僕のニューヨークライフ

2006年02月27日(月) 2時03分


最近のウディ・アレンは怒涛の公開ラッシュ。
この作品は「さよなら、さよならハリウッド」と「メリンダとメリンダ」の
間にアメリカでは公開された作品ですが公開は逆。
こう立て続けにアレンの映画を観ると、
なんだか彼がホスト役の連続テレビシリーズを観てる気になってきます。
その2作同様、リラックスして楽しめるいい意味で軽い感じのアレンらしい映画でした。
いつも通りの黒に白文字のシンプルなタイトルバックに
静かに古いジャズの曲がバックで流れ始めます。
本作も彼が作家として今どう思ってるのか?という個人的な志向が
強い作品だと思いました。

ジェリー・フォーク(ジェイソン・ビッグス)は21歳のコメディ・ライター。
マネージャーのハーヴィ(ダニー・デヴィート)は業界では評判が悪く、
彼だけがクライアントだし、恩人のためなかなか切る事が出来ない。
ある現場で教師をやりながらコメディを書いているドーベル(ウディ・アレン)
と言葉を交わすようになる。
彼はベラベラと持論をまくしたてる被害妄想タイプだが、何故か仲良くなっていく。
そのドーベルに、1年前から同棲しているアマンダ(クリスチーナ・リッチ)
のしっくりいかない関係を相談し始めるのだった。

「さよなら、さよならハリウッド」は過去に傑作を撮っている(らしい)
映画監督が、老いてようやく新作にありつける現場での騒動。
「メリンダとメリンダ」は脚本家達が同じプロットでも喜劇にするか
悲劇にするかのアイディアが実際の物語になりました。
この作品は才能あるコメディ作家の主人公がマネージャー、彼女ともどもに
結構振り回されてしまっている物語で、アレンの出発点であるコメディ・ライター
が主人公の映画って過去にもあったかな?忘れちゃったけど。

この映画ではウディ・アレンは狂言回しというか、21歳のジェリーに
アドバイスをする役回りとして登場します。
彼女やダメなマネージャーのしがらみをなかなか絶つ事が出来ない
彼に自分とのロスアンゼルス行きを薦めるドーベル。
現在、あれだけ愛したニューヨークを離れてロンドンに拠点を
移したアレン。
過去の自分に向かって現在の自分がアドバイスしているのか、
現在の自分に対して、「なんとでもなるよ」って自ら言っているのか
そんな映画に見えてきます。

↓下に続きます

新ナニワ・サリバン・ショー

2006年02月26日(日) 10時52分


忌野清志郎は、70年代頃から活躍しているミュージシャンの中でもいまだ
現役でロックの最前線にいてるスゴイ人だなぁと思います。
RCサクセションの頃に活躍してたバンドで、
昔のお客さんがほとんどスライドしちゃってるようなアーティストも多い中、
現役で「フジロックフェス」なんかに出てて今の観客がちゃんと
ついてく清志郎みたいな存在って少ない気がします。
一度ライブ見たいと思ってたんですけど
今まで見る機会が無かったんで今回初めて。
今年で35周年だそうです。スゴイね。

「ナニワ・サリバンショー」は定期的に清志郎ゆかりのアーティストが
出ているイベントで、今回が3回目。
最近お気に入りの「グループ魂」も出る事もあり、
どでかい大阪城ホールに久々に行ってきました。
6時に始まって10時半過ぎてましたから4時間半!って長いライブ
でしたけど、めちゃリラックスして楽しめたよ!

