異動に伴う管理人の変更

March 22 [Fri], 2013, 13:11
さて、私の仕事の異動に伴い管理人を変更することになります。

このブログでは、盛岡市都南歴史民俗資料館と岩手歴史民俗ネットワークに関わる活動を紹介してきました。

したがって、今後後任の方にこれらのうち盛岡市都南歴史民俗資料館の分を引き継いでもらうことになりました。

名前も安田@都南から盛岡市都南歴史民俗資料館に変更となります。

私が、このブログに記事を書くことは3月中迄となります。

これまで、記事を読んで下さった方々に感謝申し上げますとともに今後も盛岡市都南歴史民俗資料館をよろしくお願いいたします。

なお、岩手歴史民俗ネットワークについては別のかたちでブログを継続するつもりです。

詳しくはまだわかりませんが、そのうちこのブログでお知らせしたいと思います。

旧暦ひなまつり展

March 19 [Tue], 2013, 8:33
平成25年3月15日〜4月14日の期間で市民参加展「鎌田コレクション 第3回旧暦ひなまつり展」を開催しています。

盛岡市在住の鎌田隆さんのコレクションを中心に、今回は花巻市在住の西村須美子さんにも展示にご協力いただきました。

鎌田さんのコレクションはご自身が収集した資料です。また、西村さんのものはご自身が作成した貝雛です。

さらに先日、鎌田さんは市民参加展などを通じて、さまざまなかたちで市に貢献したということで「もりおか物語賞」(ブランド推進課)を受賞しました。

収集資料も自作の貝雛もとても綺麗なので是非ご来館ください。

2年目の3.11

March 11 [Mon], 2013, 18:19
東日本大震災から2年が経過しました。

震災の犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、今なお困難な状況にある皆様に心よりお見舞い申し上げます。

岩手歴民ネットの活動も約2年となりました。

当ネットは、正直なことを言いますと他県のそれに比べると人員も実績も多くはありません。

それでも、当ネットの活動を継続させていくことが来るべき首都直下・東南海地震への備えになることなのではないかと信じています。

岩手県内の研究者、自治体職員、地元研究者及び他県の皆さんとも協力し、地道に活動していこうと思います。

この2年間、当然文化財等に関する肯定的なもの、否定的なもの様々な報道がありました。

確かに文化財等は、直接的かつ速攻的に被災者の皆様に役立つものではないと思います。

ある面では、埋蔵文化財が開発や復興の妨げになるという声もあります。

とはいえ、埋蔵文化財も古文書も石碑もそこに住んだ人々の何かしらの「証」です。

震災の記憶も風化が懸念され、各地で様々な形で風化を防ごうという試みがなされています。

震災当時生きた「証」を消さないためにも重要なことです。

文化財等が記憶している「証」も同じように重要なものだと思うのです。

そうした「証」すべてを含めて「地域」が存在しているのではないでしょうか?

文化財等が取り巻く環境が、復興の妨げになっていると感じるのは当然のことです。

しかしながら、様々な歴史=「証」を風化させないためにも、もう少しだけ見守っていただけることをお願いしたいと思います。

またいつか、誰かにこのような嫌な思いをさせないためにも文化財等に関する分布調査や事前調査あるいは安全な保管場所の確保が必要だと思います。

様々な、障壁をを超えて様々な人たちが協力し合える活動が広がることを祈念して、今日の記事を終わりたいと思います。

いわて高等教育コンソーシアムシンポジウム

February 27 [Wed], 2013, 22:16
東日本大震災の検証と来るべき震災の備えへの提言―資料保存と救済のあり方―

会場 ホテルルイズ「万葉の間」
   〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前通7番15号
   TEL 019-625-2611 / FAX 019-625-2673

日程 第1部/平成25年3月16日(土)13:50〜17:50
    第2部/3月17日(日)9:30〜12:30
    第3部/3月17日(日)13:30〜16:10

