知多半島の旅行について

September 02 [Sun], 2012, 17:48
 町はずれの森の中に、とてもかわいいモミの木が一本立っていました。
 そこはたいそういい場所で、お日さまもよくあたれば、空気もじゅうぶんにありました。知多半島 ホテルまわりには、もっと大きいお友だちが、たくさん立っていました。モミの木や、マツの木です。
 でも、小さいモミの木は、ただもう、大きくなりたい、大きくなりたいとばかり、あせっていました。ですから、あたたかいお日さまのことも、すがすがしい空気のことも、すこしも考えてみませんでした。お百姓の子どもたちが、野イチゴやエゾイチゴをつみに来て、そこらを歩きまわっておしゃべりをしても、そんなことは気にもとめません。
 よく子どもたちは、イチゴをかごいっぱいつんだり、草のくきにさしたりしてやってきて、その小さいモミの木のそばにすわって、こんなことをいいました。まあ、なんてかわいい木だろ」
 ところが、モミの木は、こういわれるのがとてもいやだったのです。
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