こっからの、距離のおまけ日記〜清君編

August 07 [Thu], 2014, 9:00

清君!
5回目の登場!!


この明るさと、彼にしかできないオモシロ!
私が本当に大好きな大好きな役者さんです。
役者としても、人としても。



うちの劇団員も、親戚のおじちゃんってな感じで慕っております。


身内だけど、毎日一緒じゃない。
そう、親戚のおじちゃん。
しかも、とびきり愉快なおじちゃん

愉快なだけじゃないんですよ。
しっかりと、劇団の若手たちをみていてくれます。
自分の経験から話をしてくれたり、時に優しく時に厳しく。


本番中もモニターをしっかりとチェック。
これはゲネプロですけどね。

今回は中々同じダメ出しを消化できない若手陣に、わざわざメモ帳を買ってきて手渡してくれました。
これに、メモれ!と。
そこまでやってもらったのに、中々それに応えないメンバーにいらいらしましたが

ここまでやってもらって、やってもらうことが当たり前になるのが一番怖い。
それを、そうじゃないんやでと教えていくことも私や上瀧の役目。
平本も、こっきーも…やけど、この辺りはまだちょっと頼りない。
いや、でも成長してますよ。彼なりに。今回そんな意見もたくさん聞きました。

そんな清君に、今回はちょっと切ない部分を。
いや、前も切ない役やったな…ココでココからの話。の時のハチ…報われない男でした。
今回はまた違う切なさ。


このシーンは台本を読んだ時に、上瀧が一番泣けたという…

ただただ鶴を折っているんですけどね。
いや、そうじゃないんですけどね。
そうにしか見えない人にはそうにしか見えない。

悩みながら長谷部…いや、あの役をとても素敵に育ててくれました。
本当に大切に。
「これでいいや」というハードルが本当に高いのです。
もっともっと!
欲しがるなぁ〜と思う人もいるかもしれませんが、その半端ない気持ちがあそこまで役を高めてくれるんです。
厳しい声にも、嬉しい声にもしっかり反応するのも清君のいいところです。


今度は…いつ??

こっからの、距離のおまけ日記〜思い出写真・女性陣編

August 06 [Wed], 2014, 23:00
さて、おまけ色々〜しいて言うなら女性陣編ですかね。

小椋さんが着ていた、お婆ちゃんの寝間着


なんと!小椋さん自らが裁縫してくださり、ご自身の丈に裾をあわせ、すぐに着やすいように帯を細工してくださっておりました。
ワンピースとカーディガンも、ずれないように縫い止めしてくださったり…

本当に色々と協力してくださいました。感謝感激!!


ぼうさんも、裾上げを手伝って下さったり…


グッズ用の布にアイロンを当てて下さったり。


もちろんぼうさんの前説は、ここからすでに感激するという方がいらっしゃるほどに気持ちがこもっています。
裏で聞いていると本当にパワーを貰うんです。
福岡では、楽日に前説後に拍手がおこりました。
他の都市では毎回なんですが、福岡ではさすがに…でも!楽日には温かい拍手で始まったんです。
もう福岡もホームであるんだという気持ちにもなりました。
それを呼び込んだのはぼうさんの心のこもった、すべての人に感謝を忘れない挨拶だからこそです。


ちーやんが、小椋さんに何かを教わっている背中…思わず
ホンマのお婆ちゃんと孫のような…
あ、年齢的にそれは失礼か…いや雰囲気がね。後姿ですしね。



さすがに、22ステージの公演。
福岡ではマッサージ大会になっていました。

女性陣も癒された…かな??

こっからの、距離のおまけ日記〜客席編

August 06 [Wed], 2014, 10:00
全部の席から100%舞台が見えるってことはやっぱりないんです。
最前列以外はどこかが、陰になってしまう。
でもそれをなるべくなくしたい…

そんな気持ちで、東京の前半分と大阪の全体は椅子を配置する客席だったので、
前の列と互い違いにしてみたり、逆にすると見えにくいんじゃないかと実際に座って試したり…
毎回毎回とても考えています。
それでも身体の大きさは人それぞれなので、やっぱりご不便をかけてしまう所はあると思います。
でも、本当に少しでも少しでも!それが空晴では基本なので、毎ステージ客席の微妙な調節をします。