第1部 「文化財・資料」の保存と救済のための連携はどうあるべきか
              ―国・地方公共団体・民間ネットワーク―
基調講演   東京文化財研究所保存修復科学センター長 岡田 健 氏
パネリスト  岩手県立博物館第二学芸課長 赤沼 英男 氏
       大槌町教育委員会生涯学習課長 佐々木 健 氏
       岩手歴史民俗ネットワーク事務局・岩手大学教授 菅野 文夫 氏
コメンテーター 歴史資料ネットワーク代表委員・神戸大学教授 奥村 弘 氏
          静岡県教育委員会文化財保護課主査 笹原千賀子氏
司会 いわて高等教育コンソーシアム地域研究推進委員会委員長・盛岡大学教授
                              大石 泰夫 氏

第2部 公文書保存のあり方
パネリスト  国文学研究資料館准教授 青木 睦 氏
       天草アーカイブ館長 金子久美子 氏
       宮城学院女子大学教授  大平 聡 氏
       長岡市立中央図書館文書資料室主任 田中 洋史 氏
司会 岩手歴史民俗ネットワーク副代表・盛岡大学教授 熊谷 常正 氏

第3部 震災に際しての図書館
パネリスト  帝塚山大学非常勤講師・前神戸大学附属図書館情報管理課長
                             稲葉 洋子 氏
       岩手県立図書館総務・サービス担当主任 齊藤 力矢 氏
       いわて高等教育コンソーシアム副代表・盛岡大学教授 千 錫烈 氏
司会 いわて高等教育コンソーシアム・富士大学教授 斎籐 文男 氏



東日本大震災から約2年、新潟県中越地震から9年、新潟県中越沖地震からは6年、さらに長野県北部地震から2年、宮城県沖地震(2005)から8年、岩手・宮城内陸地震からは5年、阪神淡路大震災からは18年と今回のパネリストに関係するものだけでこれほどあり、そして長い時間が経過しています。

このほかにも能登半島沖地震や芸予地震など大きな地震がありました。

「文化財救済ネットワーク」(総称)の活動の契機は地震でしたが、災害は地震だけではありません。地すべり、豪雨、河川氾濫、雪害、風害などさまざまです。

東日本大震災に代表されるような激甚災害の場合は、国の救援が投入されるかもしれません。

しかし、小規模かつ局地的な災害の場合、多くは地方公共団体が独自に対処することがより「日常的」です。
こうした場合、財政緊縮で人員削減などを進める地方公共団体に文化財等まで手が回るのでしょうか?

私は、今回開催されるシンポジウムでは、単に激甚災害や大規模災害に対してどう対処するのかというよりも、普段の仕事から行政区を超えてどう対処するかということが問われているのではないでしょうか。

また、組織を超えてどう協力するかということが問われていると思っています。

今回のパネリストを見ると博物館・図書館・公文書館という、いわゆるMLA連携の重要性が強調されているのもそういうわけでしょう。

さらに、官民連携・博学連携といった側面も見えます。


つまり、自治体職員であれ、何であれ、組織や行政区に縛られた仕事のやり方は既にナンセンスになっているともいえるでしょう。

たとえば、自治体職員であれば行政区内の納税者に対して公平性を担保したかたちで奉仕することは当たり前ですが、普段から行政区を超えた仕事を意識しなければ、いざという時に外に助けを求められませんし、助けにも行けないのではないでしょうか。

ちょっとしたことを、ちょっとした気持ちで、ちょっとずつ助け合えるようになりたいものです。







あぁ…これを「3T活動」とでも名付けようか(笑)

都南の歴史を語る会

February 25 [Mon], 2013, 16:37
盛岡市見前公民館で行われている「都南の歴史を語る会」、前回は岩手県立博物館平成24年度テーマ展を見学しました。

今回(2月22日)は、「北上川航路図からみる北上川舟運」と題して、もりおか歴史文化館蔵「北上川航路図」を借りて、会員のみなさんで北上川の舟運を勉強しました。

会員のみなさんにとって、本物の史料を間近で見ることはなかなかないことです。

それも展示ケースごしではなく、本当に目の前でということは!!

