ワールド・トレード・センター

February 02 [Fri], 2007, 17:30
9.11米国同時多発テロの際、崩落した世界貿易センタービルの瓦礫の中から奇跡的に生還した2人の港湾警察官の感動の実話を映画化したヒューマン・ドラマ。
主演は「ナショナル・トレジャー」「ロード・オブ・ウォー」のニコラス・ケイジと「ミリオンダラー・ベイビー」「スウェー★ニョ」のマイケル・ペーニャ。
共演は「コンフェッション」「モナリザ・スマイル」のマギー・ギレンホール、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「アサルト13 要塞警察」のマリア・ベロ、「バックビート」「ズーランダー」のスティーヴン・ドーフ、「トルク」「ホステル」のジェイ・ヘルナンデス、「パールハーバー」「えじき」のマイケル・シャノンなど。
監督は「プラトーン」「7月4日に生まれて」のオリヴァー・ストーン。

予想以上ではなかったですが、なかなか良い映画でした。
多少あるかなと思っていたドキュメンタリー色は皆無で、9.11をベースにはしているけれど、あくまで主人公2人に焦点を合わせ、人間の強さと家族愛をテーマにしっかりと映画してましたね。
キリストが出てきたりもしましたしね…。
ただ、それだけに9.11を舞台にする必然性はあまり感じられませんでした。
もう少しこの歴史的事件の悲惨さを描いていたら印象は違っていたかも知れませんが。
しかし、この作品を観た事をきっかけに、再び9.11や現在の世界情勢について深く考えさせられたのは確かです。
それだけでも十分この作品は成功していると思います。

当たり前の日常が突然地獄と化すオープニングは、不思議なことにあの時ニュースを見て感じた現実離れした感覚よりも遥かに現実的に感じました。
そして、ビルが崩壊するシーンのあの迫力と恐怖感。
現実にあの場で、映画で描かれているより遥かに凄まじい恐怖を経験し、そして死んでいった人々(約1000人もの人々は未だに行方不明のまま)がいることを思うと胸が痛くなります。
民族や宗教は違えど同じ人間同士なのに、何故こんなにも憎しみあわなければいけないのか。
平和な環境にいるからそう思えるのか知れませんが、決して終わっていないこの争いが終わる事を願わずにはいられません。

私の頭の中の消しゴム

December 13 [Tue], 2005, 15:17
若年性アルツハイマーという難病に冒され少しずつ記憶を失い、愛する人さえも頭の中から消えていく運命にあるヒロインと、そんな彼女をまっすぐな気持ちで受け止め支え続ける夫との愛を描いたラヴ・ストーリー。
主演は「ラブストーリー」「永遠の片想い」のソン・イェジンと「MUSA−武士−」「ユリョン」のチョン・ウソン。
監督はこれが初監督となるイ・ジェハン。

オリジナルのTVドラマ「ピュア・ソウル〜君が僕を忘れても〜」は未見。
「きっと泣くだろうなぁ」と思って観に行ったら、案の定見事に泣かされてしまいました。
特に中盤以降の畳み掛けはあざといまでの見事さ。
次から次へと繰り出される切ないエピソード、台詞、表情に胸が締め付けられっ放しでした。
これから立ち向かわなければならない数々の困難へと2人が共に旅立っていくラストも良かったです。
ただ意図的なものかも知れませんが、前半はやや淡白で冗長な印象で、尚且つ唐突な展開が目立ったのでなかなか入り込めませんでした。
中盤以降とギャップを付けたかったのかも知れませんが、もう少し点と点の間を丁寧に描いていたら後半の切なさは更に増していたと思います。

ソン・イェジンは相変わらずの可愛さ。
「四月の雪」は全く作品自体に惹かれなかったので見てませんが、また女優として一段と成長していましたね。
冒頭で見せるケバい化粧姿も案外良かったし、薄幸な雰囲気には更に拍車がかかって、でも少女の様なあどけなさも決して失くしてなくて。
今が一番輝いている時期かも知れません。
ちょっと桜井幸子に通じるものがあるかも、とふと思ったり。

