パンズ・ラビリンス

October 08 [Mon], 2007, 16:04
スペイン内戦を背景に、少女の成長と幻想世界での冒険を描いたダーク・ファンタジー。
主演は新鋭イバナ・バケロ。
共演に「ニノの空」「シェフと素顔と、おいしい時間」のセルジ・ロペス、「ベルエポック」「天国の口、終りの楽園。」のマリベル・ベルドゥ、「ヘルボーイ」「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」のダグ・ジョーンズ、「ドン・ジュアン」「ベアーズ・キス」のアリアドナ・ヒルほか。
監督は「ブレイド2」「ヘルボーイ」のギレルモ・デル・トロ。

まだ撮影してた頃から楽しみに待っていた「パンズ・ラビリンス」を、ようやく観る事が出来て、今はもう満足の一言。
予想通り、いえ予想以上にイマジネーションとメッセージに満ち溢れた素晴らしい作品でした。

作りとしては一応ファンタジーの体裁をとっていはいますが、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ハリー・ポッター」などの、所謂誰もがイメージするようなファンタジーとは根本的に別物。
ファンタジーを取り入れた戦争ドラマと言っても良いでしょう。
この作品でベースとなっているのはあくまでもファシストが支配する内戦下の残酷な現実世界であり、主人公オフェリアはそんな目を背けたくなるような夢も希望もない現実と、目も眩むような妖しく美しい幻想世界を行き来します。
試練を乗り越えれば何かが変わると信じながら。
内戦の激化と共に、人間の愚かさ、醜さ、恐ろしさ、哀しさに徐々に追い詰められていくオフェリア。
彼女を救えるのは彼女自身しかいなかったのです。

詳しくは書きませんが、これほどやり切れない気持ちになる作品は滅多にないと思います。
何故この作品が世界中で高い評価をうけているのか、実際に見てみれば誰もが納得する事でしょう。
大人向けの内容ではあるけど、子供にこそ見せるべき作品ですね。



プラネット・テラー in グラインドハウス

September 12 [Wed], 2007, 23:20
謎の化学兵器でゾンビと化した感染者が溢れかえる田舎町を舞台に、ゾンビに片脚を奪われたセクシー・ヒロインの怒りの“片脚マシンガン”が炸裂する近未来バイオレンス・アクション・ホラー。
主演は「スクリーム」「ブラック・ダリア」のローズ・マッゴーワン。
共演に「ダイ・ハード」「隣のヒットマン」のブルース・ウィリス、「シックス・フィート・アンダー」「ポセイドン」のフレディ・ロドリゲス、「グーニーズ」「イントゥ・ザ・ブルー」のジョシュ・ブローリン、「バレンタイン」「アメリカン・ドリームズ」のマーリー・シェルトン、「Be Cool/ビー・クール」「ポセイドン」のステイシー・ファーガソン、「イングリッシュ・ペイシェント」「LOST」のナヴィーン・アンドリュース、「ターミネーター」「エイリアン2」のマイケル・ビーン、「ゾンビ」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のトム・サヴィーニほか。
監督・製作・脚本・撮影・編集・音楽は「スパイ・キッズ」「シン・シティ」のロバート・ロドリゲス。

限定公開だったUSAヴァージョンで先に上映されたのはロドリゲス監督作の「プラネット・テラー」。
上映前には「スパイ・キッズ」の登場人物であるダニー・トレホ演じるマチェーテを主役に据えた復讐ヴァイオレンス・アクション「マチェーテ」(まんま)のニセ予告編が!
もうここから既に爆笑。
ガトリング砲付きバイクで大ジャンプだもんなぁ。

肝心の「プラネット・テラー」の方はと言うと、もう本当にバカバカしい内容で終始笑いっぱなし。
ストーリーなんて破綻しまくりなんですけど、「B級映画にそんなものは必要ねぇ!」とばかりの潔さで、畳み掛けるようなスピーディな展開で、実に爽快に笑わせてくれます。
特にクライマックスの銃撃戦(と呼べるのか?)は必見。
片脚マシンガンでシッコ(ゾンビではないらしい)を撃ちまくるローズ・マッゴーワンがカッコ良すぎます。
無駄に豪華&懐かしいキャスティングも良いなぁ。

