放送

January 31 [Mon], 2005, 3:49
この辺りの各家庭にひとつずつついているスピーカー。
地区内のお知らせがよく放送されている。
その主な内容は、ゴミを出す日や葬式のお知らせ、子牛をよこせという脅迫放送等。
そんな平和な麓地区に、事件が起こった。

ピンポンパンポーン♪

いつもの音。
相変わらずイントネーションが不自然な上に滑舌の悪い正体不明のおっちゃんの声。
どうせまた、あたし達には関係のない話だ。
シカトして、黒タイツについた毛玉取りを再開する。
しかし、次の言葉であたしの意識は完全に毛玉からおっちゃんの方へと向けられた。

『え〜猫が迷子になりました。』

ニャンコ。
かなり私情である。
その人にとって猫は家族の一員かもしれないが、毛玉の排除を中断させられたこっちの身にもなってほしい。
知ったこっちゃない。
中断させられた歯痒さに鼻息を荒くしながらも、続きに耳を傾ける。

『特徴は、青い首輪をしていて、毛の色はグレー。』

あぁ、結構普通のニャンコなわけね。

『名前は、シロ。』

グレーなのにシロかよ。

『28日から行方不明です。』

あらまぁ、大変ね。

『見つけたら、山下さんちまで…』

誰!?

それ以上の詳細は伝えず、おっちゃんは勝手に放送を終わらせた。
なんともアットホームな地域である。
名字だけで住所がわかるらしい。
長友さんや小野さんなど、同じ名前の家庭が5件以上はある麓地区。
もしかしたら山下さんもたくさんいるかもしれないというのに。
シロの行方より、山下さんの家の方が気になってしかたがない。
そしてもっと気になるのが、あのイントネーションのおかしい謎のおっちゃん。
あんた、誰。


毛玉とりすぎて(?)、黒タイツに大量の穴が開いちった。



2005/01/31 21:13 幸せ探しのアフォ便りより

戯言

January 30 [Sun], 2005, 4:24
あた〜らし〜い朝が来た♪
おはようございます。
このマガで読者様方に朝の挨拶をしたのは初めてかもしれない。
いつも一人でつらつらと語っているばかりで、読者様への配慮というか、親切というか、そういうものがまるで見られない気がする。
ということで、たまにはあたしの感謝の気持ちを込めて…
きちんと朝にマガを配信しようと思う。
え?
どこが「感謝を込めて」かって?
ただいまの時刻、夜中の1時51分。
こんな時間にマガを配信されたら、たまったもんじゃない。
多くの人が夢の中で妄想の世界を堪能している今、こんなマガが届いたらどうだ。
このマガを購読している友人Yさんは、メールの着信音をまたアラームと間違えて無駄に起きて悲しむだろうし、他の友人Kちゃんは、ドラクエの音楽(町を歩き、スライムと戦い、レベルアップし…その他諸々のBGM)が、ケータイから部屋中に響き渡るに違いない。
みなさんに迷惑をかけるわけにはいかない。
ん?
マガなんか書いてないで、とっとと寝ろって?
暇なんだもん。
こんな時は何か書きたくてしかたがないのよ。
眠れないのよ。

音楽鑑賞

January 29 [Sat], 2005, 3:52
午前6時50分。
起床。
休みの日だというのに、やけに起きるのが早い。
特に理由はない。
なんとなく目が覚めてしまった。
それだけのことだ。

パソコンの電源を入れる。
最近最低でも3時間はパソコンに向かっている。
やりたいことが多すぎて、少なくともそれくらいはかかってしまうのだ。
そのせいだろうか。
昔寝違えた所の痛みが少しだけぶり返している。
ついでに、右肩が重い。
何かにとりつかれたのだろうか。
きっとアイツだ。
アイツの生き霊に違いない。
あの野郎。
まだあのことを根に持っていたのか。
いいじゃないか。
セーラームーンのおもちゃのトランシーバーをちょっと拝借したり、竹やぶに放火して勢いよく燃えちゃったことくらい。
あれはアンタも共犯じゃない。
まぁ、いい。
霊がとりつくのは左肩だったようか気もするが、そんなことはどうでもいい。
今パソコンの使用目的の大部分をしめているのが、音楽鑑賞だ。
邦楽は一部を除き飽きてしまったので、洋楽ばかり聴いている。
洋楽のPVを見ながら鼻血を吹く毎日。
なぜか洋楽のPVはあんなシーンやこんなシーンが盛り沢山。
わざわざ近所のAV自販機にビデオを買いに走ることもない。
って、そんなことが言いたいんじゃない。
というか、見ない。
そんなの。
あたしが見たいのは破廉恥なイヤンな映像ではないのだ。
音と映像がうまく合っていると、不思議な浮遊感のようなものに襲われ、鳥肌が立つ。
その感覚を味わいたいだけなのである。
ブリトニーがどこかの男とちゅーしていようが、変な緑の液体を男の口に入れていようが、そんなものを見るのが目的ではない。
邦楽とは違う雰囲気、完成された音。
流行りの曲にはない音の深さが、あたしを音マニアの道へと引きずり込む。
そして、あたしの肩の痛みは悪化していくばかり。

