対立を仕掛ける構図

January 17 [Thu], 2013, 23:54
 子供の頃、プロレスをテレビで見て楽しんでいた。ぶつか
り合い技を繰り出し時に激しく罵り合い、やがて決着をつけ
ていく。リングで赤コーナーと青コーナーとに分かれて対峙
し激しくぶつかり合うレスラーも対立するのはリング上だけ
だと分かるまでに子供の頃もそう長くは時間がかからなかっ
た。
 
 ある日のこと、プロレス団体の試合を観に行っていた子供
の頃の私は興味本位でレスラーの控え室を見てみたくて会場
の裏側に紛れ込んだ。すると先程まで激しくぶつかり合い流
血までしたレスラー同士がにこやかに談笑していた。子供の
頃の私には驚きだった。実は皆、仲間だったのだと。
 本来なら誰も観客が来ない筈の場所に現れた子供の頃の私
に気付いたレスラー達は急にはっとしたような表情を浮かべ
急にリング上での役割に戻った。談笑を打ち切り、急に激し
く雄叫びを上げて互いに取っ組み合いを始め技をかけ始めた
のであった。
 やがて関係者が慌ててやって来て子供の頃の私に
「ここに来ては駄目だぞ!」
と言って私を外に誘導して出した。
 レスラー達もプロ意識で子供の夢を壊したくないと咄嗟
に判断したのだろう。子供の視線に気付くや否や迫真の演技
で取っ組み合いを始めたのであった。

 プロレスは興行主がいて所属するレスラー達がそれぞれの
役割を担い観客の前で赤コーナーと青コーナーに別れて戦う
が皆同じ団体の一員で仲間で、事前に綿密な打ち合わせを行
いそれに沿って試合も興行も行われている。
 世の中もまるでプロレスの興行のようである。
 興行主がいて同じ配下の仲間が赤コーナーと青コーナーと
に分かれて戦う。観客は世の中の多くの人々で何も知らずに
戦いを見せられそれに基づいて論じている。戦いが終われば
興行主には利益が入っている。
 この構図で我が国と中国とを見ると全く同じ本質が当ては
まる。今、まさに尖閣諸島を会場にして赤コ−ナーと青コー
ナーとの互いを配置させて試合を企てようとしている人達が
存在する。かねてから指摘されてきたように尖閣諸島を巡る
事態を引き起こし、あわよくば日中を衝突させ局地的な武力
衝突を生じさせ、あわよくば全面戦争に誘導しようとするき
な臭い動きがあり、それが顕在化しつつある。
 仮に尖閣諸島を巡る武力衝突が生じ、最悪の展開になれば
興行主には利益が転がり込むが、多くの人々が疲弊する。
 絶対に阻止しなければならない。

 中国は習近平が次期国家主席となる見通しで、新しい体制
になる。習近平は周知の通り米国の傀儡であり、上海に拠点
を置く太子党を背後基盤としている。この太子党の中に我が
国に対する強硬姿勢の者が多く、日中戦争を仕掛けようとす
る動きが顕在化していると聞く。
 太子党と対立する関係にある共青団は太子党に比べれば穏
健である。胡錦濤は共青団の出身で習近平との熾烈な権力闘
争が展開されていたが、共青団が主導権を握るほうが我が国
にとっては好ましかった。
 尖閣諸島を巡る状況を煽る勢力がいるが、その素性と動き
をよくよく凝視し、過ちが生じないように知恵を出さなけれ
ばならない。
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 尖閣諸島を巡る問題は、相手が、中華人民共和国と云う、共産党一党独裁下の非民主主義国と云う点において、容易成らざる事態にある、と思っています。 竹島と北方領土の問題とは、相手が違いますので、慎重に事態を見極める必要があるように思います。
 共産党国家のこの国は、成立時から、周囲に対する侵略を開始しています。 チベットやウイグルを始めとして、独立間もないインドにも、相手が充分な国防力が無い、と観るや、「人民解放」と称する侵略を開始しています。 旧ソ連やベトナム等の、自国と同じ体制の諸国家であろうとも、油断や隙を見せると侵攻の意図を露わにするのが常です。 国内では、犠牲者数千万人と云われる革命時の犠牲者から、文化大革命の犠牲者、それに、天安門広場での虐殺を始め、血塗られた歴史があります。 近代民主義国家では、当然の「罪刑法定主義」が確立していない国で、毎年、数千人が即決裁判で死刑にされています。 国際アムネステイに依ると、死刑に処せられた人数を公表もせず、非暴力犯罪にも簡単に死刑を執行しているのです。 
 我々日本人は、この国に対して甘い認識を持っているのではないでしょうか。 第二次大戦で、日本軍に依る侵略と支配で犠牲者を出したことに対して贖罪をするのは、当然ですが、その折の国家と現に今ある国とは、同一性もありません。 民衆に対する援助と、共産中国に対する援助は同じでありません。 共産中国を援助して、却って、民衆を苦しめることになりはしないかと、危惧もします。 難しい相手が隣に居るのですから、これからの日本は国防と外交に巧みにならなければ未来は無いものと思っています。

by とら猫 January 19 [Sat], 2013, 0:09
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