まぁアイデア一発で中身が無いと言えばそれまでなんですが、その中身の無さを逆手に取って、B級映画好きのツボを突くネタをとにかく詰め込んだロドリゲスの手腕は素晴らしいと思いますね。
B級映画好き、ゾンビ好きは必見の作品です。


「デス・プルーフ in グラインドハウス」の感想はこちら


パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

May 25 [Fri], 2007, 12:13
世界中で大ヒットを記録した「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」に続くアクション・アドベンチャー第3弾。
主演は「リバティーン」「チャーリーとチョコレート工場」のジョニー・デップ。
共演に「ロード・オブ・ザ・リング」「エリザベスタウン」のオーランド・ブルーム、「ドミノ」「ジャケット」のキーラ・ナイトレイ、「シャイン」「ミュンヘン」のジェフリー・ラッシュ、「未来世紀ブラジル」「ブラザーズ・グリム」のジョナサン・プライス、「ショーン・オブ・ザ・デッド」「銀河ヒッチハイクガイド」のビル・ナイ、「男たちの挽歌」「グリーン・デスティニー」のチョウ・ユンファ、「ワン・プラス・ワン」「キッズ・アー・オールライト」のキース・リチャーズなど。
監督は前2作同様「ザ・メキシカン」「ザ・リング」のゴア・ヴァービンスキー。

昨年の「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を観終わった時から、待ち遠しくて仕方なかった待望の続編がやっと公開!
と言う訳で、期待に胸膨らませ、公開日前日の前夜祭で観て来ました。

今回もジャック・スパロウをはじめ、ウィル、エリザベス、ブラック・パールの愛すべきクルーたちの魅力は健在。
それに加え、前作で復活したバルボッサやサオ・フェンなど個性豊かなキャラクターたちが続々と登場し、キャラクターの豪華さで言えば間違いなく過去最高でした。
キース・リチャーズも見事な海賊っぷりで魅せてくれましたしね。
ギターまで弾いてたし(笑)

アクション・シーンもどれも迫力満点で、中でもクライマックスのブラック・パールとフライング・ダッチマンの一騎打ちは最後の戦いに相応しい、まさに圧巻の出来栄え。
あのシーンだけでも相当お金掛かってるんでしょうねぇ。

ただ、全体としては、前作の終わり方から期待し過ぎたかな、という感じ。
決して面白くないわけじゃないんですが、今回は170分という上映時間がちょっと長く感じてしまいました。
前作で良いネタ使いすぎたようにも思いましたし。
クラーケンとか(苦笑)


以下、ネタバレ含みます。


ホリデイ

May 11 [Fri], 2007, 19:58
アメリカとイギリスに暮らす2人の女性が、クリスマス休暇の間だけお互いの家を交換する“ホーム・エクスチェンジ”で、それぞれに運命の恋と出逢うさまを描いたロマンティック・コメディ。
主演は「メリーに首ったけ」「チャーリーズ・エンジェル」のキャメロン・ディアスと「ネバーランド」「エターナル・サンシャイン」のケイト・ウィンスレット。
共演に「クロコダイルの涙」「スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー」のジュード・ロウ、「スクール・オブ・ロック」「ナチョ・リブレ 覆面の神様」のジャック・ブラック、「チャンス!」「ミスティック・リバー」の イーライ・ウォラック、「コンフィデンス」「サウンド・オブ・サンダー」のエドワード・バーンズ、「ハムレット」「レジェンド・オブ・ゾロ」のルーファス・シーウェルなど。
監督は「ファミリー・ゲーム/双子の天使」「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ。

案の定映画館はキャメロン・ディアス、もしくはジュード・ロウ目当てと思われる若い女性でいっぱいでした。
しかし、そんな女性客も間違いなく今日でジャック・ブラックのファンになった事でしょう!
出番はキャメロン・ディアスやジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレットに比べると格段に少ないものの、その相変わらずの存在感はやはり圧巻。
オープニングからいきなり爆笑させてもらいました。
だってジャック・ブラックが映画音楽の作曲家って、ねぇ?(笑)
もうそれだけで笑えます。
キャスティング・ディレクターに拍手贈りたくなりましたよ。

中でもレンタル・ビデオ屋でのシーンは最高でした。
ケイト・ウィンスレットと話しながら次々と巨匠たちの映画音楽をアカペラで歌うジャック・ブラック!
レンタル・ビデオ店が舞台の次作への伏線か?(笑)
ちゃっかりハンス・ジマーの名前出してくる遊び心も良かったです。
ダスティ・ホフマンも美味しいカメオ出演してましたね(最近こういうの多いなこの人)。

そう言えば、この作品でのハンス・ジマーの音楽はやたらと久石譲ちっくでした。
同じような感想持った人多いのでは?
ジャック・ブラックの歌が入ってたら買います。

他のキャストとか内容には全く触れてませんが、それだけジャック・ブラックのインパクトが大きかったという事で。
ジャック・ブラック好きは必見!


