それでも、生きてゆく【第8回】フジ木10

August 27 [Sat], 2011, 17:21
それぞれの覚悟 

「ここよっ!!!ここに亜季がいたのっ!!!私のお腹の中にっ!!!亜季が10か月いたのっ!!!その間にっ!!!母親がなにを思うと思う??!!ひとつだけよっ!!!健康に生まれますように、健康に生まれますようにって、毎日毎日10か月間、それだけを思うのっ!!!亜希はねぇ、女の子なのに、女の子なのに生まれたとき3360gもあって、大きくなるねぇ、あなたは大きくなるねぇって、話しかけてたのっ!!!つかまり立ちできるようになって、台所の、家のね、台所の横の柱に、背中つけて、背測って、並んだ傷見ながら、あぁぁ今年はこんなに伸びたねぇ、ご飯いっぱい食べたからだねぇって笑ってたのっ!!!小学校行って、最初は、大きいランドセルが、だんだん小さく見え始めて、亜季はきっと中学になったらお母さんの背越しちゃうんじゃないって言ってたの。言ってたころにねぇ、あなたに殺されたのっ!!!わかるぅ???わかるぅ??あなたが殺したのっ!!!あなたが亜季殺したのっ!!!私、あなたが中学生だったとしても、あなたが心を失ったんだとしても、私はっ!!!あんたを許さないっ!!!殺しなさいっ!!!殺せるもんなら殺しなさいっ!!!私は死なないからっ!!!あなたが死ぬまでっ!!!絶対に死なないからっ!!!」by野本響子(大竹しのぶ)。

く、苦しい…。苦しすぎる…。
今回も見事に大竹しのぶが全部持っていってくれちゃったわよ。風間俊介もそりゃもうなんだか鬼気迫るものがあったし、小野武彦もあの時任三郎さえもすごくいい演技をしていたけれど、全て大竹しのぶに持っていかれちゃったって感じだわ。ホントにすごかった…。
なんだろな、怒鳴り散らすとかそういうのではなく、心の奥底からの怒りをぶつけると、こんなふうなしゃべり方になっちゃうのかもしれないなぁと思っちゃいました。ただただ怒鳴り散らされるより、果てしなく重い気持ちが伝わってくるような気がしちゃいました。大竹しのぶ、すごすぎる…。
そうか、母親というものはこういうものなのか、そうかそうよね。このくらい強い信念を持ってなきゃ母親にはなれないのかもしれないわね。苦しくて切なくて、息を飲んじゃったというか、息を飲むことも忘れるくらい見入っちゃいました。目が離せませんでした。
あのピンタ、本気で入ってませんでした??思いっきり振りかぶってのピンタ…。ものすごい迫力だったわよ。あと椅子でぶん殴るのも…。とにかく大竹しのぶと風間俊介が本気でぶつかり合っているように見えて、「ガラスの仮面」の「ヘレンケラー」の姫川歌子サリバン先生と北島マヤヘレンを、今書いているときに思い出しちゃいました。

