パフューム ある人殺しの物語

March 04 [Sun], 2007, 18:45
ある香りにとりつかれた一人の青年の驚くべき半生は描いた、パトリック・ジュースキントの禁断のベストセラー「香水 ある人殺しの物語」を映画化した作品。
主演は「レイヤー・ケーキ」「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」のベン・ウィショー。
共演に「ピーター・パン」のレイチェル・ハード=ウッド、「ダイ・ハード」「ハリー・ポッター」シリーズのアラン・リックマン、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」「ネバーランド」のダスティン・ホフマンなど。
監督は「ラン・ローラ・ラン」「ヘヴン」のトム・ティクヴァ。

この作品、とにかく一つ一つの物や人の撮り方が見事。
花、果物、魚、動物、水、人間…豊かな色彩と繊細な質感を追求した美しい映像の数々は、観る者の想像力を掻き立て、本当はそこにないはずの匂いを感じさせます。
主人公以外に魅力的な登場人物がいないのと、その主人公にあまり感情移入出来ないのがこの作品の唯一の欠点だと思いますが、それを補うだけの魅力がこの個性的な物語にはありますね。
2時間半全く飽きずに観る事が出来ました。
噂のクライマックス・シーンは確かに圧巻。
ああいうシーンを撮るだけでも大変なのに、それをあそこまで芸術的なものに高めたのは本当に凄いと思います。
一歩間違えば完全にギャグになってしまいますからね。
やたらとあのシーンを宣伝の目玉にしているようですが、知らずに観た方が絶対良いと思います。
ラストも「そう来るか〜」というオチで、愛を与える事は出来ても、決して愛されない主人公の孤独と哀しみがよく伝わってきました。
あれはやはりキリストからきてるんでしょうね。

「殺さなくても匂いは取れたんじゃないの?」とか、「全部人間の香りで調合するの?」とか他にも色々ツッコミ所満載ではありましたが、映画としては十分楽しむ事が出来ました。
これから観に行く方は事前情報を極力遮断するようにしましょう。

ちなみに、僕は香水の匂いってあまり好きではありません。
適度な量なら良いんですけど、そういう人って少ないですよね。
石鹸やシャンプーの匂いの方が好きかな(笑)


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sin
クラムさん、こちらこそありがとうございます。
TBの件は申し訳ありませんでした。

仰られているように、ほんとにこの作品は個性的だと思います。
僕にとってはそこが結構重要なので、割と楽しめました。
何度も観るかというと、それはないかなぁという感じですが。

クライマックスは絶対宣伝で見せるべきじゃなかったですよね。
ああいうのは口コミで広まってこそだと思います。
March 06 [Tue], 2007, 19:34
sinさん、こんにちは。TBいただきありがとうございました。何度もお返しを試したのですが上手くいかなかったので、コメント欄にて失礼します。

本作はとにかく意見が真っ二つに分かれているようですね。それだけ個性、というかアクの強い作品だったということで。割り切って楽しめれば、かなりハマると思うのですが。

クライマックスのシーンは宣伝で見ちゃっていたせいで正当な評価ができません。とにかくそれだけが残念でした。
March 06 [Tue], 2007, 0:59
sin
>YKさん
かなり宣伝してるみたいですねぇ。
最近の日本の映画会社の「とりあえずタレント使っとけ」的姿勢にはほんと腹が立ちます。
表面的な部分でしかアピールしようとしてませんからね。
「リトル・ミス・サンシャイン」観に行かれたんですか!?
あれも観たい作品です。
最近は単館系の作品の方が良質なの多いですよね。

>chikatさん
いらっしゃいませ♪
そうなんですよねぇ、僕はどうも人工的な強い香りがダメみたいです。
作品の中に出てきた"究極の香り"、嗅いでみたいですよね。
どうなっちゃうか分かりませんが(笑)
March 05 [Mon], 2007, 21:57
こんにちは
私も、香水ってあこがれましたが好きではないんです。
どうしても、マダム系の香水やオヤジ系の香りが鼻について…。
でも、万人に愛される香りも作れるものなのだと。
気持ちの入れ方なんですね。
愛されたい欲望がそんな香りを産み出すなんて皮肉!
March 05 [Mon], 2007, 10:48
先日、夜中にこの映画の宣伝番組やってました。
ストーリーなど大体想像できましたが、観て見たい作品です。
なぜ、やっくんが宣伝部長なのか、疑問ですが(爆)


ところで久々に映画を見ました。
「リトル・ミス・サンシャイン」です。
VWバスが出てくるから見ようか。と。(爆)
久々に「いい映画見た!」と思いました。じいちゃんがアカデミーを獲ったのも頷けます。ぼじおくんにも見て欲しいなあ。どんな感想なのか読んでみたいし。(笑)
March 05 [Mon], 2007, 8:25
sin
>migさん
ほんと見応え抜群の作品でしたね。
映画館で観るべき作品だと思います。
トム・ティクヴァ、「パリ・ジュテーム」にも参加してるんですね!
チェックしてみます♪
毎回音楽も自分で手掛ける珍しい監督ですよね。

>masalaさん
こちらこそコメント&TBありがとうございます!
確かに娯楽映画としては前代未聞のフェチ映画かも知れません(笑)
こちらこそよろしくお願いします♪
March 05 [Mon], 2007, 7:13
こんにちは、TBありがとうございます。
「パフューム」は匂いをテーマにした究極のフェチ映画でしたが、監督の料理の仕方が旨かったので1級のサスペンス作品に仕上がっていました。
ラストの解釈は釈然としませんでしたが、好きな作品です。

これからも「masalaの辛口映画館」を宜しくお願いします。
March 04 [Sun], 2007, 23:32
sinさん☆

こんばんは!
見応えある作品☆

長さを感じさせない出来映えでしたよね。
この監督、パリジュテームでも1本(五分の作品)参加してるんですよー、ナタリーポートマン主演。
そちらもすごく良かった!
機会があればみてくださいねー。

確かにシャンプーや石けんの自然な香りもいいですね♪
March 04 [Sun], 2007, 22:55
P R
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プロフィール
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sin
1980.4.1
ドラマーとして、FREEWILL、六合、SYMPHONIA、ALL IMAGES BLAZINGなど数々のバンド、プロジェクト、サポートなどで活動中。
ライヴ予定
2月23日(土) BTR (RUSH Tribute)
心斎橋 club ALIVE

3月9日(日) ALL IMAGES BLAZING
難波 ロケッツ

3月22日(土) BON VOJI (BON JOVI Tribute)
京都 都雅都雅

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