都市圏で枯れている若者の再生と過疎地の蘇生を

January 26 [Sun], 2014, 21:44
 都市圏では若者や人々が職に困り、非正規雇用のような低収入
に喘いでいる。片や過疎地や田舎や地方圏では人手不足、若者不足、
後継者不足が生じておりコミュニティー自体が消滅する事例も出ている。
 都市部で生活苦にあり疲弊している若者と若者自体がいなくなって
いる過疎地や地方圏とのミスマッチを何とか解消する良い発想はない
ものかと考えている。
 若者に限らず伴侶に先立たれ子供がいない年金暮らしの高齢者も
同様に生活が苦しく立ち枯れていくような空しさと苦しさの中にある。

 案としてまだ発想の段階であるが、私が考え始めているのは生活コラ
ボレーショングループである。若者も都市圏では晩婚化に拍車がかかり
ついに結婚しない者も多い。加えて職業が不安定でアルバイトや非正規
雇用では生活力も脆弱である。家族や家庭を持たない人生スタイルの者
が今後も急増するであろう状況から、かつての家族の役割を共同生活す
ることで機能を担わせるという発想である。
 
 例えば地方の過疎地では中古の一戸建て民家が空き家になっている
ためにその自治体がとにかく定住してもらいたいという一心で家賃1万円
から2万円台という都市圏からすれば破格の安い家賃で定住者を渇望
している事例がある。
 都市圏で非正規雇用による低収入と不安定な生活を過ごしている若者
や月に数日しかアルバイトをしていないために数万円の月収しかないと
いうような若者や人々を例えばうまくプロデュースして20名集まって共同
生活するようにしたならどうなるだろうか。
 仮に1人の月収が5万円しかない若者を20名で共同生活させれば20
名で月収100万円になる。住居は地方の過疎地の空き家の民家を家賃
2万円で4軒借りて5名づつの共同生活をさせる。20名グループならば
空き家の民家を4軒借りれば可能で、毎月の支払い家賃は4軒分の8万円
で済む。残りの92万円の中から栄養管理士を月給30万円で2名雇う。
20名のグループとして栄養管理士を2名雇い、2軒で1人の栄養管理士
を配置させれば毎日3度の食事は栄養バランスに富み問題ない。
 残りの32万円は共益費として毎月の食費、光熱費、水道代等に充て、
また何かあった時のための皆の共同費に充てて毎月積み立てていく。

 各自は毎月5日間はどこかでアルバイトなりをして5万円は稼いでくる
こととする。病気や怪我等で正当な理由によりアルバイトに出れない時
は皆の承認を得た上で皆で毎月積み立てている共益費の中からその人
の5万円分を充てる。
 またこの仕組みは若者に限らず1人きりで年金暮らしをしている人達に
も当てはまるであろう。若者のようにアルバイトに出なくて良いだけで発想
や仕組みは同じである。年金を5万円づつ出し合って20名で共同生活を
するならば1人きりでは脆弱な個人も互いに支え合えるだろう。
 ここでは都市圏で立ち往生している若者達に焦点を当てて以下、話を
進めることとする。
 20名の皆はアルバイトに月5日間出る以外の日は山林の手入れ、耕作
放棄地の耕作と農作業、該当地域の特産品の生産補助や工芸品の技術
の習得に努めるなどをする。また地域や集落の見回り活動や安否確認活
動をすることとする。
 そのような日々を過ごすうちに、また新たな意欲が出て都市圏に戻って
就職したり仕事をしたいという人がいればそれも良しとする。新たに都市圏
で苦しんでいたり立ち往生している若者や人々を入れ替わりに呼んでくる
ことにする。
 また過疎地で上記のような生活コラボレーショングループとして日々を
過ごすうちに若い男女が結ばれる事も出てくるかもしれない。それも大い
に結構ではないか。また地方圏の現地の女性や男性と20名のグループ
の若い男女の誰かが恋に落ち結婚するという展開も現実としてあるであろ
う。大いに結構ではないか。そのような場合は世帯を持って尚、この20名
のグループ活動をするか、同じ地域内に世帯を構えるか、またどこかの街
へ新たな生活を始めるために出て行くか、どれでもその夫婦で望む道を選
べるようにする。そしてもし外に出て行ったなら抜けた人数分を新たに都市圏
で立ち往生している若者を勧誘して20名のグループに入れれば良いので
ある。
 今や1人1人が脆弱で経済力も生活力も弱い状態にされている、しかも
家族がいない、1人きりという若者や人々が激増している状況においては
互いの僅かな収入を持ち寄って工夫をして共同生活をとるというスタイルが
選択肢として浮き上がってくるのである。生活共同体とでも言うべきグループ
でもこしらえない限り、このままでは都市圏で多くの若者や人々が立ち枯れて
しまうであろう。

 また過疎地からすれば20名も若者や人々が移住してくれて空き家を利用
してくれて定住してくれるだけで地域に活力が湧いてくるために大歓迎であ
ろう。20名のグループで農作業や伝統工芸品の技術の習得、耕作放棄地
の活用や地域見回り活動や安否確認活動をする事がそこから何か良いもの
や新しい考えや価値が生まれてくるかもしれない。
 このような取り組みも良いのではなかろうか。
 細部を詰めていけば実現可能であろう。
 このような20名のグループの取り組みが成功したならば、全国各地の過疎
地において多数の生活コラボレーショングループ20名の活動を仕掛け、都市圏
で枯れている若者の再生と過疎地の蘇生という2大テーマに取り組んでみたいも
のである。
 これはソーシャルビジネスという範疇に入るのかもしれないが、政治として取り組
んでも良いであろう。
 今はそのような構想と案を温めている。
Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • ニックネーム:元・東大阪市議会議員きむら・まさはる(45歳)
読者になる
2014年01月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
築地博士
» 日本政府の韓国への輸出規制について (2019年07月11日)
うぼで
» 諸事実に何を見るか (2019年07月02日)
うぼで
» 各野党の見解について (2019年06月16日)
うぼで
» 愛子さまを次の天皇にとの議論について (2019年05月26日)
和歌川のサギ
» 令和元年明けましておめでとうございます (2019年05月01日)
うぼで
» 安倍政権が企む皇統断絶 (2019年04月27日)
星のブランコ
» 統一自治体選挙と地域の四方山話 (2019年04月15日)
うぼで
» 今上陛下は譲位されるのであり退位ではない (2019年03月23日)
アフリカの星
» 今上陛下は譲位されるのであり退位ではない (2019年03月16日)
Yapme!一覧
読者になる
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
https://yaplog.jp/japanbland/index1_0.rdf