Sad Movie <サッド・ムービー>

2006年11月17日(金) 0時10分


この映画ラスト近くまではHappy Movieなんですよね。
もっとお涙頂戴映画なのかと予想してたんですが、
どちらかというと明るい作風の作品。
4組の「愛する、愛される二人」の関係が出てきますが、
タイトルが「サッド」なだけに、あぁこの関係は
こうなるのかなぁと思った通りにほぼなります。
カップル群像劇のアイディアは面白いと思うんですけど、
もうちょっとひねってもいいんじゃないの?って。
全て予定通りみたいににサッドになるラストが気に入らなかったなぁ。
個人的に意図的にガンガン泣かせる映画はあまり
好きじゃないんで、この映画の前半はそんな
展開にならなくて楽しんで観れたほうです。
ちょっと惜しい映画だったかも。

消防士のジヌ(チョン・ウソン)は手話キャスターのスジョン(イム・スジョン)
にタイミングを逃してプロポーズ出来ないでいた。
耳が聴こえないスジョンの妹スウン(シン・ミナ)は
遊園地の着ぐるみキャラの仕事をしていて、似顔絵を書くサンギュに
一目惚れ。 
フリーターのハソク(チャ・テヒョン)は彼女に別れ話を
切り出されているが、あるきっかけで「別れさせ屋」を始める。
キャリアウーマンのジュヨン(イム・ジョンア)は息子が忙しい母に
不満を持っている事を知った直後、ガンに冒されてしまう。
入院した母に毎日会えると喜ぶ息子は、母の日記を発見する・・。

こうやってあらすじのサワリを書いてみると、どうしても
箇条書きになってしまうんですが、オムニバス映画ではありません。
せっかくのプロットなのに、あまり登場人物が交錯しない
んですよね〜。

それにしても典型的な設定だこと。
プロポーズを控えた消防士!
ガンに冒された母と一人息子!
もうこの二つの設定聞いただけでハンカチ握ってしまうあなた!
予想通りの方向へ向かっていきますのでご安心を!(なんだそりゃ)

恋愛映画で「死別」を使う場合
やっぱりそこにひと工夫欲しいと自分は思ってしまいます。
そりゃどっちかが最後に死んだら普通に悲しいですよね。
先日観た「虹の女神」も死別が登場する映画なんですけど、
よく考えて作ってあってとても気に入ってるんですが・・。

そんな中で個人的には「別れさせ屋」のエピソードが
ちょっと面白かった。チャ・テヒョンは「猟奇的な彼女」から
出てきたまんまみたいなキャラで、こういうのは似合ってますね。
それ以外の3つはかなりありきたりの設定だと
思いましたから、あの部分引き伸ばした映画ならどうだったかな?

ただ、それぞれの物語がもっと複雑に交錯するってのが
群像劇なのにほとんど無くて、そこが残念。
消防士カップルのなれそめとなってる妹の事故の件も、
映画が深くなる要素がせっかくあったのに、
上手く使われていない気がしました。
なんだか惜しい所ばかり。

気になる場面も多くて、
瀕死の重病患者の病室に他人が入り込むとか(驚)
髪の毛をひっぱる息子を母が注意しないとか・・おいおい!
これちょっとおかしいんちゃうの?って描写が多数ありました。

実はこの映画、結構大きめのシネコンで観客一人!で鑑賞。(涙)
今年初です。おめでとう。
せっかくだからガンガン泣いても良かったんですが、
ちょびっとしか泣けなかったよ。
妹が初めてサンギュに顔を見せて一度似顔絵を書いて貰うけど、
思いたって書き直して貰う所。あそこは泣けました。
なんで★はオマケ。
ダメな所も多いけどいい部分もちゃんとある映画で
かなりツッコミレビューになりましたが、
この映画のハッピーっぽいところは嫌いじゃないです。

kazuponの感想ー★★★1/2

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