恥を知れ

2009年01月30日(金) 11時20分
特撮の映画が一本でも多く作られることは、本来歓迎すべきことなんだけど
東映岡田社長の発言を呼んで心底頭にきた。

東映の岡田裕介社長は、その席で「去年の秋の『さらば仮面ライダー電王』で、電王は終わらせるつもりだったが、もう1本映画を製作することにした。目下撮影中で、公開は4月頃の予定だ。東映がピンチに陥ると、ライダー、プリキュア、戦隊はいつでも駆けつけてくれます」と発言した。

「相棒」で儲けた金を「さらば耶麻台国」(「デビルマン」のプロデューサー)で使い果たしてまた電王頼みかよっ
ジャリ番とさんざん馬鹿にしておいてこの能天気な発言。

石原「珍」太郎知事の一声で新歌舞伎座のデザイン変更をした松竹といい、日本の映画会社の経営陣ってなんてプライドがないんだろう。悲しくならぁ。

春節

2009年01月27日(火) 9時17分
春節を迎える花火を見に、住んでるアパートの屋上に行ってみた。
花火会場は目と鼻の先の湖畔なのだが、濃霧で何も見えない。
雨ではないのだが、立っているとぐっしょり全身が水滴に覆われるようで足元から底冷えする。

霧を一生懸命見ていると、目の前を火の玉が通り過ぎた。
え?と思ってみると、湖畔に三々五々集まった人々が袋状の凧(中に火をつけて、その熱で上昇するらしい)をあげているのだ。春節が近づくにつれて、街のいたるところで同じことをしているらしく、四方八方に火が浮遊している。この凧は多分祖先を迎えるためのものなのだが、見ていると、むしろ死者の元に吸い寄せられるような心地になってしまった。昔の人が魂が「あくがれいづる」と言ったのはこういうことだったのか。…本気で怖くなった。

12時ちょうどに花火が始まったのだが、霧と硝煙で花火が見えない。霧にうつる花火の色と輪郭だけ鑑賞する、というなんとも不思議な見物だった。底冷えする体で眠りについたら、案の定、死んだ母が夢に出てきた。生前の母ではなく、母が死んでいなくて今生きていたらどうなっていたかという「怖い(←介護をしたことある人ならわかるであろう)」夢で、寝覚めはぐっしょりと冷や汗をかいていた。起き上がれないくらい気持ち悪かったが、お嬢(注:白黒猫)が暴れまわるので仕方なく起きて、猫の餌をやり、家中のカーテンを開けて回り(一人だと結構大変なのである)、猫のトイレの掃除をした。

それだけでフラフラになってしまったけれど、なんとか日常に戻ってこれた。やっぱり猫はわかっているのかもしれない。猫に感謝。

大晦日

2009年01月25日(日) 17時12分
大晦日の島流し先から実況でお送りします。
いや、旧市街とか飲み屋は盛り上がっているのかもしれないけれど、外人はよんどころない事情を抱えていないかぎり海外脱出するので、うちの周辺はゴーストタウン状態。
湖をわたってくる風がいつもにもましてさぶい〜

真面目に働いているご褒美なのか?はじめて一人でチバソムに行った家人は満員でJrスイートにアップグレードされたらしい。チクショー。そもそも今年から一番安い部屋でも倍近く値上がりして、俺はもういけないかもしれないのに(涙)スイートはバトラーサービスがついていて、「お客様、お洋服をクロゼットにお入れしましょう」とメイドさんが来たそうだけど、中身が恥ずかしいんで断ったそうです←ここらへんがビンボーくさい。

そんな訳で俺は相変わらずテレビ三昧です。デケイド1話は楽しかった〜。あのくらい大風呂敷を広げてくれるとwktk。そして過去の怪人大集合にコーフン。バイクアクションは燃えるなぁ!

「銭ゲバ」2話で松ケン萌え〜←ホリプロの思うがまま。ノリにノッてる松ケンだけど、これだけ才能がある子だからこそ、ちゃんとした演技の勉強をさせてあげたいなぁと老婆心ながら思います。

「非婚同盟」はHDDの容量がやばいから視聴予定なかったけど、あまり評判?がすごいので金曜日のは見てみた。風間トオルいいよ〜v 中島先生、なんか心境の変化がおありなんでしょうかw 三国造船の社長役が風間トオルだったら、と考えただけで腹がよじれる。

さてこれからレスキューなんちゃらでも見ましょうか。ああ、なんてだらけきった正月…

潜水服は蝶の夢を見る

2009年01月24日(土) 7時11分
数年前映画になったこの本を手にしたのは確かワシントンDCの空港だったと思う。原題はThe Diving Bell and the Butterfly. 突然ロックインシンドロームという病にたおれた元Vogue誌の編集長が瞼の動きだけでつづったエッセイ。この中の<どうせ涎がとまらないなら、お気に入りのカシミアのセーターにたらしたい>ほどかっこいいファッションステートメントはない。

