カカシ秘伝 感想

June 05 [Wed], 2019, 21:47


「遅すぎやしないさ きっと間に合うさ 僕らはまだなにも始まっちゃいないから」
(歌詞) 心に太陽/かりゆし58


どうも、misakiです。


絵は、「NARUTO 外伝」の時の、かりんと水月のやり取りの、かりんの、沈黙の部分。
めっちゃ勝手に代弁してみた。


【あらすじ】

波の国のタズナやイナリ達が作った、空飛ぶ船「飛鯱丸」の完成飛行の警備に、カカシが行くことになった。
しかし飛鯱丸(とびしゃちまる)には、「霧隠れの里」の抜け忍、羅氷・華氷達一味が侵入しており…、漫画「NARUTO」最終回以降の番外編小説。

【ネタバレ】

超ー面白かったー。
すごく良かったです!!

1番の理由は、敵であるオリジナルキャラクターの華氷がとても魅力的!!

華氷は、霧隠れの里の抜け忍。
華氷曰く、昔の霧隠れの里はひどいものだった。
忍に身分制度があり、危険な任務は身分の低いものがこなしていた。
なので、身分が低い忍は当然命を落とすこともある。
忍者学校での卒業試験では、身分の低い者同士の殺し合いをしなければならない。
今の水影になって状況は良くなったようだ。
(メイが水影の時点で華氷達は里を抜けていたよう。)
先代の水影はマダラに操られていたようだ。
そこで、私(華氷)の夫は、忍者のいない波の国へ移り、波の国の人たちが五大国に依頼している任務を自分たちがやろう、と考えた。
が、忍業をする私達に敬意を払う者はいなかった。
夫は心がやみ、酒をたくさん飲むようになり、海に落ちて死んだ。
私は一人息子を支えるために仕事をたくさんした。
ある日息子は、友達と遊んでいた時に、友達がふざけてスズメバチの巣に石を投げた。
友達に襲うスズメバチに忍術で守ろうとする息子、たくさん刺されるが、友達は逃げ帰っていく。
息子の帰りを心配した私はその友達の家に訪ねると母が「抜け忍の子どもだと知ったら遊ばせてなかった。」という。
何とか場所を聞きだし駆けつけると、息子は全身スズメバチに刺されていた。
病院に連れて行くが医者はおらず、その次の病院も、その次の病院も、その次も。
医者は、五大国が戦争の負傷者を手当てするためお金で買い上げていたため、息子は診てもらえず、死んだ。

…これ華氷主人公で一冊本できるでしょ!!!!
昔私が、ある青年漫画誌で担当についてもらっていた時に、これっぽい話を送った。

人間の知らないところに『魔法の国』があっていろんな魔法使い(魔力はそれぞれ違う)とともに夫と娘と暮らしていた主人公の母親。
どこからか情報が洩れ、人間に『魔法の国』を攻められ、夫が、自分と娘を守って逃がしてくれる。
何とか母子は人間の土地につき、魔力を隠して人間として数年生きていくが、遊びたい盛りの5歳の娘は魔法(空を飛ぶこと)を使いたくてストレスがたまったりして、主人公も限界。
ある事件がきっかけで、夫が生きていることを知り、二人で探す旅に出る。
という話。

当時担当さんに、「1話で終わるんじゃなくて連載を意識した読み切りを考えて。」といわれていたので、そこから同じような境遇の魔法使いが仲間になったり、敵と戦ったり、的な?話を?考えてましたけど?
まー私の原稿にすらならなかった話は置いといて。
何を言いたいかといいますと、この華氷の、切なくて、母性があって、能力があって、という設定が私の好みなんです…!!
本当にこの話だけで終わるのはもったいないキャラだ…。
話し方と青いドレスで、メイを思い出したんだけど、本当はどんなビジュアルだったんだろ…。

↑の話を考えてるときにも思ってたけど、男性と女性で、「自分の子どもが。」というのは、違う気がする…。
すごい偏見で申し訳ないけど…。
でもカカシの態度も全然違っていた。
華氷達のボス我龍の目的は、「管理しての平等・平和」らしい。
そのための人殺し…。
カカシは、お面をつけて男だと思っていた華氷が、「自分の息子が殺されたから。」という理由で波の国の人たちの殺しを、「お前は間違っている」といっていた。
が、女だと知ったとたん、すっごい華氷の気持ちに寄り添おうとしてるからね…!!
もともと、顔を知っていた、というのもあるかもしれないし、ただ単にカカシが女に弱いだけなのかもしれない(エロ小説よく読んでるし)。
でもやっぱり、カカシも私と同じで、母親ってだけで、愛が特別に感じたんじゃないかな。
ずっと父子家庭なら父の子に対する愛も母と同じくらいかもしれんけど。
…偏見すいません。

あと、序盤に我龍が言ってるのわかる気がする。
華氷の息子が死んだ原因について。

「もし波の国が平和だというのなら、それは貧しいものを踏みつけ、札束の上に築きあげられた平和だよ。」

今この地球でも、先進国の我々が、開発や開拓で地球を壊して温暖化を進めている。
なのに、水面が上がって困ったり、異常気象や災害で命を落としたりしている人がたくさんいるのは貧しい国。
…まぁ、貧しい国の方が発達してないから逆に環境に悪い車とかに乗ってるかもしれんが。
けど先進国の我々は、あまりそういうのを考えていない気がする。

だいぶ「NARUTO」のことかたってないけど。
綱手とシカマルがリーダーシップ発揮しててよかったな!!
二人がすごいだけに、カカシが火影って無理じゃないの?と思った。
この小説内だけで4かい、本気で死のうとしてたしね、カカシ。
忍界対戦でも死のうとしてたし、それでこそカカシって気もするけど…。
綱手やシカマルなら、絶対、さいごまであきらめないと思うんだけどな…。
綱手、戦争が終わって自信がなくなったから火影をやめるってこと?
身体も頭もまだまだ動くのにもったいない。
雷影や土影にものをいえるのも、綱手だからこそとも思うんだけどな…。

何度も死を覚悟するがいつものごとくなんやかんやで生きているカカシ。
しかし火影になる決心はつかない。
飛鯱丸が壊れ地上に降り、脱獄犯たちと戦っている木ノ葉の忍たち。
ナルト以外のナルトの同期達。
シカマルがテンテンに指示して共同作業も新鮮だし、シノも相変わらず安定して有能。
いのの心転身の術も便利で有利。
ガイ先生とリーも好き!!

(オレはこいつらの悲しみを、みんなまとめて呑み込んでやろう。そう、当たり前の顔で。そして、こいつらと一緒に、悲しみにのたうち回ってやろう。火影になるというのは、たぶん、そういうことなんだ。)

カカシはようやく、火影になることを決意する。
前向きなようでどこかマイナス思考な決意。
それでこそカカシ先生。

最後、華氷がカカシのこと好いてる感じがよかったな。
華氷とメイ、いろいろ話し合えたらいいのに。
最後に、カカシ先生、テンテンとキバとシノにもラーメンをおごってやってくれ。





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