制作のぼうさんこと岡本さんの指示のもと、総出で。


大阪では最後2列は段がなかったのですが、舞台監督のブルーこと青野さんにお願いして段になる台を持ちこんで、最後の列にも高低差をつけてもらいました。


初の指定席という事で、大阪は座布団に席番がふってあったのですが、座ってしまうと見えにくくなってしまうので、席の後ろにも席番を。
東京も大阪も足元の通路に、A Bなど、列を大きく書いて貼っておりました。
座席を調整するとこれも微妙に変わるので毎回はがして、貼って。


福岡のぽんプラザホールは完全固定席でしたのでその心配はなかったんですけどね。
しかもどの席も見やすかった!


そして、温度!
今回は本当に熱かった!!
でも、舞台は暑くても客席でじっと座って観ていると寒くなってくる。
更に、人によって熱い寒いの適温は違うんで…

大阪は舞台と座席の空調が一緒だったので、舞台が熱いからといって下げすぎると今度はお客様が寒い。
しかも客席の後ろの方が熱かったり…

照明の西崎さんはうちではAC(エアーコーディネーター)も担当してくださっています。
いや、そんな部署は本当はないんですけどね…

今回も相談すると、舞台にある空調に羽を着けて下さって、冷たい空気が最前列に流れるのを防いでくださったり!


そして、ブルーも!
わかりますか??
天井にサーキュレーターを吊ってくれています。
空気の流れを作って、一か所だけが寒くなるのを防ぐために。

少しでも快適な状態で観ていただくために色々、本当に色々考えています、考えてくださっています。

アンケートで、空晴はお芝居以外の部分、会場に入ったときから気持ちがいいと良く書いて下さっています。
それは受付スタッフや制作スタッフ、舞台スタッフの気持ちが伝わっているからだと、本当に私たちも感謝しています。
会場に入ったときからはもちろんのこと、こうやって見えない部分でもしっかりとお迎えする準備を!

ウイングフィールドからずっとやっています。
エアコンに羽をつけたり、段差を作るために西崎さんがウレタンマットを買ってきてくださり、箱馬のベンチシートの上に敷いたり…
どの劇場に行ってもこの気持ちはずっとずっと持っていきます!

こっからの、距離のおまけ日記〜照明・音響編

August 05 [Tue], 2014, 23:00
音響って…写真で写せないので困ったもんです
でも今回は窓があいているというので、奥村さんがこだわりの環境音をひそかにそしてしっかりと色々工夫してくださっていました。

音楽は頻繁に流れないですが、だからこそその他の音にこだわりが!
それが空晴では環境音なのです。
車やバイク、風の音や虫の鳴き声。
時には警笛だったり。


こちらはスピーカーを仕込んでいるところ。
あらゆるところに、です。

心情によってなる場所が変わる…そこもこだわりです。


奥村さんのあのタイミング、あの音量…そこでまたあのシーンがグッと締まるのです!



そんな奥村さんは東京で仕込みの日の凄い雷雨の時に
「雷の音が怖い〜」
言うてかなりビビってました…
自分が出す音とは勝手が違うんですね…



そして、照明
今回は何と言っても、窓の明かり


木漏れ日や風を明かりで…



ゆらゆら揺れているんです、それも不定期に。
それは実際にサーキュレーターで風を送っていたのです。


今回の照明案を思いついたときに、わざわざ稽古場に機材を持ち込んで一度見せて下さった西崎さん



壁が稽古場の壁なのでまた雰囲気は変わりますが、イメージしやすくて助かりました。


毎度思いますが、本当にたくさんの力を、力だけじゃなくて知恵をお借りして公演は成り立っています。

アンケートに書いていただきたお客様の声もそれになるんですよ。
もちろんね、色んな意見があるので全てを取り入れる事は不可能ですが、色んな意見があるんだってことや、これでは伝わらない人がいるかもしれないし、これではつまらないと思う人がいるかもしれないし、と観ていただく方をたくさん想像することで空晴の舞台は創られています。

これでいい、なんて答えはないんですもんね。
この前こういっていた人がいるからこれでは…こんな意見もあったからこんな風に伝わるかもしれない。
検証に検証を重ねて、時にはもう辛くなるほど重ね…でもそうやって積み重ねていく作業なんです、稽古は。


だからこそ、それが昇華された時の喜びは凄いんです

あぁ〜今回も本当に幸せでした。
でも…またそれが最初から…と、思うと…きゃー!
待っているものを想像してまたやったりまっす!!

