デビルズ・リジェクト/マーダー・ライド・ショー2

September 17 [Mon], 2007, 11:28
殺人鬼一家の館を舞台にド派手に展開する前作「マーダー・ライド・ショー」から一転、砂埃舞う荒野を舞台に復讐に燃える保安官の追跡劇と殺人鬼一家の逃避行が残酷描写と寂寥感いっぱいに綴られるスラッシャー・ロード・ムービー。
主演は「残酷女刑務所」「ジャッキー・ブラウン」のシド・ヘイグ、「悪魔のいけにえ2」「ヴァイス」のビル・モーズリイ、「ツールボックス・マーダー」「グラインドハウス」のシェリ・ムーン・ゾンビ。
共演に「赤ちゃん泥棒」「ディック・トレイシー」のウィリアム・フォーサイス、「ゾンビ」「ドーン・オブ・ザ・デッド」のケン・フォリー、「ゾンビ・ザ・リターン」「ビッグ・フィッシュ」のマシュー・マッグローリー、「ポリス・アカデミー」「プレシディオ殺人事件」のレスリー・イースターブルックほか。
監督・製作・脚本・音楽はロブ・ゾンビ。

いやぁ、もうテンションが上がる上がる。
今回は被害者たちではなく、キャプテン・スポールティングをはじめとする極悪非道ファミリーが主人公。
逃走の中、情け容赦無い悪行を重ねながらも、徐々に保安官たちに追い詰められていくファミリーたち…。

この「デビルズ・リジェクト」が描くのは、救いの余地の無いファミリーにいつしか感情移入し、応援してしまっている自分を知る恐ろしさ。
視点や価値観次第で正義が悪になり、悪が正義になりえる。
そんな紙一重の危うさを描いてみせた快作です。

前作とは打って変わって、陽の光を浴びた昼間のシーンが多いのも印象的で、ロード・ムービー(むしろアメリカン・ニュー・シネマ?)としても成立しているのも特筆すべき点で、この作品でロブ・ゾンビは"ホラー映画好きのミュージシャン"から"映画監督"へと変わったと思います。
「俺たちに明日はない」や「明日に向かって撃て!」を思い出さずにはいられないラスト・シーンの美しさ
に涙…。

ちなみに、本作一番の驚きはマザー・ファイアフライを演じたのが「ポリス・アカデミー」シリーズのキャラハン警部、レスリー・イースターブルックだった事!


デス・プルーフ in グラインドハウス

September 17 [Mon], 2007, 10:42
元スタントマンが愛車を凶器にセクシー美女たちを次々に血祭りに上げるさまと、そんな恐怖の殺人鬼に敢然と立ち向かうスタントウーマンとの壮絶な死闘をCGに頼らない迫真のカー・アクション満載で描く痛快スラッシャー・ムービー。
主演は「キル・ビル」でユマ・サーマンのスタントを担当したゾーイ・ベル。
共演に「バックドラフト」「スカイ・ハイ」のカート・ラッセル、「シン・シティ」「RENT/レント」のロザリオ・ドーソン、「スクリーム」「ブラック・ダリア」のローズ・マッゴーワン、「トゥルー・クライム」「ギャング・オブ・ホラー」のシドニー・ターミア・ポワチエ、「フロム・ダスク・ティル・ドーン3」「キル・ビル」のマイケル・パークス、「ファイナル・デッドコースター」「ダイ・ハード4.0」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、「スパイダーマン2」「CSI:ニューヨーク」のヴァネッサ・フェルリト、「キャビン・フィーバー」「ホステル2」のジョーダン・ラッドほか。
監督・製作・脚本・撮影は「レザボア・ドッグス」「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ。

プラネット・テラー」の後にはまたニセ予告編。
しかも3本も!

まずはロブ・ゾンビが監督した「ナチ親衛隊の狼女」。
最近ではすっかり見なくなったナチス女囚もの。
シェリ・ムーン・ゾンビがいつものようにビッチな役で登場したり、ニコラス・ケイジが嬉々としてゲスト出演してたり、作りが敢えて超チープだったりするものの、残念ながら本編を見たいとは思いませんでした(苦笑)
次は「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライトが監督した「Don't/ドント」。
「ヘルハウス」のパロディで、「こういう怖そうな家に入るのは、Don't!」「地下室に入るのは、Don't!」と、やたらめったら「Don't!」を連呼する予告編ならではのフォーマットを利用した傑作。
最後は「ホステル」のイーライ・ロス監督の「感謝祭」。
「ハロウィン」とか「血のバレンタイン」とかはあるのに何で感謝祭のスラッシャー映画はないんだ!と、ただそれだけの理由で作った懐かしい雰囲気満載のスラッシャー予告編。
イーライ・ロスの悪趣味っぷり全快でしたね(笑)

そんな3本のニセ予告編でテンションがあがったところで、いよいよ「デス・プルーフ」がスタート!

