ナチョ・リブレ 覆面の神様

2006年09月30日(土) 0時25分


そろそろ映画の事も書かないと。
この作品、とても楽しみにしてて、前売り券買ってたんですけど、
我慢出来ず、キャセイ機内で観てしまいました。
もちろん公開されたらまた観にいきます・・。
英語+中文字幕で観ていたので、ちょっと判ってない部分あるかも
ですが・・。

「スクール・オブ・ロック」の主演ジャック・ブラックと、
親友で製作・脚本のマイク・ホワイトのコンビに、
全米で大ヒットしたのに日本ではビデオ・スルーに終わってしまった
「Napoleon Dynamite」(ビデオ題/「バス男」)で
一躍脚光を浴びたジャレッド・ヘス監督の映画で、
メキシコが舞台のルチャリブレ映画!しかも音楽は
大好きなダニー・エルフマン!って事で期待していた作品。
バカなんだろうなぁと思ってましたが、バカでした(笑)
でもちょっとほろっとさせる部分もあります。

貧しい孤児院出身のプロレスラーが正体を隠して子供達のために
戦う!って図式は、そうそう「タイガーマスク」的内容に、
「ブルースブラザース」みたいなコメディ要素と、
やっぱりジャレッド・ヘス監督のすっとぼけたセンスで
怪友ジャック・ブラックを美味しく使っていると思いました。

幼くして両親を亡くしたイグナシオ(ジャック・ブラック)は
ずっと修道院の食事係として神に仕えていた。
でも孤児を沢山かかえて貧しい教会では、食事も満足に与えられない。
ある日、ナチョリブレで賞金が貰える事が判ったイグナシオは
想いを寄せるシスター(アナ・デ・ラ・デグエラ)や教会には
内緒で、一度食材を盗まれかけた怪しいホームレスのスティーブン
(ヘクター・ヒメネス)を相棒にして、秘密の特訓を始めるの
だった。

「バス男」見た時に、このジャレッド・ヘス監督、ぼわーんと力の抜けた
映画撮る人だなぁと感じました。そしてなんとなくビンボ臭い(笑)
固定カメラの中心に登場人物がいる構図やあのすっとぼけた
感じはウェス・アンダーソン監督にちょっと通じるものを感じます。
でもウェス作品のように中流以上の生活描写とかはまぁ出てこないので、
「庶民的なウェス・アンダーソン」かも。
独特の味がどうしても出てしまう監督ですね。面白いです。

低予算の「バス男」と違って製作費約50億くらいの
ビッグ・バジェットムービーなはずなんですけど、
全然そんな風に見えないところがいいなぁ(笑)
テイストは「バス男」とあまり変わりません。
でも全米だけでも100億以上は既に稼いでるみたいです。すごいね。

メキシコのなーんにもない風景がヘス監督のあの
空虚感にぴったり。
あまり登場人物が笑わないコメディ映画は逆に笑えるのが多くて、
「ブルースブラザース」も笑わない映画でしたよね。
ジャックブラックの水色のリングコスチュームもスタイリッシュ
ですけど、神妙な顔しながらあの腹の出し具合は神業ですよね。
そんなジャックが歌う場面では爆笑してしまいました。

相棒役のスティーブンを演じるヘクター・ヒネメスが
が存在感のある怪しく可愛いボケボケぶりで面白かったです。
彼って銀杏BOYZの峯田和伸に似てると思ったのは自分だけでしょうか・・。
シスターのアナ・デ・ラ・デグエラはいいですね!
清楚さが要求されるこの役ぴったり。

まぁ貧しさから失敗しながらも
最後は強敵に向かっていく展開の
物語は途中から展開が読めるようなシンプルなものですけど、
やっぱり熱くなります。



↑前売り買うとこんなオシャレ!な携帯ストラップがついてきました。
仕事先でぶらさげる勇気がありませんけど・・(笑)

ところでメキシコのナチョリブレというと真っ先に頭に浮かぶのが
50−60年代のサント映画。
当時人気のあったエル・サントっていう覆面レスラーが
主人公の映画が沢山あったみたいですね。
自分も1本だけビデオ持ってます。



「Santo vs the Zombies」

サント対ゾンビ!
もうタイトルからして最高。
こういう60年代くらいのルチャ映画って結構沢山あるんですよね。
内容はB級アクションとかSFそのまんまなんですけど、
覆面ルチャレスラー、サントがリングで戦ってるシーンが必ずあって、
何故かレスラーなのに秘密基地に住んでたりして、
試合終わると「助けて!」なんて電話がかかってきて
オープンカーでサントが出動!なんて
ものすごくチープで面白いんですよ(笑)
決着はルチャでつけるし。。。
日本でも人気あったミル・マスカラスの映画なんかも
ありますよね。
この「ナチョ・リブレ 覆面の神様」もそんなルチャ映画の
良さを残していると思いました!

劇場で観たら追記するかもしれません。
11月3日公開予定

(11月18日追記)

ってことでちゃんとスクリーンで観ました!
いや〜やっぱり好きだわこれ。
レビューを拝見してると、「スクール・オブ・ロック」
ノリを期待して期待はずれに感じられている方
多いみたいですけど、正反対の笑いだと思います。
相棒の「ヤセ」がやたらトウモロコシ?持ってる
のとかいちいちオカシイ。
あと飛行機で観てるときには、ベックの曲とか
エンドクレジットの暑苦しいJBの歌とか気付かなかったなぁ
ってことで感想は★★★★に格上げです!

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