Terry Bozzio Out Trio @六本木

2007年01月29日(月) 2時45分


今回私的興奮モードで失礼します・・。
永遠の憧れのドラマー ↑Terry Bozzioがホントに久しぶりに
来日してくれました。

http://www.terrybozzio.com/

フランク・ザッパのバンドに歴代で一番好きな時代に在籍していた
ドラマーです。というかテリーがいたから好きなんだと思いますが。
これ戦車じゃないです。ドラムセットです。

その話の前に、かなりしょうもない脱力話を(笑)

みなさんは好きなアーティストのライブや舞台公演の日にちを間違えた
事ってありますか?
自分はどっちかというとうっかりさんの方ですけど、観たいライブに関しては
決して間違う事は無かったんです!
それがなんと・・今回多分初めてやってしまいました。
自分の中でライブを観たいランキング一番のテリーのライブで!!

テリー・ボジオ・トリオの大阪公演はたまに行く
大阪BIGCATってライブハウスが会場だったんですけど、、
何故か何故か1月25日だと確信を持って思い込んでて、
スケジュール帳にもしっかり書き込んでありました。
当日ようやく生テリーが観られるのかと思うと、ドキドキしながら
心斎橋へ・・。
ちょっと会場には早めだったけど、BIGCATの前まで行くと
もう会場してる??あれれ?早いなぁ・・
でも女性ばっかりだしどうもオカシイ。
公演の看板見ると

「池田聡」・・・・・えっ??

!!!??ゲゲっ!??会場間違った!?
(この時点でまだ日を間違えてると思ってない所がバカ)
と慌ててチケットを確認すると・・・。



ガーン!!!・・・・24日!!??
あしたのジョーのようにチケット握ったまま真っ白になりました(苦笑)
自分はライブの日だと思い込んでたこの日テリーは
名古屋でやる日だったのでした。ミナミなんで
もう今から名古屋へ移動してもおそらく遅し。・・。
ホントそこまで何故一度もチケットを確認しなかったのか
自分のアホさ加減に呆れてしまいました・・。

完全に諦めて、近所のバーで持ってた(笑)
ザッパのIn Newyorkってアルバムをかけてもらい、
たまたまドラマーの方がそこにいたもんで一緒に
聞いて貰ってるウチにどんどん悲しくなってきて・・・
後よく覚えてません・・。

で諦めてたんですけど、やっぱりこのままだとかなり後悔しそうな
気がしたので、東京の会場に電話してみると
なんと当日があるって事!
思い立ったが吉日です。
えいやって東京まで観にいってしまいました。
だから@六本木(笑)
「愛とは決して後悔しない事」です。
いや〜でもやっぱり行って良かった。もう
ホントに感激しました。



↑会場は東京六本木のスイートベイジルSTB139。
はじめてでしたが、なかなかいいハコです。
なんつってもステージが公平に観やすい!
ステージにはどーんと一番上の写真とほぼ同じセット。

Terry Bozzioって誰?って説明しても仕方ないとは思いますが、
フランク・ザッパ→ブレッカー・ブラザース
→UK→ミッシングパーソンズ(自分のバンド)→セッションいろいろ
前回来日はジェフ・ベックのバックをやっていた時で、この時に
一度生で観て衝撃受けてます・・。
自分の中ではプレイにしろ、見た目にしろ世界一カッコイイドラマー。
そういえば誰かに似てるなって思ってたんですけど、
英国俳優のレイフ・ファインズに結構似てる(笑)のに最近気づきました。



今回はAlex Manchacek(g),Doug Lunn(b)とのトリオ編成で
ギターのアレックス作曲のオリジナルを演奏するツアー。
奇数連とか変拍子バリバリの決してコマーシャルじゃない
難しい曲をやるバンドで、テリーの上のパーカッシブなセットが
存分に生かせる、やや前衛っぽい曲を聞かせるバンド
でした。もうずっと目が点状態です。

そういえば昨年はアメリカではフランクザッパの長男、ドウィージル
がオヤジの曲をカバーする(笑)Zappa Plays Zappaってツアーをやっていて、
テリーもゲスト出演していて、
ザッパの中でも難曲 のひとつ"Black Page"を演奏したとか。観たかった!
オフィシャルでちょっとだけテリーの叩くブラックペイジが見れますが
(↓右下のがそう。因みに右上はスティーブ・ヴァイが競演してるもの)

http://www.zappa.com/zpz/videos.html

上の映像のブラックページはパート2なんで、簡単バージョンなんですが、
こういう複雑な奇数連とかユニゾンを延々やっているっていうのが今回の
バンドのサウンドの特徴でした。

自分は決して決してテリーのドラムはとてもマネ出来ないんですけど、
パーカッションを沢山並べるのも勿論カッコいいんですけど、
一番好きな部分は彼独特のグルーヴ感(ノリ)。
サスティンをカットしたシンバルを多様するのも特徴で、
グルーヴしまくるリズムがホントにかっこいい。
多分タムひとつとかで演奏してても好きなドラマーだったと思います。
そしてグルーヴの途中でバコバコとオカズがポリリズムになって逸脱する
部分とかがホントにかっこいい。