どうしようホントに、どうしたらいいんだろう。文哉(風間俊介)がキチガイすぎてホントにどうしたらいいんだろう…。なんなの??ホントに文哉ってなんなの??マジでホントに文哉に生きている価値ってあるの??「価値のない人間などこの世にいない」とはいうものの、こういうのを見ちゃうと、生きていてもしょうがない人間ってのはいるんじゃないかと心底思っちゃいます。えぇもちろん私も生きていてもしょうがない人間なのかもしれませんが、文哉のキチガイっぷりはこの世の悪だと思っちゃうわけでして…。
だってさ、人を傷つけておいて「無理です、病気なんですそういう病気なんです。病気って、自分じゃどうしようもできないから…」なんて言っちゃえる人間なんですよ??「病気」って言われたらなんかなすすべがないというか、でも文哉の場合「病気」ってのを自分の逃げ道にしているとしか思えないんですもの…。ホントにその手の「病気」の人って、そういうの自覚できるもんなんでしょうか??「わからない」だの「病気だから」だの、もう聞いていてイライラ通り越して、マジでぶっ殺したくなっちゃいました。どうしたらいいんです??こういう人間に傷つけられたらもうどうしたらいいんです??泣き寝入りしか方法ないんですか??あぁもう亜季ちゃんが、被害者遺族が無念でならないわ。私が響子だったら、この時点で文哉を殺しちゃうかもしれません。
でも…、響子は文哉に言葉でのとどめを刺されちゃった気がしてなりません。「わからない」だの「病気だから」って言葉だって相当なダメージだというのに、これ以上ないことを言われちゃいましたから…。「亜季ちゃん綺麗だった…。三日月湖に浮かぶ亜季ちゃん、綺麗だった。それだけはよく覚えているんです。だからおばさん、そんな落ち込まないで…」ですって…。あぁもう…。殺していいですか??殺していいですか??文哉を殺していいですか??私が響子だったら自分を抑える自信は全くありません。
文哉が生きていても絶対に償えないとわかったわ。マジキチ確定してからそう思っていたんですが、もうホントに更生どころか謝罪することも無理だとわかったわ。だって釣り船屋ふかみを訪ねたのだって、別に謝罪しに来たわけじゃなくて、双葉(満島ひかり)を取り戻すためだったわけでしょう??あぁもうだめだ、こいつになにかを求めても無理無理無理無理無理〜〜〜〜〜っ!!!
なんと不条理なんでしょう…。なんと無念なことか…。あぁもうどうしたらいいんでしょう。こんなことが現実に起きたら私はもう発狂して「それでも、生きてゆく」なんて絶対に言えないわ。うん、「ズェッテー」に…。あぁ書いてて気持ち悪くなるくらいだわよ…。
っていうか…、耕平(田中圭)の奥さん・由佳さん(村上絵梨)はこの騒ぎに気付いていないってことはないわよねぇ。わかっているけどあまりのことにガクガクしているだけよねぇ…。でも早く警察に連絡をしてくださいっ!!!

紗歩(安藤サクラ)は文哉に殴られただけで、なんとか無事に戻ってきたようですが、真岐(佐藤江梨子)は危険な状態のようです。脳挫傷で昏睡状態ということです。髪の毛を引っ張られて頭を打ちつけたとのことですが、真岐が包丁を持っていたってことで、まさか文哉の正当防衛なんてことになるんじゃないでしょうね…。確かに真岐は物騒なことに包丁なんぞを持っていたわけですが、髪の毛を引っ張って頭を打ちつけたなんて過剰防衛でしょ…。
真岐の父・五郎(小野武彦)がお医者様とトンチンカンな会話をしているのが、なんていうかテンパっているのがよくわかるというか、娘が死ぬかもしれないという現実から目を背けたい様子が伝わってきました。というか、なにはともかくシャンプーとかパジャマどうしようとか、現実を受け入れたくなくてそういう反応になっちゃうのかもしれないなぁと思いました。
現実を受け入れて泣き崩れる姿にはもう涙があふれちゃいましたわよ…。
洋貴(瑛太)と耕平だけではなく、駿輔(時任三郎)の食事のことまで考えていたのに、双葉がやってきたのを見て、父と娘を見て、しかも「大丈夫だ、大丈夫だから…」なんて言っているのを見て、堰が切れちゃったんでしょうね…。「あんたの娘か。そうか…、娘か…、娘がいるのか…」となんとか穏やかに言ったものの、「返してくれっ!!!オレの娘返してくれっ!!!娘返してくれっ!!!娘返してくれよっ!!!」って溢れ出しちゃうのも無理ありません…。ここもものすごく苦しかったです。

あぁでもやっぱり駿輔というか、三崎家の夫婦がどうにもこうにも受け入れられません。
文哉がまた事件を起こしたと聞かされて、「大丈夫、絶対邪魔させない。誰がなんと言おうと母さん守るから」と灯里(福田麻由子)に言っている隆美(風吹ジュン)にも相当ムカつくんですが、ふらふら車道に出て死のうとしている(のかどうか知らないけれど)駿輔にもムカついちゃいました。
だって、文哉が再び事件を起こしたってとき、駿輔ったら文哉の心配なんてこれっぽっちもしてなくて、『またあの時の悪夢再びか』ってことで猛烈に落ち込んでいたみたいだったし、死のうとしたにしても車道をふらふらするなんて迷惑極まりないですし、挙句に洋貴に「このまま…、このまま…、このまま生きてて、償えるんでしょうか…。償いきれるんでしょうか…。15年経っても…、15年経っても償いきれないのに…」なんて言っちゃう始末…。これだけ見たら、そりゃ駿輔も気の毒に見えちゃうんですが、どうにもこうにも私は駿輔が受け入れられないんです。15年間別に謝罪とか償いとかしてきたわけではないのになに言っちゃってるんでしょうこの人はって思っちゃいました。でも、駿輔のやり場のない気持ちは伝わってきました。結局駿輔も隆美と一緒で、今の家族だけでなんとかつつましく幸せに暮らせたらいいと思っているんでしょうね…。
でも…、未成年での犯罪は親の責任重大だと思っていますが、成人すぎてからの犯罪は親に責任が全くないとは言えないですが、本人の問題の方が大きいと思っています。文哉の場合、「病気」なんて責任逃れ丸出しなことになっちゃってますけど…。

