行列のできるブログ 丸山法師の徒然草

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レコンキスタ新春号

一水会『レコンキスタ』新春号への丸山和也議員の寄稿を転載いたします。

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 明けましておめでとうございます。いよいよ平成最後の正月を迎えました。昨年末、京都・清水寺の貫主が特大の和紙に書いた一年の文字は「災」でしたが、安倍総理は「転」を選びました。その理由の一つに日露関係に大きな転機が訪れていると。

 安倍総理が努力して培ったプーチン氏との友好関係が今後とも続くことを信じられるならば、一水会が多年にわたり取り組んでこられた日露平和友好条約締結の機運は一層高まり、両者の在任中にその夢は叶うかもしれません。そう願いたいものですが、国際政治の諸懸案は首脳の個人的な友好だけで解決するものでは残念ながらありません。領土問題、安全保障をめぐる日露両国の世論、それぞれ牽制し合う米中双方に対し、両国がどのような外交関係を保てるかもまた、条約締結交渉に大きな影響を与えることになるはずです。

 昨秋、自民党の総裁に連続三選された安倍総理は本年夏に行われる参議院議員選挙に勝利し、続投することで8月には佐藤栄作元総理、11月には戦前の桂太郎元総理の在任期間を超え、憲政史上歴代最長となります。今後は総理在任の「レガシー」を何と定めるか、意識せずにはいられなくなるでしょう。それが日露平和友好条約であるのか、ただ、個人的なレガシーのために安易な妥協を図り、国益を失うことのないよう、私たちはますます注視が必要な一年になることでしょう。

 更に、年末にプーチン氏が北方領土問題に関し、実に注目すべき発言をしました。それは「日本は仮に返還するとした北方領土に米軍基地を作らせない権限を有するのか」と沖縄の基地移転に関し、住民と政府の対立をわざわざ引き合いに出して牽制した点です。これらを見るに北方領土問題は多難の道を歩むでしょうが、いずれにせよ一水会の主張する対米自立の精神は、北方領土問題の解決にあたってもプーチン氏を説得する材料となり、目的達成に力を発揮するでしょう。

 末筆ながら、オピニオンリーダーたるべき一水会の本年益々の御発展を祈るとともに、本年夏で参議院議員の任期満了を迎える小生に対しても、今後の幅広い活動に向けての御指導の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
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プロフィール

丸山 和也
丸山 和也 Kazuya Maruyama

1946年兵庫県生まれ。69年早稲田大学法学部卒業、上級職試験合格後法務省を経て、70年に司法試験に合格。75年渡米。ワシントン大学ロースクールに入学し卒業(LLM)、その後ロサンゼルスの法律事務所に3年間勤務。80年に帰国後、弁理士登録を経て特許事務をも扱う。企業間の紛争・交渉等を中心とした国際法務を得意とする他、各種特許紛争および個人の問題も幅広く取り組む。07年、参議院選挙に当選。
現在、「丸山国際法律特許事務所」代表。主な著書に、「正義の判決」(小学館)、「行列のできる丸山法律塾」(小学館)、「丸山法律相談所」(二見書房)、「ビジネスマンが行列する法律相談所」(学研)、「蓮の花は泥沼に咲く」(新紀元社)、「臨終デザイン」明治書院、「だまされる人の共通点」主婦の友インフォスがある。
写真:「生活情報誌読売ファミリー」提供

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