あれ?
何かただタランティーノ好みの姉ちゃんたちがダベってるだけ?
やたらと足ばっかり舐め回すように撮って、ただ自分の趣味に走ってるんじゃないの?

なんて思ってたら、大間違い!
後半から別の作品かと思うほどの怒涛のカー・チェイスの連続!
CGなんて使わず、ノー・スタントで爆走する車のボンネットの上をTシャツ一枚で転げまくるゾーイ・ベルに唖然呆然。
「プラネット・テラー」同様、中身なんて全然ないけど、無駄に高いテンションがやたらと笑えます。
エンディングの意外なほどの呆気なさも魅力的に思えるほど楽しんでしまいました。

これまでタランティーノってそこまで好きな監督じゃなかったんですけど、この「デス・プルーフ」で一気に好きになりましたね。
60億もかけたのにアメリカではこけちゃって凹んでそうですけど、これは本当に面白い。
メイン・ストリームな映画を観たい人には絶対薦めませんけど、B級映画好きは絶対に観るべきです。
USAヴァージョンで観たけど、ヴァネッサ・フェルリトのラップ・ダンス目的で日本公開ヴァージョンも観に行こうかな。
とりあえずDVD出たら絶対買いです。


「プラネット・テラー in グラインドハウス」の感想はこちら



デス・トランス

September 12 [Wed], 2007, 23:18
戦乱の世を舞台に、禁断の棺をめぐって腕に覚えのある強者たちが超絶バトルを繰り広げる時代劇ファンタジー。
出演は坂口拓、須賀貴匡、剣太郎セガール、竹内ゆう紀 、藤田陽子、樋浦勉、朝田帆香、高橋修、チャック・ジョンソンなど。
監督は「VERSUS ヴァーサス」でアクション監督を務めた下村勇二。

やたらと評価が高い「VERSUS ヴァーサス」はさほど面白いと感じなかったんですが、この「デス・トランス」は撮影中から観たいと思わせられる設定でした。

時代劇なのにバイク!
そして、かなり好みなメイク(五人一首ちっく)や衣装。

「これは観るしかない!」と思ってたらいつの間にやら劇場公開終わってて、気付いたらレンタルで出てました(苦笑)
で、喜び勇んで見た訳ですが、ちょっと残念な出来でした…。
予想通り世界観はかなり好きな感じで、どう無茶苦茶なストーリーが展開されるのか期待に胸が膨らんだのですが、あんまり暴走してない!
何かこうキレイにまとまり過ぎてて、折角の荒唐無稽な世界観が活かされてないと感じましたね。
予算的な問題もあるんだとは思うんですが、アクションももうちょっと頑張って欲しかったなぁ。
別にアクション至上主義者じゃないですけど、やっぱりこういうのを撮る以上は、作品の世界に引き込まれるような視覚効果としてのアクションが必須だと思うんですよね。

うーん、とにかく残念な作品でした。



ディパーテッド

March 04 [Sun], 2007, 18:30
大ヒット香港ノワール「インファナル・アフェア」をハリウッドの豪華スタッフ・キャストでリメイクした犯罪サスペンス。
主演は「ギャング・オブ・ニューヨーク」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のレオナルド・ディカプリオと「ボーン・スプレマシー」「シリアナ」のマット・デイモン。
共演に「シャイニング」「マーズ・アタック!」のジャック・ニコルソン、「ブギー・ナイツ」「ロック・スター」のマーク・ウォールバーグ、「地獄の黙示録」「デッド・ゾーン」のマーティン・シーン、「チューブ・テイルズ」「キング・アーサー」のレイ・ウィンストン、「15ミニッツ」「こわれゆく世界の中で」のヴェラ・ファーミガ、「ディック&ジェーン 復讐は最高!」「エリザベスタウン」のアレック・ボールドウィンなど。
監督は「グッドフェローズ」「アビエイター」のマーティン・スコセッシ。

