「まっとう」ということ」:侍戦隊シンケンジャー「最後大決戦」

2010年01月31日(日) 12時15分
侍戦隊シンケンジャーに関しては「あ〜面白いな〜」「EDのアニメ綺麗〜」としごく楽しく(リアル生活の流浪で途切れながらも)視聴してきた。わざわざ感想を書くまでもなく、楽しく・面白いというのは娯楽番組としてしごく「まっとう」なことだ。

だが2010年1月期スタートのドラマをつまみ喰いしている内に、「まっとう」というのはいまの日本のTV界では稀少なことではないか?と思うようになった。

管理人はウーマンリブ(死語)でもフェミニスト(よーわからん)でも無いが、軽く見流していても「これってあんまりじゃ…」という描写が目につくのだ。

たとえば「ヤマトナデシコ七変化」。番組の性質上仕方ないとはいえ、女子はイケメンと一緒に住んでドレスをとっかえひっかえ出来ればいいのか?無償で作った食事を「まずい!」とつき帰されたり(ま〜不味い手料理出されると厄介だけどね)、家事労働全般を女子がするのが当然なんだろうか?かつてどこかの食品メーカーの「私つくる人」「僕たべる人」というCMが問題になった時はそんなことに目くじらたてなくても…と呆れたものだが、あのCMに抗議した団体の人たちは「ヤマトナデシコ七変化」とか「イケパラ」とか「メイちゃん」の教育的効果は考えないのだろうか。いや、抗議しなくてもいいですけど。

もう一つ例を挙げると「もう働かない泣かないときめた日」。ポスターを見た時からいや〜な予感はしていたのだが、要潤見たさに一話を視聴してみたら10分で挫折した。ちょうど要潤が電話しているシーンが入っていたのはラッキーだった(違)が、おかげで話題騒然wの冷蔵庫閉じ込めシーンを見なくて済んだ。「小公女セイラ」は突っ込みながら楽しく見られたのに、「泣かない…」がだめだったのは何故だろう。「小公女セイラ」は「これはネタですよ!」と嫌でもわかるような効果(ミレニウス女学院のセットとか、いまどき無いようなエプロン?制服とか)を随時施していた。「泣かない…」も一年で一番寒い季節なのに寒々しい半袖着せたりとかしているけれど、いじめ役の女優陣がちゃんと仕事をしているせいか?妙にナマナマしくて、正直気持ち悪い。結構好きな女優さんも入っているんだけど、いまどきのテレビの性能がいいせいか、本当にキモいんだよ〜。こんなドラマ誰が見たい?日常生活でKY(この言葉嫌いですが)にならないよう細心の注意を払っている子ども、就活でへとへとになっている学生、リストラにあわないよう会社がつぶれないよう神経をすり減らしている社会人、教育と介護に悩む中年、およそ2010年の日本でこのドラマを見て「奈々ちゃん頑張って!」と応援できる層がどこにいるのだろう。老人にとっては栄倉奈々と杏の2ショットは宇宙人みたいに見えるだろうしw

そういう番組を観た後に侍戦隊シンケンジャー「最後大決戦」を見ると、「姫」のまっとうさが新鮮だ。番組の2/3ほど使って視聴者にシンケンレッド=丈留への愛着をもたせた後に登場するホンモノの当主をワガママで使いようのない姫に描くことは簡単だったはずだ。あえてそうしないで、「姫」にも彼女の理があり、日本のイエ制度で受け入れられる枠組(=養子)で丈留を真の当主にさせたことで、シンケンジャーの闘いは最終局面でも筋が通ったものになった。これが「まっとう」な姫だよな〜試験終わったら映画観にいこうかしら、と今年も東Aに踊らされる日々であった。(しかしライダーショーと役者トークショーのDVD6080円って高すぎませんか?)