…で、本題。この著者と比べてはいけないが、いきなり潜水服(昔風の錘のついたやつね)をつけて深海に叩き込まれるような目にあった。運転手さんが突然やめたいと言い出したのだ。

解説をしておくと「島流し生活」を快適に送るキーパーソンは家政を司る人と運転手である。その国の実情を理解できない異国者としては、家の内外の安全を護るこの人たちの存在はかかせない。幸い家政婦さんは家人の会社の歴代の駐在員につかえた「神」のような人がいるのだが、運転手さんは1年ちょっとでもう4人目である。ちょっとでもいい待遇の仕事が見つかると急に失踪したり、サボりだしたり、今の運転手さんは運転技術が高く、気があっていたので「せめて帰国までは」とボーナスをはずんだばかりなのに。嗚呼。

「この国と付き合うのは難しい。目先の金ですぐ動く」と太極拳の師匠につい愚痴ったら、なんと先生もこの国に嫌気がさして数ヵ月後にヨーロッパに行ってしまうという衝撃の告白!ま、口下手で目立ちたがりでない先生はこの国では不遇をかこっていたので、彼のためには喜ばしいのだが、俺は何を支えに生きていったらいいのか〜

深海の底に落ちた俺をひきあげてくれた蝶は「芸能花舞台〜伝説の至芸〜中能島欣一〜」。浅学にして知らなかったが山田流筝曲の人間国宝とか。この中で披露された、中能島欣一作曲・演奏の「三つの断章」。国民が興奮と高揚と不安に揺れていた昭和17年に、彼はひとりこんな曲を作っていたのか。どんな場所、どんな状況であっても、人は自分の務めが果たせる。いや、果たさなければならない。五線譜(!)に几帳面に描かれた楽譜を見て、背筋が伸びる気がした。

今週日曜日深夜に再放送があるようなので、未見の方は是非!

銭ゲバとか天地人とか歌のおにいさんとか

2009年01月19日(月) 14時37分
一月は毎年恒例絶賛鬱まつりなので(爆)なるべく家に引きこもってテレビ見ています。

ということで週末に見たテレビの雑感など。

銭ゲバ
ドラマ化するって聞いた時「うっそ〜」と思いました。管理人が小学校低学年?の頃、家族旅行で行った温泉宿にふっる〜い少年マガジンがあって、ヒマをもてあまして読んだ姉と管理人はチビりそうになりました。なんかもう画面から怨念が漂ってくるような。「マタンゴ」と同じで、あんまりトラウマで実は話をよく覚えていない(爆)
家人には当時マガジン毎週読んでいたらしいんだけど、「貫頭衣(かんとうい)みたいなのきて彷徨っていた」「世話になった人を殺しまくる」「つけ狙われたらおしまい」くらいしか覚えていないし。夫婦そろって使いものにならん(笑)
ドラマは70年代ではなく、子ども時代=90年代、現在=2008年ごろ、にしてるんだよね?派遣切りがこんなタイムリーな話題になっているなんて企画段階で予想していたんだろうか。いろんなブログ見ると「90年代にこんな貧乏な家庭あり?」と疑問を呈している人がいるけれど、ちゃんとありましたよ?日本は電通&キー局&大新聞がマスコミを支配しているので都合の悪い話がとりあげられないだけで(注:俺は左翼じゃないです…)。松ケンはリットルの「松ケン先輩」の頃から知っていますがw、ホリプロ自身、彼がここまで成長するとは思っていなかったんじゃないかと。23歳ってことは水嶋ヒロと同じくらいの年齢だよね?すごいなー。彼の演技を見るだけでも視聴決定です。
ドラマは文句ないけれどSPは酷かったですよ?「お金と愛、地球を救うのはどっち?」って「銭ゲバ」が提起している問題と全然違うやん。風太郎もお母さんも、どんなに互いを愛していても、お互いを救ってやることができない。そういう厳しい現実をつきつけられた時どうするか?ってことでしょー。たとえば仕事をなくして、住むところもなくなって、何より大事にしていた犬や猫を手放さざるをえない状態になったような人にそんな質問できる?氏ね、と言われるようなもんだよ。あ、誤解をうけないように付け加えておくと、聖書には「人はパンで救われない」とは書いてありません。手持ちの聖書(英語)をひくと「bread won't feed men's souls(パンで人の魂を満たすことはできない)」です。ここでいう「パン」は「銭ゲバ」の銭と同じく「物質的富」の象徴。これから風太郎が金と地位を得ていくなかで、彼の魂がどうなっていくのか、松ケンの演技が楽しみです。