こっからの、距離のおまけ日記〜美術編

August 05 [Tue], 2014, 10:00
まずは美術!
今回も私の、まとまらないリクエストを叶えてくれたブルーマジック!
ホントに青野さんにはいつも驚かせてもらっています。

なんといっても今回のキーポイントは


稽古場ではスタンドハンガーに、段ボールで目隠しをしたものを窓として練習しておりました。
もちろん超えられるわけもなくイメージで

ブルーこと青野さんには、今回下手に窓が欲しいと。
そこから人が入ってきたり乗り越えたりしても大丈夫なものを。
そう注文しておりました。

初めて見たときは感動もの



後ろはこんな感じになっていました。
持ち手や、段をしっかりと作ってくれておりました。


東京では実際に楽屋から舞台袖に上がっていくためにハシゴがかかっていたので、一番臨場感があったかもしれません。

そして当初はベットにしようと思っていた、下手のスペース。
しかしベットにしてしまうとそこに立ったり座ったりするのははばかられるし、窓から入ってくる時に踏み台にするのもね…と考えて、コーナー和室に!


こうすることによって、座っていても高低差が出来て面白い画になりました!
ホンマに凄い!

その和室にもこだわりの小道具や置物が。


和柄のタンスは、ちーやんのお母さんの私物
雰囲気に合うだろうと持ってきてくれました。ブルーの指示のもと配置。


編み物を置いたのもブルー案。
毛糸も数種類用意して、これだという色をチョイス。
白黒の家族写真が泣かせますねん…お客さんからはほとんど見えないんですけどね。


こけしも。
毛糸の帽子はちーやんのお母さんが編んでくれました
葉っぱの飾りはちーやん作。


コッキーがこんなんありましたと、家の裁縫道具箱を!
これこれ!こんなんうちにもあったわ〜ってもの!めっちゃええ存在感。
実際に使うものなので良かった!


豚の蚊取り線香置きは買いました。
ちょっとオシャレ。
新しいものですがそんなに汚しを入れなかったのもブルーの案。
「このおばあちゃんはきっと大事に使っていたはず」ナルホド…


私もやりたいことを相談したり、時に無理難題をふっかけるけど、それ以上に考えてくれているのが本当に嬉しい。
それがプロの仕事なのかもしれないけど、温かみや空晴を大切にしてくれている気持ちが伝わる、そんな仕事なのです。


そしてもう一つのリクエストが、ふすま
両側からあけられて、向こうが見えるもの。




これによって、中にいる人もふすまの向こうの廊下にいる人も見える!
そしてさらに観ていただいた方には強烈な印象に残っていると思います…清君が初めて舞台上に現れてふすまをのぞいたときの…あの事故!


舞台側から見ると、こんな感じ。

あとは、今回の隠れ場所、押入れ

二段式になっていて、東京ではなんと舞台袖の中にそれが飛び出して来ていたので、部屋の入口のふすまにいこうとすると楽屋からあがってきて、一旦押入れの下をくぐってから袖に立つという導線。


ここであずきさんが頭をぶつけてはりました…
やっすんは最初慣れずに、ハケるときに、しゃがむのが早すぎ、舞台上からしゃがんでいくのが見えるような退場の仕方になり、まるでお客さんからすると階段に飛び込んでいくような感じになってしまっていました。


今回は枠がしっかりとあったのでどの劇場でも、ほぼ同じ広さ。
変わりなく演技することが出来ました。

旗揚げの頃からすると、本当に進化しております。

さぁ次はどんな無理難題をブルーにぶつけようかな??

こっからの、距離のおまけ日記〜チラシ撮影編

August 04 [Mon], 2014, 23:55
もうずいぶんと前の事のようです…って、実際めっちゃ前ですけどね
チラシ撮影。

この時に、チケットやパンフ、DMはがき用の写真も全部撮ってしまいます。
色んなショットを出来るだけ。

今回の衣裳コンセプトは…


わかりますか?
お婆ちゃん・お爺ちゃん。
浴衣や、作務衣、割烹着や、ベスト、カーディガンなどでお婆ちゃん・お爺ちゃんを演出してみました。
そう見える人と、全然見えない人と…おりますが。


平本家のお婆ちゃんの部屋を実際に使わせていただいて。

DMはがきの端っこに映っていたおまけの為に、この人も。

布団中でスタンバイ!


