ナルニア国物語 ライオンと魔女

2006年03月05日(日) 8時56分


ファンタジー映画大好きです。
ほぼ予備知識無しで観ましたが、
自分のような動物好きには楽しめる作品かもしれません。
さすが天下のディズニー、子供達が主人公の本作、
「ロード・オブ・ザ・リング」よりもファミリー向きに仕上げています。
家にある扉の向こうは全く別な世界と繋がっているなんて、
「ドラえもん」の"どこでもドア"もそうだけど、
子供の頃に誰もが持つ想像力を具現化したような物語だと思いました。

第二次世界大戦のイギリス、父親が戦争に赴いているペペンシー家
の4人の子供は、田舎の教授の家に疎開する事になる。
ある日かくれんぼをしていて末娘ルーシーが隠れたクローゼットの奥は
何百年も前、いろんな種族が住む雪のナルニア王国につながっていた。
この世界も魔女による暗黒支配の危機が迫っていて、
自分達4人はこの国を救う「予言」に登場する人間らしい。

自分も子供の頃、非現実だと自分で判っているけど、やっぱり
開いているのを見た事のない扉の向こうがどこかに
繋がってる!とか考えた事ありますよ!
でその先では自分が主人公になれるって、夢がありますよね。

壮大な想像力による世界観と複雑なキャラクター、
そして支配的な権力が生み出す戦争がベースに出てくるという点では
「ロード・オブ・ザ・リング」との共通点を誰もが感じると思います。
本作の原作者C・J・ルイスは「指輪物語」のJ・R・Rトルーキンと
親友だったとの事。
トルーキンの指輪シリーズの元である「ホビットの冒険」の出版が1937年、
第一作の「旅の仲間」が戦後の1955年。
このナルニアの第一作にあたる本作の原作は1950年だそうですから
お互いにいい影響を与え合っていたのではないかと思います。
二人の活躍した時代は丁度第一次大戦〜第二次大戦の激動の時代なので
酷い世界戦争が両作品を支えるバックボーンになっているのは興味深いですね。


↓下に続きます
昔から動物映画はディズニー映画のオハコだった気がしますが、
これはほぼCGなのかな?ライオンはある程度実写?。
動物達が見せる人間的な表情を見ているだけでも、飽きませんでした。
監督は「シュレック」のアンドリュー・アダムソン。
「シュレック」って非ディズニー系のアニメだったし、
そういえばUSJにシュレックのアトラクションあったので、
ライバルに引き抜かれた感じなんでしょうか^^
正直ちょっとピクサーやディズニーのアニメに比べると、
内容が雑な気がしてたんですけど、本作はかなりお金!と時間を
かけてじっくり作ってるんでしょうけど、ちょっと雑な感じが
やっぱりしました(笑)

原作はもっと緻密なのではと思うんですが、
長い映画の割には子供達がすぐにナルニアの世界観に融合してしまうので
イキナリ演出がややオーバー気味というか。見ているほうはちょっと感情移入しにくい。
「指輪」シリーズは若手俳優を上手く使う事によって成功していた
気がします。オーランド・ブルームみたいにブレイクした人も多かったし。
この第1章はもっと年齢層が下がって子供達が主人公で、
4人のキャスティングは最重要だった気がしますが、ちょっと
地味すぎる気もしました。。それでもルーシーの子はかなり仕込まれた子役演技!
って感じがしたので、逆に不自然に感じてしまったのは自分だけ?

宣伝の見た目は子供・動物メインのファンタジーなんで安心して
子供連れていかれた方はラストあたり「ロード・オブ・ザ・リング」ばりの
ハードな大戦闘シーンがあるので、ぎょっとするんじゃないでしょうか?
VFXは同じWETAチームがやっているそうで、印象が結構似てましたね。

これなんと7部作!の第1章らしいですね。続くのか?続くでしょう。
全米ではクリスマスに大ヒットしたようですから儲かるでしょう。
「ブラザースグリム」の感想にも書きましたけど、日本はまだまだ
お金かけてこういう映画って作らないですね。ヒットしにくそうだけど、
「さるカニ合戦」とか「桃太郎」とかVFX駆使してやってるのちょっと観たいかも。

とにかく動物たちの描写は最高。
ビーバーがいきなりしゃべったり、オオカミがいきなりしゃべったり、
キツネが悲しそうな顔したり、そういうの観てるだけで端的に楽しかった!
ビーバー、ライオン、チーター、トラあたりが「いい者チーム」で
自分の好きな犬系、白クマが「悪者チーム」なのはちょっと!と思いましたが(笑)
人間と動物とクリーチャー混合チームは怖い!というよりなんとなく
マンガっぽくて面白かったです。
あとチーター君は足速いからもっと先陣きってダッシュしてもらわないと困るよ!

うちの犬達もあんな風にしゃべってくれたら。。なんて想像して
しまいます。。「おい!メシまだなん?」とか悪態ついてそうだけどなぁ。

kazuponの感想ー★★★1/2

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