結局オリジナルの「インファナル・アフェア」を見ないままの鑑賞でしたが、それが良かったのかなかなか面白かったです。
アカデミー賞を獲るほどかと言われるとあと一歩足りないかなぁという感じですが、2時間半という長丁場にもかかわらず殆どダレもなく、最近のハリウッド大作には珍しく脚本で見応えのある作品でした。
誰が内通者なのか分からない緊張感とR-15指定も納得の暴力描写によって高められていくテンションが、クライマックスで唐突に弾けるカタルシスはなかなか味わえません。
スコセッシが嫌々監督したリメイクでここまでのレベルなんだったら、オリジナルは相当面白いんでしょうね。
早く見ようと思います。

とりあえず分かった事はジャック・ニコルソンは格が違うという事。
最近はドラマやコメディ路線の作品ばかりでそれはそれで良い味出してましたけど、やっぱりこの人はこうでなくちゃね。
「バットマン」のジョーカー以来のハマり役かも知れません。
ディカプリオもマット・デイモンも、もう"若手人気俳優"ではない風格を見せ付ける演技をしてたんですけど、どうしても目は何かしでかしそうなジャック・ニコルソンを追ってしまう。
これはある意味キャスティング・ミスだったかも知れません…。
これだけ圧倒的な存在感を見せ付けられたのに、何でジャック・ニコルソンが助演男優賞にノミネートされなかったのか不思議でなりません。
マーク・ウォルバーグも確かに良かったけどあの髪型はちょっといただけないし(関係ないか)。

あ、ラストのねずみだけは完全に蛇足でしたね。


デスパレートな妻たち

February 01 [Thu], 2007, 22:42
閑静な住宅街で起こった主婦の自殺を機に、彼女と仲のよかった4人の主婦たちそれぞれの“秘密”が暴かれていく人気TVシリーズ。
出演は「2 Days」「スパイ・キッズ」のテリー・ハッチャー、「クランク家のちょっと素敵なクリスマス」「トランスアメリカ」フェリシティ・ハフマン、「メルローズ・プレイス」「イヴの秘かな憂鬱」のマーシア・クロス、「デッド・コーリング」「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」のエヴァ・ロンゴリア、「ランダム・ショット」「トレジャーアイランド」のニコレット・シェリダン、「セルラー」「イン・ハー・シューズ」のリチャード・バージ、「フェイス/オフ」「パーフェクト・カップル」のジェームズ・デントンなど。

最初3話くらいまでは結構平凡な、正直見るの止めようかなというくらいの印象だったんですが、そこからどんどん面白くなってきてすぐに虜に。
一気に最後まで見てしまいました。
これまで僕がハマってきた「24 TWENTY FOUR」や「プリズン・ブレイク」、「トゥルー・コーリング」、「CSI:科学捜査班」、「LOST」などとはどれとも毛色が違います。
雰囲気的に一番近いのは「Sex and the City」かな(ちょっとしか見た事ないけど)。
郊外に住むちょっとリッチな主婦たちの日常がメインなんですが、そこに夫婦や親子、嫁姑、友人、恋人の愛憎劇とちょっとブラックなコメディ要素、そして殺人といったミステリー要素までもをお洒落に織り込んだ、なかなか無いタイプのTVドラマです。
だっていきなり第一話目でナレーションを担当する登場人物が自殺してしまいますからね。
その秘密を抱え自殺した主婦の視点から描かれるストーリー、当然なかなか先が読めません。
主要キャストかと思われた人物があっさり殺されてしまったりする妙な軽さ(笑)も、見続けていく内にクセになっていきます。
流石アメリカで驚異的な視聴率を得ているだけの事はありますね。
あと、お洒落なオープニング・タイトルも必見。
デザインの仕方や雰囲気、音楽など含めてティム・バートンっぽいなぁと思ってたら、音楽を担当してたのがダニー・エルフマンでした(笑)
やっぱりこの人が書く曲は個性ありますね。

そんなわけで、ちょっとありがちなTVドラマに飽きた人にお薦めです。
ちなみに、リネット役のフェリシティ・ハフマンは名脇役ウィリアム・H・メイシーの奥さん。

天国の口、終りの楽園。

December 20 [Wed], 2006, 23:38
若さ溢れる2人の青年が美しい人妻とともに、それぞれの思いを胸に幻のビーチ"天国の口"へと向かうひと夏の旅を描いた青春ロード・ムービー。
主演は「モーターサイクル・ダイアリーズ」「ドット・ジ・アイ」のガエル・ガルシア・ベルナル、「ダンシング・ハバナ」「ターミナル」のディエゴ・ルナ。
共演に「ベルエポック」「殺しのセレナーデ」のマリベル・ヴェルドゥ、フアン・カルロス・レモリーナ、アナ・ロペス・メルカード、マリア・アウラなど。
監督・脚本は「大いなる遺産」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン。
2001年のヴェネチア国際映画祭で主演のガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが最優秀新人賞をダブル受賞。
また、本国メキシコではハリウッドの大作を抑えて2001年の興行成績第1位を記録する大ヒットとなった。

