ソウ2

2005年11月01日(火) 20時39分


このブログはいつもネタバレ前提で書いてますけど、
この作品は性質上、事前に話を知ってると全く面白くない映画だと
思いますので、どうか読まれるのなら鑑賞後ご覧になってくだませー;;。

「SAW」は公開時評判の映画で、自分も面白い!と思ったんですが、
好きな映画かどうか?というとちょっとうーん。
生理的に痛い描写が苦手からかも。
でもあのラストはやっぱりびっくりしたし、謎解きも結構斬新で
面白かったと思いました。
あの1作目で感心したのは、こけおどしの描写ではなくて、
人間を心理的に追い詰める部分に焦点が当っていた事。
そしてワンアイディアの謎解きサスペンス。
目覚めたら両手両足が繋がれてて、向こうには知らない男が同じように
繋がれている。で真ん中には男の死体。
そういう状況で、生き延びる為に見知らぬ者からの試練が課せられる。
という話でした。
この手のプロットを「cube」方式と呼んでもいいんじゃないかなー

で、今度の2作目は男女8人が目覚めると自分が監禁状態の部屋に
いる事に気付く「cube」方式の映画。人数増えてます。

まず、この映画観た後に知りましたけど、前作の監督・脚本のジェイムス・ワン
はいわゆる「ソウ」の名前貸し状態というか、製作に回った形になってて、
MTV畑のダーレン・リン・バウズマンが書いたオリジナル脚本が「ソウ」の
製作チームに繋がって、それをアレンジして「ソウ2」にしていったとか。

普通に別の作品として作るより、鉄が熱いウチに「ソウ」の続編として
だだだっ!って作ったほうが儲かる!とジェームス・ワン始め製作チームは
踏んだんでしょうね。結果は大正解のよう。
日米同時公開で全米ボックス・オフィス現在1位!
でもこんな残酷な映画アメリカ大丈夫なの?っていうくらい結構エグイです。

8人がお互いの関係性を知らないまま、一人また一人とジグソウの仕掛けた
トラップにひっかかって一人づつ死んでいくってのは、
どちらかというと「ソウ」よりも「CUBE」のアイディアに近い
展開だと思いました。

↓下に続きます
この映画「ソウ2」じゃなくて別のタイトルだったら印象が変わるかな〜
と観終わった後考えてたんですが、あんまり変わらん。
正直言って、サスペンスというよりホラー・スプラッタ映画に近いノリだと
思いました。
ダーレン監督は犯人探しのサスペンスよりもトラップで死ぬ描写に
結構興味があるようで、順番に色んなパターンで死んでいく展開は
まさに「スクリーミング映画」の感じ。
そのパターンを沢山観せたいが為に、監禁されたのを8人程度に
設定したのかな?って思える程。

で、前作では犯人は最後まで判らなかったけど、この作品は
一応首謀者である前作のジグソウは冒頭で警察に捕まってしまい
「羊たちの沈黙」シリーズのレクター如く、哲学的な
事を言い始めます。ちょっとこの構成がイマイチに感じてしまいました。

監督はダリオ・アルジェント等やウェス・クレイブンの作品に影響を
受けているらしく、かなり痛い描写が多い。
鉄クギつきの棍棒で後頭部殴ったり、延々とガラスの破片から血を
流すトラップとか。。あぁぁ痛い。!

という痛いのがダメな方はややキツイ映画だと思います。
が、それなりに面白い映画ではあります、、。
でもどうしても観ていて「あ、これは順番に死んでいく」って展開が
読めてしまうので、謎だらけだった前作ほどサスペンスが盛り上
らないんですよね。

それから肝心な部分はほぼ密室だった前作に比べ、本作の「監禁される家」が
結構広くて、またその構造がイマイチ判らず、閉じ込められている恐怖感が
薄くなってしまってたのも残念。

ラストについてはここでは触れませんので、ご自分の目で
確かめてください。個人的には前作の「えぇーー!!!」って
のは無かったなぁ今回は。
それにしてもあの数字はどういう設定だったのか。
「虹の彼方に」も回答が出てませんでしたけど、自分が思ってる
事かなぁ。。。


kazuponの感想ー★★★

http://www.saw2.com/

日本公式HP「ソウ2」

Saw II (2005)@imdb

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