1.0[ワン・ポイント・オー]

November 06 [Sun], 2005, 17:32
2004年のサンダンス映画祭で、「SAW-ソウ-」と並んで大きな話題を集めた不条理系SFスリラー。
主演は「クライモリ」「MAY-メイ-」のジェレミー・シスト。
共演に「ペイバック」「ゲーム」のデボラ・カーラ・アンガー、「神に選ばれし無敵の男」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のウド・キア、「エイリアン2」「ミレニアム」のランス・ヘンリクセンなど。
監督はジェフ・レンフローとマーテン・トーソン。

現代に限りなく近い、無機質で退廃的な世界観の設定と、閉塞感を漂わせ、生理的嫌悪感を促すかのようなヴィジュアル。
謎めいたアパートの住人たちと、あまりに無造作に投げ掛けられる幾
つもの謎。
それらが幾重にも絡み合い生み出されるのは、妖しく危うい魅力を放つ余りに不条理な近未来。

これはかなり好き嫌いの分かれる作品だと思います。
下手すると観客を置いていきかねない説明的な描写を極力排除した展開は賛否両論あるかも知れません。
ただ、個人的にはそれが逆にこの作品の魅力的なヴィジュアルを引き立てていると感じました。
影を巧みに使い、赤やオレンジといった暖色系の色を冷たく見せるセンスや、随所に感じられる近未来的ゴシックと言える雰囲気など、かなり好みでした。
こういったヴィジュアル面からはデヴィッド・フィンチャーやデヴィッド・クローネンバーグからの影響が見て取れましたね。

ワイルドシングス3

September 24 [Sat], 2005, 15:06
エンドクレジットまで逆転につぐ逆転というその斬新な手法でヒットした傑作「ワイルドシングス」のシリーズ3作目。
出演は「セクシー・マーメイド/復讐の甘い罠」のサラ・レイン、「処刑人/アナザーバレット」「山猫は眠らない2/狙撃手の掟」のリンデン・アシュビー、「スターシップ・トゥルーパーズ」「SAW-ソウ-」のディナ・メイヤー、「リバーワールド」「S.O.F./ソルジャー・オブ・フォーチュン」のブラッド・ジョンソンなど。
監督は「フラッシュバック」のジェイ・ロウィ。

どんどんB級化していく「ワイルドシングス」シリーズですが、この3作目を見て改めて1作目の凄さを実感しましたね。
思ってたよりマシな出来だったんですが、それでもやはり1作目を超えられるわけはなく、インパクト、オリジナリティ共に薄い作品でした。
1作目や2作目をミスリードの手法として使うあたりは良かったと思います。 ただ、それをする事によって伏線が目立ちすぎ…。
デジャヴのような感覚で見る者を惑わし、裏の裏の裏の…をかいたラストに持ち込みたかったのでしょうけど、中盤あたりからストーリーが破綻気味(ツッコミ所満載)で最後が尻すぼみで終わってしまっていました。
これが「ワイルドシングス」の名を冠してない作品だったらそれなりに楽しめたのかも知れませんが、「ワイルドシングス」というタイトルを見た時点で「騙されるもんか」とどうしても身構えてしまいますからね。
ここらへんがサスペンス、特に騙し系作品の続編を作る際の難しい所だと思います。

とは言え、サスペンス好きならそこそこ楽しめる作品だとは思います。
もうちょっとキャストに魅力があればもっと良かったと思いますけど。
どのキャラクターもそのまんま過ぎて意外性がないんですよね。
そういった点でも1作目は優れてたと思います。
ケビン・ベーコン、マット・ディロン、ネーヴ・キャンベル、デニス・リチャーズ、それぞれが(最終的に)意外性のあるキャラクターを演じていました。