写真見ても判る通り、こういう個性的なセットを叩くし
テリーにしか出来ないサウンドを重視しているからか、
あまり著名なバンドやアーティストの歌伴バックを
やらないもんですから、来日も今までずっと無かったんですよね。
しかもこのセットをローディなしで一人で組上げるらしいんです。
なんてカッコいいんでしょう。

役1時間半のステージでしたけど、ほんとにいい意味で変わらない・・。
セットは変われど、ザッパの頃からのノリはそのまんまで・・。(涙)
もう観てて涙出てきてました。

↓下に続きます

それでもボクはやってない

2007年01月28日(日) 2時13分


いや〜周防監督の久しぶりの作品で期待大だったもんで、
意識的に劇場でかかった予告編以外はほとんど情報をシャットアウト
してましたが、正解だったような気がしました。
この映画これから観ようかと思われている方がいたら、
ここも含めレビューの類は鑑賞前は読まないほうが
いいんじゃないでしょうか。
主人公の被告人がどうなるか最後に判決が出る訳で、
そこだけを描いた映画では勿論無いけど、やっぱりそこがどう転ぶかが
最後まで判らない緊張感が映画のキモになっている訳ですし。
面白かった!というよりはすごく考えさせられる映画で、
やっぱりとても良く出来ていると思いました。

フリーターの徹平(加瀬亮)は会社の面接の為、慌てて満員電車
に乗り込んだが、目的の駅で降りると女子中学生に
「今痴漢したでしょ!」と捕まれて、現場を見たという男もいて
駅員に駅事務所へ連れていかれる。
彼が犯人じゃないと言いにきてくれた目撃者の女性もいたのだが
駅員は話も聞かず追い返してしまう。
そこから警察へ連行され、「自分がやりましたって
言えばすぐに帰れる」と自白を強く勧められるが、強く拒否。
そこから拘留の日々が続くようになってしまう。
心配した母(もたいまさこ)が弁護士荒川(役所浩司)と須藤(瀬戸朝香)
に相談し、検察側と裁判で争う形となった。

↓ネタバレ注意です。

まず思ったのは徹平がホントに痴漢をしていないかどうか、
別の犯人がやっているかどうかを事実として
見せるシーンを一切入れていないんですよね。

観客の方もここまで主人公に寄り添った映画になっている
にもかかわらず、ほんの数ミリでも「ひょっとしたらこの人ウソ言ってる
のかも?」って劇中思ってしまう方もいるんじゃないかと思いました。
女子中学生は彼が犯人だと完全に「思い込んで」いる訳ですけど、
ひょっとしたら徹平が犯人かもしれないというセンは観客に対してもゼロでは
ない訳です。現場を見た訳じゃないから身内だってそうなのかもしれない。
実際やってないとしても。
事実は本人と神のみぞ知る訳ですから・・。
こういう冤罪事件の難しい所はそこなんだろうなぁ。

テレビで犯罪事件の報道を見てても、犯人とされる人に感情移入する事は
まず無いんじゃないでしょうか。自分もおもいっきりそうです。
「ヒドイことするなぁ」って並べられた事実報道見て判断してるだけ
なんですよね。のほほんと。
仮にこの物語の女子中学生の視点から描いた映画を作ったとしたら、
映画を観て徹平くん気の毒!って思う以上に、
もっと彼が犯人にに見えて憎く思えるに違いないと思いました。

この作品は犯罪者とされてしまった人の立場に立ってみたらどう思うか?
って一度考えてみてくださいって映画なのかなと。
先日のイーストウッドの硫黄島二部作じゃないけど、
起訴サイドと被告人サイドどちらにもドラマがあって、
片方だけ見てると絶対にそっちに感情移入してしまうものだなぁって
感じながら観ていました。

元々裁判とかこういう問題にかなり疎い自分なので、コレ観て初めて知った事も
多く、取材や掘り下げはやっぱり緻密ですごい。
ホラ、よくドラマで裁判とか出てくると、犯人はやっぱり悪いヤツで
優秀な弁護士ついてて、最終的に真相が暴かれて
「チクショー覚えてやがれ!」って暴れ出して取り押さえられながら
連れてかれっていうエンディングのものが多くないです?(笑)
あくまでイメージですけど。これほど真っ当に描いてるのは
あまり観た事ないような気がします。・・といっても裁判この目で
観た事は一度も無いんですが(苦笑)

周防監督の映画って、「ファンシィダンス」の頃から「ウンチクもの」
の面白さがあると思うんですけど、
一般の人が表面は知ってるけど内情はしらない部分をかなり掘り下げて
しかも同じウンチク映画の特徴があった伊丹十三作品よりももっとエンタメに昇華
させているというか。

今回はかなり新たなスタイルに取り組まれたような印象。
テンポが良くて劇場で笑いが起こる部分を随所に
入れられているのが周防作品の特徴でしたけど、
今回はいつものお笑い担当の竹中直人や田口浩正の出番はカメオ程度で、
そんなに笑い所が用意されていませんでしたね。
そして音楽がほとんど劇中流れない!コレ途中で気づいたので
前半はどうだったのか覚えてないんですが、前作「Shall We ダンス?」
を含む以前の作品群とはホントに対照的な作品になっていると思いました。

