(無題)
2008.01.31 [Thu] 04:34

雨道帰れば思い出す
塞いだ筈の雨漏りの音
はしゃぐ二人もぼやけはじめた
灰色の雨が降る道路の向こう

傘を逆さに雨を受けた
身体を突き抜けた灰色の雨
混ぜて閉じ込めた誰かのこと
空に聞いても返事はない

散らばる音に分けて隠した
高熱でしかない時の誰かと自分を
何処かの宇宙の背中の星を数えて過ごした事を


雨が上がる頃
私はまた歩き出すよ。
ずっと笑って歩く私の足跡からは

綺麗な花が咲いてゆきますように
向こうで笑う私になれますように


何処かに居るあなたが同じ夜空見上げて
振り返る場所には
同じ花が咲いていたらそれでいい

今はセツナイ色だとしても


雨が上がる頃
私はまた歩き出すよ。
ずっと笑って歩く私の足跡からは

雨上がりの色混ざるコンクリートの花

いつまでも咲き誇る涙が残した綺麗な花


雨道帰れば思い出す
塞いだ筈の雨漏りの音…




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イロクイ。唄:ゆーり個人オフィシャルブログ

ファンタジックな世界観、そしてその中に含まれる哀しさ。
孤独と夢。愛らしさと残酷さ。

相反する素材を混ぜ合わせて料理するその空間には、一筋縄ではいかない「イロクイ。」の独特な世界が広がる。
さあ、貴方もこの「イロクイ。」という絵本を手に取って、ページをめくってみて…!


イロクイ。オフィシャルサイト
http://irokui.net/
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