米国の影

October 02 [Tue], 2012, 23:57
 2012年も残り3ヶ月となった。
 2012年がゆえにその信仰上から何かを仕出かさな
いではいられない人達、存在は残りの3ヶ月に2012
年に何かを生じさせる為の何かをしてくる可能性がある。
何もしなければ何も起こらないのだが、2012年説を
信じる人達が信じるが故の行動に出ない事を願う。

 例えばその何かを仕出かす為の格好の舞台が東シナ海
かもしれない。中東で何か衝突や局地戦が生じなければ
その可能性が最も現実味を帯びているとすれば尖閣諸島
を巡る日中の緊張だろう。あわよくば尖閣諸島を巡って
日中で緊張を高め、あわよくば武力衝突を引き起こし、
更にあわよくば日中戦争へと誘導し、更にあわよくば東
アジア全体を戦争状態に巻き込んで混乱を起こそうとし
ている人達の影を感じる。
 尖閣諸島は沖縄に所属している。
 米国が先の大戦で沖縄を占領して後1972年に沖縄
を我が国へ返還した際に沖縄に所属していた尖閣諸島も
当然ながら我が国に返還されたことになる。
 従って中国が尖閣諸島を奪いに来ている事で生じてい
る緊張を米国が中立の立場だと称してあいまいな言動を
している事は不自然である。まるで日本と中国が対立し
て仲違いしようとしている事を敢えて黙認して、日中の
離反を望んでいるかのように見えてしまう。

 石原慎太郎・東京都知事が「日本は戦争の覚悟をせよ」
とある媒体で述べていた。そもそも石原知事はわざわざ
米国のワシントンにまで出向いて、そこで尖閣諸島を東
京都が購入するという意思表示を発表した。何故、日本
で発表しなかったのか。まるで石原都知事の背後に米国
がいて、石原都知事に尖閣諸島を東京都が購入するよう
発表しろと指示しているかのような気配を感じる。
 中国の次期国家主席が確実視されている習近平は言わ
ずと知れた米国の傀儡である。その習近平氏が東京都か
ら国が尖閣諸島を購入する事に変わった直後に茶番だと
批判声明を発し、そして先日の反日デモを煽動してデモ
の中に警察官や機動隊員を私服姿で紛れ込ませ煽った事
が周知の事実となった今、これも米国の指示で動いてい
るのではないかという気配を感じる。
 米国のいつもの得意なマッチポンプの手法である。
 表向きは様々な声明を発しても、米国の本音は日中が
互いに離反し反発し合い、そこでアジアの主導権を握り
たいという腹であるように見える。
 もっとも、我が国が尖閣諸島を国有化しようがしまい
が中国にとやかく言われる筋合いはない。我が国の領土
領海なのだから。中国は中国で尖閣諸島が日本の個人所
有の私有地である方が買収できる余地がある為に国有化
を批判しているだけである。中国はあわよくば尖閣諸島
を買収する事で所有しようとしていた形跡もある。

 韓国が奪いに来ている島根県の竹島についても同様で
ある。米国は竹島については中立の立場を強調している
が、そもそも1951年のサンフランシスコ講和条約の
際に我が国が放棄した朝鮮には竹島は含まれておらず、
しかも当時の李承晩大統領が竹島を所望した際に当時の
連合国軍としてこれを日本領として拒否していながら何故
今になって韓国の一方的な竹島略奪行為に対して中立を
示しているのか。これも敢えて竹島を未解決の土地にして
いつまでも日本と韓国とを離反させ互いに反目させる米国
の手法のように見える。

 我が国と北朝鮮との間に存在する拉致問題も同様である。
 今では様々な媒体により拉致問題はベトナム戦争の頃に
日本と北朝鮮との間を引き裂く為に米国が仕込んだ仕掛け
であった事が周知の事実となっている。日本と北朝鮮とを
離反させ反目させ合えば日本国内で北朝鮮は危険な国だと
いう認識になり、それが沖縄の米軍基地の存在価値を高め
る事になるために米国の仕掛けた深謀遠慮だった事が明ら
かになっている。
 だから日本が本気になって拉致問題を解決しようとすれ
ば米国が水面下でそうさせないように牽制している。
 今回の野田内閣の第3次改造内閣閣僚人事で拉致被害者
の間で信頼の厚かった松原拉致担当大臣を交代させた事も
米国の指示の気配を感じないではいられない。何故、拉致
担当大臣を交代させたのかは多くの人々が疑問に感じてい
るのである。

 北方領土問題も同様である。
 もし北方領土問題が解決すれば日本とロシアの間に係争
する題材が無くなり日本とロシアが接近する事を嫌う米国
がこれを阻んできた要因もある。かつては東西冷戦の時代
が続き、米国とソ連とが対立してきた関係で米国側であっ
た日本はソ連と近づく事は許されなかった。そこで北方領
土問題も進展しかけた時もあったが、その時は日本の外務
官僚が米国の怒りを恐れて故意に交渉を滞らせてみたり解
決しないような間合いを取ってきた一面もある。
 東西冷戦はとっくの昔に終結しているのだから北方領土
問題も冷戦の敵国ロシアではなく、新しい時代のロシアと
して見なし、日本とロシアとの友好の阻害要因となってい
る北方領土問題を解決するべき時代にある。北方領土問題
を解決すればロシアにとっても日本との関係を築く事がで
きる意味で利益は大きい。北方領土を日本に返還する事が
ロシアにとっては未来に向けての実利になるのだ。
 ただ米国がそうはさせないのだ。
 日本とロシアが接近したら困る、それが米国の本音だ。

 こうして見ると、我が国を北方領土問題でロシアと離反
させ、竹島を敢えて黙認する事で韓国と離反させ、尖閣諸
島への中国の行為を中立と称して黙認し中国と離反させ、
北朝鮮とは拉致問題を仕掛けその解決に動こうとすればそ
れを阻止する事でいつまでも未解決にしておいて離反させ
ている。
 つまり米国は我が国にとって最も親密な同盟国であると
同時に、我が国が直面しているあらゆる諸問題の仕掛人で
もある訳である。
 まさにマッチポンプと言える。
 2012年はまだ3ヶ月ある。この3ヶ月の間に良から
ぬ事態が生じない事を一人の国民として願っている。
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