パフューム ある人殺しの物語

March 04 [Sun], 2007, 18:45
ある香りにとりつかれた一人の青年の驚くべき半生は描いた、パトリック・ジュースキントの禁断のベストセラー「香水 ある人殺しの物語」を映画化した作品。
主演は「レイヤー・ケーキ」「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」のベン・ウィショー。
共演に「ピーター・パン」のレイチェル・ハード=ウッド、「ダイ・ハード」「ハリー・ポッター」シリーズのアラン・リックマン、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」「ネバーランド」のダスティン・ホフマンなど。
監督は「ラン・ローラ・ラン」「ヘヴン」のトム・ティクヴァ。

この作品、とにかく一つ一つの物や人の撮り方が見事。
花、果物、魚、動物、水、人間…豊かな色彩と繊細な質感を追求した美しい映像の数々は、観る者の想像力を掻き立て、本当はそこにないはずの匂いを感じさせます。
主人公以外に魅力的な登場人物がいないのと、その主人公にあまり感情移入出来ないのがこの作品の唯一の欠点だと思いますが、それを補うだけの魅力がこの個性的な物語にはありますね。
2時間半全く飽きずに観る事が出来ました。
噂のクライマックス・シーンは確かに圧巻。
ああいうシーンを撮るだけでも大変なのに、それをあそこまで芸術的なものに高めたのは本当に凄いと思います。
一歩間違えば完全にギャグになってしまいますからね。
やたらとあのシーンを宣伝の目玉にしているようですが、知らずに観た方が絶対良いと思います。
ラストも「そう来るか〜」というオチで、愛を与える事は出来ても、決して愛されない主人公の孤独と哀しみがよく伝わってきました。
あれはやはりキリストからきてるんでしょうね。

「殺さなくても匂いは取れたんじゃないの?」とか、「全部人間の香りで調合するの?」とか他にも色々ツッコミ所満載ではありましたが、映画としては十分楽しむ事が出来ました。
これから観に行く方は事前情報を極力遮断するようにしましょう。

ちなみに、僕は香水の匂いってあまり好きではありません。
適度な量なら良いんですけど、そういう人って少ないですよね。
石鹸やシャンプーの匂いの方が好きかな(笑)


Vフォー・ヴェンデッタ

February 28 [Wed], 2007, 20:31
独裁国家となった近未来イギリスを舞台に、反ファシズムを掲げテロ行為を繰り返す謎の男"V"と、その戦いに巻き込まれていく一人の女性の葛藤と成長を描いたアラン・ムーアとデヴィッド・ロイドによるコミックを映画化した作品。
主演は「クローサー」「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」のナタリー・ポートマン、「マトリックス」「ロード・オブ・ザ・リング」のヒューゴ・ウィーヴィング。
共演に「クライング・ゲーム」「プルートで朝食を」のスティーヴン・レイ、「ゴスフォード・パーク」「銀河ヒッチハイク・ガイド」のスティーヴン・フライ、「ヘルボーイ」「スケルトン・キー」のジョン・ハート、「ブラッディ・サンデー」「サハラに舞う羽根」のティム・ピゴット=スミス、「英国万歳!」「ベント/堕ちた饗宴」のルパート・グレイヴスなど。
監督はジェームズ・マクティーグ。
製作はジョエル・シルヴァーとウォシャウスキー兄弟。

劇場に観に行きたかったけど結局時間が無くて行けなかった作品。
アクション要素を抑え、政治的なメッセージを強く押し出した作風はなかなか好きな感じで楽しめました。
ありがちなヒーローものとは違っていちいち演劇的な演出を用いているところや、Cozy Powellのドラム・ソロでお馴染みのチャイコフスキーの「1812年」を効果的に使うあたりもお見事。
ただ、200時間をかけて並べられたという2万2000個のドミノ倒しはもう少し凝っても良かったかなと思いました。

