交渉人 真下正義
May 09 [Mon], 2005, 15:40
「踊る大捜査線 THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!」が日本映画実写歴代1位という興行収入記録を作るなど、大人気シリーズとして知られる「踊る大捜査線」のスピンオフ作品第1弾。主演は映画初主演となるユースケ・サンタマリア。
共演に、水野美紀、寺島進、小泉孝太郎、國村隼、柳葉敏郎、西村雅彦など。
監督は「踊る大捜査線」シリーズや「サトラレ」、「スペーストラベラーズ」の本広克行。
うーん、まあまあでしたね。
決して面白くなかったわけじゃないんですけど、期待以上でも以下でもなく。
勿論、「踊る〜」の特色である濃いキャラクターたちのやり取りは笑えるし、スリリングな場面もあって出来は悪くないと思います。
ですが、やはり織田裕二や深津絵里、いかりや長介、スリー・アミーゴスといった面々がいないというのはデカイです。
まぁいかりや長介は無理なわけですが。
ユースケ・サンタマリアも頑張ってはいたんですが、求心力がないと言うか華がないと言うか…。
その代わり、寺島進や國村隼ら脇役が良い味を出してました。
特に寺島進のコミカルな演義はかなり良かったですね。
「踊る〜」をぶち壊すくらいの意気込みで臨んだらしいですけど、あれくらいやってくれると気持ち良いです。
やっぱり2人とも上手い俳優さんですからね。
流石だなと思いました。
「容疑者 室井慎次」があるせいかちょっとしか出てきませんが、柳葉敏郎もやはり存在感あります。
あの眉間の皺に視線が引き付けられますもんね。
「踊る〜とは別物として作った」
みたいな事を本広克行が言ってた気がしますが、そのせいか今回はあのテーマ曲も無し。
代わりにストーリーに絡んでくるクラシックが多用されてました。
重要な伏線としてボレロを使うあたりはなかなか良かったです。
あまり頭を使わずにネットで検索して答えを見つけてしまうのはちょっと…でしたけど。
以下ネタバレ含みます。
それにしてもあそこまで引っ張っといて犯人の正体を明かさないってのはどうかと思います。
もしかして「容疑者 室井慎次」への伏線なんでしょうか。
それならいいんですが、もしそうじゃないとしたらちょっと手抜きだと言わざるを得ませんね。
あれだけの犯罪を計画・実行したわけですし、作品内で内部犯の可能性も示唆されてましたから、やはりそれ相応の犯人を最後に明かすべきでしょう。
あと、最後になるにつれてやたらと何でも勘で解決する行き当たりばったり的な展開は残念でした。
まぁ色々とストーリーの粗さを感じるものの「踊る〜」ファンには色々と嬉しい細かいネタも沢山盛り込まれてますし、それなりに楽しめる作品だと思います。
個人的には、予告編を見る限りではシリアスな作風になってそうな「容疑者 室井慎次」の方が楽しめそうな気がしますね。
深津絵里主演のスピンオフも作って欲しいなぁ。
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