タイヨウのうた

2006年06月19日(月) 23時23分


夜に車を運転してて何気にラジオをつけると、
丁度この映画のライブ付き試写会?の模様をオンエアしていて、
主人公を演じるYUIの生歌が流れてきました。
本人の作詞・作曲らしいそれは、なかなか耳に入ってくるいい曲。
前に劇場で予告観た時に興味も沸いてたので、本編を観てきました。
個人的にはとても好感の持てる作品でした。そして泣きました(笑)

そういえば自分「セカチュー」も「いま会い」も未だ観てません!
でも多分安直な泣ける映画じゃないと思います。
自分はこういう音楽モノにめっきり弱い部分もあるんですが、
かなりベタな内容なんですけど、難病ものとはちょっと違う。

歌う事だけが大好きな主人公という設定は、ぜったいに
歌う場面に力が無いとダメだと思うんですけど、パフォーマンスシーンは
映画の中で重要な役割をちゃんと担っていました。
その音楽シーンでぐぐっと来てしまいました。

海辺に暮らす雨音薫(YUI)はXP(色素性乾皮症)と太陽光線に
当ると命を落とす可能性がある重い病気にかかっている。
レストランを営む父母(岸谷五郎、麻木久仁子)と三人暮らし。
彼女は暗くなると、近所の駅前でひとりギターを弾きながら歌っている。
早朝、窓辺に見えるバス停にいつもやって来る
サーファーの男の子・孝治(塚本高史)を眺めるのが楽しみだった。

この作品、93年の香港映画「つきせぬ想い」のリメイクだそうなんですが、
ほとんど原型をとどめてません。
薫が窓辺をぼんやり眺めるバス停の場面と
そこにかぶさる音楽の情景がなんだか心地良くて、
そのオープニングだけで気に入ってしまいました。
よくある難病もののように、死に直面した主人公が恋人の助けで幸せな
ひとときを・・・。という展開といえばそうなんだけど、
別に泣かせを狙っていない作品だと思います。そこがいいです。

病気の描写よりも、お客さんもいないのに一人蝋燭を灯して歌う場面、
孝治が彼女を連れ出して横浜の人の多い所へ連れて行ってそこに
わらわらと人が集まってくる所、
そしてラストのレコーディングの回想と、徐々に聞かせてくれる
彼女の曲がどんどん感動的に思えてきます。

↓下に続きます
YUIはこの映画を観るまで全く知らなかったんですが、
後でプロフィール等を読むと、彼女も博多のストリートで歌ってて
上京したらしいですね。あぐらを組んで歌うのは本人のスタイルだとか。

この薫って、小さい頃から病気のために部屋に閉じ込められてて、
男の子とほとんど話した事が無いとか、コミュニケーションの手段あまり
知らないって設定なのが丁度いい感じでしたね。
演技というよりそのまんまというか。。
塚本高史君はクドカン作のドラマのキャラ、結構好きなんです。^^
必ずといっていいくらい「天然っぽい役」で出てますよね。
笑顔がウソ臭くない、いい笑顔が出る人だと思ってます。
このいいヤツの孝治役は彼にぴったりだと思いました

何かやりたい事があって、それをやり続ける事と
そばに応援してくれる人がいたら、ちょっと幸せになれる。
そんな事をちょっとだけ思い出させてくれる作品です。

3年くらい前に自分で作詞作曲する女の子のバンドでドラム叩いてた事が
あったんですけど(もちろん超インディーズの域でしたが;;)
敢えてツッコミポイントを挙げると(笑)
あの横浜でストリートで歌っててバンド系の彼らが途中で
入ってくるって実際は失礼な事で現実では無いだろうから、ちょっと残念。
って横浜ってああなの?;;
あそこ彼女の歌に万人が引き込まれるのが判る大事な場面だったので、
後のソロで歌う場面だけでよかったと思うんですけどね〜
でも実はあそこが一番泣けました自分(笑)
多分こういうのに弱いんですよね〜
人って本気でやってることを認められる瞬間が一番嬉しい時なんです。
自分じゃなくても、自分がいい!と思ってるものが認められる事も。
歌ってる彼女もそうだし、そこに連れて行った孝治にしても。

大阪だと心斎橋の大丸前とかがストリートミュージシャンは
依然多いんですけど、前に比べて立ち止まって聞いてしまうくらい
上手い人がやってるケースが増えてきた気がします。
でも聞いたら一瞬でスゴイ!って思う人はなかなかいないですねぇ。

この映画の薫の曲は映画ではサワリしか描かれませんが
映画の世界ではこの後クチコミで大ヒットまで行くでしょうね。

そして現実は?と
とさっきオリコンのデイリーチャート見たら(こんなの久々に見ましたけど)
なんとYUIの主題歌"Good-bye days"は1位!!(6月18日付)
映画よりも現実の方が凄かった。

ストリートで歌ってる人だったり、音楽じゃなくても
好きな事を続けてていいのかなぁって思ってる人がいたら、
この映画オススメしますよ!
元気出るんじゃないかなぁ。

kazuponの感想ー★★★1/2

official site
http://www.taiyonouta.jp/

Kazupon Movie Index
  • URL:https://yaplog.jp/kazupon/archive/367
2006年06月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
profile
kazupon
映画の感想を中心に大好きな音楽の事や、どうでもいい話もテキトーに綴っております。
感想はネタバレ確実にしてますのでご注意を!
たまにdrummerもやってます。
コメント&TB大歓迎ですが、
最近忙しくTBはマトモにお返し出来ず申し訳ありません。

https://yaplog.jp/kazupon/index1_0.rdf
Yapme!一覧
読者になる