次は「天地人」
あ〜あの可愛かった与六と寡黙ながら聡明そうな喜平次さまはどこに(涙)景時さまはいつ覚醒してくれるんでしょうか。いくら腐むけ大河と揶揄されていようとも、まさか本放送で「アッー」という台詞を聞く日が来るとは思わんかった。わしはこんな大河は見とうはなかった。

最後は「歌のおにいさん」
嵐O野くんが歌のおにいさんに!ってヘッドラインはどっかで目にしていたんだけど、なんかのタイアップで子供番組にゲスト出演かと思っていました(爆)ドラマだったんかー。
への字眉のO野くんの着ぐるみ、ナイスキャスティングとしか言いようがないw
京都から這い上がってきた男・O野くんからしたら着ぐるみだろうが歌のおにいさんだろうがドンと来い!って感じでしょう。第1回だけみると、もうきれいに教訓くさくなっているんで、これからどう続けていくかが若干不安だなー。

ま、今週は日曜美術館で最愛の菱田春草「黒猫」が見られただけで満足としよう。ほしいよー(無理無理)



献血してみたズラ

2009年01月18日(日) 1時06分
島流し先は太陰暦で正月を祝うので、1月26日に向けて街はもう大変なことになっている。
そんな矢先、「国立小児病院で血液が足りなくて手術が出来なくて困っている」という話を聞いた。
この国に愛着はないが、一応在留外国人として世話になっているし、何よりもこの国最大のイベントを前に血液不足のため正月を家で祝えない子どもがいるのは胸が痛んでやりきれない。
どうせダラダラしているだけなので、多少血をとっても差し支えないだろう…ということで家人と献血に行ってきた。

日本では血圧不足や海外滞在などの要件で献血できない管理人だが(http://www.tokyo.bc.jrc.or.jp/current/index2.htmlご参照)、この国ではそういう煩いことは言われない。
コーディネーターの女性は外国人が献血に来てくれたことを喜んでくれて、申し訳ないほどだった。

そして何より情けないのが俺の血管。探すのが大変だは、血圧が低くて血が流れない。発砲スチロールの塊を渡され「これを握ったり放したりして」と指示されるままに頑張ったがどうにも流れない。医師は250ミリリットルのパックを一杯にするのを諦めてしまった。実に情けない。

家人はあっさりクリアしたので、なんとか日本人の面目を保った…のだろうか?決して予算が潤沢ではないであろう国立病院なのだが、献血キャンペーンのため「血液は命を救う」グッズ(ポロシャツと折りたたみ傘)まで頂いてしまってかえって恐縮である。

唯一の救いは、家人が会社で献血の呼びかけをしたところ、ナショナルスタッフが「せっかくだから事務所単位で献血をしたい、できれば今後も継続して出来るよう相談してみる」と申し出てくれたこと。と〜っても世知辛い国だけに、家人も俺もちょっとホロリとした。

日本の医療機関と比べたら、比較しようがないような病院だけれど、ここに入院できる子どもはこの国では大変恵まれた子どもだ。地方では省に一つくらいしかまともな病院がないところや、無医村が多い。俺の情けない血が少しでも役立ってくれたら、それだけでありがたい。今度は知り合いを誘ってきてみようと思う。

「椿三十郎」と「初春狸御殿」

2009年01月04日(日) 23時41分
島流し先の元旦はどうも味気ない。
当地は太陰暦で正月を祝う(そりゃもー大変、一週間は全国機能停止)ので、正月休みは1月1日のみ。
家人は一応12月29日から休みだったのだが、結局二人で交互に風邪をひいてお仕舞い、のなんともしまりがない休みになりました。むしろ明日から会社行ってくれるのがありがたい

ということで引きこもってビデオ・読書三昧だったわけですが、「椿三十郎」リメイク版はすごかった酷かった。ODAさんのしかめっ面は三船敏郎の顔真似なんでしょうか?一番キモの最後の殺陣だけ改変ってそりゃないよ。

「椿三十郎」は松ケン目当てで見たんですが、同じく松ケン目当てで録画した「神童」もひどかった。時間をかえせー!とこれって作っている人は楽しいのかな?何が言いたいのかさっぱりわかんないよー。天才は難聴を超える?どんな楽器でも「才能」だけじゃ弾けないよ?毎日練習しないと。

で、口直しに、前に録画してあった「初春狸御殿」を見ました。いや〜とりあえずゴージャスでめでたくて正月にぴったり。なんだかんだ言って日本人はずーっと美男美女が階段から歌って踊っておりてくるのが好きなのねw狸が化けるところとか潔いくらいにウソで、エンターテイメントに徹していて、職人が作るものは安心して見られていいなー。

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