出演アーティストはこちら参照↓

新ナニワ・サリバン・ショー

アリーナのかなり後ろの方のチケットだったんですが、会場着いたら
最近のローリング・ストーンズのコンサートみたいに、
自分の座席のほぼ前あたりにサブステージがあって、
そこにグループ魂のバンドセッティングがありました。(笑)

清志郎以外のほとんどが2曲程度だったのに、魂だけ30分くらい
港カヲル前説から三々七拍子のシメまで
いつも通りの流れでやってましたね。(笑)
多分、始めて見た方多かったと思うんですけど、やっぱりバカおもろいです。
紅白でやった「君にジュース」は何故か中村獅童が歌ってました(笑)

残念な事にこのサブステージの音響が最悪でMCとかほとんど
聞き取れない状態。。

そのサブステージに坂本冬美、細野晴臣、清志郎のユニット
「H・I・S」が登場。
そういえばそんなのやってましたね〜
久しぶりに復活して、なんとコレが初ライブだったんだそう!
坂本冬美は歌上手いですね。やっぱり。声量がハンパなくあるのが
近くで観ててよく判りましたよ。
ステージ良く見ると、ギターは高野寛が弾いてるし、鍵盤は越美晴!
って何気に豪華なメンツ。

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イナバウアー

2006年02月25日(土) 23時52分
ここんとこ、また忙しくなってて、更新やコメント・TBのお返しが
遅れ気味でスミマセン。。

先日仕事前の朝早くに目が覚めてしまってテレビつけると、
偶然フィギュアのフリーのサーシャ・コーエンが始まるあたりだったの
で最後までリアルタイムで見入ってしまいました。
荒川静香さんの演技は他の選手のワザに集中してるものに比べて
派手さはないけど「優美」なイメージの素晴らしいものでしたね。
あの後半観客の歓声がわーっ!ってなってくるあたりから
見てて涙が出てきてしまうくらい引き込まれてしまいました。。

なんでもそうなんですけど「気合!」とか「テンション上げる!」
ってのが本番で一番重要!ってイメージがあったりしますけど、
一番大事な場面までに、どうやって緊張せずにリラックスして集中力を
出せるか?って事って物凄く難しいんだろうなぁと思います。
インタビューとかで常に冷静な彼女は自分の心理状態維持にも
かなり特化してたんじゃないかなぁ?
他の有力選手の本番テンションによる失敗とは対照的だった気がします。

流行語になりつつある「イナバウアー」って実際はああやって体をそらす事
ではなくてその足の開き方の事を言うらしいですね。
始めにやった西ドイツの選手の名前がついてるとか。



そういう素晴らしい集中力の話とは全くの真逆ですが、
忙しいと言いながらも突発的に決まったライブでドラム
叩いたりしてました。。
またまた、よっちゃんのバンドのお手伝い。
スタジオには珍しく入りました。(3時間だけ!)
最近このバンドライブやりすぎ。。

寄せ集めのお祭りバンドなんで、
だんだんバンドお笑いネタ考えるのが面白くなってきました。
1曲目にストーンズの「Start me up」の歌いだしまで
演奏して終わっちゃう!とか結構ウケてましたね。。
でもあのギターリフはやっぱりインパクトあるなぁ。
今年初で大トリだったからか、かなり盛り上ったし
気持ち良くって仕方なかったです。
よっちゃんはステージ上で「イナバウアー!」とか「4回転!」
とかやたら叫んで回転ジャンプしてコケたりしてました(苦笑)
やると思ってたよ。。

それにしてもライブハウスの楽屋って落書きだらけ。。


ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

2006年02月19日(日) 10時27分


ジョニー・キャッシュって名前くらいしか知らなかったので、
全くのフイクション作品として観る事が出来ました。
特にジューン役のリザ・ウィザースプーンが良かったです。
明るく振舞ってても、傷つき易く、芯の強い魅力的な女性を演じてましたね。
ライブのシーンはカメラワークも含めてやっぱり良くて
ホアキンとリザはどれだけ練習したのか、歌めちゃ上手いです。
ただ、主人公がドラッグにハマる多くの作品に共通のネガティブ感
があって、展開はややありきたり?とも感じてしまいました。

