくだから
ほぼ一番前に近い所で観てました。
開演になったらどらくらい埋まってたかはもう
判らなかったんですけど、名古屋って結構外タレの
ライブ盛り下がる!って聴いてたんですけど
全然そんな事無かったですね。
京都で遊んだからか、ライブそのものも大阪より
ヒートアップしてる感じがしました。
↓パペットも良く見えたわ〜もう楽しくて仕方ありません。



セットリストはやっぱりちょっと変えてきてましたけど、
前で観てるとこのバックのバンドほんとに最高!
みんなすごく上手くてエンタテイメントしてます。
楽器変えるって書いてましたけど、特に全員が一度は
ドラム叩いてるのがスゴイです。

メンバーはベック含め6人(内は時には演奏する楽器)
Beck ーVocal,E.Guitar,A.Guitar,(Vibraphone)
Justin Meldal-Johnsen-Bass,(Drums,Percussion)
Ryan Falkner-Dancer,(Drums,Vibraphone,Purcussion)
Justin Stanley-Guitar,(Drums,Percussion)
Brian Lebarton-Keyboards,(PC Sampler,Drums,Gutar,Percussion)
Matt Sherrod-Drums(percusion)

上に書いたとおり、ドラマー以外はほとんど別パート
やってて、柔軟性バリバリ。
実はベックのギターが一番危うい感じなんですよね。
大阪でやらなかった「ミューテーションズ」の名曲
"Tropicallia"もベックが「もっと近寄って」って
メンバー全員ぴったりひっついてラウンジライブみたいに
演奏してるのがカッコよかった。結構アドリブっぽかったし。

そしてアンコール前のアコースティック・テーブルは
2年前のフジロックでもやってた演出だと後で知りましたが
やっぱり最高。
ここは演奏曲数曲はその場でベックが決めてるらしく、
この日アコギでじゃーんじゃーんってコード思い出して歌い始めた
これは・・・おぉ!
♪Change your heart・・Look around you・・・
"Everybody's Gotta Learn Sometimes"
って「エターナル・サンシャイン」の主題歌。
感激でした(涙)一番だけだったけど。

そしてアンコール前の"Puppet Film"は勿論あって、
基本、大阪と同じ「ベックジラ」でしたが、
大阪では無かった字幕がついてました。(笑)
日本ツアー用に作った映像なんでしょうけど、
最初の部分だけ現地でちゃんと撮影するようにしてて
まずZepp Nagoyaの前でベック人形が
「僕ベック。今日は名古屋でショーなんだっ」
ってそりゃ盛り上がりますよね(笑)

これ後でyotuubeとか探したら、大きな会場ならそこ用に
ちゃんと映像作ってて、いったい何種類あるんだろう。
笑ったのは「レディオヘッドの楽屋に潜入して荒らしまくる」
ってやつ(笑)集めてDVDに入れてくれないかな〜。

Beck Puppets trash Radioheads Dressing room in Dublin

ベック御大はちょっと体調が悪そうな感じで(大阪もそうだった)
演奏とかパフォーマンスは最高なんで、そのギャップをちょっと
感じます。大丈夫なのかな?

明日(4月17日・月曜)は日本武道館で日本最後の
ライブのようです。
まだチケットあるみたいなんで、関係者でもないですが
ファンの方もそうでない方も、是非!

http://www.beck.com/

サンシャイン2057

2007年04月14日(土) 23時15分


前作「ミリオンズ」はイギリスらしい家族愛の映画でしたが、
ダニー・ボイル監督の新作はSF映画。
やっぱりイギリス人の作った映画だなぁって印象で、
ハッキリ言って娯楽色は薄い作品。
でも最近のハリウッド製、CG多様ハデハデSF映画に比べると
地味ながらも個性的な作品になっていて、
いい意味で「ひと昔前のSF映画」のイメージを感じた
映画でした。

2057年、太陽の活動が衰え、
そのエネルギーによって生命が成り立っていた地球は
滅亡の危機に。
人類に残された最後の希望、宇宙船イカロス2号は
8人のクルーを乗せて太陽に向かっていた。
ミッションは太陽内部に核爆弾を落とし、太陽の活動を
活発化させること。
ところがようやく太陽に近づいた頃、7年前に同じミッション
で核爆弾を搭載したまま、消息を絶っていたイカロス1号からの
通信電波を享受する。
核爆弾を確保すると爆発の確立は2倍にあがるという理論で
航程を変更しイカロス1号との接触を試みるのだが・・。

船には8名の乗組員がいますが、いろんな
分野のエキスパートを乗せているのが面白い。

船長カネダ(真田広之)
物理学者・キャパ(キリアン・マーフィ)ー核爆弾担当
エンジニア・メイス(クリス・エヴァンス)−機械
パイロット・キャシー(ローズ・バーン)ー航行、コンピューター
生物学者・コラゾン(ミシェル・ヨー)−自家菜園の酸素生成メイン
通信士・ハーヴェイ(トロイ・ギャリディ)ー通信だけ
航海士・トレイ(ベネディクト・ウォン)−アジア系航海士
精神科医・サール(クリフ・カーティス)−メンタル面のケア。

