石井香織のことを想っていたら石垣米が…

February 25 [Wed], 2015, 6:12
これは少し前、具体的には2014年暑い暑い夏の日のことだ。

ある日曜日の早朝、俺の住んでいるマンションのチャイムをクロネコヤマトのお兄さんが鳴らした。

日曜日は会社の定休日、男一の人暮らし、つい数時間前まで自室をエアコンでガンガンに冷やし深夜までニッカウヰスキーをあおっていた俺は、抜け殻のように疲れ果て布団の中で夢を見ていた。

もちろんNHK連続テレビ小説のマッサンとエリーの夢でなく、俺が学生だった頃『ゆめたまご』自体のコンサートの夢だ。

俺はただ、ひたすら妖精の様に可憐に、そして清楚に、パピヨンの様に動きまわる石井香織に見とれていた。

夢の中で俺は超幸せだった。

まるで老人じゃないかと言われそうだが石井香織が引退してしまった今、夢や幻のなかにしか俺の幸せはない。

これが悲しい現実なのだ。

クロネコヤマトのお兄さんが鳴らしたチャイムで、寝癖の酷いまま…酒臭い息のまま玄関の扉を開ける。

扉を開けて驚いた。

クロネコヤマトのお兄さんが持っていたのは10キロ入りの米だったからだ。

「米?」俺は思わず、絶叫した。実家から送ってきたのかと思った。でも、米って7月にできたっけ?

伝票に受け取りのサインを書きながら送り主を見ると部下の比嘉君からだった。

比嘉君は沖縄県の那覇市出身だが(たしか興南高等学校卒業)石垣市が実家らしい。

翌日、会社に出社すると真っ先に比嘉君の席に出向きお礼を言った。

で、俺の心の中にあった一つの疑問「なぜお米名の?」が解消された。

6月。できちゃった婚することになった部下の送別会があった。その三次会がカラオケ店であった。

この時点で泥酔している俺は全く記憶がない。

だが、どうも好きな芸能人の話になり、俺はいつものように「石井香織」と答えた。だが、今や若い世代に「石井香織」と言ってもぱっとは理解してくれない。補足説明がいる。それは平常では俺も理解している。

いつもは「今は引退したアイドルで、もともととは『ゆめたまご』ってグループで歌も歌っていて舞台に出たこともあったし…」とちゃんと説明するのが、ああ、そうだ。

まず根本的な問題として、俺が「石井香織」と答えた時に X JAPANのhideのROCKET DIVEを上司が熱唱(あるいは絶叫?)していて

「いし…」くらいまでしか周囲の部下は聞き取れなかったらしい。

だが白鶴のウイスキーで酩酊している俺はいつもの「今は引退したアイドルで…」ではなく、どうも「色が白くてさ、きれいで、つやつやしていて、ひとめぼれ。俺にとってのオンリーワン。今は石垣島に嫁いで…」

その説明を聞いた部下は全員、主任(俺ね)は好きな芸能人聞かれても擬人化して「石垣米」と答えるTwitterの松岡修造botと同じくらいのお米(#okome)好きだ、しかも石垣米の「ひとめぼれ」限定だ。

比嘉君、これは「石垣米」贈っといて損はないぞ!と後輩達の間で話になったらしい。

それで比嘉君の実家から石垣米の新米『ひとめぼれ』が贈られてきたらしい。
P R
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