伝説のカントリーシンガー、ジョニー・キャッシュ(ホアキン・フェニックス)
は幼い頃に兄を亡くし、ヨーロッパで兵役を終えアメリカのメンフィスに戻り結婚。
セールスマンで生計を立てるが上手くいかない、地元のサン・レコードの
オーディションを受けて合格。
数バンド合同のツアー中に女性タレントでシンガーでもある
ジューン・カーター(リーズ・ウィザースプーン)に惚れてしまう。
彼のステージにゲストボーカルとして立つようになるジューン。
彼の人気はチャートを賑わせていくが、ドラッグに手を出し始め、
挙句に空港で捕まってしまう。
妻や子に逃げられた彼が唯一考える事はジューンの事ばかりだった。

レイ・チャールズの伝記映画「Ray」はとても評判でしたけど、
ミュージシャンのダークサイドばかりに焦点を当てた作品で、
あまり好きな映画ではありません。
それとあまりにも主役が演技とはいえ「モノマネ」する映画だったし。
ジョニー・キャッシュの映像なんて観た事ないんですが、
どうやらこれも二人にかなり似せているらしいですね。

本作は宣伝の雰囲気からもっとハッピーな音楽作品なんだろうと
勝手に想像してましたが。やっぱり同じような内容。。。
どうしてミュージシャンのヤク中や転落を混ぜて
映画にすると評判になるのだろう。とちょっと疑問。
勝手に内容を想像してた分、なんとなくガッカリしてしまいました。

「Ray」とかなりベースの展開が似てて、
貧しい少年時代→奮起してデビュー→売れる→女性関係派手に→
ドラッグにはまる→転落→再起

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ホテル・ルワンダ

2006年02月12日(日) 10時21分


映画が感覚的に「事実を伝える」重要なものの一つだと
いう事を再認識させられました。

昨年アカデミー賞の録画を観た時に、候補作紹介の映像で
最も力強く引き込まれた作品がこの映画でした。
日本公開の署名運動を知ったのは公開が決まってからで、参加出来ません
でしたが意義ある事だと思います。
大阪は昨日が初日だったようですが、久しぶりに足を運んだ
九条のシネ・ヌーヴォは満員。

94年ルワンダの首都キガリ。
長年に渡るツチ族とフツ族の争いが集結して和平協定が結ばれる事になった。
ベルギー系の4つ星ホテル「ミル・コリン」で総支配人を務める
ポール(ドン・チードル)は白人や政府要人が多く利用するそのホテルで、
時には賄賂を渡して、ここ最近の不穏な空気を乗り切ろうと考えていた。
ある日、隣人のツチ族の庭師がフツ族の民兵に連行されていく。
フツ族至上主義者達が「ツチ族の断絶」を目指して団結し始めたのだ。
ポール自身はフツ族だが妻のタチアナ(ソフィー・オコネドー)はツチ族。
頼みの綱だった他国軍や平和維持軍のほとんどが撤退し、ルワンダの紛争は
見捨てられた状態になった。
ポールは自分のホテルに避難民をかくまい、時が解決するのを待とうとするが、
フツ族の民兵はついに街中で集団虐殺を開始するのだった。

描かれているルワンダの民族紛争の事は全く知らなかったんですが、
映画が始まると恐ろしいその事実の中に放り込まれます。

「ルワンダってアフリカの何処らへん?」程度の認識の自分;;;
簡単には描ききれない複雑な民族紛争がテーマとはいえ、
そういう自分でも理解出来るレベルでとても判り易く作られています。
ホアキン・フェニックスが演じるカメラマンがツチ族とフツ族の
女性に「何族ですか?」って聞くシーンのように間接的に観客に
判り易く説明してたり。
実際はもっと複雑にいろんな人物が交錯していたと思いますが、
介入側はニック・ノルティの平和維持軍のオリバー大佐、
フツ族至上主義者はラジオの放送と、働かないフロントマン、
友人の資材調達屋のキャラクターにほぼ集約させ
「篭城モノ」と言っていいくらい、
ホテル周辺の描写で全体像を見せいてる脚本が上手いと思いました。