身近な音楽に飽きがきてしまったら、新しい音楽との出会いの機会を増やすことをオススメする。
音楽は時に思考や物の見方までもガラリと変えてしまうことがある。
どんなジャンルの音楽でも目を逸らす事なく、一度じっくりと聴いてみてほしい。



2005/01/29 11:47 幸せ探しのアフォ便りより

網タイツ

January 28 [Fri], 2005, 3:54
いや。
あの。
これは、ただ単に寒いからこうしたらこうなっただけであって、決して先生に色目を使ってテストの答えを教えてもらおうだとか、もう一度朝のスカートめくり兄さんに出会ってピンクのパンツ見てもらおうだとか、そんなアフォなことを考えていたわけではない。

学校に網タイツをはいて行ってしまった。
網タイツ。
普段は普通の黒タイツを一枚だけはいて行くのに、今日は気分的に薄い黒タイツを二枚はいて行きたくなった。
はいてみると、案外一枚はいている時とはき心地は変わらない。
少し上機嫌で、いつものように学校に向かう。
学校への交通手段は、常にチャリである。
前方をチンタラと走るチャリ通の男子を追い抜き、朝の通勤ラッシュの中ゆっくりと進む白の普通車の横を走り抜け、スカートをヒラヒラとはためかせながら黒タイツを全国の良い子達に大公開。
そうしているうちに、ふいに視界に入った自分の足を見て、目が点になった。
いつもはただ黒いだけの足に沢山の線が入り、美しい模様を描いていたのだ。
そして気がついた。

これ、網タイツじゃん。

愕然とした。
今までかつて網タイツなんていうセクシーなものをはいたことがなかったあたしが、しかも数日前に友達の網タイツを嘲笑っていたあたしが、今確かに網タイツをはいている。
脱ぎたい。
しかし、今ここで脱いでしまうと、真冬に裸足+ローファーという、季節外れな上に、様々な諸事情による恐ろしい光景が世界を震撼させることになるのである。
今日からテスト期間に入ったが、網タイツをはいて足を組みながらテストを受けるバカモノが一体どこにいるだろうか。
先生の視線は、きっと終始あたしの足に釘づけだったに違いない。

友人に言われた。

「網タイツと制服の組み合わせって、AV女優っぽいよね。」

そんな彼女の視線がいつもより輝きを増していたのは言うまでもない。


なんか、2枚履きしてるのに、こっちのほうが微妙に寒い…(泣)



2005/01/28 21:55 幸せ探しのアフォ便りより

眉剃り症候群

January 25 [Tue], 2005, 3:56
剃りたい。
剃りたい!!
…と欲求を口にしたところで、どうにもならない。
剃りたけりゃ剃れよ、という感じだが、校則が許してくれない。
さすがに、風紀検査に引っ掛かって宅習期間中まで学校に来る気はないので、今回は大人しくしている。
が。
剃りたい。
鏡を見る度、自分の瞼の上にどっしりと腰を据える毛虫君が視界に入り、剃刀を手にしようとするのだ。
しかし、ここで剃っては今までの苦労(?)が水の泡になる。
しかたがないので、目を逸らしながら剃刀を元の位置に置く。

あたしの眉は、決して薄くはない。
かといって、恐ろしいほどの剛毛というわけでもないのだが、意味のない所にまで生えてくるから厄介だ。
時々、我慢しきれずに2、3本抜いてしまう。
それくらいなら、先生にバレることはない。
これでバレたら、先生はよほどの眉マニアだろう。
先生の趣味に振り回される生徒はたまったもんじゃない。
意味のわからない所に生えてくる眉というのは、顔の印象までがらりと変えてしまう。
意味のわからない所に生えているから、意味のわからない顔になる。
中途半端に真面目っコ。
それが嫌だから、あたしはそれまで伸ばして分けていた前髪を切ることにした。
パッツンである。
眉は綺麗に隠れ、なんとか一安心。
しかし、友達に言われた。