まだ寒い中での撮影でした…
皆冬服…


窓からのこのショット。


窓から見るとこんか感じ。


部屋の中からはこんな感じ。
下からあおったので、めちゃくちゃ顔がしもぶくれになりました…私…いや、元から??


今回の物撮りはもちろん「鶴」撮影時からすでに、折ってたんですね〜。


次回空晴公演は来年の3月4月とまだまだ先ですが、チラシ撮影で言うと、そんなに先ではないです。
その前に色々考えないといけないこと、固めていかないといけないことが!!

上瀧の「こっからの、距離」日記パート2

August 04 [Mon], 2014, 10:00
前回の僕の日記があまりにも長くなったので、客演のお二人について書ききれなかったので、パート2をここに。

太田清伸くん。

ほんまこの人に空晴はお世話になってます。この人のポジションを担える役者がいない所為もあって、出演の度に大活躍してくれてます。

この人が出てくれているときは、この人のいない空晴など考えられないほどです。

僕の一方的な考えですが、喜劇俳優という言葉は彼にピッタリだと思っています



彼自身は謙虚な気持ちからその言葉を自分に当てはめるのは嫌がりますが、大真面目な演技で人を笑わしておいて、いつの間にか感動させているという仕事は、それそのものですし、清君が持つ独特の風貌は普通の俳優より、どことなく可笑しさの漂うものであり、その動きは、人の滑稽さがどこにあるか心得ているかのようです。

僕もいつか自分の演技がこんなところまで進化すればいいなと思っています。

今回も自分の演技のみならず、若手の演技をよーく見てもらいました。

ダメ出しを書きとめるためのメモ帳までプレゼントしてくれて

ふがいない若手(若手でもない役者を含む)の役者の演技に憤慨する場面もあり、若手たちへの激は、ひいては作品作りの厳しさに他ならないと思いました。そしてその優しさは、今回の作品がより良いものになってほしいという強い願いからくるものだと思いました。


そして小椋あずきさん。





僕が大阪に出てくる前から活躍してらした大先輩が、僕ら空晴を見て以来、「面白い面白い」「出してほしい出してほしい」と、繰り返していらっしゃったことを思い出します。そんなこと言ってもらうだけでも嬉しいですが、実現したことは本当に嬉しかったです。

岡部の書くものはもとより、ダメ出しの内容まで、逐一、「面白い!」とおっしゃってました。

食べること好きなのも岡部と意気投合して、稽古場飲み会でもお手製のおいしいものいっぱい差し入れてくださいました。そしてご自身も飲むこと食べることをとても楽しんでいらしたように思います

稽古ではその百戦錬磨の経験から、いつも冷静に、そしてあたたかくみていてくださったように思います。

役者が何かを試した時も必ず笑い声をくださり、それがいつも稽古場を明るくしているのでした。

あの小さい身体から発せられるエネルギーは、劇場を貫いて、お客さんが自然と笑顔になる魔力を持っているのだと思います。

何より小椋さん自身が人とそんな風に接し、自分の住む世界と向き合っているからこそ、小椋さんを見るだけで優しい気持ちになれるのでしょうね。

その感受性、心のひだを惜しみなく動かし表現していく仕事は、圧倒的な力で僕らを巻き込んでくれました。ずっと絡んでいたいとおもいました。

これに終わらず、空晴にずっと出てほしい役者さんの一人です。

こんな強力なお二人に支えられたこの作品、もっと多くの人に観てもらいたかったです。
よくばりですが、もっともっとのお客さんに。

本当に有難うございました

東京でのお二人の今後の活躍をどうぞお見逃しなく!!