本物の史料を、間近でみることも歴史に興味をもっていただける良い機会だと思います。

このように身近に歴史を感じてもらう機会は、今後文化財保護への理解にもつながるはずです。

文化財行政への理解は、実際のところまだまだだと思います。

観光やまちづくりでは活用されたりするのですが、なにか非常時になるとそれまでの活動が嘘のように文化財が無視されてしまいます。

文化財も活用されてなんぼの時代です。

しかし、本質的な価値は忘れられてはなりません。

博物館等施設の地道な活動が、本質的な価値を気づかせるようなものになるといいなと思っています。

学芸員ネットワーク・いわて研修会

February 09 [Sat], 2013, 22:11
平静24年度博物館学芸員研修会
主催:学芸員ネットワーク・いわて
後援:岩手県博物館等連絡協議会、盛岡市教育委員会

1日目 平成25年2月21日(木)
1 話題提供 13:20〜15:50
会場:盛岡市遺跡の学び館 盛岡市本宮字荒屋13-1
内容
「盛岡の地中から発見されたガラス瓶」 大船渡市教育委員会 神原雄一郎
「遺跡の学び館 体験学習の概要と課題」 盛岡市遺跡の学び館 山岸佳澄
 〈休憩10分〉
「『震災復興・国立科学博物館コラボミュージアム』の岩手県での実施について」
                       岩手県立博物館 大石雅之ほか
「岩手歴史民俗ネットワークの活動と展望」 盛岡市都南歴史民俗資料館 安田隼人
 (意見交換会)緊急時における県内博物館等施設間の相互協力体制の構築について

2 施設見学 15:55〜16:40
見学場所:遺跡の学び館見学

3 会議 16:40〜17:00(世話人選出、次回開催地について等)

4 情報交換会 18:30〜 北ホテル「窯」(かまど)

2日目 平成25年2月22日(金)
1 現地見学会
見学場所
もりおか歴史文化館 盛岡市内丸1番50号 9:00〜10:30
岩手県立博物館   盛岡市上田字松屋敷34番地 11:00〜12:30
 (見学終了後解散)

スクールカーストと博物館

January 29 [Tue], 2013, 23:48
教育普及という役割を担う博物館にとって社会科見学を受け入れることは重要な仕事のひとつです。

当館は主に小学校を受け入れることが多く、その際館内を案内したり自由見学したりしてもらうのですが、小学生でも注意深く観察するとスクールカーストがみえてきます。

通常、中高生に多くみられるわけですが、小学生でもその行動をみると良くわかります。

さて、こうした見えてしまったものに学芸員はどう対処したらよいのでしょうか?

学校の問題であるため、みえたとしてもみないふりをする?

こういうことを気にしてしまうのは、気にしすぎなのでしょうか?

勿論、たった1時間〜1時間半の見学の間にこの問題を解決できるものではありません。

しかし、筆者はどうしても気になるのです。

したがって、何らかの対処をしたいと思い、筆者個人は自由見学の際は成るべくすべての生徒に声を掛けることにしています。

たくさん質問に来る子もいれば、展示室の隅、ひとりで見学する子もいるのです。

大体、たくさん質問に来る子の周りには人だかりができています。

あえて、自由見学を利用してスクールカーストを無視してみるのです。勿論、その後も考え慎重さが必要です。

とはいえ、社会科見学は、学校というある種特異な閉鎖空間から解放されているわけですので、スクールカーストを無視してもある程度は大丈夫なようです。

ある程度をどのように数値化したり、具体的に説明したりできるかという課題は残りますが、感覚的には前述のような空気がその許容範囲を広くしているようです。

その空気を利用して、すべてのカーストを無視して、厳密な意味で平等化を図ろうと試みてはいます。

しかしながら、成功しているのかどうかはわかりませんし、将来的に児童や生徒達が平等性に気づいてくれたり、身に付けてくれたりするかはわかりません。そんなことは、ないかもしれません。無理なのかもしれません。

