コードギアス 23話 せめて哀しみとともに

March 30 [Fri], 2007, 11:56
スザクは決意する。

奪われたその哀しみを、復讐という名の刃に代えて。

命の代償を払わせるため、空を駆ける白の騎士。



ルルーシュは決意する。

人の思想を、心を、命を奪った代償は、孤独。

親友からの友情も、憎悪も、甘んじて全て受け入れる。

黒の皇子、ルルーシュはもう、進むしかない―――。




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■関連記事:【せめて哀しみとともに 別記事】(アップ済み)
今回ちょっと書きたいことが多いので、記事を分けます。
この記事はルルーシュ、C.C.、スザク、ユーフェミアにしか焦点を絞っていませんので、あしからず。一応こちらがメインではあります。
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■せめて哀しみとともに
行動と意識が噛み合わなくなっているユーフェミアを、ルルーシュは自らの手で撃つ。

『どうして、ルルーシュ…』
『さようなら、ユフィ。たぶん、初恋だった』


ルルの初恋カミングアウトに驚いた。

これでルルーシュが直接手をくだしたのは、クロヴィスに続き二人目。
しかも二人とも血を分けた兄弟ってところがまた…。
というか、そんなに葛藤無しに撃ったように見えたので、少し驚きました。
表情も、心も、仮面に隠されてはいるのでしょうけど。


『うあああああー!』
スザクが今まで見せたことが無いような表情で飛び込んで来たのも印象的でした…。


■ユーフェミアの願い
『違う…だめ、違う。そんなこと…考えちゃ…いけない』

スザクが日本人、ということを必死に頭から振り払うユーフェミア。
撃たれたショックもあるかもしれませんが、彼女は自身でギアスに打ち勝っていますよね。

虐殺のことを何も覚えていないユフィに、『大成功だよ!』と優しい嘘をつき、笑顔を見せようとするスザクが切なかった…。


■約束
『おかしいな…あなたの顔、見えない…』
『………』
『学校…行ってね。私は…途中…で、やめちゃったから』
『ユフィ、今からでも行けるよ。そうだ、一緒にアッシュフォード学園に行こう。楽しい生徒会があるんだ。…君と』
『私の…分まで…ね』
『だめだ! ユフィ、だめだ!』
『ああ…スザク、あなたに会えて…』


スザクを本当の意味で生かし、存在する場所を与えたユフィ。
騎士である自分が守れなかったこと、それ以上に、今のスザクが生きる理由であるユフィがいなくなる事は、スザクにとって自分自身がいなくなるのと同じ事、ですよね…。

最期の会話も、本当に二人らしいというか、お互いへの気持ちにあふれていて涙がこみあげました…。


■魔女との契約
ユフィの意思に反するギアスを諮らずもかけてしまったルルーシュ。
平静を装っていますが、そんな簡単に割り切れるわけもなく。

『それだけだ…ちょっとした……』
『契約したろう、お前の傍にいると。私だけが』


声を震わせるルルーシュを抱くC.C.
二人の姿には感動?したのですが、今の二人の関係性はマオと被って見えてしまって、危うく感じます。
二人だけと言うのは、片方がいなくなると大打撃を受けるんですよね。
C.C.を失ったマオが壊れたように(元からの可能性もありますが)、ルルーシュも結構危険なところにいるような。


■愛する人のために
『ルルーシュ、君は殺したいと思うほど、憎い人がいるかい?』
『憎めばいい。ユフィの為だろ。それに俺はもうとっくに決めたよ。引き返すつもりはない』

ここでの会話、スザクは既にゼロ=ルルーシュであると知っているのかなと初めは思ったのですが…どうなんでしょうかね?

『ありがとう、ルルーシュ』
『気にするな、俺達、友達だろ』
『七年前からずっと』
『ああ、じゃあな』
『それじゃあ、あとで』


あとで。
それは戦場か、それとも生徒会を意味するのか。
両者はまったく正反対の意味を有する場所なので、スザクがどういった意味を込めてこの言葉を言ったのか非常に気になります。

ユフィのために、ゼロを殺すと決意したスザク。
V.V.の話を聞いての心変わりか、それとも、自身の考えのみで導き出したことなのでしょうか。
どっちにしても、スザクがこんなことを決意するまでに到った、ということが悲しい。

また、ルルーシュはスザクの復讐を肯定しているんですよね。
ルルーシュに向けられる友情も、ゼロに向けられる憎悪も全て引き受ける。
こんなに多くを抱えてしまって、ルルーシュは本当に大丈夫なのかと心配になります。
回避する術として、心を閉ざすことを選んだのでしょうが…。


■破壊と喪失
『スザク、俺の手はとっくに汚れてるんだよ。それでも向かってくるなら構わない、歓迎してやるさ。俺達は友達だからな…!

笑うルルーシュ。破壊されるトウキョウ租界。

ルルーシュは本当に孤独になりつつありますね。
目的のために心を閉ざし、スザクとの友情を皮肉げに語って。
自ら、人の輪から外れていこうとしているように感じます…。

といっても、C.C.がいる限り、心を閉ざしたとしても、ルルーシュはまだ一人ではないんですよね。
もしC.C.が傍を離れたら、マオのようになる可能性もありますが、ルルーシュにはスザクをはじめ、支えになってくれる人たちが沢山いますし。
ギアスでも、契約による縛りでもなく、ただ一人の人間として、ルルーシュを支え、理解してくれる存在が現れたときが、このストーリーの転換期だと思うのですが…。

あの日から、俺はずっと望んでいたのかもしれない、あらゆる破壊と喪失を。そう、創造の前には破壊が必要だ。そのために心が邪魔になるのなら、消し去ってしまえばいい。そうだ、俺はもう進むしかない…だから!

1話最後と同じ演出。
あのときの決意とはまた違ったニュアンスを含んでいる気がします。



次回 24話 『崩落のステージ』
今回一番驚いたのは、次の放送が夏という事なのですが(汗)
てっきりG.W中にやってくれるかと思ってたよ…。
  • URL:https://yaplog.jp/jupiter-happy/archive/514
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滋賀県に住むオタク。アニメや小説、漫画、海外ドラマスキー。 ブログでは感想の他に、日常の色々を語ってゆきます。
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