こうやって書くと8人のヒーロー、まさに
「ファンタスティッゥ・エイト」みたいです。
上映前に本作でも目立ってるクリス・エヴァンスが火だるまに
なってびゅんびゅん飛ぶ「ファンタスティイク・フォー2」の予告が
流れるんですけど、能天気そうな向こうに比べ、全く正反対の作品だなぁこれ。
クリスは「セルラー」の主役とか、今一番気になる俳優さんです。
本作ではかなり複雑な役をこなしてました。

ところがその8人、映画の中では宇宙飛行士にゼンゼン見えないの。
みんなほぼ普段着だし、ロンドンのパブに勤めてる8人の休暇
って言っても不思議じゃない感じ。(笑)
50年後は宇宙飛行士もラフです・・ってことなのかな。
ミシェル・ヨー、真田さんやもう一人アジア人が混ざっている
事からも、映画の設定をいろいろ工夫してる事が判ります。
真田さんはポスターではど真ん中にどーんといますけど、
一番最初に死んじゃうので登場時間一番短い・・。

この映画いろんなSF映画を参考にしてると思いました。
まず「2001年宇宙の旅」
映画全体のトーンはこの映画の影響が大きいのかな。
宇宙船の閉鎖された感じと、トラブルが起こって
どんどん乗組員が犠牲になってくる部分とか、宇宙空間での
補修作業とかはかなりのイメージにダブリがあります。
あと「エイリアン」とか「ライトスタッフ」とか・・。
自分はロボットが宇宙菜園を守る「サイレントランニング」
を思い出したり。
そういう古いSF映画のイメージを多く感じるのは勿論
CG使ってるんだろうけど、それらは結構アナログな感じなのと
船内でほとんどの話が進むので、美術でのイメージがメインになってる
映画からかもしれないと思いました。


ちょっと気になるのは、
すごく「状況」が判りづらい映画なんですよ。
特にイカロス1号との
接触場面になってから以降は
主人公が今どこにいるのか、船のどの部分にいるのか、
そして今何をしてるのか?ってのが
カットバックも多いし、説明不足なんで判りづらい。
おまけに妙に凝った映像を多様するから
よけい訳わからんようになってたような。

「2001年」「ソラリス」もそうだけど、シリアスなSF映画って
「訳わからん!」って言われてナンボみたいな所があるから
それでいいのかもしれません(笑)なんてウソですが、
なんとなくSF娯楽作っぽいポスターなんで、
そういうの期待して来た方にはものすごく退屈な映画なのかもしれないなぁ。
自分はハリウッドSF映画観ても最近のはさっぱり楽しめない
ので、逆に面白かったです。「アルマゲドン」みたいになっちゃう
もんね、ハリウッドだと。
登場人物のキャラクターがステレオタイプじゃないのが良かった。
ミシェル・ヨーの役なんて酸素確保の為に
平気で仲間殺す事まず提唱してたし・・かといってヒール役
という訳ではないのが面白いです。
このへんダニー・ボイルですよね。

この映画もちょっと精神面や宇宙と神のかかわりとか、
そういう今まででもありがちだった哲学的な投げかけもある映画です。
太陽が衰退するのは運命だとしたら、それを人間の力で変える
のは果たして正しい行為なのか。人類の滅亡も運命だから受け入れる
必要があるんじゃないのか・・。
ここは難しいですね。活動を活発にさせる行為も生きる為の
自然な行為だとしたら肯定出来るような気がするし・・。

今までそんなに真剣に考えてみたことなかったけど、
今自分が存在してるのは太陽があるからってのが大きい訳で、
太陽と地球の距離がこの距離だからこそ、夏はビーチでまったりとか
四季ごとに花が咲くとかそういう奇跡があるんだなぁって
映画観ながらそんな事を考えてしまってました。

この映画、日本のほうが早くアメリカでは秋公開みたいですね。
音楽は一部Underworldが担当。結構好きなんですけど、
テクノよりクラシカルな楽曲の方が合ってる
映画だと思いました。2001年の影響ありすぎか、それじゃ。

↓下に続きます

Allan Holdsworth@大阪BIGCAT

2007年04月12日(木) 0時19分


Allan Holdsworth-Guitar
Alan Pasqua-Keyboard
Jimmy Haslip-Bass
Chad Wackerman-Drums

アラン・ホールズワースのライブに行ってきました。
ホールズワースといえば、ソフト・マシーン、ブラフォード、UK
などのプログレッシブロックシーンで活躍したあとはソロで活躍している
ギタリスト。
結構来日してる印象があるんですけど、ライブ観るのはこれが初めて。

ギタリストのライブのトップ画像がドラマーなのはなんでやねん!
なんですが、自分はこのバンドのドラマー、Chad Wackerman!
チャド・ワッカーマンが見たくてこのライブに。
1月のテリー・ボジオに続き、チャドはフランク・ザッパのサポートを
一番最後にしていたドラマー。で観るのは今回が初めて!
わずか半年の間に憧れていた歴代ザッパバンドの
最高のドラマー二人のプレイを真近で観るなんて
なんて贅沢なんでしょう・・。今年はいい年だ〜。
よってこの記事またマニアックです。・・すんません;;