「宿命」第二話

2010年01月25日(月) 22時49分
昼ドラ度がしてたよ!
小池栄子VS上原美佐のバトルが
しかし、なんかセットがチープだな〜 お屋敷に家政婦さんがいないのもへんだし、有川グループ総帥の家がマンション風なのも(せめて「流星の絆」の社長宅くらいにしてほしい)

北村さんは怪人じゃなく強い女たちに翻弄される役みたいなのね〜
原作立ち読みしたらすげー。ますます楽しみ。

追記:某所で北村さんの異父?兄弟役の「細田よしひこ」さんが「ホンモノのお坊ちゃま」と読んでちょっとぐぐったら…すげー。

ミラーニューロン

2010年01月25日(月) 22時38分
ただ今期末試験期間中につき(汗)殴り書き。

・内田樹「邪悪な物の鎮め方」を立ち読み。マスコミでもてはやされている、ちょっとぁやしげな学者&古武道マニアの先生。著書のタイトルのつけ方が上手いな〜。記憶に残ったエピソード「ミラーニューロン(共感力に関係するといわれている神経細胞、この機能不全が自閉症と関係しているらしい)の働きを一時的にさせる薬品が開発された。人間に飲ませてみると全員、一様な体験をした。それは幽体離脱

…なんかすごく哀しい。茶道や武道の稽古で師範の動きをまねようと必死に集中している瞬間、人は(もしあるなら)ミラーニューロンを最大限に活用しているはず。そのような時間の中で、ふと、師範と自分が一体化するような、自分を縛っている「枠」からふっと浮かび上がるような瞬間が訪れることがある。それは素晴らしく自由で清清しい体験だ。

だが、人工的にミラーニューロンを活性化する薬を飲むと、そのような体験をするどころか、人間の脳は「自己」を「他者」と認識し、「自己」をも観察・模倣の対象としてしまう。そこにあるのは世界と自分の境界の混乱/消失だ。脳が一生懸命頑張っちゃった結果がこれなのが哀しい。

世の中には禅でいう「悟り」の瞬間も薬で作り出そうとしている人たちがいるんだろうな〜

「宿命1969―2010〜ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京〜」第1話

2010年01月16日(土) 10時01分
昨日から始まった「宿命1969―2010〜ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京〜」。
なんつー長いタイトル。コピペ機能があってよかった。

朝日新聞の名物w記者竹田さをり嬢の電波レビュー(注)が早くも話題になっているようですが
北村一輝さん目当てで初回を見ました。

いや〜さすがチープなドラマを作らせたら並ぶもののいないテレビ朝日。
見事なトンチキっぷりです←褒め言葉です
なんていうか、大人のための昼ドラ?

主人公(北村一輝)はマザコンエリート官僚兼大病院のお坊ちゃま、
政略結婚の相手(上原美佐)はファザコンのお嬢様、
棄てられる恋人役(小池栄子)は結婚を勝ち取るために中出し(失礼)強要未遂…
と東海ドラマなみのクォリティ。

惜しむらくはディテールが粗い。
民自党w政調会長(奥田瑛二)の家にお手伝いさんがいなかったり
主人公の異父兄弟ー医学部合格があやういアホぼんーが細田よしひこだったり←演技がどうというより年齢がw
小池栄子が「あたしの年収は4千万よ!同期でMBAをとった女はいなかったわ!」っていつの時代ですかw
外資系金融機関には掃いて棄てるほどMBA持ってる女がいますがな。
あと、小池栄子が依頼した私立探偵www部屋の中なのに帽子被ってコーヒーもってくるってwww

観る前は北村さん演じる主人公が「野望の王国」さながらに権力の頂点に登りつめていく話かと思ったら
主人公は意外とライト。っていうか、母親が自分に何を望んでいるのかを知りたい、が結婚の動機ですか?

制作者側は
貧しかったが志のあった全共闘世代」VS「何もかも与えられているがひ弱な30代
を描きたいのかもしれませんが、それってあまりに薄っぺらでは…
いや、薄っぺらなキャラで構わないんだけど、それなら「のしあがっちゃるけん@女帝」なみの面白さがほしいところです。

ま、来週から小池栄子がどんな復讐を見せてくれるかが楽しみです。




(注)
「この30年で日本が血を流して得た幸せの意味が全然分かってない」
「「富と権力で天下を!」と意気込む崇には「金は人のために使うもの! 天下を取るなら人の心の天下を取れ」と言いたい。」
捏造ではありません。朝日新聞に載ったレビューです。

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