単純に一番疑問に思ったのは、認めない人は延々拘留されて、
しかも犯人かどうかまだ断定されてない筈なのに、牢屋に他人と監禁されて
規律通りの扱いを延々と受けてしまう部分。
しかも痴漢事件だと始末書と罰金程度でアッサリ返してもらえる
んですね・・。あっちをもっと厳罰にしないと減らないんじゃないかと
端的に思いました。
その為には、もっと真偽がハッキリする制度が必要なんでしょうけど
99パーセントの有罪率かぁ・・・。
身に覚えのない事の潔白を証明する為にものすごくお金と時間を使わないと
いけなくなってくるって・・。
もちろん痴漢はイカン事ですし、この映画の影響で断罪するのを躊躇する方が
増えたら絶対にダメだと思いますけど。
自分はほとんど満員電車乗らないんですが、うわ〜こんな目にあったら怖い!って
マジで思いました。

中盤、かなり人格者に見えた裁判官が変わってしまうのも
理不尽さを感じさせる部分でしたね。
それにしても小日向さんは相変わらずスゴイです。
冷淡な人の演技はほんと恐ろしい。それでいて
「木更津キャッツアイ」のお父さんみたいな正反対の
役をやられるのがスゴイです。

↓下に続きます

アカデミー賞&ラジー賞

2007年01月24日(水) 0時58分


たまには時事ネタいきます!
さすがに「硫黄島」を始め日本勢がからむといつもよりも
マスコミの騒ぎようはスゴイみたいですね。
自分が好きな映画はいつもノミネートされても取らない事が
ほとんどなので、比較的アカデミーの賞の選出そのものは
どうでもいいと思ってるほうなんですけど(笑)
やっぱりあの中継の豪華具合は観ていて楽しいもんです。
今年はなんとなく観れそうなので(もちろん録画でですが)
去年はサボった予想いってみましょー。

いつもながら半分以上見てない作品ですし、毎回確実に
ハズすほうですが・・・。お遊びです。
もうみなさんいろんなサイトで読まれていると思いますが、
ひょっとしたらココしか観てない人もいるかも(いないか)
しれないので長くなりますが列挙しますね。
取りそうだってのと、個人的に取って欲しいなぁってのと
を書いていきます。
しかし一回誰か授賞式連れてって!

→アカデミー賞公式サイト 
http://www.oscar.com


【作品賞】
 「バベル」
 「ディパーテッド」
 「硫黄島からの手紙」
 「リトル・ミス・サンシャイン」
 「クィーン」
予想→「バベル」
取って欲しい→「硫黄島からの手紙」
大穴→「リトル・ミス・サンシャイン」

【監督賞】
 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 「バベル」
 マーティン・スコセッシ 「ディパーテッド」
 クリント・イーストウッド 「硫黄島からの手紙」
 スティーヴン・フリアーズ 「クィーン」
 ポール・グリーングラス 「ユナイテッド93」
予想→マーティン・スコセッシ
 (もうそろそろやらにゃ)
取って欲しい→クリント・イーストウッド
 (さすがにもういいんじゃって言われてそう。でも
  今までで初めて取って欲しいと今回思ってます)


【主演女優賞】
 ペネロペ・クルス 「ボルベール <帰郷>」
 ジュディ・デンチ 「Notes On A Scandal」
 ヘレン・ミレン 「クィーン」
 メリル・ストリープ 「プラダを着た悪魔」
 ケイト・ウィンスレット 「リトル・チルドレン(原題)」
予想→ケイト・ウィンスレット(ここは難しそう)

【主演男優賞】
 レオナルド・ディカプリオ 「ブラッド・ダイヤモンド」
 ライアン・ゴズリング 「Half Nelson」
 ピーター・オトゥール 「Venus」
 ウィル・スミス 「幸せのちから」
 フォレスト・ウィッテカー 「ラストキング・オブ・スコットランド」
予想→フォレスト・ウィテカー
でもレオ様ひょっとして今回いくか?オトゥールさんもきそう。

【助演女優賞】
 アドリアナ・バラザ 「バベル」
 ケイト・ブランシェット 「Notes on a Scandal」
 アビゲイル・ブレスリン 「リトル・ミス・サンシャイン」
 ジェニファー・ハドソン 「ドリームガールズ」
 菊地凛子 「バベル」
予想→ジェニファー・ハドソン
取って欲しい
→菊池凛子
 →アビゲイル・ブレスリン(可愛かった)
 

【助演男優賞】
 アラン・アーキン 「リトル・ミス・サンシャイン」
 ジャッキー・アール・ヘイリー 「リトル・チルドレン(原題)」
 ジャイモン・フンスー 「ブラッド・ダイヤモンド」
 エディ・マーフィ 「ドリームガールズ」
 マーク・ウォールバーグ 「ディパーテッド」
予想→エディ・マーフィ
取って欲しい→アラン・アーキンかマーク・ウォルバーグ

【オリジナル脚本賞】
 「バベル」
 「硫黄島からの手紙」
 「リトル・ミス・サンシャイン」
 「パンズ・ラビリンス(原題)」
 「クィーン」
予想→「リトル・ミス・サンシャイン」

【脚色賞】
 「Borat: Cultural Learnings of America
 for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan」
 「トゥモロー・ワールド」
 「ディパーテッド」
 「リトル・チルドレン(原題)」
 「Notes on a Scandal」
予想→Borat(これすごく観たい!)
取って欲しい→「トゥモロー・ワールド」でもこれは原型とどめてないからムリ。(笑)
「ディパーテッド」が取ったら怒る人が沢山いそう!

