「スーパー堤防」と「欲ボケ天下りジジイ」

January 27 [Wed], 2010, 22:38
アイリスオーヤマ 緊急簡易土のう 10枚入り
アイリスオーヤマ
売り上げランキング: 49410


例えるならば、
「ダム」が点の利権、「堤防」が線の利権、「スーパー堤防」は面の利権、
カラクリがバレちゃって人気のなくなった「ダム」の代わりにスケールアップして産まれた「スーパー堤防」構想。本来なら、真っ先に仕分けすべき事業なんですか…。

さて、「スーパー堤防」正式には「高規格堤防」
推進派のNPO法人
「ア!安全快適街づくり」のホームページによりますと

 大都市地域の河川で計画を超えるような大洪水により堤防が壊れて反乱が起きた場合、
まちは回復不能な状況になることが予想されます。
特に日本の河川は洪水による氾濫を起こしやすい自然特性を持っているうえ、主要な都市
の多くは河川沿いの低地に位置しています。
スーパー堤防整備事業は、計画を超える大洪水(「超過洪水」という。)による壊滅的な被害
から人口、資産が集中する大都市を未然に守るための事業です。


計画を超える大洪水??…そもそも胡散臭い話なんですが、計画とは今の堤防が想定している200年に1回起こるかも知れない「大洪水」と言う事らしい。
そんなスーパー堤防を
東京・大阪周辺の5水系6河川(荒川下流域全域・利根川・江戸川・多摩川・淀川・大和川)で造ろうって言うんだから、いろんな意味で壮大な話。

さて、この「スーパー堤防」先程申しました様に
200年に1回の豪雨に備える為、と言うのが表向きの理由なんですけれど、

「200年に1度」大洪水に備えよ でも堤防完成は400年後?
(J-Cast)

そんな理由だと、TBS解説委員の川戸恵子が指摘している様に、

「こういう堤防の方法は間違っている。今は、水を逃がす遊水地をつくったり、空洞を掘って水を流すやり方。それに予算がないなか、優先順位ってありますよ」

ごもっとも、で、計画が変更&中止されるかもしれない。
しかし、推進派に言わせると元々そーいう事では無いらしい

東京都議会で面白いやりとりがありまして、
ぜひ全文を読んで頂きたいのですが、重要な発言の一部を抜粋しますと

東京都議会、各会計決算特別委員会第三分科会速記録第五号
都議会自民党 樺山たかし議員の質問への答弁の中で
東京都建設局河川部長の高橋興一氏が

(一部抜粋)
〇高橋河川部長 東部低地帯の外郭堤防が地震時に損壊いたしますと、東京湾からの海水が浸入いたしますことから、外郭堤防の耐震対策は極めて重要であると認識しております。
 平成七年の阪神・淡路大震災を踏まえまして耐震設計基準が見直され、平成九年度から計画的に外郭堤防の耐震対策を進めてまいりました。十七年度末現在、隅田川や中川など対策の必要な外郭堤防五十五キロのうち、九六%に当たる五十三キロの耐震対策を完了いたしております。残る区間につきましても、現在工事を進めておりまして、平成二十年度までに完成いたします。
 なお、お話のございましたNPO法人に関してでございますが、同法人のホームページによりますと、地震によって堤防が崩れたときの洪水の広がり方を、国土交通省が作成した洪水時のシミュレーションを転用し、デモ版を作成したとあります。したがって、荒川の計画降雨に発生する大規模な洪水と、耐震設計されている堤防が破壊されるまでの大規模な地震との複合災害を前提としているものと判断できます。
 このような大洪水と大地震が同じ年に発生する確率は、荒川の計画降雨で想定されている二百年に一回の降雨確率と、マグニチュード七クラスの首都圏直下型地震が発生する三十年以内に七〇%程度の確率を掛け合わせることにより、四千六百年に一回と算出されます。
 また、地震により破壊された堤防の応急復旧に要する期間を一カ月とすると、この期間に洪水が発生した場合には、NPOが想定しているような被害が発生すると考えられます。このような事象が発生する確率を計算いたしますと、五万五千年に一回と算出され、極めて非現実的な想定といわざるを得ません。
(抜粋終了)


