幸せのちから

2007年02月04日(日) 19時03分


この映画観てるとウッカリすると80年代という時代背景忘れてしまい
そうになるんですけど、よく考えたら株仲介人の研修だったら
今ならコロコロ変わるPCの扱いはマストなんだろうなってふと思いました。
今あの主人公がいたら、そっちもマスターしてたのかなぁ。
アナログに勉強するよりさらにお金かかりそうです。
脱線はさておき、ウィルスミスの製作・主演によるこの映画、
オーディションを勝ち抜いた?という息子役に自分の息子という
どう考えても親バカ映画になってそうな(笑)イメージだったんですけど、
ちょっと想像した通りの映画だったかもです。

1981年、クリス(ウィル・スミス)は全財産を投じて新型医療機器
を販売用に購入していたが、思うように売れず家計は火の車。
妻はパートに出ているものの、家賃もままならない日々で衝突が
絶えなず、ついには家を出てしまう。一人息子クリストファー
(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)を育てながらも
ふと通りかかった大手証券会社の採用試験に飛び込みでアプローチし、
研修生として6ケ月間登用されることになる。
しかし、その期間は無給、そして20人の研修生の中で採用されるのは
ただ一人という狭き門の研修プログラムだった。

コレ多分評判いいんじゃないかと思いました。自分は
とにかくビンボで可哀想なシチュエーションが登場する
映画は苦手なんですよ・・。もうちょっと違う展開を期待して
た部分があったんですけど・・。
その割には大事なミシン機みたいな医療機器が盗まれるくだりは
2度ともまぁ本人の過失だからイライラしてしまうし(笑)
恵まれない境遇で努力する人の尊さや、理解ある人との出会いを描く
ような映画をやや期待してて、確かにそれもあったけど、
ハッピーな展開よりも、どちらかというと不幸のつるべ落ちを
これでもかと見せていくタイプの作品かも。
でも人の生い立ちや学歴関係無しで、
あの面接を受けさせた上司も性根がいい人なのかは別にして、
チャンスはやっぱりあるってのはいいと思いました。

あの機械売らなくても、優秀なクリスだから別の収入源を
見つけられなかったのかな?って思いましたが、それが困難だった
81年頃という時代背景だって事を思い出させてくれたのは、
意中の会社の上司と同乗したタクシーの上にあった
スコセッシ監督の「レイジング・ブル」の広告。
確かかなり失業率の高い頃でレーガンの顔が憎々しくテレビに映されます。

それでもこの映画、この主人公がもしダメだったらってちょっと考えにくい
構成なんですよね(笑)
おそらく後に成功したと思われる主人公が、自分の苦労を章立てで
回想するようなダイアローグが何度か入ってますし・・。
だもんでどんなに不幸なシチュエーションを重ねようが、
ラストのハッピーエンドは見えてきます。
そこがややイマイチかも?と思ってしまった部分。
このまま、ラストにウィルパパがテストに合格しなくて
「もぅダメだ〜!」とか言いながら
会社で暴れて取り押さえられるのを息子が目撃して
しまうようなラストなら「自転車泥棒」みたいになるのになぁと
思ってしまいます。ありえんけど(笑)
ちなみに「自転車泥棒」は名作ですが自分は観るのがツライ作品。

それにしてもウィルはなんでこんな貧しく清く生きる
父子を息子とやりたかったのかな?
考えるな!感じるんだ!と思おうとしたんですが、
ウィル・スミスってとっくに成功者の一人だと思いますし、
やっぱり何部屋もある豪邸で優雅に暮らすウィル親子の図が
イメージとして浮かんでしまってダメでした・・(笑)
なんせウィルって噂ですけど「ALI」の時に
大雨に打たれるシーンがあって、
「全部ミネラルウォーターじゃないとヤダ!」
とかダダこねて、製作費が跳ね上がったって
聞いた事があるんですけど、映画とプライベートは関係ないとは
いえ、5ドルで一喜一憂するような主人公をやりたい気持ちが
ちょっとなぁと(笑)

ところでこの映画、父子が大会社のCEOの家に
行って、そこの息子とちょっと遊ぶくだりの展開がイラン映画
「運動靴と赤い金魚」の父子が庭師の仕事を飛び込みで
やってるシチュエーションを想い出したのは自分だけでしょうか・・。
貧しくても清い感じはあっちのほうが自分にはぐっときた
ような気がします。

そもそもウィル・スミス結構苦手なんで辛口に・・(苦笑)
じゃあなんで観たのだ!?というのは
先週、「マリー・アントワネット」のチケットを予約してたんですが、
どうやっても時間に間に合わなくて、シネコンに電話してみたら
翌週の同じ時間なら振り替えてあげます!って親切なお言葉。
でまたまた遅刻してギリギリ(笑)に劇場に来ると
「マリー・アントワネット」だけ売り切れになってて
考えてコレになったのでした・・。
マリーアントワネットあんなにヒットしてると思わなかった;;
果たして観れるのか、観なくてもいいのか(笑)
この映画もそこそこ満員でしたよ!

kazuponの感想ー★★★

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