痩せゆく男

September 13 [Wed], 2006, 23:15
誤ってジプシーの老婆を轢き殺してしまった主人公が呪いによってみるみる痩せ細っていく恐怖を描いたスティーヴン・キング原作の異色ホラー。
主演は「ロボコップ3」「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」のロバート・ジョン・バーク。
共演に「週末はマフィアと!」「美しい人」のジョー・マンテーニャ、「アナコンダ」「スパイダーパニック!」のカリ・ウーラー、「奇蹟の輝き」「プロフェシー」のルシンダ・ジェニー、「陪審員」「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」のマイケル・コンスタンティンなど。
監督は「チャイルド・プレイ」「ランゴリアーズ」のトム・ホランド。

デッド・ゾーン」が予想以上に面白かったので、今まで見てなかったスティーヴン・キング作品を見ようと思い立って借りてきたのがこの作品。
正直なところ、スティーヴン・キングの映像化作品は原作との比較云々ではなく、映画としていまいちなものが多いと思います。
僕が成功していると思うのは「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」デッド・ゾーン」「ランゴリアーズ」「シャイニング」「ペット・セメタリー」くらい。
「ローズ・レッド」なんか雰囲気は良いんですけどねぇ。

そんなわけで、この「痩せゆく男」も大して期待はしてなかったのですが、これがなかなか良い出来でした。
ストーリーは単純明快で日本昔話とかでも出てきそうな話ですが、それを奇を衒わずに正面からドラマ重視で描き、人間の持つ根源的な狂気と恐怖を上手く描き出しています。
その中でも、ジプシーの呪いという如何にも恐ろしい呪術的な恐怖と、精神的に追い詰められた主人公の狂気との対比が見事。
ジプシーを脅迫するシーンや、ラストのブラックな展開には思わずにんまりしてしまいます。

陽気なギャングが地球を回す

May 18 [Thu], 2006, 17:33
人気若手ミステリー作家・伊坂幸太郎の同名ベストセラーを映画化したクライム・コメディ。
出演は大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、佐藤浩市、大倉孝二、加藤ローサ、古田新太、大杉漣、篠井英介、松尾スズキなど。
監督は「ガキンチョ★ROCK」「棒たおし!」の前田哲。

MOVIXで実施しているスペシャル・アート・セレクションなるキャンペーンのポイントが貯まってたので観て来ました。
原作は未読でしたが、なかなか面白かったです。

オープニングから軽快に展開するストーリーとアニメちっくなCGを使ったポップでカラフルなヴィジュアル、個性豊かな登場人物たちのキャラクターが絡み合って邦画らしい気楽に観られるエンタテインメント作品に仕上がっていました。
くすっと笑える小ネタも随所に仕掛けられていて、全体的に本広克行の「スペース・トラベラーズ」に近い雰囲気。
ただ、中盤のダレとオチの意外性の無さが勿体無かったですね。
エンドロール後のクイズの解答も簡単過ぎたし。
もうちょっと捻りがあれば印象に残る作品になっていたように思います。

容疑者 室井慎次

April 06 [Thu], 2006, 18:41
「踊る大捜査線」シリーズの「交渉人 真下正義」に続くスピンオフ企画第2弾。
出演は柳葉敏郎、田中麗奈、哀川翔、八嶋智人、吹越満、柄本明、佐野史郎、真矢みき、筧利夫など。
監督は「踊る〜」シリーズの脚本を手掛けてきた君塚良一。

「交渉人 真下正義」が今ひとつだったのでこっちに期待してたんですが、さらに酷かったです…。
一応一通り「踊る〜」シリーズは見てきていますが、この作品がシリーズ中最も異色。
とにかくシリアスで重くて、笑いなんてほぼ皆無。
観客にとって馴染みのあるキャラクターがいるから成立してるようなものの、いくらスピンオフとは言えこれはダメでしょう。
百歩譲ってとことん硬派な「踊る〜」がアリだとしても、作品自体が面白くない。
テンポは決して悪くないのに全く盛り上がらず、抑揚のない展開が続くばかりで途中で何度止めようと思ったことか。
それでも最後には盛り上がるかと思って見続けてたらあのしょうもない結末…。
いつも思いますけど「踊る〜」の劇場版は、終わってみれば大した事件じゃなかったっていうオチが多いですよねぇ。
いつもの軽いノリならそれもまだアリかなと思うんですが、このシリアスさでそれをやられると厳しいものがあります。
結局「交渉人〜」の犯人分からなかったし。

とにかくこの作品でファンを失望させた事は間違いないでしょうね。
勿論これはキャストではなく、製作側の問題ですけど。

夢のチョコレート工場

September 21 [Wed], 2005, 23:42
ロアルド・ダールの原作「チョコレート工場の秘密」を映画化したミュージカル・ファンタジー。
1971年公開。
ウィリー・ウォンカを演じるのは「ヤング・フランケンシュタイン」「星の王子さま」のジーン・ワイルダー。
監督はメル・スチュアート。