チャドはフランク・ザッパのバンドで言うと
エインズレー・ダンバー→チェスター・トンプソン
テリー・ボジオ→ヴィニー・カリウタ→デヴィッド・ロッジマン
に続くザッパバンド歴代最後のドラマー。
それにしてもすごいドラマーばっかりです歴代。ザッパも
パーカッション出身なのでリズム、特にドラマーがバンドで
一番重要だと考えていたんだたと思う。




チャドがザッパバンドにオーディションで選ばれて参加したのは
20歳そこそこのころ!
うへぇ〜!考えたら起用されるチャドも起用するザッパも凄いわ。
↑「Ship Alliving Too late to save a Drawing Witch」
(日本でのアルバム名、発売当初は「ザッパのまるさんかくしかく」
ってウソみたいなタイトルつけられてたそうな。
ジャケットがそんなだからってだけ)
は自分が初めて聴いたザッパ。
88年「Broadway the hardway」のツアーまで約10年近く、
最後までフランク・ザッパの音楽の土台を支えていたわけです。
もうそれだけで歴史的偉業だと自分は思いますけどねぇ!^^

ザッパのバンドはお好きな方はご存じの通り、
ツアー前に半年近くスタジオにこもってレパートリー200曲!とか
出来るようにして、ツアーでは毎日セットリスト全部変えるなんてザラ。
しかも3時間近いライブでインターミッション以外は
全曲ぶっ通しで演奏します。フルのライブ映像観たらほんとびっくりします。
さらにザッパの合図でリズムをばんばん変えていきますし
同じ曲でも全く同じ演奏なんてのは多分ひとつも無いんじゃないかなぁ。
それで海賊版も多く出回ってしまうんでしょうけど。

数少ないザッパのライブ映像の有名なのに
81年のMTVで放映されたものがあるんですが、
自分そのビデオ、新宿かなにかで入手して学生のころ、もうすり切れる
くらい何度も何度も見てました(苦笑)ザッパの
歌詞は毒やギャグありまくりなのに、バンドの演奏はものすごいんですよね。
バラードやってるかと思うと、いきなり絶対にコピー出来なさそうな
高速ユニゾンフレーズが登場したりします。
日本でこんなことやってるバンドはありません。今もない。
当時のサイドギターはスティーブ・ヴァイ。
ヴァイは当時「ザッパバンドは世界一のハイテクバンド」って言ってたそうです。
まさにその通り。

↓youtubeで81年のライブ出だしのメンバー紹介の映像がありました。
そこから"Montana"に続くんですけど、途中のユニゾン映像が切れてる部分
あるけどやっぱりかっこいいなぁ。(涙)ザッパ男前!

Frank Zappa - Montana Live @ the Palladium in New York 1981

ホールズワースのバンドは確か長いこと手伝ってたと思います。
最近のソロはかなりジャズロックの
勿論あまりコマーシャルなものではありません。
1月にテリー・ボジオのライブの日にちを間違った思い出の(苦笑)
大阪BIGCATはほぼ男性客(苦笑)
フロアにテーブルが置かれるライブは初めてだったかも。
物凄くリラックして聴けました。

でもさすが、というか他の二人もめちゃくちゃ凄い
ミュージシャンで、特にキーボードのアラン・パスクァは
かなり攻撃的なキーボードを弾く人で、一番目立ってた
ような気がしました。
ホールズワースのギターって音そんなに大きくしないし、
ソロを♪へろろへろへろへろー♪って感じなんで、
対照的でしたね。

でチャドはやっぱりすごかった。
判りやすい超絶技巧をを見せる!
ってタイプでは無いから、テリーボジオとは正反対のタイプの
ドラマーなんですけど、音のダイナミクスのつけ方とかが
はめちゃくちゃ奇麗で上手いなぁと思いました。
そしてものすごく姿勢がいいんですよね。
めちゃくちゃ難しいプレイを、ホントに楽勝で
叩いてるように見えるので呆然と見てしまってました。

そして、多分もう40代後半なんだと思うんですけど
全然そんな風に見えません。
81年のライブビデオのまんまの印象というか、
相変わらず好青年のイメージのまま。

テリー・ボジオの時と同じくサイン会!がありました。
ミュージシャンも大変だなぁ;;チャドは
すっごいニコニコしてて性格よさそう、真面目そうな
印象はステージと一緒。
実はマジックがにじんてて、サインぐしゃぐしゃに
なってしまったんですよね。(笑)
で戻って、自分で別のマジック出して快くサインし直してくれました。
フランク・ザッパの「ブロード・ウェイ・ザ・ハードウェイ」
のアルバム!↓やったー!めっちゃ嬉しいです(涙)




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kazupon
映画の感想を中心に大好きな音楽の事や、どうでもいい話もテキトーに綴っております。
感想はネタバレ確実にしてますのでご注意を!
たまにdrummerもやってます。
コメント&TB大歓迎ですが、
最近忙しくTBはマトモにお返し出来ず申し訳ありません。

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