平本の「こっからの、距離」日記

August 04 [Mon], 2014, 3:00
 平本光司です。


6月25日に東京で始まったこの公演。

7月27日、福岡で大千穐楽を迎えました。梅雨明けもして、もう夏真っ盛りです。

今回は、スタッフとして初の参加でしたが、慣れない作業に悪戦苦闘の毎日でした。
ご指導頂いた先輩方、スタッフのみなさま、劇団員のみんな、ゲストのみなさん、ありがとうございました。

そして、やはり終演後のお客さんの拍手が力になりました。ありがとうございました。

全公演まで役者として舞台に立たせてもらっていたので、少しでも役者の力になれればと思って挑みましたが、そんな余裕はなかったです。すみません。



東京、劇場MOMOはロビーにテレビモニターがあり、毎日チェックです。
ぼうさんは作業しながら声だけ聞いて「今日、コッキー元気やなあ」とか「なんちゃん、良くなったよね」と、
ややもすれば聞き逃しそうなところまで、しっかりチェックしてくださってます。そんなこと、役者時代は知らなかった・・・。改めてスタッフさん達に支え、守られている事を実感しました。

座長は開演まで、ロビーに居てお客さんのご挨拶をし、開演と共に楽屋に向かいます。すごい事です。
「あとよろしくお願いします」と足早に去っていく背中に「頑張ってね!!」と声をかけるのが新鮮で、毎日の楽しみでした。


大阪、インディペンディントシアター2ndは初めて使わせてもらう劇場。

終演20分前に後ろからそっと入らせてもらいました。
「最後を見たら、今日の本番の出来がわかるからね!」とぼうさん。
お客さんは快適に見ていただけているのだろうか。寒くないか。暑くないか・・・。チェックすることはもちろん、お客さんの笑い声、そして拍手を直接聞ける最高の時間です。舞台上から見る景色が大好きでした。
今回は後ろから、お客さんの背中を見渡すことが出来るのです。こちらの景色も大好きになりました。



福岡、ぽんプラザホール。ここも初めて使わせてもらう劇場。大きなエレベーターを昇って劇場ロビーに向かいます。エレベーターの中に貼るポップ作りから始まりました。
本当にどこで見ても見やすい劇場で、大好きになりました。東京から始まって、作品の成長していく過程を見せてもらい、やはり福岡に来て大きく成長したように思います。お客さんにお育て頂くんだなと改めて実感した瞬間でした。




ぽんプラザを出たら、博多座で公演中の宝塚月組公演のポスターが至る所に!
こんなところにまで宝塚が付いて来てくれているとは・・・。
龍真咲さんが応援しに来てくれているような気になって、パワー頂いておりました。勝手に・・・。

制作の仕事は本当に沢山あるのです
本番前の受付はもちろんの事、お客さんに少しでも快適に見ていただく為、座席の配置に工夫をしたり、劇場の温度を考えたり、終演後のグッズ販売の用意、お弁当の手配。・・・などなど。
今までそのほとんどを座長がやってたと思うと・・・、やはりあの人は・・・、作、演出もして、出演もして・・・、そして・・・、あああああああ、どうやってやってたんやろうか・・・。


照明の西崎さんに「空晴のスタッフとして恥ずかしくないように、誇りを持ってやってほしい」と言われました。劇団員はもちろん、空晴を愛して下さっているスタッフさんに囲まれてお芝居を作ることができるのです。あ・・・、役者の時も知ってたつもりでしたが・・・。本当に有難い事です。

福岡から帰って来て、ぼうさんからメールが
「私もいっぱい言うてしんどかったと思います。ごめんなさい。身に着いた事、いっぱいあると思うよ」
と・・・。

気遣いが出来ることが、制作として一番大事な事なのでしょう。また、最後に教えて頂きました。

悪戦苦闘の第12回公演も終わりました。悪戦苦闘は前回公演で終わったはずだったのに・・・。でも、本当に大好きな作品になりました。

お客さんにも、失礼なところがあったかと思います。申し訳ありません。
気長にご指導くださったスタッフのみなさん。じっと我慢してくれた座長。迷惑をかけた劇団員のみんな。
優しく声をかけてくださったあずきさん、抱きしめてくれた(変な意味でなく)きよくん。
そして、観に来て下さったみなさん。本当にありがとうございました。

次回公演は3月、4月です。
ここで第12回公演は終わりなはずですが、制作のお仕事はまだまだ続きます。そして、終わる頃には次回公演の準備に入ります。さあ!もうひと踏ん張り!!








上瀧の「こっからの、距離」日記

August 03 [Sun], 2014, 11:40
上瀧昇一郎です。

第12回公演、おかげさまで無事終了いたしました!


