メトロティック・バースデイ
2008.09.16 [Tue] 22:29

作詞:ゆーり
作曲:なつき


さあパーティの始まりだ、招待客は選ばない
ただそこに居るだけでいいと言うから招かれざるものはなにもいない。

聞こえてくるのは雑踏か、祝辞か?混ざり過ぎて解らない
聞かせておくれよ泣く泣く創らされる事、どうしてなのか。


ごちゃ混ぜのケーキの上に並び立つ無秩序なこの標識たち
無機質に飾られて、機械的に彩られ、見掛け倒しの色になってゆく
書き付けるツラツラと生々しいクリームをその上にね。

さあパーティの始まりだ、招待客は沢山プレゼントを持って抱かれることを知る
まだ終わらない余興に酔いしれて吐き出す本当の祝福。


哀しみも愛しさも織り交ぜた地下世界でも

ごちゃ混ぜのケーキの上に並び立つ無秩序なこの標識たち
無機質に飾られて、機械的に彩られ、見掛け倒しの色になってゆく
書き付けるツラツラと生々しいクリームをその上に。

ごちゃ混ぜたケーキの上で踊りだす可哀想なその隣人たち
ここが地下ならば産まれて許されれば
ここで夏、灰に、冬、雪に溶けて混ざりゆこう。飾れるだけ飾って生きてゆこうよ

つきのうた
2008.09.16 [Tue] 22:28

作詞:ゆーり
作曲:しゅうた


あの二人で覗き込んだカレイドスコープにさ
いっぱいに広がる月のこどもたち。
見惚れて集めようと手を伸ばした。
指先二人で触れたもの

好きなだけ好きなものが溢れ出て来てはただ夢に溺れて離れてゆく君だけ。


あれはいつの日かな?あれはいつの夜かな?僕は君の足跡を見つけたよ。
君は飛んでいった、翼があったから?君は月夜の虜になったんだね。


天駆けした景色はどうだい何か見えたかい?見つけたかい?

