私服姿にふと・・・

October 07 [Sun], 2012, 12:48
 ふと誰かと会った時にその人がスーツ姿の時よりも
私服姿になった時のほうが年齢を感じる。スーツ姿の
時には若々しく見える人でも私服姿になった途端、急
に老けて見える事も少なくない。不思議なものだ。
 私も40歳近くになってきて最適な私服姿を案外と
長年おざなりにしてきたなと感じるものである。

 振り返れば最低でもこの10年間は睡眠の時以外は
ほとんどスーツ姿であった。市議会議員をしていた時
は休日にも頻繁に公務や行事、所用が入ってきた為に
大抵はスーツ姿だった。
 休日に仕事や行事が入っていた時も予定を終えた後
はそのままネクタイを外してワイシャツのボタンを少
しはだけた格好にすれば、ちょっとしたお洒落着姿の
ようにもなったので大抵はそれで済ましてきた。また
スーツ姿ならばネクタイを外すだけで大抵は四六時中、
ありとあらゆる場所や相手に対応できるので自ずとス
ーツ姿になっていった。
 そして自ずと私服姿に疎遠になり、いつしか購入し
た私服もタンスの奥に眠るようになり、気が付けば購
入して10年以上が経つ私服も目につく。つまりほと
んど着ていないという事だ。

 年を重ねるにつれ、例えば10代や20代の頃の私
服はもう着れない。年齢的に感覚が変化していくから
年相応の姿格好になっていく。最近はスーツの下に着
るワイシャツもセンスの良いものやお洒落なものも増
えたからそれを着用するとネクタイを外しただけで私
服的な用途にもなった。そこでついつい私服姿のファ
ッションセンスが鈍ってきている事に気付いた。
 稀に初めから私服姿で出かけても差し障りのない日
が出来るようになると、丁度良い最適な私服姿が少な
い事にはたと困惑するのである。
 そう言えば世の男性で私服姿が似合っている人が案
外と少ないような気がする。仕事ばかりに没頭してい
るうちに私服のセンスが失われていくのだろうか。ス
ーツ姿では雰囲気のある人でも私服になると途端にく
たびれたように見える人も少なくない。
 大抵は室内着でしか通用しない格好をしている人も
いる。

 最近、例えばユニクロ等に行くと男性用の私服コー
ナーがあってプライベートを過ごす為に最適なかつカジ
ュアルな私服も目につくようになった。ブランド物で
もなく、カジュアルな価格で、かつお洒落に着こなせる
男性陣の私服が案外と市場で少ないように見受けられる。
 20代の若者向けのファッションはテナントも多いが、
年齢を重ねた落ち着いた年齢の世代向けのデザインや私服
が案外と少ないように見える。
 衣料業界もここに開拓の余地があるのではなかろうか。
 つまり世の男性陣を私服姿でダサくしない為のマーケ
ットは意外と大きな潜在ニーズがあるかもしれない。
 例えば居酒屋に1回飲みに行く事を我慢すればカジュア
ルな上着が1着は買えるという感覚で普及すれば私服姿で
も活き活きとした男性陣が増えてくるのではないか。
 私も長年スーツ姿で楽をしてきたつけに苛まれている。
 休日も少しお洒落なワイシャツでネクタイを外すだけ
で対応してきた為に、ふと最適な私服姿を置き忘れてき
た実態に気付き今更のごとく立ち止まっている。
 若い頃、電車に乗ってさえない私服の中年男性を見て
あのようにはなりたくないな、と思っていたものだ。
 しかし自分が中年に差し掛かってきてふと、下手をす
ればあのようになってしまうかもしれないという現実に
気付き思い直している。
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>とら猫さん

コメントありがとうございます。たまには政治や経済で
はなく一般的な話題や生活に関する話題を述べてみたい
と思った次第です。
一見、政治や経済とは関係のないような話題に見えても
世の中は全て関連しつながっていますので、結局は政治
にも関わっていく事になると思っています。政治は世の
中の森羅万象に関わると思うからです。
さて、スーツですが国会議員のベテラン議員になれば生
地も良いものを選定した桁の違う品を着用されている場
合が多いですが、私のような世代では極めてリーゾナブ
ルな価格の品ばかりを着回しています。洋服の青山、紳
士服のはるやま辺りですね。これからもテーマ自由に徒
然なるままにこのブログを書いていきますので、宜しく
お願いします。

木村先生。
 ご無沙汰しておりましたが、少し、議員時代の堅苦しさから解放されたのでしょうか?
今回の話題は、失礼ながら、政治や経済とは違いますね。 生意気を云いますが、社
会に幅広く関心を持つことは、政治や経済にも貴重な情報を齎す結果になると思いま
す。 
 その昔、米国の有名な証券マンが、ある朝の通勤時に靴磨きをして貰ったところ、靴
磨き職人に、「御客さん、証券会社は、最近の株式の市況が良いので良いよね」と云わ
れて、一般人に、これ程、株式の好況が知れ渡ると、「暴落」も近い、と思い至り、自身
の持ち株を全部売り払い、第一次大戦後の「大暴落」から逃れた、と聞いたことがあり
ます。 社会の一隅からの発信を逃さず、捉えた好例でしょうが、なかなか出来ること
ではありません。
 さて、議員の先生方に限らず、社会人になれば、服装には制約があり、昔は、よく「T
PO」と云う言葉で表したものです。 時・所・場合に応じた服装をするのが社会人であ
る、と云うことです。 でも、その社会人の制服である「スーツ」でも、仔細に観れば、各
人の趣味を反映させることは可能であり、洋服の本場の西洋では、伝統と趣味を統一
させた専門店やブランドが多くあり、国柄と個人の趣味に合った「スーツ」が販売されて
います。 
 例えば、イギリスでは、出身の学校ごとに、伝統に従ったネクタイがあり、社会人にな
っても、そのネクタイを締めるのが通例とか。 また、軍隊にも、陸軍では連隊ごとに伝
統の「レジメンタル・タイ」があります。 「スーツ」も伝統的なイギリスの「スーツ」では、
前ポケットが斜めであったり、肩の形状や、腰廻りの形状にも他国とは違う形がありま
す。 アメリカでも同様で、一時は、日本でも人気があった「アイビー」の「スーツ」では、
三つボタン段帰りの前立てとステッチが特徴的なものでした。 古い話ですが、今でも
新しくて、例えば、大統領の「スーツ」は、今でも、この流れにある「アメリカン・トラデシ
ョナル」の形が普通です。 オバマ大統領の「スーツ」は何処のブランドなのかは知りま
せんが。
 

by とら猫 October 08 [Mon], 2012, 21:14
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  • ニックネーム:元・東大阪市議会議員きむら・まさはる(45歳)
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