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携帯電話

2006年02月10日(金) 1時13分


携帯ってどんどん進化しますね。いつから持ち始めたか忘れましたが。
デジカメがついてからは更にすごいですね。
↑テリーがこっち向いてたらすかさずパチリ!とか簡単に出来るし。
タイムマシンがあって10年前くらいの自分を連れてきたら
携帯に一番びっくりするかもしれない。

PCの前にゆっくりいる事が少ないので、
良くお邪魔しているブログやサイトも仕事の空き
時間に携帯で拝見してる事が多いんです。

個人的に仕事で使う頻度がメチャクチャ高くて、
(通話は90パーセント仕事)
バッテリはすぐダメになるし、よく落としたりしちゃうんで
1年も経てば携帯がだいたいヘロヘロになりますから、
機種変が安くなる1年ちょいくらいでだいたい
乗り換えてます。;;

WINが始まってからなんとなく殿様商売がイヤだったdocomo
をスパっと止めてauに。というか家のまん前にドコモショップが
あるんですけど、それなのにドコモの電波があまり入らなかったんですよ(笑)

最近もW33SAてってのに乗り換えたばかりですが、
ワンセグ放送とかってデジタルTVが観れるタイプ。
そんなにTVなんて観ないと思いますけど、結構デジタル映像がキレイ。



「男は黙って地図と記憶だ」!とか負け惜しみを言いながら、
未だに車にナビを導入出来てないんですけど、知人がauアプリの
「助手席ナビ」が結構使えると言ってたので、
先日京都の高雄に行こうとして道に迷った時(笑)に
その場で登録して試しに使ってみました。
月額300円程度だって。
(パケ放題じゃないととんでもないパケット料金になります)

コレはGPS使って現在地地図をその都度ダウンロードしてるみたいで、
工事とか渋滞も一応リアルタイムに反映されて、
かなり正確なナビとして機能するんでちょっと感動しました。
ちゃんと「次、60m先梅田新道を左方向です」とかしゃべります。

↓下に続きます

ミュンヘン

2006年02月05日(日) 11時01分


2時間44分の長い作品ですが、
スピルバーグ入魂の力作で素晴らしい作品でした。
物語の発端なった恐ろしいミュンヘンオリンピックの惨劇事件は
この映画が話題になるまで知らなかったんです。
その事件の顛末を描く作品だとばかり思ってましたが、
後日談の報復の物語だったんですね。
なんでも世界情勢もあってアメリカではあまり映画の
プロモーションが出来なかったとか。

1972年、ドイツ・ミュンヘンオリンピックの選手村にパレスチナゲリラ
「黒い9月」が侵入、イスラエル人の選手や役員11名が人質になるが、
身柄拘束直後に2名、郊外の空港で9名全員が最終的には殺されてしまうと
いう惨劇が起こった。
イスラエルは秘密諜報機関「モサド」は首相の意向を受け、水面下で
報復にこのテロの首謀者である11名を暗殺する事が命題となる。
アヴナー(エリック・バナ)をリーダーとする5人のイスラエル人チームが
編成された。

今まで自分が観た映画の中でも群を抜いて恐怖を感じた作品は
「シンドラーのリスト」でした。あれは怖かった。
ホラー的なこけ脅しの怖さではなく、精神的な恐怖。
誰かが狂ってある民族を迫害し、殺し始めたら、殺される側は
ホントに虫ケラみたいに殺されてしまいます。今まであった人生を
振り返る間もなく、瞬間的に人が蚊をベシャってつぶしちゃうような殺し。