「双葉、お前が嫌だっていうからこんなことになったんだ。双葉のせいで、また人殺した」なんて文哉が言っていたんですが、これってどういうことでしょう。「因島に双葉と行こうと思っていたのに、双葉のせいで行けなくなったからこんなことになった」ってことなんでしょうけど、「また」ってなんなんでしょう。もしかして亜季ちゃん殺害の時も双葉がなにか絡んだりしていたり??深読みしすぎ??

ラストシーンの「できるものなら、なにもかも忘れて、できるものなら、なにもかも投げ出して、どこかずっと遠くの、誰も知らない、ボクらのこともを、誰も知らなところに、行きたい…。二人だけで…」ってのは洋貴の双葉への告白ととっていいんですか??洋貴と双葉の恋愛なんてまるで考えられないと思っている私にとって、これが愛の告白だってんならマジで勘弁してもらいたいところです。
簡単に口から出た言葉ではないんでしょうけど、「死にたい…」なんてホントそんなことなぜ今言うんだってイライラしちゃいました。双葉の家族に殺されかけて生死をさまよっている人がいるというのに…。その人は死にたいどころか生きたいと思っているはずなのに…。
あぁ、私はなんて加害者家族に冷たいんだろうと心底思っています。加害者の両親はともかく、妹には罪はないと頭ではわかっているんですが、どうにもこうにもイライラしちゃいます。加害者家族である双葉が被害者遺族の家に出入りしているってのがそもそもありえないだろうと思っているので、それで恋愛なんてないないないないないない〜〜〜〜〜っ!!!と思っている次第です。
ところで、この洋貴と双葉のシーン、耕平はどうしちゃったんですか??後部座席に乗っていて空気になっちゃっているんでしょうか…。まさかね…。電車で自宅に戻ったのかしら…。そうだとしても唐突だわよ、洋貴の告白も、耕平の帰宅も…。

大竹しのぶのインパクトありすぎてスッカリかすれ気味ですが、耕平の「兄ちゃんさ、オレのこと冷たいと思ってる??オレだって、加害者のこと憎い気持ちあんだよ。結婚していなかったらオレだって…。オレ、来年アナゴさんと同い年だしさ。マスオさんの同僚。ちなみに兄ちゃんは銭形警部と同い年。ブラックジャックが28歳、星一徹が33歳、ラオウが30歳。30で『我が生涯に一片の悔いなし』だよ。兄ちゃんなんて悔いありまくりじゃんかよ」もよかったです。もしかしたら、亜季ちゃん(信太真紀)が死んじゃってから、家族がバラバラになっちゃって、耕平の心のよりどころはアニメとかマンガになっちゃったのかもしれないわね…。そう考えると切なくなっちゃうわ…。
でも、アナゴさんが26歳で銭形警部が29歳ってのには驚きだわ。ブラックジャックの28歳もだけど、星一徹が33歳だったなんて…。そしてラオウの30歳…。もうホントビックリだわよ。耕平のこういうシーンは結構好きだったりします。

イヤもうホントにどうなっちゃうのかしら…。そろいもそろって演技はみんなものすごいことになっているんですけど、ストーリーとしてもなんだかとんでもない方向へ行っちゃっているような気がしてなりません。ホントにどうやって着地させるつもりなんでしょう…。
私としてはもはや文哉が死ぬ以外ありえないと思っているんですが、そうだとしたら「それでも、生きてゆく」には繋がらないかなぁとも思えるわけで…。文哉が死を迎えるならば、駿輔の手でなされてほしいと思っています。被害者遺族に文哉を殺したいほどの気持ちがあるのはわかっていますが、キチガイ文哉のために被害者遺族の手を汚してほしくないので…。あぁもう文哉にはハンムラビ法典の「目には目を」的な刑に服してもらいたいと心底思います。

次回文哉と洋貴が「よぉっ!」ってな軽い感じで会うみたいなんですが、そのあと取っ組み合いのケンカもあるみたいで、どうにもこうにも次回も楽しみです。





これまでの感想
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