遠い記憶と近い君

August 29 [Wed], 2007, 9:52
昨日の夜(といっても午前1時過ぎから)電話をした。
突然話したくなったから。

君は中学3年間同じクラスで、卒業後に恋人になった。
高校3年になって予備校で再会。
それ以来連絡を取り合ったり、同窓会でよく話したりもしている。

私の最初の彼氏。君の最初の彼女。
言葉少なく、水泳のことばかり考えていた君。
「手をつなごう」の一言すら言えなかった君。
言いたいことをちゃんと言えなかった私。
何が何だかわからずにテンパリまくっていた私。

高校1年だった。

夏休みに江ノ島に行った。
行く前に午前中部活に行った君は、電車の中でほとんど寝ていた。
寂しい気持ちや君の寝顔や窓からの風景を未だに覚えている。
水着を着るのがイヤで泳がない、と私はずっと言っていた。
だから2人で砂浜で山を作り、トンネルをあけた。

「女の子と海行ったことないから、何をしていいのかわからない。」

私もそうだったよ。
それどころか海に行ったのすらほとんど初めてみたいなものだった。
海も、映画も、お祭りも。
君と行ったのが初めてだった。
だからよく覚えているし、何となく今でもそれらを「恋人と行くもの」という感覚になっている。

デートもキスも抱きしめられたことも、君が初めてだった。



結局不本意なかたちで別れてしまったけれど、これでよかった気もする。
別れたあと、約2年後に再会した君はとてもいい男になっていたから。
私の後の彼女に鍛えられたことは、何となく聞いていたから。
悔しい部分もちょっとだけあるけれど。

その彼女とも別れて、新しい彼女にゾッコンの君。
グチをいっぱい言いながらも、それを引き立てに使って

「でもかわいいんだ。」

・・・ハイハイ。
てか「かわいい」の一言で愛情全部表現されちゃうと、立場なくなるんでやめてください。
かわいくなかった私はどこが良かったのだろう・・・と真剣に悩んでしまうから。

「そのうち会わせられたら・・・」

丁重にお断りするよ。
君の恋愛を見守る気はあるけど、無関係な君の彼女に会う理由はない。
・・・薄皮一枚分の嫉妬があるのだろうか。


色ボケている君に。

そこまでの愛情を、表に出た愛情を受けてみたかった。
けれどあの頃だったから、不器用な君の愛情を受けられた。
短い期間ではあったけれど、楽しかった。
私の「最初の彼氏」でありがとう。


今は君の幸せを願っています。
今度お酒でも飲みながら、今の君と昔話をしよう。
彼女が許してくれるならば、ね。
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