【撮影賞】
 「ブラック・ダリア」
 「トゥモロー・ワールド」
 「The Illusionist」
 「パンズ・ラビリンス(原題)」
 「ザ・プレステージ(原題)」
予想→「トゥモロー・ワールド」とったらいいなぁ!

【編集賞】
 「バベル」
 「ブラッド・ダイヤモンド」
 「トゥモロー・ワールド」
 「ディパーテッド」
 「ユナイテッド93」
予想→「ユナイテッド93」
取って欲しい→「トゥモロー・ワールド」(笑)しつこい・・。

【美術賞】
 「ドリームガールズ」
 「The Good Shepherd」
 「パンズ・ラビリンス(原題)」
 「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
 「ザ・プレステージ(原題)」
うーん全くわからない。。「ドリーム・ガールズ」?

【衣裳デザイン賞】
 「Curse of the Golden Flower」
 「プラダを着た悪魔」
 「ドリームガールズ」
 「マリー・アントワネット」
 「クィーン」
観てないけど「マリー・アントワネット」かなぁ。


【作曲賞】
 「バベル」
 「ザ・グッド・ジャーマン(原題)」
 「Notes on a Scandal」
 「パンズ・ラビリンス(原題)」
 「クィーン」
どれも想像つきません。(笑)
なんとなく「バベル」

↓下に結構続きます

ディパーテッド

2007年01月21日(日) 11時06分


香港映画「インファナル・アフェア」をなんと
マーティン・スコセッシ監督、、しかも凄いキャスティンで
でリメイクすると聞いてずっと楽しみにしてました。
スコセッシは「全く別物として作った」って言ってるようですが、なんのなんの
予想以上にオリジナルの「まんま」の映画でちょっと驚き。
アンディ・ラウ=マット・デイモン、トニー・レオン=ディカプリオ
そしてエリック・ツァン=ジャック・ニコルソンってもうオリジナル
観た方は結構誰もが「なかなかハマってる」キャスティング!って
思ったんじゃないでしょうか。
当然こっちは展開判って観てますから、どうしても「ここでああなる
こうなるか?」って比べながら観てしいました。
ハッキリ言ってオリジナルを知らずにた方が楽しめる映画なのかもしれません。
テンポも良く、あまりダレ場の無い面白いクライムアクション映画。

同じ頃、警察学校を学んでいたビリー(レオナルド・ディカプリオ)
とコリン(マット・デイモン)の二人。
コリンはマフィアの親玉コステロ(ジャック・ニコルソン)
に子供の頃から目をかけて貰っていて、捜査の情報をマフィアに
流す事が目的でもあった。
一方ビリーの方はクイーナン警部(マーティン・シーン)と
ディグナム巡査部長(マーク・ウォルバーグ)からコステロ
の組織に5年身分を隠して潜入する任務を着任すぐに
言い渡される。
警察に入り込んだマフィアの手先と、マフィアに入り込んだ
警察官。二人はやがて交錯することになっていく。

映画作家にとってマーティン・スコセッシって憧れの対象の
一人なんじゃないかと思うんですが、香港版のアンドリュー・ラウ
監督やアラン・マックってどう思ったんでしょうね。

@えっ!?スコセッシにディカプリオでリメイク?嬉しいよ〜オィ!
Aハリウッドでリメイクされるスゴイ映画を作ったオレはやっぱり偉い。
Bけっ!しょーもない映画になったらタダじゃおかんぞ。まぁ
 版権料で儲かったから次回作にまわそっと。
 それにしてもなんでオレに監督させんのだ。

まぁ多分@じゃないかと思うんですけど(笑)
元々「インファナル・アフェア」を観た時、刑事がヤクザ組織に潜入する面白さ
はタランティーノの「レザボア・ドッグス」の設定×2の展開だなぁって
思ったんですけど、良く考えたらあれは元はチョウ・ユンファが
出てた「友は風の彼方に」のアイディアをいただいてる訳で、
ラウ監督がそれを参考にしたかどうかは別にして
香港映画→米インデペンデント→香港映画→ハリウッド
ってなんか食物連鎖みたいになってる気がするなぁ。

映画で一番面白かったのはマーク・ウォルバーグのディグナム巡査部長!
しゃべると汚い罵り言葉しか出てこないんですけど、
もの凄く頭がキレる人だってちゃんと伝わってくるキャラで
登場時間こそ少なかったものの、マーティン・シーンとの凸凹っぷり
は出てくる度に楽しくてニヤニヤ観てました^^
字幕ではあまり再現されてませんでしたけど、
彼を含めて登場人物みんながやたら
FxxK!FxxK!って言いまくる映画で
途中でファ○クって「正」書いて数えようかと思ったくらい。(笑)

