ありえない、と脳がひたすら否定信号を送り続けていた

May 21 [Tue], 2013, 12:52
ありえない、と脳がひたすら否定信号を送り続けていた
突然現れた元向日葵(多分)の美少女は、俺にしがみついて離れない。腕にしがみついたまま、必死で首を横に振り続けている。ミニCMOS カメラ
「おい、いい加減離れろよ!」
「〜!!」
言葉を発さん割にすごい力だ、向日葵は教室に行こうとする俺を必死で止めようとする。負けじと離そうとしてる俺の前で、学友が一人同情していた。
「おい、もうちょっと優しくしてやれよ。かわいそうだろう」
「じゃあお前が引き取れ!」
「いや、俺ちょっと人のお手つきは」
「何がお手つきだ!俺はこんな女」
知らん、と言い切れないのは、少女が一瞬だけ向日葵の姿になったせいだ。あれさえなければ、突き飛ばしてでも教室に行く。そう出来ないのは、一度助けてしまったからだ。せっかく助けたのにまた突き倒すとはもったいない。俺の善行がもったいない。 暑さ以外の理由で汗が吹き出した。ありえない、と脳がひたすら否定信号を送り続けていた。が、彼女が一瞬だけ向日葵になったこと、こんな美少女が俺に懸命に何かを伝えようとしてくれていること、他の理由が説明できる者がいるなら、是非お願いしたい。
もう来ないだろうと思っていた花屋の前に行くと、先日とは違う店員が出てきた。しかし彼を見るなり、向日葵は俺の後ろに隠れてしまった。花屋だから当然だが、奥には花がたくさんある。素人目で見ても、大事にしているようには見えなかった。人の経営観念など興味はないし説教するほど偉くもないが、怯える向日葵をここに置いておく気にはなれなかった。
「いらっしゃいませ…おや。彼女にプレゼントですか?」
「いえ」
彼女、産まれて始めて言われた単語は、恥ずかしいというよりは違和感があった。なんとなく店の花を見渡す、当然動きそうな花などあるわけがない。
「ちょっと変なこと聞きますが…ここの花、生きてたりしないっすよね」
「……………え、と…そ、それくらい元気な花を売ってるつもりは」
「あ、もういいっす」
絶対変な奴だと思われた、必死で言葉を探す店員に軽く頭を下げ帰ろうとするが、慌てた声で呼び止められた。
「あ、す、すいません!お金!」
「は?」
何も買ってないはずだが、振り返ると、向日葵がすごい笑顔で土袋を抱いていた

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