惜しむらくは"V"のキャラクターが象徴であるが故に人間性を感じにくく、カリスマ性に乏しいのと、行為そのものが結局テロリストと何ら変わらないという事。
大義名分があれば暴力も正義になるという論理を崩していれば傑作になりえたかも知れません。

ちなみに、ヒューゴ・ウィービングは「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」のビル・ナイや、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のレイフ・ファインズ並みに素顔分からずでした(苦笑)


ファニーゲーム

February 28 [Wed], 2007, 19:10
そのあまりにも挑発的で暴力的な内容に世界各地で物議を醸した衝撃の問題作。
出演は「カフカの「城」」「ピアニスト」のスザンヌ・ロタール、「ホロコースト -アドルフ・ヒトラーの洗礼-」「善き人のためのソナタ」のウルリッヒ・ミューエ、「ベニーズ・ビデオ」のアルノ・フリッシュ、「GIGANTIC ギガンティック」「ヒランクル」フランク・ギーリングなど。
監督・脚本は「ピアニスト」「隠された記憶」のミヒャエル・ハネケ。

ここまで徹底して観客に不快さ、後味の悪さを感じさせる作品もないでしょう。

何の理由もなく、ただ暇潰しの"ゲーム"として繰り返される暴力。
それを淡々と撮り続けるカメラ。
そのあまりの不条理さに被害者同様、観客も冷静な思考を奪われ、自分もゲームに参加させられているかのような錯覚に陥ってしまいます。
しかし、恐らくはそれこそが監督の意図であり、観客がこの作品(=暴力)に後味の悪さを感じることは成功を意味しているのだと思います。

感情も、理由も、付随するもの全て剥ぎ取った暴力そのものの怖さ。
決して人には薦められませんが、これも一つの人間性だと思います。


ホワイト・ドッグ/魔犬

February 28 [Wed], 2007, 18:40
人種差別主義者によって黒人だけを襲うように調教された犬と、それを調教し直そうとする新人女優の間に巻き起る展開を描いた社会派サスペンス。
出演は「ブラック・サンデー」「トゥー・ムーン」のクリスティ・マクニコル、「ゾンビ伝説」「マーズ・アタック!」のポール・ウィンフィールド、「シエラ」「エデンの東」のバール・アイヴス、「ROOTS/ルーツ」「新・悪魔の棲む家」のリン・ムーディ、「ピラニア」「ハウリング」のディック・ミラーなど。
監督は「ザ・シャーク」「ストリート・オブ・ノーリターン」 のサミュエル・フラー。

ホラー友達に「マニアの間で高値で取引されてる」と教えてもらってすぐに近所のビデオ屋であっさり見つけた作品(笑)
「魔犬」というチープでありながら禍々しさも同時に醸し出す副題から想像される「犬が人を襲いまくるパニックもの」とは趣の異なった、意外にも社会派な内容にはちょっと驚いてしまいました。
決してA級作品ではないし、確かにマニアしか見ない作品だとは思うのですが、この作品で描かれる黒人差別問題や、迫害の道具とされた犬たちの悲惨な運命には興味深いものがありました。
黒人だけを襲わせる"ホワイト・ドッグ"に調教する為に、幼い頃からわざと黒人に痛めつけさせる。
これは世代が変わっても受け継がれていく悪しき復讐の連鎖と同じではないでしょうか?
何とも物悲しいラストが印象的でした。

そう言えば、音楽をエンニオ・モリコーネが担当してました。
ほんと手掛けてる作品幅広いですね。


バタリアン5

February 04 [Sun], 2007, 11:41
前作「バタリアン4」と同時製作されたシリーズ第5弾。
出演は「デスリング」のジェニー・モーレン、「E.T.」「ファム・ファタール」のピーター・コヨーテ、「バタリアン4」のエイミー=リン・チャドウィック、「バタリアン4」のジョン・キーフ、「バタリアン4」のコリー・ハードリクトなど。
監督は「スパイダー パニック!」「バタリアン4」のエロリー・エルカイェム。