2人の少年と1人の人妻の旅。
お互いの身の上を話し、くだらない事で笑い、そして距離を縮めていく。
思春期特有の性に対しての貪欲な興味や、全てに対して立ち向かい、また逃げ出したくなる衝動を、アルフォンソ・キュアロンはこの刹那的な旅の中で見事に描いています。
"天国の口"へと向かう途中で様々な表情を見せるメキシコの風景描写も美しく、その移り行く風景はまるで人生のよう。
一度しかない人生、一度しかない瞬間。
有限だからこその貴さと切なさをリアルに感じさせてくれる作品です。

物語はほぼ主要キャラ3人だけで進んでいくのですが、中でもやはりガエル・ガルシア・ベルナルの瑞々しい演技と存在感が素晴らしいです。
ロード・ムービーという点では後の「モーターサイクル・ダイアリーズ」と共通する部分もあるのですが、この作品での突き抜けた演技は必見。

後を引くラスト・シーンも含め、青年版「スタンド・バイ・ミー」と呼べる作品だと思います。


チアーズ

December 19 [Tue], 2006, 16:35
ハイスクールを舞台に、チアリーディングに全ての情熱を賭けて打ち込む女子高生の姿を描いた、スポ根青春コメディ。
主演は「ウィンブルドン」「エリザベスタウン」のキルスティン・ダンスト。
共演に「クライモリ」「トゥルー・コーリング」のエリザ・ドゥシュク、「プール」「父親たちの星条旗」のジェシー・ブラッドフォード、「ブラック・ダイヤモンド」「バッドボーイズ2バッド」のガブリエル・ユニオンなど。
監督は「新ラブバッグ/ハービー絶体絶命!」「恋は邪魔者」のペイトン・リード。

「トゥルー・コーリング」ですっかりファンになってしまったエリザ・ドゥシュク目当てでの鑑賞だったんですけど、完全に脇役だとばっかり思ってたら、予想以上にフィーチャーされていて吃驚。
キルスティン・ダンストとダブル主演と言っても良いくらいじゃないですかこれ?
何でこの時にもっと人気出なかったのか謎。
まぁでも「トゥルー・コーリング」に比べるとちょっと細いからそれがダメだったのかも。
キルスティン・ダンストは相変わらず可愛くないですが、この作品内での溌剌としたキャラクターはなかなかのハマり役。
ただ、どんな役柄でもキルスティン・ダンストが演じると絶対に敵を作るタイプに見えてしまうんですよね(苦笑)
まぁそれが個性と言えば個性なんでしょうけど。

基本的なストーリーは直球の王道青春映画ながら、いきなり振り付けの盗作騒動があったり、白人と黒人の間にある溝を描いたりと、敢えてキレイ事ばかりで固めずに展開。
それがチアダンスのエネルギッシュなパフォーマンスによってシリアスにならず、あくまでスパイスとして作品に起伏をつけています。
それだけにラストの結果もあれがベストな着地点。
そのクライマックスのチア・バトルは見応え抜群です。
やっぱりアメリカはエンタテインメントの国だなと実感させられます。


DOOM ドゥーム

August 22 [Tue], 2006, 17:27
"一人称型シューティングゲーム"の元祖として知られる人気ゲームソフトを映画化したSFアクション・ホラー。
主演は「リディック」「ロード・オブ・ザ・リング」のカール・アーバンと「スコーピオン・キング」「Be Cool」のザ・ロック。
共演に「リバティーン」「プライドと偏見」のロザムンド・パイク、「ブラックホーク・ダウン」「バイオハザード II アポカリプス」のラズ・アドティ、「サンダーバード」「7セカンズ」のデオビア・オパレイ、「マドレーヌ」「謀議」のベン・ダニエルズ、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「ビロウ」のデクスター・フレッチャーなど。
監督は「ロミオ・マスト・ダイ」「ブラック・ダイヤモンド」のアンジェイ・バートコウィアク。