『彪羅って、分けてるほうがいいよね。』

イヤン。
良くない。
眉さえ剃ることができれば、デコを輝かせて前髪を分けることができるのに。
先生が憎い。
整えるくらい良いではないか。
そんなに眉毛が好きなら、いっそのこと、全員轟メイクにすることを義務付けてほしい。

そりたい。
でも、我慢。
人間時には我慢も必要なのだ。
卒業式は3月1日。
それまでの間、あたしはこの沸き上がる衝動に懸命に耐えることしかできない。
先生のバカ。


危なっ!
先生にケータイ見つかりそうになった。
↑授業中



2005/01/25 09:30 幸せ探しのアフォ便りより

汚れたアイドル

January 21 [Fri], 2005, 3:57
最初に異変に気付いたのは、学校を出て20分ほどたった時。

パタパタパタ…

前方で妙な音がしたので、気になって自転車の籠を見た。

パタパタパタ…

はじめは何の音なのかさっぱりわからなかったのだが、そうして見ているうちにようやく理解し、慌てて腕を伸ばした。
これは、ヤバイ。

数日前に某ショッピングセンターにて、あるキャラクターのぬいぐるみを購入。
まさに一目惚れだった。
そいつを見つけた時、その場から動けなくなってしまったのだ。
大きなやや半開きの目。
鳥のクチバシにも似た、肌色の口。
大きな耳。
あたしはキーホルダー状のぬいぐるみに飛び付いた。

「ギーズモー!!」

映画『グレムリン』に出てくる可愛らしい謎の生物。
ギズモである。
昔、彼(オス?)の恐怖におののく表情に心奪われてしまった少々サドっ気のあるあたしは、それ以来彼に似せて作られたオモチャなどを見るたびに、ときめかずにはいられなかったのだ。
早速購入。
次の日にはあたしのEAST BOYの鞄にしっかりと付けられてめでたく高校デビューし、予想通り、彼はあたしの友人数名からデコピンや変形などの暴力という形で愛情を受けることになるのである。

そして今、そのギズモは危機にひんしていた。

パタパタパタ…

「ギャーッ!!」

鞄を乱暴に掴み持ち上げると、キズモが顔を覗かせた。
悪い予感は的中。
ギズモは、黒かった。
あの音は、鞄から垂れ下がったギズモがタイヤに擦られている音だったのである。
日曜大工をしているオッサンのように真っ黒になったギズモは、恨めしげにアスファルトを見つめていた。
数時間後、彼は洗濯機の中で揉みくちゃにされることだろう。


ごめんよ、ギズモ。
母さんが悪かった。



2005/01/21 17:15 幸せ探しのアフォ便りより

チビ

January 18 [Tue], 2005, 3:59
祖父は言った。

「チビはね、ご飯を全然食べなくなっちゃったんだ。だから、こんなに小さくなったとよ。」

尻尾を振りながら妹に小便をかける小さな子犬に、祖父は微笑みかける。
祖父の言葉で、涙はピタリと止まった。
祖父は痴呆症ではない。
あたしと囲碁をしながら、失敗すると間違えた部分の碁石を取り去っていくほどの元気ぶりである。
そんな祖父の発した言葉は、自分に言い聞かせて悲しみを取り除こうとしているかのように思われた。
小さなチビと過去の記憶が重なる。

チビを最後に見たのは、あたしの誕生日…1月8日の寒い夜だった。
チビは、あたしが駆け寄ると、いつものように勢いよく跳びはね、首輪で自分の首を締め付け、ゲェゲェ言っていた。
阿呆だ。
しかし、阿呆な犬は可愛いげがある。
人間も動物も阿呆が1番。
その日もだったが、それ以前からあたし達は、頻繁にチビの生い立ちを語るようになっていた。
祖父母宅に来て何年になるか、どんな様子か。
チビは元気なメス犬で、今年の4月に8才になるはずだった。
しかし、突然のチビの死。
決して「チビ」とは言えない大きさの体は、もうどこにも見当たらない。