それにしてもエロ要素の必要性を感じないのは僕だけでしょうか?
どうも無理矢理な気がするんですよねぇ。

笑の大学

April 29 [Fri], 2005, 17:50
喜劇王・榎本健一の座付作家として実在し、35歳という若さで戦死した作家・菊谷栄をモデルに三谷幸喜が手掛けた舞台を、役所広司と稲垣吾郎主演で映画化したコメディ。
ちなみに舞台版は役所広司=西村雅彦、稲垣吾郎=近藤芳正。
今回三谷幸喜は脚本を担当。
監督は「警部補・古畑任三郎」や「僕の生きる道」などTVドラマで活躍し、この作品が長編監督デビュー作となる星護。

劇場公開時から見たかった作品だったのですが、期待通りの面白さでした。
本編の9割くらいは役所広司と稲垣吾郎の2人舞台。
一見映画向きじゃないように思える内容なんですが、これが全くダレず、しかも面白い。
会話のテンポが良いんですね。
特に役所広司の“間”の取り方が絶妙。
やっぱりこの人は上手いです。
真面目な役もいいですが、こういうコメディでこそ上手さが活きる俳優さんだと思います。

稲垣吾郎も予想以上に良かったですね。
歌も演技も基本的に下手だと思うんですが、その下手さ故のコミカルさを更にデフォルメして表現し、役所広司とのバランスを意図的に悪くしてるのが作品をより面白くしてます。

ハッキリ言って作品の中に出てくる舞台の脚本はそんなに面白くありません。
でも、この2人の会話と表情、動作だけでこんなにも面白くなってしまう。
まさに絶妙に計算された笑いです。
そして、笑いだけで終わらせず、風刺や感動まで織り込んでしまう所なんかは三谷幸喜恐るべしですね。
チャップリンやバスター・キートンに通じる作品だと思いますが、今海外でこういう作品を作れる人がどれだけいるでしょうか?
ハリウッドの後追いばかりしてる日本映画界は見るに耐えませんが、まだまだ邦画も捨てたものじゃありませんね。

それにしてもエンドロールで加藤あいや木梨憲武の名前があったんですが、どこに出てたんでしょう?

ワイルド・ボーイズ

April 12 [Tue], 2005, 19:43
ジャッカス」ファンにはお馴染み、「ジャッカス」の中でも特におバカ担当(みんなバカですからね)のスティーヴォーとクリス・ポンティアスが、野生動物相手にバカをするというTV番組。
勿論MTV製作。

「ジャッカス」ではまだ人間相手だったから良かったものの、今回は動物相手。
ハッキリ言ってシャレになりません。
どんな事をしてるかというと、ホオジロザメのいる海で泳いだり、シマウマの着ぐるみ着てライオンに追いかけられたり、冬眠前の熊に近付いたり、ワニのいる沼に夜潜ったり、ほんとによく生きて帰ってきたなと思うようなネタだらけ。
そういうのが2時間半くらい延々収録されてるので、だいぶ疲れます。
番組になってる時点でヤバイ事にはなってないってのは分かってるんですが、それでも見てて安心は出来ません。
まぁ中には「何とか自然公園」みたいな所で撮影したのもありますが、それでもペットとして飼われてるわけじゃないですからね。
凄いというか、ほんとにバカとしか言いようがありません…。

ただ、南アフリカやアラスカ、オーストラリア、ベリーズなどの広大な自然やその土地ごとの風習、そして珍しい動物などの映像が満載なので、スティーヴォーとクリスさえいなければ“生き物地球紀行”です(笑)
自然もバカもどっちも楽しみたいという人にうってつけの一本ですね。

タスマニアデビルかわいかったなぁ。

P R
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プロフィール
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1980.4.1
ドラマーとして、FREEWILL、六合、SYMPHONIA、ALL IMAGES BLAZINGなど数々のバンド、プロジェクト、サポートなどで活動中。
ライヴ予定
2月23日(土) BTR (RUSH Tribute)
心斎橋 club ALIVE

3月9日(日) ALL IMAGES BLAZING
難波 ロケッツ

3月22日(土) BON VOJI (BON JOVI Tribute)
京都 都雅都雅

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