マタタビの男

2006年09月28日(木) 17時42分
家人は猫に好かれる男である。
猫の世話はほとんどワタシがしているのだが、人気ははるかに及ばない。
チビ猫は家人のことを母猫と思っているらしく、「にゃおおん」と夜鳴きしては家人の腹をモミモミする。
年寄り猫は流石にそういうことはしないが、時々家人の革靴の臭いをかいで恍惚としている。
(黒猫が黒い革靴の中に頭をつっこんでいる姿はたいそう不気味だ)
ワタシと結婚する前は猫を飼ったことはないのだが
独身時代に住んでいたアパートの庭に椅子を出して新聞を読んでいると
母猫が子猫を一匹づつ咥えてやってきて、「この子をもらってくれませんか?」とでもいうように
正座してじ〜っと凝視された経験もあるという。

もしかしてマタタビの匂いでもするんだろうか?
今日も猫は夫の洗濯物の上で恍惚としている。一応嗅いでみたが、人間の鼻だとわからない。
(家人は体臭がない方です)

マタタビの男はまた旅に出てしまったので猫たちは玄関でさびしそうに待っている。

なんか世の中不公平な気がする(大げさ)

タコ焼きゅぃじーぬ

2006年09月25日(月) 10時52分
三週分空いて観た昨日のカブトは正直訳わかんなかったんですが(←オマイが悪い)、ぼっちゃまのランドセル姿と

タコ焼Cuisine

には爆笑でした。そう来るかw

今回の旅行先はスパ・キュィジーヌが売りで、Cuisineという言葉を毎日眼にしていただけに家人も腹抱えていました。

塩分なし、油控えめ(パンにつけるバターの代わりに「蒸したニンニク」が出てくるんですぜ)、精製小麦粉・白砂糖・白米なし、と聞いて当初は「毎日フスマかよ※」とだったのですが、すげー美味しかった!塩の代わりにガーリックや香草やレモンで味付けしてあるし、使っている素材がいい(ピーマンが甘い!)ので、毎日大盛りで食べていました。特に、ひえ?かなんかの雑穀で作った蒸しパンがツボでビュッフェからおやつ代わりに毎日もらってきていました。もそもそするけど、噛んでいるとじんわり甘くなってくるのよ〜 

もう一つ眼ん玉が落ちるほどビックリしたのがフルーツの美味しさ!日替わりのウェルカムフルーツが食べたこと無いくらい美味しい!いままで「そりゃ甘いけどなんだかなぁ〜」と思っていたロンガンとかドラゴンフルーツとかチェリーアップルとかがみんな味が違う!噛みつくと顎まで果汁が滴る!まさに甘露!ビュッフェの果物もみんな美味しかった!(ちなみにバナナとかドリアンとかないのはポリシーらしい)

帰宅して思わずドラゴンフルーツの通販を申し込んでしまいました。早く来ないかな♪

フクザツ…

2006年09月23日(土) 21時16分
旅行についてはおいおい書いていこうと思っていますが、とりあえずかなり印象に残った出来事。
バンコクで雑誌を買ったおばさんの一言。

日本人はどうして英語をしゃべらないのかねぇ

仕事相手とかホテルの人とかはこういう本音を言わないのでw考えさせられました。

というのも、今までタイ人はシャイで目上をたてるカルチャーなのでフィリピンやマレーシアと比べても英語が苦手、と思っていたから。(だからインドやフィリピンと比べて中間層の欧米への頭脳流出があまり進まず経済発展にプラスになった面もあります。)

売店もおばさんも決して流暢というわけではないので、このコメントの前の会話は直訳すると

ワタシ:昨日、ホアヒン。今日、バンコク。ホアヒンとっても静か。日本の友達から電話。びっくり。
おばさん:バンコク平和。王様、いる、大丈夫。
ワタシ:王様、すばらしい。
おばさん:アナタ、どこから?
ワタシ:日本から
おばさん:英語、できる、珍しいね〜
ワタシ:外国、長く、いた
おばさん:日本人、英語、話さない、なぜ?
ワタシ:苦笑
おばさん:新聞、あげる
ワタシ:ありがとう