そしてアレック・ボールドウィンのおとぼけ警部も笑えました。
なんか天然に一番物事が判ってない感じでひょうひょうとしてて。
監視カメラに死角が出来てて、コステロ取り逃がした時
「オマエのせいだ〜!コラ!」って担当者を急にボコボコにする
場面とか、コントみたいで可笑しかったなぁ。まさに「ボコる」でしたよあれ。
上役三人はちょっとお笑い担当みたいになってて、
オリジナルとはちょっと違うキャラ作りにしたのは成功してると思いました。

そして肝心の主役3人はもう想像した通りぴったり。
マット・デイモンは「リプリー」が帰ってきたのかと思えるくらい、
ドキドキしながら裏で悪いことする奴やらせたらピカイチだし(笑)
ジャック・ニコルソンはいつキレるか判らない親分やる為に生まれてきたような
人じゃないかと思えますもん。
普通に笑って座っててもいつ豹変して凶行に及びそうな怖さ。
エリック・ツァンも上手かったですけど、やっぱり映画を一人で
さらっていってる感は相変わらずです。

ラスト近くのビルの屋上で二人が対決する〜エレベーターまでのシーンは
かなりオリジナルに忠実に作っていて、前作のファンとしては
嬉しい反面、スコセッシらしい違うアプローチも見たかった気がします。

↓下に続きます

長い散歩

2007年01月16日(火) 0時33分


車や電車で目的地へ移動するだけで、
散歩なんてあまりした事なかったんですけど、数年前に
犬を飼い始めたら散歩に結構行くようになりました。
いつも同じような場所に行くだけですが、
近所のなんでもない通りも歩いてみると木々の季節の移ろい
が判るようになってきて、歩く事ってほんと大事なのかも。

奥田瑛二さんが監督したこの映画は
主人公のセリフにもあるように旅の途上で
今まで気づかなかったさりげない日本の自然を
綺麗に写し出している良質なロードムービー。
海外で高評価なのもとても判る気がします。
そして、ものすごく孤独感を感じる作品。

心の病を持った妻に先立たれた松太郎(緒方拳)は、
疎遠になっている一人娘に家をやると言い残すと、
郊外のアパートに部屋を借りて一人暮らしを始める。
アパートでは、水商売らしき女・真由美(高岡早紀)に常に
ほったらかされている娘サチ(杉浦花菜)が死んだような目で
ぼんやり外を眺めているのが気になって仕方がない。
夜な夜な聞こえる虐待の声。
ある夜女のヒモの男に悲鳴を上げたサチの声に松太郎は
竹刀で殴って彼女を連れ出してしまう。
「青い空と綿菓子みたいな雲を見に行こう」
他人のおじいさんとサチの奇妙な旅が始まるのだった。

松太郎もその娘も母親もサチもすごく孤独。
人は寄り添って生きているハズなのに、何故こんなに
孤独になってしまうんでしょうか。
松太郎が妻が亡くなる前どんな父親だったかは
訳アリだってのが提示されるだけでほとんど提示され
ないんですけど、厳格だった自分のせいで家族が
バラバラになったという悔いに対する冤罪の旅。
大人の孤独はある意味自分のせいもあるから
仕方ないのかもしれませんが、
子供の孤独ほどツライものはないと思いました。

奥田監督の映画は始めてだったんですが、
かなり絵作りにこだわりのある方なんですね。
緒方拳のおじいさんとボロボロの天使の羽をつけた
サチが手を引いて自然の中を歩く絵画的な描写が
美しくこの映画のイメージとなってます。

犯罪者と女の逃避行ってアメリカンニューシネマじゃないけど
ロードムービーで一番ドラマチックな設定かもしれません。
この映画では女は子供だけどちゃんとその役割になっている。
どうしようもない登場人物ばかりなので
物語はかなりネガティヴなんですけど、
ごく普通のなんでもない田舎のを歩いていても
日本って綺麗な国だよな〜と
改めて思わせてくれるのはこの映画の一番の魅力。

最近多い幼児虐待の問題も、
ニュースで見るのとはやっぱり伝わり方が違って、
ゴミみたいにほったらかされてるサチや、
虐待を受ける場面を見ていると、いやいや、実際こんな
事する親が沢山いると思うとやりきれない気持ちにさせられます。
高岡早紀さんの女性、ややオーバーなキャラでしたけど
ほんとにいそうでさすがだと思いました。
虐待=水商売女+ヒモinボロアパートっていう図式が
ちょっとステレオタイプだなぁって思いましたが、実際
どうなんでしょうね?最近はそうでもない摩訶不思議な
事件が多いからもっとおかしな事になってる気がします。


誰もがあの子のその後を考えてしまうのかもしれませんが、
そういうのは観客の想像に任せて、
甘いラストにしてなかったのも良かったです。

そういえば緒方拳さん+子供を連れ歩く絵というと
子供の頃に観て物凄くブルーになった「鬼畜」って
映画を思い出してしまって、
彼女の前から姿を消す度に
サチじゃないけどいつ置き去りにされるかわからん!
とヒヤヒヤしました。(苦笑)