二人で見つけた夢カレイドスコープにさ
手のひら二人で合わせては好き勝手好き放題に揺られ、揺らされて進まない時刻も自分のせいだから


あれはいつの日かな?あれはいつの夜かな?僕は君の足跡を見つけたよ。
君は飛んでいった、翼があったから?君は月夜の虜になったんだね。

君が願うならば、夜空で会えるならもう泣かないよ

君は飛んでいった、翼があったから?君は月夜の虜になったんだね。

裏切るヘルメス
2008.09.16 [Tue] 22:25

作詞:ゆーり
作曲:リツ


月に向かって歩くという天球儀への裏切りはねえ・・・
あなたの錬金術を得るためなら何を捧げてもいいんだ。

月に向かって伸びる神様だけが知る道を今教えてくれるなら何もいらない、自分さえも捨てたっていい。

あなたの為に生きるの。

『相当、創造を重ね。
以来、突き抜ける風に侵され吹雪くガラスの街に
通ろう、高層な壁に遺骸蹴り抜けるだけで。
犯され嘆く、ガラスの珠に』


トリスメギストス、トリスメギストスねえ教えて
エメラルドの、エメラルド色の創り方を・・・どうか王ならば。

響く声、君の声だけ。
緑色の目で見て、聞いて、さあ

『相当、創造を重ね。
以来、突き抜ける風に侵され吹雪くガラスの街に
通ろう、高層な壁に遺骸蹴り抜けるだけで。
犯され嘆く、ガラスの珠に』


トリスメギストス、トリスメギストスねえ教えて
エメラルドの、エメラルド色の創り方 

あなたにもう一度会えるなら世界さえも創ってしまえばいいのさ
・・・どうか王ならば。

鉄の兎、鋼鉄の夢
2008.09.16 [Tue] 22:24

作詞:ゆーり
作曲:はづき


銀の線路を一人歩く可哀想な鉄の兎

踏み外した事も誰も気付かないだけで

ゆっくりゆっくり足元から錆びてゆくのも誰も気付かないままで・・・


『誰か僕を強く抱いてよ』
外装は無く中身だけを
『誰か僕を強く抱きしめて』
形、解らなくなる前に

何層も塗り返しても、何度も組み立て直しても・・・

壊れた腕で直せるものならどうか・・・

『誰か僕を強く抱いてよ』
外装は無く中身だけを
『誰か僕を強く抱きしめて』
形、解らなくなる前に

墨黒い城
2008.09.16 [Tue] 22:23

作詞:ゆーり
作曲:なつき


四角い空に立って唇動かす。誰の耳にも塞ぐ機械が
少し不自然になって周り見渡せば履き潰した靴の足音

並ぶ図書館に虫食いだらけのページを破いて捨てた。
苦し紛れに気付けば自分も仲間になってる。

四角い空に立って唇動かす。時間と欲望に支配されては
傷だらけになって誰かにすがり付くよ・・・この街は少し眩し過ぎる。

眠り、誤魔化そうと頭の奥深く長い釘に打たれては目を覚ます朝。
気付くと、枕は濡れてる


鉄の街の中ただ呆然と一人きり夜空に手を重ね、自分へ唄を歌うよ。
スライドしてゆく汚い明かりもゆっくりその日を問いかける。
迷宮の夜は空けてゆく


四角く空囲って唇は黙る。僕の耳には何も聞こえない。
街頭見上げれば、たまる蝶みたいに害虫(むし)より綺麗に見えただけで

自分、誤魔化そうとただ部屋に隠れて鋼鉄に体を擬態。
逃げることでしかありえないならば消えてしまいたい・・・


鉄の街の中、ただ呆然と一人きり夜空に手を重ね、自分へ唄を歌うよ。
スライドしてゆく汚い明かりもゆっくりその日を問いかける。
迷宮の夜はふけてゆく

鉄の僕の中、ひとしずくだけただ溢れたジェットブラックの涙はもう何も染まる事は無い、もう何にも染まる事は無いから・・・

きつかけるトナカイ
2008.09.16 [Tue] 22:21

作詞:ゆーり
作曲:しゅうた


踏みつけた空の大地、願い事を
『走り抜けるトナカイに僕はなりたかったんだ』
ずっとずっと夢見てた雲の背中、夢さえも乗せて走る姿を

乗せて走ることを避けては遠ざけるだけ
生まれたときに与えられた首から下げた生きる時計を掲げて。

チクタクが止まるよ。時計の針は何時を指してるのかも解らないから
僕はひとり夢を見る


踏みつけた空の大地、願い事を
『走り抜けるトナカイに僕はなりたかったんだ』
ずっとずっと夢見てた雲の背中、夢さえも乗せて走る姿を


ただの自己啓発の森の奥からひっそりと近づいてくる『彼』に誘われて甘えてるだけなのかもしれないね。


僕は君を乗せてゆく、僕が夢見た世界へ。


踏みつけた空の大地、願い事を
『走り抜けるトナカイに僕はなりたかったんだ』
ずっとずっと夢見てた雲の背中、夢さえも乗せて走る姿を

もう僕は立ち止まらずにゆくから
歩いてく路線図を背中に広げて一緒にゆこう

さあ全てを乗せること出来たら走り抜けようよ
このそらで僕だけが描ける路(みち)を

Mr.カーボン
2008.02.02 [Sat] 18:07

作詞:ゆーり
作曲:なつき

フワフワする
フワフワする僕に
意識はなくて
立ち尽くす
立ち尽くす夜に
残るのは 感熱感だけ


壁に刷れる夜
手帳の端に住む
灰色のネズミたち。
他界のトンネルから
会いにきたのかい?
僕を探していたんだってね

ずっとね
視線を合わせて
床に落ちてゆくのを
ただ黙って
『楽しいね』見ていた


フワフワする
フワフワする僕に
意識はなくて
立ち尽くす
立ち尽くす夜に
残るのは 感熱感だけ

クラクラする
クラクラする夜は
千分の1でいい
吐き出して
吐き出してしまえば
残るのは 感熱感だけ


君に会える夜
手帳の端でシた
ネズミの僕はみじめだろうか?
他界のトンネルから君を求めて来た
『…誰を探していたんだっけね』


観覧車に君が居て
高い所が怖いから僕は
地上で待つよ何時までも
メリーゴーランドでハッピーなのかい?