今回も多くのお客さんに観て頂けて、スタッフや関係者の皆さんと素晴らしい経験を重ねることが出来ました。

なんだか終わったことが実感できないくらい、いい時間でした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです




天候にも何とか恵まれ、梅雨時にもかかわらず開演時一度も降られなかったのは奇跡です!!(終演後、滝のような雨に降られた方、ほんまにごめんなさい


新人、南川泰規のデビュー作となった今公演。出されたダメ出しは山のようでした。演技の根本からの否定に始まって手足の動かし方まで、クリアできないダメ出しが日々積みあがっていく恐怖を体験しながら、彼なりに役者としての自分の立ち位置や方向を見つけて行った貴重な公演だったのではないかと思います。

まあ出されたダメの数は、前回公演の平本の50分の1程度ですが(笑)


東京初日、袖中での南川は委縮しかけていました。そらそうです、ついこの間まで学生だった奴がプロの舞台に立つのですから。劇団一おおらか?な南川が固くなってるのをみて声をかけようかと思いましたがやめました。

そうです。僕らが選んだ劇団員ですから。出来て当然です。そんな時に声をかける必要なんてない人間だから舞台に上がっているのですね。



それに袖から一歩出れば対等な世界です。僕らは作品の為、劇団の為、一つではありますが同時にライバルなのです。誰に甘えるわけにもいきません。必死にリラックスしようとする南川の芝居を全力で受けることしかできません。まあ約一名、某小池という奴もいまだがっちがちでコレをどう受けるかが僕の今回の焦点の一つでもありましたが

そして南川が、博多公演の帰りのフェリーでの語らいの中でたどりついた結論は、

「やりきったと、思った後の不安感」

です。

なんだか標語みたいになってしまいましたが、自分がやりきったと思った役を、ライバルが演じることになった時、自分が思いもつかなかった演じ方をしたらどうしよう、という不安が残るというのです。

僕もこれがいちばんこわい。
いつも肝に銘じておきたいことのひとつですわ。

どんな形であれ、最初の公演で大収穫だったのではないか?なんちゃんて。なあ。


そして今公演でデビューした者がもう一人





役者➝制作デビューの平本光司。

ほんまにコイツの周りはいつもごちゃごちゃしてて、なにかしらいつも騒動が起きているイメージですが、やっぱり今回も制作さんの一年生として、いろいろやらかしておりました。


でもそれをお客さんに失礼の無いように、しっかりとフォローして早く一人前になれるようご指導くださった、bohさんをはじめとする制作ベテラン陣の皆さん、照明の西崎さん。

お客さんのことだけでもいそがしいのに、ほんまにようお世話してくださいました

平本の怒られ様と凹み様に、普段みなさんがどれだけ神経を使って丁寧に空晴のお客さんの対応にあたってくださっているかが、今回よくわかりました。

平本も役者側からは全く分からなかったことがいっぱいあってびっくりしたみたいです。

でもアラフォーになって一年生からやることの大変さもわかってやりたいなと思いました。演技以外で厳しいダメをもらう事なんてあまりなかったのではと思います。同じ空晴の事なのに役者とは全然勝手が違う世界に慣れるよう、一個一個怒られながらでも、覚えていくしかありません。

よく頑張ってくれたな、と本当に思います。

これからもほんとによろしくね、もっくん。



そして今回も入魂のスタッフワークで尽力いただいたスタッフのみなさん、ホンマに有難うございました。いまさらですが皆さんはもう空晴です。よね?(笑)いや一緒にされたらいやかもしれませんが

だっていつも思うんですが、今回の一番の大仕掛け、偽エンディングと呼ばれたあのシーンの「だれっ!?」という四人のセリフの瞬間の音響、照明のカットチェンジのピッタリ感は、ゲネプロも含めて25ステージ、いや、毎日やっていた返し稽古も含めるとおよそ47回!!続くものではないと思いますよ