スピルバーグってそんな「容赦ない恐怖」を一貫して描いてると思います。
攻撃してくる侵略者や敵は、とにかく問答無用で容赦なく殺しにやってくる。
これまでの作品でも、サメ、恐竜、戦争する敵国、宇宙からの侵略者etc..
が急に襲ってきて、もし自分達がターゲットになったら?という恐怖をリアルに
描くのはスピルバーグの作家性のような気もします。

ミュンヘン惨劇の場面はスピルバーグらしいこの「容赦ない」描写。
えっそんな簡単に殺しちゃうの?という怖さ。

主人公アブナーは最初はテロの報道をテレビで見ていた程度で、個人的に
「すぐオレがあいつらを殺してやる!」って人では無かった。
これから子供も出来るし、出来るだけ平穏に生きていたいと思うタイプ
である事が冒頭に描写されています。

↓下に続きま

京の雪

2006年02月04日(土) 23時08分


↑よく見るとテリーがいます。貴船神社の参道。
さむっ!今年はホントに寒いですね。
去年どうだったか覚えてないだけなのかもですが。。。

そういえばみなさん、節分の豆まきってやりました?
そういうの疎くて、ノリでやる年とスッカリ忘れてる年とあります。
基本的にはどうでもいいのかもしれません。。。
今年はあっそうだった!でしたね。
節分に太巻きを食べるのは大阪の海苔問屋の組合の販促手段として
広まったって聞いた事があります。
みんな並んで「恵方に向かって丸かじり!」
ってヘンな風習だよなぁ。

豆まきも、一説によるとホントかどうかなんですが、京都が発祥
だという話もあるようです。↓

昔、洛北の深泥池には「豆塚」という塚があり、
鬼が毎晩出没して人々を困らせていました。
鬼たちは貴船の谷に住み、地下道を通って深泥池の畔の穴から地上に出て
騒いでいたのです。人々は、退治するために鬼が嫌う豆を
投げ込んだところ、静かになり出てこなくなったそう。
それ以来、鬼の出入りする穴に節分の豆を捨てるようになったとか。
文献には、この穴の跡に豆塚があったと記されているそうなんですが、
それが近くの貴船神社ではないかと言われているそうです。
追われた鬼は奈良の吉野の金峯山寺に迎え入れられたって話もあります。



というか貴船にたまたま行ってたので、ややこじつけでこんな記事を
書いてます;;
あっ貴船神社って絵馬の発祥地って言う説もありますよね。そんなの多いな。
上賀茂から京都産業大学を越えたちょっと山の上にあるんですが、
京産大くらいまでは全く雪降ってないのに、
10分も車で走るとに上のような景色にガラっと変わります。
降ったばかりでかなりキレイ。
ココは夏の川床で有名だからか、このクソ寒い時期はあ〜んまりというか
ほとんど人いなかったですねぇ。
神社から上の道はノーマルタイヤだと危険ですし。

↓下に続きます

オリバー・ツイスト

2006年02月03日(金) 20時55分


過去に何度もテレビや映画化されているチャールズ・ディケンズの物語。
1968年に製作されたキャロル・リード監督のミュージカル「オリバー!」は
アカデミー作品賞・監督賞、他数部門を受賞している作品で
マーク・レスター(オリバー)とジャック・ワイルド(ドジャー)
の「小さな恋のメロディ」コンビがそれ以前に共演した作品です。
コレ、昔にテレビで観たような気がするような、しないような。

豪華な街のセット、沢山の子供達を使った貧救院の描写や、
そこをオリバーが飛び出した後、スクリーンに広がる風景の美しさ等、
スクリーンで観てこそ楽しい映画的な要素がそれなりに散りばめ
られている作品で、なんだかんだ言って楽しめました。