映画に出てくる自然の風景って多分何百年も
そんなに大きく変わらないものでしょうけど、
多分サチのような少女だったはずの母親が
いつのまにかあんなに変わってしまうって人ってやっぱり
複雑な生き物だと思います。

観ているとなんだか気分的にとっても寂しくなってしまって、
誰かと話したくなったので
観終わったら飲みにいってしまいました(笑)

kazuponー★★★1/2

http://www.eiga.com/official/nagaisanpo/

Kazupon Movie Index

日本インターネット映画大賞(外国映画)

2007年01月14日(日) 16時49分
昨年もお誘いいただきました。日本インターネット大賞、
今年もお声がけいただいたので参加させていただきます。
一度こちらのエントリで昨年末にベスト10選んでまして、
自分の場合、気持ち的にあまり洋画邦画の区別してないもんで
ごちゃまぜにしてるんですけど、
数は洋画の方が圧倒的に多く観てますので、外国映画部門だけ抜き取って
投票させていただきますね〜。
「リトル・ミス・サンシャイン」は観たばかりですが入れてしまいます(笑)


『 外国映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
  1「トゥモロー・ワールド」10点
  2「硫黄島からの手紙」   5点
  3「父親たちの星条旗」   5点
  4「ブロークン・フラワーズ」3点
  5「スーパーマン リターンズ」2点
  6「クラッシュ」      1点
  7「ブロークバック・マウンテン」1点
  8「トンマッコルへようこそ」  1点
  9「リトル・ミス・サンシャイン」 1点
  10「スネーク・フライト」    1点
     
【コメント】
いい映画が多い年で、ほんとに10本選ぶのも一苦労です。
いい映画・優れた映画=好きな映画とは限らないので
私的にツボだった「トゥモロー・ワールド」に票を投じました。


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【監督賞】              作品名
   [アルフォンソ・キュアロン] (「トゥモロー・ワールド」)
【コメント】
ほかの映画ではあまりやらんような事を娯楽作でやってしまおう!って
意気込みがすごく感じられたから

【主演男優賞】
   [ヒース・レジャー] (「ブロークバック・マウンテン」)
【コメント】
昨年ではやはり彼のこの映画の演技が一番心に残りました。いつも
ぜんぜん違うタイプの役をやってるのがすごい。

【主演女優賞】
   [ジョデル・フェルランド] (「ローズ・イン・タイドランド」)
【コメント】
あんなキワキワの危ない役を完璧に演じた彼女と、やらせてあげたご両親に(笑)

【助演男優賞】
   [ジェフリー・ライト] (「ブロークン・フラワーズ」)
【コメント】
あのすっとぼけた隣人がすごく印象に残ったので。最高のキャラでした。

【助演女優賞】
   [アビゲイル・ブレスリン] (「リトル・ミス・サンシャイン」)
【コメント】
主演をジョデルちゃんににあげたら助演は彼女にあげないと・・・。

【新人賞】
   [アナ・デ・ラ・デグエラ] (「ナチョ・リブレ 覆面の神様」)
【コメント】
可愛かったです。それだけですけど(笑)

この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意します。

鉄コン筋クリート

2007年01月13日(土) 1時47分


シロとクロが飛翔する予告にちょっと惹かれていたんですが、
想像以上にツボにハマる作品でした。
あまり数は観てないながらも
ここ数年で一番衝撃を受けたアニメは「マインドゲーム」
だったんですけど、観終わってからStudio4℃って同じ制作会社が
手がけている事を知りました。
ギンギラの街の描写に心奪われ、ヤクザ者が行きかう世界で
飛び跳ねるダークサイドの二人に感情移入してしまう。
これは切ないラブストーリーであるとも感じました。

周りは開発されているのに、そこだけ取り残されてしまった
ような下町「宝町」には住民なら誰でも知っている
クロとシロという少年のコンビがいた。
クロは宝町を「オレの街」だと言い、些細な侵略者には
凶暴な形で牙をむく事もしばしば。
反対にシロの方はまだ幼く、すべてにおいて純粋に生きていて、
クロはシロを守る事が自分の存在価値だと思い込んでいた。
そんな時、「蛇」と名乗るヤクザが中心になって
宝町が地上げと共に「子供の城」が建築され始める。

彼らが存在する街の風景は
大阪の新世界周辺の古いものがまだ残ってる感じと
と香港の蘭桂坊あたりの街並みをごっちゃにした
感じというか・・。
大阪に住んでて香港の看板バリバリの風景が大好きな
自分にとって、この映画の世界観はほんとに気にいりました。
あのヤクザの事務所なんてエレベーターに仁侠映画と
怪獣映画のポスターとか貼ってあって、通天閣の下あたりに
ほんとにありそうですもん。近所の銭湯とか。

過去でも現在でも未来でもない、なんというか
どこかにエアポケットがあってそこを抜けたら
こういう街が存在してるかもしれないという
混沌とした魅力的な世界。

そして物語全体のトーンはハードボイルド。
シロとクロの子供だけどもの凄く大人な関係性とか、
ヤクザの兄貴分、ネズミの味のある言葉や振る舞いがもう最高。
そういう魅力的なキャラクターがさらに魅力的な
街を舞台に闊歩するのはそういう世界観が好きな自分には
たまりませんでした。
木村の彼女以外ほとんど女ッ気が無いのもいい。

観終わった後ソッコウで原作漫画買ってしまいましたが、
元々世界観を作った松本大洋氏の才能がもの凄いんでっすね。
背景の書き込みは当たり前ですが全編カラーなだけに
さらに個性的なものになっている気がしました。
逆に言うと背景がど派手になりすぎた分
原作よりもキャラが浮き立ってないのはマンガを見て感じました。
原作ファンの方にはどうなのかな?