ティム・バートン×ジョニー・デップの「チャーリーとチョコレート工場」を観て以来、チョコレートが苦手な癖にチョコレート熱に冒されてます。
そんなわけでうちの店になかった1971年版の「夢のチョコレート工場」を早速発注→入荷→鑑賞となったわけです。
30年以上前の作品という事で、正直あまり期待はしてなかったのですが、これがなかなか面白かったです。
勿論ヴィジュアル的にはティム・バートン版の圧勝(単純に技術的な問題も当然あり)なのですが、そのチープささえも味と思えるある意味ティム・バートン版より毒々しいそのセットは独特の世界観を醸し出していました。
ジーン・ワイルダーの狂気を内包した圧倒的な存在感も見事で、ジョニー・デップとはまた違うウィリー・ウォンカ像も十分楽しめるものでした。
ティム・バートン版ではウンパ・ルンパのみがミュージカル・パートを担当していましたが、この1971年版では登場人物みんながそれぞれ歌っていて、その曲が案外良かったです。
特に“ウンパ・ルンパのテーマ”(勝手に命名)。
このキャッチーさはただ事じゃありません。
あの変なメロディが頭から離れなくて困っています(苦笑)
やはり名作と呼ばれる作品にはそれなりの理由があるのですね。

幽霊より怖い話

June 09 [Thu], 2005, 22:36
心霊現象などによるオカルトホラーではなく、生きている人間が持つ妬みや執着心、被害妄想など、日常に存在する恐怖を一般からの投稿を基に描いたオムニバス作品。
出演は、柳ユーレイ、高野杏子、原史奈、少路勇介、石井めぐるなど。

基本的にホラーを見ても怖いとは感じないのですが、人間の負の面を深く抉ったようなサスペンスやドラマを見ると恐怖を感じてしまいます。
結局の所一番恐ろしいのは「人間」自身であって、幽霊や怪物ではないんですよね。
そんな訳でこの作品にはちょっと期待してたんですが…。

扱ってる題材は決して悪くないのに、描き方が結局ホラーなんですよね。
対象が未知の存在でなく人間になっただけ。
もっと登場人物の心理面を描かないと。
普通の人はなかなか経験しなさそうなシチュエーションばかりだったのもマイナスですね。
誰でも経験する日常の中の恐怖を描いた方が良かったと思います。
まぁ、2話目の展開はなかなか面白かったんで次作に期待って感じです。

予言

June 02 [Thu], 2005, 13:44
つのだじろうの名作コミック「恐怖新聞」を題材にした“J・ホラー・シアター”第2弾。
出演は三上博史、酒井法子、山本圭、吉行和子、小野真弓など。
監督は「案山子 KAKASHI」「リング0 バースデイ」の鶴田法男。

原作の「恐怖新聞」は小学生の頃に何話か読んだ記憶があるのですが、この作品はあくまで「恐怖新聞」をベースにしただけでそのものの映画化ではありません。
まぁ分かりやすく言えば「ファイナル・デスティネーション」「デッドコースター」の日本版といったところでしょうか。
テンポも良くて、個人的には「感染」よりもこっちの方が好みでした。

それにしても、相変わらず三上博史はこういう役やらせたらハマりますね。
逃れられない死の恐怖に憔悴していく演技は見事でした。
1人だけテンション高すぎて浮いてましたけど(苦笑)
まぁそれも裏を返せば、三上博史のテンションに他の役者が付いて来れてないという事ですからね。
貴重な存在だと思います。
酒井法子の細さ、と言うか“薄さ”は違う意味で怖かったですね…。

ホラーよりもむしろ家族愛をテーマにしたドラマ部分がこの作品の本質だと思うので、ホラーが苦手な人でも結構見れる作品だと思います。

ユー・ガッド・サーブド

October 04 [Mon], 2004, 0:00
もろストリート系な音楽とファッションで装飾された青春ダンスムービー。

ストーリーはありきたりで、しかも「ドラムライン」とかぶるし、演技も全く印象に残らず。
音楽はとてもじゃないけど良いとは思えないお決まりのHIP HOP。
ただダンスは凄い。
特にクライマックスのの人間業と思えない程の技の応酬は息を呑む凄まじさ。
その道の人が見てどうなのかは知らないけど、少なくとも踊りを知らない者にとっては十分すぎる程驚異的だと思う。
ちょっとダンス甲子園思い出したりもしたけどね。

あとゲスト出演してるリル・キムの体が何か変。
思ってたよりもかなり背低いし、それに胸が何か…。
全体的に横に広い感じ。
ちょっとキンバリー・ゴスぽかった。

それ系の若者はこぞって借りるんやろなぁ。
はぁ。

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プロフィール
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1980.4.1
ドラマーとして、FREEWILL、六合、SYMPHONIA、ALL IMAGES BLAZINGなど数々のバンド、プロジェクト、サポートなどで活動中。
ライヴ予定
2月23日(土) BTR (RUSH Tribute)
心斎橋 club ALIVE

3月9日(日) ALL IMAGES BLAZING
難波 ロケッツ

3月22日(土) BON VOJI (BON JOVI Tribute)
京都 都雅都雅

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