前作のあまりの出来に見るのを少し迷っていたのですが、何とこの「5」にはあのタールマンが登場するというではありませんか。
製作側の手口にまんまと乗せられている気もしますが、やっぱり見てしまいました。

前作と同じスタッフ、キャストで同時製作されただけあって、前作からストーリーは繋がっています。
今回の舞台は前作から数年後。
前作で高校生だった主人公たちは大学生になり、そこでまたトライオキシンの入った容器を発見(苦笑)
お約束通りゾンビが増殖し大騒ぎになるというストーリーです。
しかし、その過程が今回は違いました。
前作で痛い目見てるはずのこのバカな主人公たち、あろう事かゾンビと良い具合にミックスされたトライオキシンからドラッグを作って大学中に売りさばいてしまうんです(笑)
トリップ出来ればゾンビでも何でも見境なしにドラッグにしてしまうアメリカのドラッグ文化の恐ろしさを知りましたね。
この斬新な蔓延方法によってこの作品はかなり救われてると言って良いでしょう。
実際前作よりも断然楽しめました。

ただ、肝心のタールマンは勿体ぶって登場した割には殆ど活躍せず…。
しかもネタとして使われてるし。
笑いの要素を入れるのは問題ないと思いますが、もうちょっと入れるポイントや使い方を考えて欲しいですね。
わざわざあのネタをタールマンにやらせる必要なんて全然ないわけですし。
胡散臭いシークレット・サービスの2人組も良いキャラしてましたが、あそこまで狙ってしまうとちょっと白けてしまいます。

でもまぁ、ようやくエロリー・エルカイェムは「スパイダー パニック!」で見せてくれた手腕を発揮してくれましたね。
前作を見た時は本当に同じ監督なのか疑ってしまったくらいですから(苦笑)
1〜3作には到底及びませんが、「4」よりは遥かに良い出来のこの作品。
バタリアン・ファンにはお薦め出来ます。

バタリアン4

February 04 [Sun], 2007, 11:34
85年に製作され大ヒットし、その後3まで続編が作られたゾンビ・シリーズの93年以来となる第4作目。
出演は「E.T.」「ファム・ファタール」のピーター・コヨーテ、「バタリアン5」のエイミー=リン・チャドウィック、ジャナ・クレイマー、「バタリアン5」のジョン・キーフ、「バタリアン5」のコリー・ハードリクトなど。
監督は「スパイダー パニック!」「バタリアン5」のエロリー・エルカイェム。

バタリアン・リターンズ」以来の続編、しかもロボ・ゾンビも登場すると聞いたらこれはもうファンとしては見ないわけにはいきません。
そんなわけで期待2割不安8割くらいで臨んだのですが、これまでで断トツの出来の悪さでした。
頭を撃ったら死ぬという設定にしてしまってるのも問題ですが、そもそも脚本の作りが粗い。
特にハイブラテック社に潜入してからのあのグダグダ感は一体何?
逆を言えば突っ込み所満載で違った楽しみ方は出来るんですが(笑)、これまでの3作はまともにも見られるし、ツッコミながらも楽しめるという一粒で二度美味しい作品でしたからね。
それと比べると明らかに見劣りしてしまいます。
噂のロボ・ゾンビ(しかも主人公の両親!)はロボ・コップの出来損ないみたいなデザインで、腕に機関銃やらチェーンソーを装着。
見るからに重々しい装備で一体どんな戦いを見せてくれるのかと思いきや、あっさりヤラれて殆ど見せ場なし…。

ハッキリ言って十数年ぶりにわざわざ「バタリアン」の名を冠して作る程の作品ではありません。
もっとマシなB級ゾンビ映画は沢山あるし。
このシリーズへの愛情が大きければ大きいほど、見終わった時の脱力感も大きいかも(苦笑)
この分だと同時製作した「バタリアン5」も期待薄だけど、タールマンの活躍に一縷の望みをかけるか。

P R
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プロフィール
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1980.4.1
ドラマーとして、FREEWILL、六合、SYMPHONIA、ALL IMAGES BLAZINGなど数々のバンド、プロジェクト、サポートなどで活動中。
ライヴ予定
2月23日(土) BTR (RUSH Tribute)
心斎橋 club ALIVE

3月9日(日) ALL IMAGES BLAZING
難波 ロケッツ

3月22日(土) BON VOJI (BON JOVI Tribute)
京都 都雅都雅

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