一緒に舞台に立ってないとできないことを、離れたブースから合わせるのですからまさに神業です。逆に言えば、一緒に舞台に立っているのだと、いつも思うわけです。

舞台監督のブルーだってそうです。今回のセットであるお婆ちゃんの部屋は、もちろん彼のデザインです。彼が作品を読んで稽古を見てイメージしたおばあちゃんの部屋なのです。予定でいっぱいのカレンダーや、大切な家族の写真、海外の品物や絵画など、お婆ちゃんの交友関係の広さや、行動的性格の分析の詰まったセットなんですね!それはもう、役者の仕事ですやん!ブルーの役はお婆ちゃんってことじゃあないでしょうか。

だから、もう空晴でいいじゃないですかね?あかんか(笑)




「大阪から来ました、空晴です。」

これはいつもbohさんこと制作の岡本さんが大阪以外の公演の前説で必ず言われる言葉です。

これに続いて「皆さんとまた元気にお会いできたこと、とても嬉しく思っております」とあいさつされるわけですが、これは僕がカーテンコールで最後に言う、「また元気な姿でお会いしましょう」という、前の公演の挨拶を受けての言葉なのです。

震災をはじめ、未曽有の災害が起こることが稀でなくなった昨今、この挨拶の持つ意味は大きくなっています。僕のこの挨拶は第二回公演からです。bohさんは僕らのいろんな思いも察してくださっているわけですね。

稽古から初通しから観てもらっている制作を手伝ってくれている皆さん、前回の出演者の鴨鈴女さん、そうしてあっつい中、忙しい中、観に来ていただいたたくさんの人に支えられてまた一つ公演が打てました。


本当にほんとうに、有難うございました。

また次回もどうぞよろしくお願いします。





上田の「こっからの、距離」日記

August 02 [Sat], 2014, 23:00

上田康人です。


空晴 第十二回公演 こっからの、距離 無事に全公演 終了しました


何度も言ってしまいますが、観に来てくださった方、来れなくても影ながら応援してくださった方、関わった全ての方々、本当にありがとうございました!!!


東京に始まり、大阪、そして福岡とその土地でお会い出来る方々には本当にいつも助けられました。ぼくのようなものにもあたたかく接していただき、また一つかけがえのない経験をつませていただきました。
ありがとうございます!


今回は、先輩 平本さんの公演制作デビューANDなんちゃん本格出演デビューという公演でもありました。



旗揚げメンバーの平本さんは今まで役者をされていたので、公演中に制作としての立場でいることにはじめの頃は慣れないなーとおっしゃっていました。
けれどもそこは平本さん。
役者であるぼく達の気持ちも理解していただく場面もあり、困った時にはたくさん助けていただきました。
制作の作業や、
公演終わった後の飲み会でも真っ先に会場に着き様々な手配をしていただきました。


新人なんちゃんは、今までいくつかの舞台にたってきて、空晴の前回公演でもラストシーンだけ出演していましたが、今回は序盤から終盤までガッツリと。
特に上瀧さんとの始まりのシーンはすごく緊張したんじゃないかなー。
やっぱり序盤は、物語の基盤を築いていく大事な部分やし、そこでまずお客さんのハートをつかめるかの勝負所なので、かなりのプレッシャーがあったのではと思います。
そこも若干21歳という若さでものすごいパワーで前向きに向かっていたと思います。


ぼくの台詞にもあった「えぇなぁ、青春やな〜」のように若いパワーが本当に羨ましい。
自分もまだまだ、と改めて気合いを入れ直さねばと思います。

それにしても、毎度ながら今回も演劇の難しさを痛感した公演でした。
思い通りにいかない。


稽古では岡部さんをはじめ、上瀧さん、そして客演の小椋あずきさん、太田清伸さんにはたくさんアドバイスをいただきました。
そして、小池さんやちーやん、なんちゃんとは自主練をしたりして、いっぱい話し合ったりもしました。


観に来てくださった関係者の方々の意見も貴重でした。
皆さん、僕らが少しでも良くなるようにと経験からいろいろ考えてくださって、たくさんの言葉をいただきました。
密かにメモしてます。
この経験、大事にしていきたいです。
使っていかないとダメですね。
これからに。


太田さんは、ぼくの初舞台の時もご一緒させていただいていて、その当時を振り返ったりしながらいろいろな話をしてくださいました。
明るい親戚のお兄さんのような存在で、昔から知っていて、時に優しくそして時に厳しく、とにかく親身に接してくださる方です。
今回で4回目の共演でしたが、またいつかご一緒させていただきたいですし、その時にはびっくりさせられるほど成長していたいなと、思います。