大して期待はしてなかったこの作品。
やはりかなりダメダメな作品でした…。

ストーリーは「エイリアン」「ゾンビ」あたりを容易に思い起こさせるありきたりな展開。
その中で如何に主人公たちがモンスターと戦い、生き抜いていくかがこの手の作品の見せ場だと思うのですが、この作品はあまりにテンポが悪い為、そこに緊迫感が生まれていません。
その上、そこそこ醜悪で凶暴なモンスターたちも強いんだか弱いんだかよく分からない設定…。
それなら思い切ってもっと大量に登場させて、モンスター大量殺戮映画にしてしまえば良かったのに。
とにかくSFとしても、アクションとしても、ホラーとしても中途半端な部分が目立ちすぎています。

デッド・ゾーン(2002)

August 22 [Tue], 2006, 16:00
1983年にデヴィッド・クローネンバーグ監督&クリストファー・ウォーケン主演で映画化されたスティーブン・キング原作のSFサスペンス「デッド・ゾーン」をドラマ化した作品。
主演は「ブレックファスト・クラブ」「シザーハンズ」のアンソニー・マイケル・ホール。
共演は「CUBE」「キング オブ ポルノ」のニコール・デ・ボア、「世界中がアイ・ラヴ・ユー」「マジェスティック」のデヴィッド・オグデン・スタイアーズ、「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」「パウダー」のショーン・パトリック・フラナリーなど。

交通事故で生死の境を彷徨い6年間の昏睡状態から目覚めた主人公に、人や物に触れると未来や過去を見通せる力が備わり、それを使って様々な事件を解決していくというサイキック・サスペンス。
半分仕事で1巻を見たらこれが意外と面白かったので、クローネンバーグの映画版も見てみたんですが、結構映画版に忠実に作られてます。
多少の設定の違い(サラの息子がジョニーの子だったり、父親が死んでいて胡散臭い牧師が義父になっていたりetc...)はありますが、そこは映画より遥かに長くなるTVドラマなのでアリだと思います。
基本1話完結で、毎回ジョニーがその能力を駆使して様々な事件を解決していく、「トゥルー・コーリング」にかなり近い雰囲気。
各エピソードが連続していないので全体としての緊迫感やテンポはあまり良くありませんし、エピソードの出来にもややムラがありますが、映画版に出てきたエピソードもあったりと映画版のファンも楽しめる仕上がりになっています。

デッド・ゾーン(1983)

August 17 [Thu], 2006, 19:15
交通事故に遭い5年の昏睡状態から覚めた時、手に触れるだけで相手の未来を予知出来るようになった男の悲しい運命を描いたスティーヴン・キング原作のSFサスペンス。
主演は「ディア・ハンター」「ステップフォード・ワイフ」のクリストファー・ウォーケン。
「SF/ボディ・スナッチャー」「天国の日々」のブルック・アダムス、「地獄の黙示録」「ウォール街」のマーティン・シーン、「裸のランチ」「シンデレラマン」のニコラス・キャンベル、「エイリアン」「ザ・グリッド」のトム・スケリット、「愛と喝采の日々」「マトリックス リローデッド」のアンソニー・ザーブなど。
監督は「ヴィデオドローム」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデヴィッド・クローネンバーグ。

リメイクされたTVドラマ版が意外に面白かったので見てみたのですが、この映画版もかなり面白かったです。
映画化されたスティーヴン・キング作品の中でも最高傑作と評されるのも納得の作品でした。
アウトサイダーとなってしまった主人公が感じる悲哀や疎外感を全身から滲ませたクリストファー・ウォーケンの素晴らしい演技と、それを淡々と冷徹に切り取っていくデヴィッド・クローネンバーグの演出。
その両者の完璧とも言える融合が、オープニングからエンディングまで終始一貫した緊迫感を生み出しています。
ジョニーが見るヴィジョンを必ずしも真実とは限らない曖昧なものとして描いているのも良かったですね。
若干淡々とし過ぎていて盛り上がりに欠ける部分が無きにしも非ずですが、それを帳消しにするほどこの独特の雰囲気には抗い難い魅力があります。

P R
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プロフィール
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1980.4.1
ドラマーとして、FREEWILL、六合、SYMPHONIA、ALL IMAGES BLAZINGなど数々のバンド、プロジェクト、サポートなどで活動中。
ライヴ予定
2月23日(土) BTR (RUSH Tribute)
心斎橋 club ALIVE

3月9日(日) ALL IMAGES BLAZING
難波 ロケッツ

3月22日(土) BON VOJI (BON JOVI Tribute)
京都 都雅都雅

NP
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