ずっとね
視線を合わせて
床に落ちてゆくのを
ただ黙って
『楽しいね』見ていた


フワフワする
フワフワする僕に
意識はなくて
立ち尽くす
立ち尽くす夜に
残るのは 感熱感だけ

消えてしまう…
消えてしまう前に
君を抱きしめたい
戻れるなら…
戻れるのならば

映画に写した言葉を
食べて欲しいよ



雨、コンクリート
2008.02.02 [Sat] 18:06

作詞:ゆーり
作曲:しゅうた

雨道帰れば思い出す
塞いだ筈の雨漏りの音
はしゃぐ二人もぼやけはじめた
灰色の雨が降る道路の向こう

傘を逆さに雨を受けた
身体を突き抜けた無数の雨
混ぜて閉じ込めた誰かのこと
空に聞いても返事はない

散らばる音に分けて隠した
高熱でしかない時の誰かと自分の声
何処かの宇宙の背中の星を数えて過ごした事を


雨が上がる頃
私はまた歩き出すよ。
ずっと笑って歩く私の足跡からは

綺麗な花が咲きますように
向こうで笑う私になれますように


何処かに居るあなたが同じ空見上げて
振り返る場所には
同じ花が咲けばいいのに

今はセツナイ色だとしても


雨が上がる頃
私はまた歩き出すよ。
ずっと笑って歩く私の足跡からは

雨上がりの色混ざるコンクリートの花

いつまでも咲き誇る涙が残した綺麗な花


雨道帰れば思い出す
塞いだ筈の雨漏りの音…



ミセス・アルビノ
2008.02.02 [Sat] 17:53

作詞:ゆーり
作曲:はづき

朝光る窓 透明の私
眩しいから
黒点を 見つめた

夜刺さる星 真っ赤な貴方
寂しいなら
何処へでもゆけばいい

朝日射すうつぶせにかわす私
時計塔チクタク頭痛に響くよ


『ねえ…
夢を描きましょう?』
そう言った時にはもう
生き絶えた魚のようで


アルビノの浴槽の中に
私は居る。

夜は少し寒いから絵の具で彩りましょう。


あー
創り笑って泣きじゃくって見比べて
誰かが辿り着ける星、月、割れたボトル


『ねえ…
夢を描きましょう?』
そう言った時にはもう
生き絶えた魚のようで
『ああ…
何を描きましょう…』
そう言って無色になる
私は誰より独り


アルビノの浴槽の中に
私は居る。

夜は少し寒いから絵の具で彩りましょう。


アルビノが泣いた日に誰かが
私を抱いて排水溝へ

流してしまいました。

『さよならミセス・アルビノ』





Silver Traveling
2007.11.08 [Thu] 03:28

作詞:ゆーり
作曲:はづき


僕の傘の下の地下世界
朝のタイルは無機質に
トンネルの向こう見ず
知らずに

まわるまわる気色悪い
泥水と宝石のような雨
傘先でかき混ぜた退屈のスープをどうぞ


まだ上がらない雨 弾く
傘が歌い出すメロディは
幼稚な少年さながらの
思考 掻き立てる

天井の抜けたアナウンス
切符はもう 待ちぼうけ
水銀の水たまりに映る
プラットホーム


『黄色い線の内側へお下がりください。
まもなく 恒星経由銀星行きの列車が参ります
途中何も 言えず 歌えず枯れてしまっても
列車は止まる事はありません。』


駆け込んだ日
地下鉄の雨はもう止んで
離れてゆくトンネルは
スピードのまま銀色に溶けた


あの日傘の上で踊る
雨の声が教えてくれた
トンネルの向こうにある世界が見たい

廻る景色 スライドショウ
後悔は何も写らない
傘先に残る退屈はもう見えない


『手荷物はご自分で管理なさってください。
まもなく 恒星経由銀星行きの列車が発車します
途中フレアが誘惑して来ます
決して衛星とぶつからないように』


駆け込んだ日
地下鉄の雨はもう止んで
離れてゆくトンネルは
スピードのまま銀色に溶けた


駆け込んだ日
地下鉄の雨はもう止んで
真っ暗やみの世界でも
光がぼくにはみえた






P R
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:ゆーり
  • アイコン画像 誕生日:8月17日
  • アイコン画像 血液型:O型
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身長:175センチ
体重:52キロ
視力:0.1
足のサイズ:26
脳内:宇宙

イロクイ。唄:ゆーり個人オフィシャルブログ

ファンタジックな世界観、そしてその中に含まれる哀しさ。
孤独と夢。愛らしさと残酷さ。

相反する素材を混ぜ合わせて料理するその空間には、一筋縄ではいかない「イロクイ。」の独特な世界が広がる。
さあ、貴方もこの「イロクイ。」という絵本を手に取って、ページをめくってみて…!


イロクイ。オフィシャルサイト
http://irokui.net/
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