小椋さんとは、大阪公演の時に帰る方向が同じで、たくさん話ながら帰った事が印象深いです。
一杯いく?と誘っていただいた事もあり、とても嬉しかったです。
お芝居の話や東京での事、小椋さんの劇団時代の事などたくさんお話していただき、結局、一杯ではすまないくらいに楽しい時間を過ごさせていただきました。
稽古もみんなの芝居を細かく観られていて、時には自分でも演じてみたりしながら、役の心情などアドバイスしてくださいました。


毎回思う事ですが、空晴に来ていただく客演の方はお芝居だけでなく、普段からも素敵な方達ばかりです。
今回のお二人も本当に素敵で、次にお会いできる日が楽しみです。



福岡公演終了後、お見送り時のお二人。

それから、今回もスタッフさんにもたくさん助けていただきました。
制作の岡本さん。
音響の奥村さん、野口さん。
照明の西崎さん。
舞台監督 兼 美術の青野さん。


それから、東京、大阪、福岡とその土地でお手伝いしてくださった方々、応援してくださった方々、
公演が大きなトラブルもなく、無事に終えることができたのは皆さんのおかげです。

本当にありがとうございました!!!





プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:空晴(からっぱれ)
  • アイコン画像 現住所:大阪府
読者になる
2007年
元ランニングシアターダッシュ劇団員5名で旗揚げ

旗揚げイベント
2007年4月
   「空晴 誕生会」
 大阪:kitchen bar ma2ha

旗揚げ公演
2007年10月
   「きのうのつづき」
 東京:OFFOFFシアター
 大阪:ウイングフィールド

第二回公演
2008年6月 
 「つづきのとちゅう」
 東京:劇場MOMO
 大阪:ウイングフィールド

第三回公演
2008年12月(大阪)
2009年2月(東京)
 「引っ越しのススメ」
 リーディング「一番の誕生日!」
 大阪:精華小劇場
 東京:OFFOFFシアター

第四回公演
2009年7月
 「いってきますの、あと」
 大阪:ウイングフィールド
 東京:OFFOFFシアター

空晴イベント
2009年12月
 「上映会」
 大阪:ウイングフィールド
 東京:駅前劇場

第五回公演
2010年3月
  「もう一回の、乾杯。」
 東京:劇場HOPE
 大阪:ウイングフィールド

第六回公演
2010年7月〜8月
 「ボクのサンキュウ」
 兵庫:伊丹アイホール
 福岡:大博多ホール
 東京:駅前劇場

第七回公演
2011年2月〜3月
「いつもの朝ごはん」
 大阪:ウイングフィールド
 東京:OFFOFFシアター

第八回公演
2011年10月
「ココでココからの話。」
 東京:劇場MOMO
 福岡:大博多ホール
 大阪:HEPHALL

第九回公演
2012年2月〜4月
「32年生の8時間目」
 東京:OFFOFFシアター
 大阪:ウイングフィールド
 福岡:大博多ホール

空晴5周年記念イベント
2012年9月
「おたのしみ会」
大阪:kitchen bar ma-ha 

第10回公演
2012年12月
「これまでの時間は」
 大阪:HEPHALL
 東京:劇場MOMO

第11回公演
2013年8月〜9月
「理想の、あとかたづけ」
 大阪:ウイングフィールド
 東京:OFFOFFシアター
 福岡:博多リバレインホール

第12回公演
2014年6月〜7月
「こっからの、距離」
 東京:劇場MOMO
 大阪:インディペンデントシアター2nd
 福岡:ぽんプラザホール

第13回公演
2015年3月〜4月
「おしまいのしるし」
 大阪:HEPHALL
 北海道:シアターZOO
 福岡:ぽんプラザホール
 東京:ザ・スズナリ

第14回公演
2015年12月〜2016年1月
「せんたくの日和」
 東京:劇場MOMO
 大阪:インディペンデントシアター2nd
 福岡:ぽんプラザホール


第15回公演
2016年8月〜9月
「ここも誰かの旅先」
 大阪:HEPHALL
 東京:ザ・スズナリ
 北海道:シアターZOO


次回公演
第16回公演
2017年10月〜11月
 大阪・東京公演
他都市 検討中



2014年08月
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