酒さ様皮膚炎

February 15 [Fri], 2019, 18:16
酒さ様皮膚炎というのがあって、

読んで字のごとし、お酒を飲んで赤くなったような顔、の症状ということです。




ワタシは、お酒の飲みすぎ(-_-;)と

非常に疲れているときに空港でとんこつラーメンを食べて、

実際、2度ほど酒さ様皮膚炎、のようになったことがあります(;'∀')が、

皮膚科で酒さ様皮膚炎、と言われるのは、ワタシのようにお酒の飲みすぎでそうなったということではありませんので、
誤解のないように。


血管が拡張すると、顔が赤く見えるんです。
これは、お酒を体のアルコール代謝速度に合わせて飲まずに、自分の代謝のキャパシティを超えた量を飲んだときに
アルコールの作用で、血管が拡張し、顔が赤く見えるということです。


あるとき、ワタシはお酒をバカのみしたことがあり、
かなり顔が真っ赤になったことがありました。

その時、当然血管が拡張しているわけですが、
皮膚の下の血管が拡張すると、皮膚代謝速度が一気に亢進し、
本来皮膚は、
ゆっくりゆっくりと皮膚細胞は基底細胞から育って表皮に至るんですが、よく28日とかいわれていますよね、

そんなふうにです。

しかし、
血管が拡張しているときは、とにかく表皮までに上がる速度が異常に早くなってしまい、
皮膚がきちんと育たないままに、表皮に上がるため、不完全な皮膚の状態になってしまい、
表皮から、皮膚がぽろぽろとむけたり、という症状がその後あらわれます。


そして、大酒を飲むことをやめ、顔が赤くならない日々が続くと、
血管は異常な拡張もしないので、肌の色は普通になり、
皮膚代謝速度は普通になり、
皮膚細胞はゆっくりと育ち始め、

やっと、肌がポロポロむけたりしない、しっかりしたバリアを持った状態へと変わっていきます。


これと同じことが
ワタシのように大酒を飲んで、ということでなくても、起きることがあり、
その症状を酒さ様皮膚炎という、名前が付きます。


一時的に、原因不明や、ストレスでそういう症状になったときは、
そのストレスの原因を探ったり、
原因不明といわれても、なにかしら絶対あるはずなので、それをきっちり探り、

その原因を取り除き、
じ〜〜〜〜っと我慢の子、でおとなしく1か月ほど待っていれば、
血管の異常拡張は収まり、
血管の正常な状態が始まれば、元々の皮膚代謝が正常になり、
ポロポロと落屑もしない、
健常なバリアを持った肌に戻っていきます。



しかし、
そのじっと我慢の子で待つ、っていうのが、なかなかできないので、
じたばたしがちなんです。


となると、
医療機関でステロイドやプロトピックなどをもらうんですが、
そういった薬は、「血管の収縮」を一気にしてくれますから、
血管の拡張がストップし、普通の肌の色に戻りますから、すぐに治ったような気になります。


しかし、原因をしっかり追究し、その原因を取り除かないままにいると、
(大酒飲んだのが原因だったら早いんですが(-_-;))

また酒さ様皮膚炎は起きますから、
そして、またまた血管収縮作用の強い薬を塗布して、その場をしのぐ、ということになります。

その繰り返し、になりやすい。



だから、巷では、ステロイドやプロトピックが怖い、ということになるわけですが、

そもそも、そうやって何度も何度も薬に頼らなくてもよいように、

原因がしっかり探れて、原因を絶てれば、何度も酒さ様皮膚炎は起きなくなるので
原因をとにかく探るのがとっても大切なんです。



このようなことは、
アトピーと診断された場合でも、皮膚の炎症が激しく、顔が赤くなっているときは、同様なのですが、

実際、酒さ様皮膚炎とは命名されず、
アトピーですね、と命名されることも多くあるようです。
(ちなみに、アトピー性皮膚炎と称される状態の皮膚で、皮膚の基底細胞から一気に2〜3日で表皮まで上がっていくということがわかっています。だから、バリアがきちんとできていない、不完全な皮膚の状態になっているということです)


原因をさぐることなく、日常的に長期間、ステロイドを塗布してしまうと、

徐々に、ステロイドの特性から健康な皮膚細胞が育たなくなり、皮膚が薄くなってしまったり、
皮膚バリアが弱くなることから、外界からの刺激を受けやすくなり、
痒みが発生やすくなり、皮膚を掻爬し、皮膚の状態がさらに悪化する、ということになります。


要は、
原因さえはっきりして、ゼロにできれば
ステロイドやプロトピックとも、すぐに縁が切れるということです。


















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