監督のマイケル・アリアスは外国人ながらかなり前から
この原作に惚れ込んで映画化する事を望んでいたとか。
そのせいか、
マンガのネーム(会話)がそのまま映画のセリフとして
使われている事に驚きました。
これは賛否別れる部分じゃなかと思います。

この映画、ストリップ劇場とかも登場しますし、
そもそもおもいっきりバイオレンス描写あるものなんで
間違って子供連れていった方とかいたら
困ったことになったかもしれないですね。
ラストあたりはATGもびっくりの精神世界に行きますし。

なんとなくですが蒼井優が出ている作品にハズレ
無い気がしてきました最近(笑)
声はこれくらい誰がやってるかを意識させない感じが
ちょうどよくて、二宮君もハマってたんじゃにかなぁ。

それにしてもあの子供の城って10年くらい前に
新世界に突如出来たフェスゲ・・いや「フェスティバルゲート」
どうしても思い出してしまうなぁ。
あの数年前から街にいるホームレスのおっちゃんとか
激減しましたもんね。まだ下町風情は残ってるとはいえ。
ビルの中にジェットコースターが走ってるんですけど、
オープン数年にしてどんどん廃れていって
今はシネコンとライブハウスくらいしか稼動してなくって、
まさに廃墟みたいになってます。まさにそんな感じで
宝町もあんなの入ってきたら今いる人はいなくなって
「ディズニーランド」はほんの一瞬で、さらに
街がダメになるのはネズミは良く判ってたんだと
思いました。

新世界だと今串カツで沸いているジャンジャン横丁から
先のトビタの商店街から向こうあたりがこの映画にやや近い世界観が
まだ残っているエリアのような気がします。
観光客もいないし。木村とネズミが歩いてそうです。

そういえば「マインドゲーム」も通天閣が印象的に登場する大阪が舞台の映画だったな。
この映画が気に入って未見の方は是非観てみてください。
この映画と同じくなかなかの傑作です。
「鉄コン」にも一瞬マインドゲームの西君とみょんちゃんが
UFOキャッチャーやってる映像が挿入されてます。^^

kazuponの感想ー★★★★

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http://www.tekkon.net/

「マインドゲーム」DVD@amazon

年明け

2007年01月12日(金) 0時06分


いや〜すんません!
相変わらず牛歩状態が続いております・・・。
申し訳ございません。コメントとTB
ちゃんとお返ししていきますので
もうしばらくお待ちくださいませ・・。

寒い中定番の須磨散歩にも行ったりしてます
こいつらここ好きみたいなんでついつい。
テリタミいつも同じような写真でごめんなさい。

何故か年末からイッキにいろんなものがダメになって
一番困ってるのはバスの湯が途中で止まる!(笑)
ってのですが・・。寒さのせいかなぁ。

そうそう最近PCを新しくしました。
実はかなり長い間MACユーザーだったんですけど、
仕事がらみのソフトはどうしてもWinになってしまうもんで
2年前くらいにVAIOのノートを使い始めたんですけど、
ここんとこ、カクカクしててどうも調子悪くて。
「○○の問題が発生しました」とか結構出るし。
わかったから直してくれよ〜って言い返してますがいつも。
「カジノロワイヤル」でジェームスボンドも同じようなの使ってるんですけどねぇ。
ウチのはあんな国際犯罪者の機密ファイルが見れたりしませんし。
よく考えたらソニーピクチャーの映画だったなあれ(笑)



おまけにパソコンが置いてある部屋のテレビも急に年末に全く
電源が入らなくなってしまったので、デジTVが写る
デスクトップのWin機にしてしまいました。
すまんApple。一番駆使してるのはi-tunesだから許して。
新しくすると設定やらなにやら、必要なソフトインストールとか
やたら時間かかってもうめんどくさいことこの上ない。
メールのパスワードとか完全に忘れてて、控えもとってないし(笑)
そういえばVista対応だけど、使ってる音楽ソフトとか動くのかなぁ。
自分のPCは愛着もわくので自分は結構しぶとく粘るほうなんですけど、
みなさんどのくらいの頻度でPCって変えられます?