孤児のオリバー・ツイスト(バーニー・クラーク)は9歳の時に
救貧院を逃げ出してロンドンへ。そこで老悪党のフェイギン(ベン・キングスレー)
が仕切る泥棒団のアジトに連れて行かれる。
悪党で利用目的とはいえ、初めて他人に親切にされるオリバー。
ある日、仲間の盗みに加担したと誤解されて殴られた所を被害者の
ブラウンロー氏に助けられ、お金持ちである彼の家で世話をして貰うようになる。
自分達の悪事がバレるのを恐れたフェイギンと仲間のサイクスは
口封じする事を計画するのであった。。

ロマン・ポランスキー監督の映画って大きな「作家性」みたいな
ものを感じないのは自分だけでしょうか。
昔は芸術寄りみたいな印象だったんですけど、ここ最近は作品によって
タイプを変える職人監督になってる気がします。
これも「戦場のピアニスト」とは全然違う作風の作品で、
どちらかというとコメディタッチ。

ディケンズ原作というとまず「クリスマス・キャロル」(「3人のゴースト」も同じ話)
が浮かぶんですけど、いかにも大衆が喜びそうな、庶民の中から光が
浮かぶような「イイ話」の作り手だと思います。

かわいい子供に不幸が連続して起る話で、
昨年の「レモニースニケットと世にも不幸せな物語」
を思い出してしまいました。ちょっと似てませんか?
名優ベン・キングスレーが特殊メイクで胡散臭く演じたフェイギンの
オーバーアクト具合が、あの映画のジム・キャリーに近いと言ったら
怒られそうですけど。

↓下に続きます

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

2006年02月01日(水) 20時23分


タイトルを聞いただけではサッパリどんな映画か判りません。
が、敢えてそれもよかろう!と何も読まずに映画館へ。
辞書で見ると Proof=証明、証拠、証言、試験
「私の人生の証明」ってとこでしょうか。しかしこのタイトルだと
ほとんどの方が内容想像出来ないですよね。もっと判り易い邦題は
つけられなかったのかと。。。
あっ!こういうのどうですか?
「博士の愛した数式」
って誰か必ず書かれていると思いますので書きません!
(書いとるやんか;;)
コチラはどちらかというと数式に取り付かれた学者の娘が主人公。
「ビューティフル・マインド」にやや近いイメージの作品かも。
いい映画なんですが、観客にどういうアピールをしたかったのかが
判りにくい映画だとも思いました。

キャサリン(グウィネス・パルトロウ)は1週間前に天才的な数学者と
でシカゴ大教授だった父(アンソニー・ホプキンス)を亡くしたばかり。
この5年は情緒不安定だった父と同居して面倒を見るだけの毎日
だった。
その家に数学者ハル(ジェイク・ギレンホール)が父のノートに
重大な発見の可能性を感じて毎日やってきていた。彼に心を開かないキャサリン。
父の葬儀の前に姉クレア(ホープ・デイビス)がNYからやってくる。
昔からの姉の性格で、何かとキャサリンに細かくかまう事に彼女は
ウンザリ。
葬儀の日に、ヒステリーを起こしてしまった彼女に優しく
応対するハルに少しだけ心を開いていくキャサリンだったが、
ハルに今まで隠していたある重大なノートを見せてしまうのだったが。。

元々は「プルーフ/証明」という戯曲で、ブロードウェイで絶賛された
お芝居の映画化で、英国での公演は本作の監督ジョン・マッデン演出、
グウィネス・パルトロウが同じキャサリンを演じて評判だったとか。
「恋に落ちたシェイクスピア」の監督・主演女優コンビという訳です。

「シェイクスピア」は、どちらかというとエンタメ路線の作品で、
いい意味でトレンディドラマ(死語)を古典の世界に持っていったような
娯楽映画でしたが、本作はシリアスで作風は全然違うものでした。

↓下に続きます
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映画の感想を中心に大好きな音楽の事や、どうでもいい話もテキトーに綴っております。
感想はネタバレ確実にしてますのでご注意を!
たまにdrummerもやってます。
コメント&TB大歓迎ですが、
最近忙しくTBはマトモにお返し出来ず申し訳ありません。

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