日本ザリガニにならないために

June 30 [Sun], 2013, 18:31
 子供の頃からどうして日本ザリガニはアメリカザリガニにことご
とく駆逐されてしまい、アメリカザリガニばかりになってしまうのだ
ろうかと疑問に感じたものだった。
 また池などで、どうして和種の魚や生態系はブラックバスやブ
ルーギルのような外来種にことごとく駆逐されて池が外来種だけ
になってしまうのか疑問に感じていた。
 これは人の世の中にも当てはまる。
 何もザリガニや池の魚類や生態系だけの話ではない。
 ぼんやりしていると、平穏な日常を繰り返す中で、娯楽や快楽
に包まれて豊かな物品に溢れている中で、気が付けば何もかも
すべて駆逐されてやられてしまったという事にならないようにした
いものである。
 日本ザリガニが全て駆逐されていなくなってから初めて日本ザ
リガニが全部やられた、と騒いだ子供の頃と同じ事を現実の世の
中でされたら終わりである。

 今はとても重要で重大な局面に私達は立たされている。
 この本質に気が付いている人が果たしてどれだけいるのか逆に
一抹の不安を感じるのである。私達が日本ザリガニにならないよ
うに気を付けなければならない。
 例えばワクチン、あらゆる制度や仕組み、化学物質、添加物、
食品等である。まるで日本ザリガニのように純朴に与えられるま
まにそれらに接している日本国民と意図的に戦略的にそれらを
日本国内に取り入れている諸外国との関係図を知ると生態系の
中の日本ザリガニに私達を重ね合わせて見ざるを得ない。

 物事の軌道や軌跡というものがある。
 ボールの軌跡や軌道に似ているかもしれない。
 例えばプロ野球の選手達は打者が打った瞬間にボールの軌道
を読み、いち早くボールの落下点に移動して捕球する。プロ選手
は打球が上がったその瞬間から軌道を読み身体が反応する。し
かし草野球や素人の野球遊びでは打者が打ってボールが高々と
上がってからようやく守備の者が右往左往して時にはボールを後
逸していく。大量得点に大量失点の繰り返しになるのである。
 またサッカーでもプロのサッカー選手はフォーメーションを組んで
空間に対峙する。また時には個人技が試されるような展開もある。
これに対して草サッカーや子供のサッカー遊びでは誰かがボール
をポーンを蹴ると皆が一斉にワッとボールを追いかけて、また誰か
がポンと蹴り返すとまた皆が一斉にボールの行方を追いかけて右
往左往する。
 世の中の物事も全く本質は同じである。
 何かの場面に一瞬でも触れたり、何かの物事の断片を見た瞬間
から物事の軌道や軌跡が直感的に見えて何が行われようとしてい
るのか、どのような物事が生じているのかをいち早く察知して次
の動作に移ったり対応に移る人の事をプロという。
 これに対して草野球や子供の野球やサッカーと同じように物事が
起こった後に右往左往して結果を追いかけているだけで混乱する
のが多くの人々である。更には物事が進展して終わりに近付いて
いてもまだ物事にすら気が付かない人もいる。
 今の私達は様々な重大な物事や重要な事態が着々と進行してい
るにもかかわらず、それにすら気が付かないで溢れる娯楽と平穏だ
と信じて疑わない日常の快楽の中に身を置いてかりそめのフィクショ
ンの中で暮らしているように見えてならない。

 政治的な立ち位置や主義主張を超えて、虚心坦懐に私達を守るべ
く、国民本位の視点で物事を捉えるならば自ずと以下の行動を取る
ようになる。それは、

(1)原発への依存から脱却して他のエネルギー手段を主力とした
   姿を模索するようになる
(2)消費税を増税すればGDPが縮小して日本経済は更に衰退し
  逆に国家の税収が減収となり逆効果であるから、消費税増税
  には反対
(3)TPPはあらゆる日本国内法よりも上位とされ、日本国の終わり
   となるからTPP加入には反対

 この3本柱が日本国民の取るべき行動であろう。
 もはや政策という次元を超えて、上記の対応をしなければ日本国
が終わってしまうという重大な局面に私達は立っているのである。
 東日本大震災の際の福島原発の惨事を経験すれば日本国民なら
誰でも原発に代わるエネルギー手段を主力にしようと模索を始める。
従来のようにただ原発反対を叫んでいたイデオロギー運動としての
姿をもはや通り越して、又もはやそのような政治的稚戯を踏み越え
て生存のための本質的な模索として何か他のエネルギー供給手段
を実用化しようと動き出すのは自然である。
 消費税も我が国に仕掛けられたコンピューターウイルスならぬ経済
ウイルスと言える。消費税導入以降、我が国のGDPは縮小し税収も
減収になっている。いっそのこと消費税を廃止するべきで、それが国
民の消費を活発化させひいては税収全体も増加し世の中が潤うので
ある。勿論、消費税を廃止するだけでなくその他の有機的な政策も関
連させて日本国民の富が日本国民に還元されるようにさへすれば私
達の世の中は大きく機能し始める。
 TPPも未だに「関税と農業の問題」であるかのように矮小化されて
伝えられているが、そのような生易しい次元のものではない。あらゆる
全ての領域と物事を私達日本国民が決める事ができなくなり、かつ
TPPでの取り決めが日本国内法より優先される為に国内法は全てが
有名無実化され、私達は主権を失う。日本国の終わりになるのである。
 この事をまだ多くの国民が知らされていない。

 昨年12月16日の総選挙は戦後最低の59%の投票率だったとされ
ている。しかし多くの国民は上記の内容、(1)原発依存から他のエネル
ギー供給手段への転換、(2)消費税増税への反対、(3)主権を失う事
になるTPPへの加入反対、という3点に投票したのである。
 その事で全国各地の投票所はかつてない程に混雑し、投票用紙を
受け取るための順番待ちが生じ、長蛇の列が生じた。2009年の総選
挙で民主党が政権交代を果たした投票率69%だった選挙ですら投票所
がここまで混雑しなかった。
 つまり先の12月16日の総選挙は戦後最低の投票率ではなく戦後最高
の投票率だった事はほぼ間違いない。そしてその事実に少なからぬ国民
が気付き始めている。
 これだけ私達の日常が重大な局面に晒されれば、政治信条や政治スタ
ンスの違いを超えて、もはや一人の人間として皆が物事を捉えて行動し始
める。その動きは実は昨年の総選挙から始まっていたのである。
 メディアは嘘はつかないが本当の事も言わない。
 しかし最近のメディアは嘘もつき始めている。
 各地で一人一人の覚醒が始まっている。
 この動きや流れは抑えられないだろう。
 ただ、メディアが伝えないだけの話である。
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