でも最近のは画質キレイになってますね。
DVDもなかなか
いい感じで観れるもんなんだなぁ。
PC環境が多少マトモになったもんで
そろそろ記事アップしていくと思います。
またまたお暇なときにでものぞいてやってください。



「そんなのはえぇから外に遊びにいこ!」って

リトル・ミス・サンシャイン

2007年01月09日(火) 1時17分


この映画を昨年のベスト10に入れられている方が
多くて、これは観ないと!と年明け映画1本目に選びました。
あっ正確にはお正月に「カジノロワイヤル」2回目見たので2本目。

みなさんの評判もなるほど!の
ダメダメな家族を描いた可愛らししいロードムービーで
ミニバスでの旅を通して、なんとなく今の自分たちよりも
ちょっと前に進める感じ。
全体を包む庶民的でコミカルな優しいトーンの
ロードムービーというと思い出される
昨年の「サイドウェイ」の家族版という印象を受けました。
解説読んでいるともっとドロドロしている話なのかな?
という予想に反して、観終わった後はタイトルのように
気持ちが少し明るくなる作品。


父のリチャード・フーヴァー(グレッグ・キニア)
は新たな成功プログラムが出版される事を目指して
家計の多くを事業に注ぎ込んでいた。妻シェリル(トニ・コレット)に
ヤク常用で老人ホームを追い出されたおじいちゃん(アラン・アーキン)、
家族が嫌いで航空パイロットになるまでは
口を利かないと決めている長男に加え、ゲイの恋人に
裏切られたので自殺未遂を起こしたシェリルの兄
フランク(スティーヴ・カレル)を預かる事になったそんなある日、
娘のオリーヴがミスコン「リトル・ミス・サンシャイン」
の候補に選ばれ、オンボロのミニバスでカリフォルニアへ全員で
向かうことになる。

ぱっと見は地味な感じなんですけど、
映画のメインとして黄色のワーゲンのミニバスが
走るビジュアルが強く印象に残ります。
このジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリス監督は
数々のCMやMTVを手がけた夫婦監督だとか。
なるほど、どおりで見せ方が上手い訳ですね。
映画のイメージ=黄色のミニヴァンと可愛いオリーヴ
ってだけで映画のほとんどが成功しているような気がしました。
夫婦共同監督ってそういえば珍しいかも。

低予算映画ながら、アメリカではステーヴ・カレル
が「40歳の童貞」の大ヒット前に撮影した映画って事で
話題になったらしいですね。コレもまだ観てないですが;;
役者陣は子役を含めて上手い人ばっかりでしたが、
自分はカレルが一番印象に残りました。たまに口に出してしまう
「世界一のプルースト学者」ってものすごく中途半端なポジションの
プライドが可笑しい。

映画の中はリチャードが持論もそうだけどものすごく
勝ち負けにこだわるタイプ。でも実は一番のLooserで、
救いが無い人ってのは観客に提示されていきます。
逆に彼からは最初から「ダメな奴」と烙印を押されてしまう
カレルが観客には一番マトモに見えるバランスがすごく
いいなと思いました。
ラスト近くのホテル受付へのダッシュがなんかすごく
可笑しかった。クールそうに見えて一番熱い?

あのちょっとオタクっぽい兄も、あのくらいの
年頃にあんな父親のいる家にいたらあんな風に
なっちゃうかなぁと一番リアリティを感じました。
「パイロットになりたい」なんて夢がやや非現実だし。
子供向きのミスコンをかなりリサーチしたらしいですが、
実際あんな不自然な笑顔の子供が沢山出ているの
かなぁと興味深いです。
ラストはドタバタで軽く終わっていくのも良かったな。
あの家族が娘のダンスをチェックする場面が全然無いのが
ずっと気になってたんですけど(笑)、これは絶対ハッピーエンド
だろうなって予測していたら、違う意味でのハッピーエンドに
なりました。

勝ち負けの気持ちはあってもいいけど、
そんな事よりも人にはいろんないい所が
あって決して競う事で図れるものではないって
テーマがラストの「コンテスト」にかぶって
素晴らしい脚本だと思います。

アラン・アーキンおじいさんがオリーヴに「お前は外見も中身も美しい」
って言う場面がありますけど、そのセリフがそのまま
ラストで誰かに捧げられてましたね。
家族にそんな言葉を言えるっていいな。

kazuponの感想ー★★★★

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日本公式
http://movies.foxjapan.com/lms/

Kazupon Movie Index

2007

2007年01月02日(火) 18時25分


昨年は大変お世話になりました!
今年もボチボチしか更新できないと思いますが、
お暇なときにでもまた覗いてやってください。

大晦日〜元旦にかけてはもう何年目か忘れましたが
年越しの時間帯に京都に行くのが習慣になってます。
今年はやや人の出足も少なめの印象でした。
今年もテリータミー連れですが、なかなか
あの人ごみで写真なんて撮れないし(笑)
清水のからご挨拶。舞台にすごく人がいますね。

除夜の鐘つきは毎年並んでるなぁ。108人以上いるように
思うんですけどね〜気のせいかな?


テリー&タミーは
二匹とも海めっちゃ好きなんで
年末の須磨海岸です。。



という訳で今年も映画の感想に混ざって、
飼い主バカ記事もたまに登場しますが
今年もどうぞよろしくお願いします。

年明けの映画初めは試写で観た「カジノロワイヤル」
を今から劇場に観に行こうかなって思ってます。^^
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映画の感想を中心に大好きな音楽の事や、どうでもいい話もテキトーに綴っております。
感想はネタバレ確実にしてますのでご注意を!
たまにdrummerもやってます。
コメント&TB大歓迎ですが、
最近忙しくTBはマトモにお返し出来ず申し訳ありません。

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