妹は帰宅すると、チビの小便で臭くなったズボンを扇ぎながら、少し嬉しそうに風呂場へと走っていく。
チビが死んだことより、新しいチビと対面した喜びの方が勝っていたらしい。
今度のチビはオス。
また前のチビのような阿呆犬に育つのだろうか。
体も、じきにチビではなくなるだろう。
NEWチビとの出会いに感謝しつつ、阿呆犬チビに心の中で別れを告げる。
7年間、ありがとね、チビさん。


なぜか犬に対してずっと「さん」付けだったなぁ…



2005/01/18 21:15 幸せ探しのアフォ便りより

使える英語

January 12 [Wed], 2005, 4:01
友人が使える英単語を教えてくれた。
その中の一つ。

『flirt』

早速使ってみようと思ったが、発音がわからなかったので、黒板に書いて先生に尋ねてみた。

「これ、なんて言うんですか?」

先生は巻かれた茶色い髪を揺らしながら振り返り、優しく微笑みを浮かべながら素直に可愛い生徒の質問に答えると、すぐに目を見開き叫んだ。

「誰がね!?」

あたしはお礼だけを言うと、ニヤリと笑みを浮かべながら友人の元へ舞い戻った。
『flirt』の意味。

お と こ た ら し。

男たらしである。
なんて素晴らしい言葉だろう。
ちなみにあたしはflirtではない。
…と思う。
最近、このような「使える英語」を覚えることにハマっている。
難しい言葉だったりすると誰に言っても通じないので、思い切って言えるところが素晴らしい。
flirtの他に覚えた英語では、こんなものがある。

『I need to take poop!』

意味は、「ウ○コしたい」。
お食事中の方、ごめんなさい。
そして、コレ。

『Stop playing games with me!』

意味は、「私でもてあそぶのはやめて!」。
…「私を」?
恋人が浮気性で困っている方、ぜひ使ってみてください。

こんな英語を覚えて意味があるのか無いのか。
まぁ、何事においても、まずはそれに対する少なからずの興味・関心を持つことが大切である。
そう考えると、現在あたしがやっていることは、自分にとって非常にプラスなものではないだろうか。

最後に二つ、使える英単語を紹介。

女たらし
『womanizer』
便秘
『constination』


誰に言ってやろうかな。
(・∀・)ニヤリ



2005/01/12 18:18 幸せ探しのアフォ便りより

御神籤

January 04 [Tue], 2005, 4:03
初詣に行った。
時間はすでに午後9時をすぎている。
人はまばらで、しかし、カップルの姿が嫌に目につく。
「幸運おみくじ」なるものの前で立ち尽くしていると、目の前のカップルが「いやぁ〜ん♪あはぁ〜ん♪」と自分達のラブラブっぷりを見せ付けてきた。
羨みの気持ちが、憎しみへと変わる。
飛び蹴りを喰らわせてやりたかったが、ここは神様の前。
仕方なく愚痴で留めることにし、まさに口を開こうとしたその時…

「ん〜ん〜」

不思議な声と共に、何かが近づいてきた。
あたしは口を中途半端に開いたまま、声の方へと視線を向ける。
そこには箒を持ったおっちゃんの姿。

「ん〜どれにしようかな〜」

おみくじを選び始めるおっちゃん。
愚痴のはけ口を無くしたあたしは、何も言わずにおっちゃんを見つめる。
おっちゃんは、幸運おみくじと恋みくじからそれぞれ一つずつ選び出し、それをあたしに渡す。

「ほぃ!開けてみぃ!」

「ぇ…金は…」

「いらん!!ほれほれ、開けてみぃ!!」

わけのわからぬまま、とりあえず礼を言い、おっちゃんに急かされながらおみくじを開く。

おみくじ


『第十八番 大吉』


お…おっちゃん…!!

驚き、顔を上げると、おっちゃんはニヤリと笑い、再び「ほいほい」とおみくじを選び始めた。
計8個。
総額1600円分のおみくじをあたし達に手渡し、おっちゃんは満足げな表情を浮かべて、掃除を再開した。

おっちゃんから貰ったおみくじは、ほとんどが大吉だった。
おっちゃんは、あたし達に「運」のおすそ分けをしてくれたのだろうか。
それともただ単にコツを知っていただけなのか。


その前に、おっちゃん、誰?



2005/01/04 12:31 幸せ探しのアフォ便りより
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