だが、気づいてしまったものを放っておくこともできないわけです。

ただ、ここで確かに言えることは学芸員が、いかなる配慮も怠らず入館者と向き合うということが重要であるということです。

というのも、筆者はスクールカーストをどこにでもあるものとして肯定的には受け入れられないからです。

公開フォーラム「大規模自然災害に備える‐災害に強い地域歴史文化をつくるために‐」in岡山のお知らせ

January 23 [Wed], 2013, 15:04
公開フォーラム
「大規模自然災害に備える―災害に強い地域歴史文化をつくるために―」in岡山

日時:2013年3月2日(土)14時〜17時30分
場所:岡山大学文化科学系総合研究棟2階・共同演習室
  (岡山市北区津島中3丁目1-1/津島北キャンパス)

プログラム:
【基調講演】
・倉地克直(岡山大学)「「身の丈」の歴史学−記憶・記念物・拠点−」
【報告】
・定兼学(岡山県立記録資料館)
 「模索する岡山県地域」
・首藤ゆきえ(井原市文化財センター)
 「自治体史編さん後の資料保存活動について」
・村上博秋(大分県立先哲史料館)
 「防災的観点からみた「大分県記録史料調査事業」」
・新和宏(国立歴史民俗学博物館)
 「東日本大震災が我々に投げかけた課題−千葉の資料ネットの取り組みと、課
せられた使命−」
【コメント】平川新(東北大学)・矢田俊文(新潟大学)
【パネルディスカッション】
コーディネーター:奥村弘(神戸大学)・今津勝紀(岡山大学)

主催:岡山史料ネット、岡山大学文学部、基盤研究(S)「大規模自然災害時の
   史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築」(被災地フォーラム)
共催:岡山県立記録資料館、岡山地方史研究会、岡山近代史研究会

フォーラム参加の申し込みは不要です。

阪神淡路大震災から18年目

January 17 [Thu], 2013, 21:03
早18年。

あの日から、そんなに経過したとは嘘のようです。

時間の経過はあの日の記憶を風化させてしまうのでしょうか。

忘れたくはないものです。

1.17も3.11も・・・・

シンポジウム「民俗芸能と祭礼からみた地域復興」お知らせ

January 16 [Wed], 2013, 19:06
東北大学東北アジア研究センターシンポジウム
「民俗芸能と祭礼からみた地域復興
―東日本大震災にともなう被災した無形の民俗文化調査から」

日時:2013年2月23日(土) 13:00〜18:00 入場無料 参加自由
場所:東北大学片平さくらホール2階 仙台市青葉区片平2-1-1
共催:東北学院大学、東北大学大学院文学研究科
後援:読売新聞社、河北新報社

1部/「無形」文化財の被災とその復興:調査事業報告
1.趣旨説明と調査事業報告 高倉浩樹(東北大学)
2.報告
 人類学の立場から 岡田浩樹(神戸大学)
 宗教学の立場から 木村敏明(東北大学)
 民俗学の立場から 菊地 暁(京都大学)
 学生の立場から  沼田 愛(東北学院大学)
 行政の立場から  小谷竜介(宮城県)

2部/無形民俗文化財と地域社会復興をめぐるパネル討論
 司会 政岡伸洋(東北学院大学)
 コメント 菊池健策(文化庁)、齋藤三郎(宮城県山元町教育委員会)、沼倉雅毅
(牡鹿・白山神社笛担当)


ポスター
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/news/2012/img/20121121poster.pdf
P R
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:盛岡市都南歴史民俗資料館
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 現住所:岩手県
  • アイコン画像 職業:専門職
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岩手歴史民俗ネットワークと盛岡市都南歴史民俗資料館のブログです。
岩手歴史民俗ネットワークとは、岩手県内の指定・未指定文化財及び民間保存のものに限らず、その保護に努めることを目的に東日本大震災を契機として2011年4月に発足した団体です。現在の主な活動は、被災地にある文化財の調査等です。このような団体のさきがけは、阪神大震災を契機に発足した歴史資料ネットワークです。

盛岡市都南歴史民俗資料館とは
盛岡市湯沢1-1-38にある歴史民俗資料館です。昭和54年に開館しました。旧都南村(平成4年盛岡市合併)地域の考古・歴史・民俗資料を展示しています。都南つどいの森内にあります。都南つどいの森では、キャンプやバーベキューなどのレジャーを楽しむことができます。
是非、おいでください。
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