当の東京都建設局河川部長の高橋興一が、推進派の想定を元に
「…荒川の計画降雨に発生する大規模な洪水と、耐震設計されている堤防が破壊されるまでの大規模な地震との複合災害を前提としている…」と、発言、
で、その確立は
五万五千年に一回 ヾ(・・ )ォィォィ
「そんな事心配してこの世の中、生きていけるか!」
そんな話を元に工事をされちゃ、何でもあり、納税者は、たまったもんじゃありません。

「スーパー堤防」、今のペースで工事をしても、完成するのは400年先、言うに及ばずこの手の公共工事は地権者との交渉が難航したり、移転先で揉めたり…そもそもを税金をゼネコンに垂れ流す事が目的ですがら、ダラダラと工期が遅れるのは常、一説には完成は1000年先という事業。
早い話が
「ゼネコン&利権屋1000年安心プラン」
非現実な想定を元に、住民の不安を煽って堤防造りが第一目標、出来た土地に箱物作るのが第二目標、不安に煽られた住民を二階建てなら三階建て…そんな家に建て替えさせるのが第三目標、ついでにシナリオ書いた役人がゼネコンに天下り、関連議員は裏金でウハウハ…、
と言う事はバレバレです。

と言う事を前提に、
都議会でも取り上げられてた推進派のNPO団体
「ア!安全快適街づくり」の役員・評議員の顔ぶれをみますと、そんなカラクリは一目瞭然。
   
【理事長】  石川金治  元東京都技監・建設局長
【副理事長】  徳倉眞治  大成化工代表取締役社長
【理事】     飯田時章  元富士銀行取締役、帝国繊維社長
    松本 健一  建設技術研究所部長
    佐藤 滋  早稲田大学理工学部教授
    成戸 寿彦  元東京都技監・都市計画局長
   東京地下鉄株式会社理事
    沼尻  敦  元東京都建設局道路監
    松川  淳子  生活構造研究所
    松田  芳夫  元建設省河川局長
 リバーフロント整備センター理事長
    樋渡  達也  元都公園緑地部長
 文化財指定庭園保護協議会会長
【評議員】    井出  幸子  RIA東京支社設計第二部長
   大方純一郎  東京大学教授
   小川  信子  日本女子大学名誉教授
 北海道浅井学院大学教授
   勝部  弘  元運輸省第五港湾部長
   神戸  俊雄  元都区画整理部長
   小泉  秀樹  東京大学助教授
   青木  治道  前都市整備局住宅経営部長
 (財)東京都防災・建築まちづくりセンター
   竹内  直佐  東京都総務局災害担当部長
   沼田  明    元都衛生局長
   正宗  量子  正宗一級建築士事務所長
   増沢  一朗  元江東治水事務所長
【会計監事】 高見  憲一  元港湾局技監
 延満  一記  大成化工(株)
【事務局長】 宇賀  俊夫  元東レ理事

 平成17年5月現在


アラアラ…酷すぎ
元役人と御用学者のオンパレードなんですが、
やはり注目すべきは、この団体の理事長 石川金治
ここには、「元東京都技監・建設局長」としか書いてありませんが
こっちには、こんなプロフィール



建設局河川部課長補佐時代にスーパー堤防構想を発表

徳倉建設最高顧問

徳倉建設で検索すると、名古屋の中堅ゼネコン、うたい文句は

**免震戸建住宅も耐震補強も一般土木も徳倉建設
おまけに
こんなの→「建設業者監督処分簿」も発見!

他にも、「都営瑞江葬儀所のロビーの壁」にこの欲ボケ爺さんの書が掲げてあるなんて話もありますが、

要はこの爺さん、自分で「スーパー堤防構想」ぶちあげて、自身は関連ゼネコンに天下り。「渡り」の経歴も凄いですけど完全に腐れ役人の典型。
「スーパー堤防」には、UR都市機構やら、盛土に関する厚生省絡みの利権やら、まだまだ色々胡散臭い話があるんですが…
こんな糞ジジイが「スーパー堤防構想」の旗振り役って事を肝に命じなきゃいけません。


人気ブログランキングへ 「スーパー堤防はいりません!」、と思ったらクリックお願いします。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:卵かけごはん
  • アイコン画像 血液型:A型
  • アイコン画像 現住所:東京都
読者になる
メールフォーム

TITLE


MESSAGE



PING送信プラス by SEO対策


Twitter Button from twitbuttons.com