淡路のミツバチ愛好家 統一ブランドで特産化へ

November 02 [Sun], 2014, 15:50




巣箱の手入れをする巽さん




 野山に生息する国内固有種のニホンミツバチを、趣味で飼育する人が増えている。兵庫県内の中山間地域にI・Uターンした定年退職者らの人気を集め、淡路島では愛好家団体が蜂蜜を島の特産品にしようと統一ブランド化に取り組む。(上杉順子)

【写真】ニホンミツバチの巣から採れた蜂蜜



 ミツバチの飼育方法はテレビ番組での紹介や、インターネット普及による情報交換で広く知られるようになった。ニホンミツバチは山で捕獲でき、巣箱で比較的簡単に飼えて蜂蜜も採れるため、趣味養蜂家は増えている,ボッテガヴェネタ財布



 2012年に養蜂振興法が改正され、業者以外の個人飼育も都道府県への届け出が必要に。兵庫県畜産課によると、届け出件数は12年が131件、13年が237件で、法改正後に100件以上増えた。



 宍粟市、佐用町、神河町への移住者約20人でつくる「はりま田舎暮らし交流会」は数年前から、佐用町で群れの捕獲や巣箱作りに励む。中心メンバーの本田三郎さん(69)=兵庫県佐用町=は「すっきりとした蜜の味も魅力だが、群れの動きを見ているだけで楽しい」。



 宝塚市の身体障害者支援施設「はんしん自立の家」は4年ほど前から三田市内で飼う。取れたてを入所者らが味わい、石田英子施設長は「目の前で蜂蜜をこすのを見ると癒やされます」と話す。







 ニホンミツバチは野山を自由に飛び回り、巣によって蜂蜜の風味が異なる。国内養蜂の大半を占めるセイヨウミツバチが砂糖水などを与えられ、餌を採る場合も同じ植物に通うため味が似通うのとは対照的だ。



 そこに着目したのが「淡路島日本蜜蜂研究会」,ボッテガヴェネタ財布。島内3市の兼業農家や果樹園主、定年退職者ら約20人が09年に結成し捕獲したハチを巣箱に入れ、より良い飼育や採蜜方法を模索する。



 「自然林が残る淡路島は四季折々の花の蜜を集めるニホンミツバチの飼育に最適」と巽和宏会長(44)=洲本市下加茂。約100の巣箱から年間120?180リットルの蜂蜜を生産し、神戸市の宿泊施設などで販売する。他にも会員数人が島内の観光施設などに卸す。



 会員間や全国の愛好家との情報交換で飼育が安定してきたため、同会は蜂蜜の商品化にかじを切り、統一ブランドをつくることに。品質維持のため、糖度や採取時の作業人数などを規約で定めた,ボッテガヴェネタ財布



 「島の恵みいっぱいのブランドに育てたい」と巽さん,ボッテガヴェネタ財布



 飼育から生まれた人のつながりや自然との対話は、蜂の巣の連なりのように広がる。





 〈ニホンミツバチ〉東アジアのほぼ全域に生息するトウヨウミツバチの日本固有の一亜種,ボッテガヴェネタ財布。明治初期に米国からセイヨウミツバチが導入されるまで国内で養蜂に用いられてきた。古くは「日本書紀」にも養蜂の記述がある。森林の樹木の空洞などに営巣し、セイヨウに比べて一回り小柄で、おとなしい。



  • URL:https://yaplog.jp/jbhjhbduh/archive/146
Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。