みたいなもんだっただけに、心中フクザツです英語教師をしている米英系の知人が何人かいるのですが、彼・彼女らが言うのは「問題は英語ではなく、社交スキル」なのだそうです。考えてみると、核家族化の進展や、家族や同年代の友達(おもに地元の仲間)とつるんで育つと社交スキルは身につきにくいのかなぁ。特に男の子はお母さん、彼女、奥さんが「どうしたいの?」と気を回しちゃうから余計にそういうのが苦手に育つのかもしれない。

今回泊まったリゾートは謎の言語(北欧系?中東系?)を話す人が殆どだったのですが、訛りがあったり文法がアレでもなんとなく眼を交わして笑ったり、「あ〜(ストレッチで呻く)」とか「う〜(マッサージで極楽)」とかでそれなりに楽しかったです。

本日モ晴天ナリ

2006年09月23日(土) 14時00分
え〜戻ってまいりました。
毎朝6時起床、浜辺を散歩(こんな感じ)、朝食後は野外パビリオンでヨガや太極拳、昼食後は昼寝とマッサージ…という極楽のような日々を送っておりました。

クーデターの翌朝も、托鉢僧にご挨拶したりどこにでもいるタイ犬を眺めたり「いや〜のんびりしたところだねぇ」とまったりしていたら東京から「大丈夫ですか」と電話が入って加賀美パパ並みに「びっくり

家人によるとその気配はあったそうですが、プミポン国王がいらっしゃる限りはタイのクーデターはある種民意をうけた政権交代みたいなものなのでまったく心配はしませんでした。ホアヒンからバンコクに戻る途中、一応兵士は見ましたが、金曜日の時点では王宮周辺も観光バスばっかり。とはいえやはりよいことではないので、早く総選挙を実施し、民主政権に戻ることを願っています。

ご心配頂いた方々にご連絡まで。

行ってきま〜す

2006年09月16日(土) 14時17分
これから浦井健治さんのディナーショーに行き、明日からタイ旅行
まさに夢のような一週間w
スパ・トリートメントや早朝ヨガとかで磨かれたワタシを乞うご期待(誰がw)

人間万事塞翁が午。Red Letters トークショー(9月30日)の発売は9月23日(土)って…発売前から轟沈です。行かれる皆様、楽しんできて下さい〜

なお、旅行中はコメント・トラックバック機能を停止します。
それでは、さらばじゃ。

「浪華悲歌(1936年)」

2006年09月12日(火) 11時05分
恵比寿ガーデンシネマにて開催中の「溝口健二特集」で「浪華悲歌」を観てきました。
最初、「ざーざー降りのシーンなの?」と誤解するくらい音が悪く、映写も途中で止まるんじゃないかとハラハラしましたが、音質も画質も忘れてドラマに引き込まれました!

山田五十鈴さん扮する主人公アヤ子は、会社の金に手をつけて困っている父を助けるために、自分が勤める会社の社長の愛人となる。(この社長のヤキモチ焼きの奥さんと間にはさまってオロオロするデブ医者が最高。)家族のために身を落としたのだが、警察沙汰を起こしたアヤ子は思う男から棄てられ、家族には「不良少女」と冷たくされる。

ラストで家を飛び出て橋にたたずむアヤ子に、件のデブ医者がアヤ子とは知らず大丈夫か、自分は医者だが…と声をかけます。それに対して「なぁ先生…不良少女につける薬はあるのんか…」と自らを嘲うように呟き、夜の街をどこへともなく歩いていくアヤ子。

かっこい〜!!!!全然センチメンタルじゃないラストシーンのアヤ子を観て「いやしい街をいくフィリップ・マーロウ」みたいなハードボイルドを感じました!!(この映画の前に流れたお涙頂戴難病映画の予告との対比が鮮やか)…だからよけいに哀しくて余韻が残るのですが。

戦前の大阪の様子や当時最先端の服装なども観られてものすごくよかったです。それにしても、昔の日本映画は大人向けだったんだなぁ〜。映画好きで時間のある方はぜひこの機会に溝口健二作品をご覧になって下さい(10月〜もフィルムセンター等で溝口フェアは継続)。日本映画の凄さ、伝統を改めて実感すると思います。

ご覧になっていない方のために

2006年09月11日(月) 18時56分
松田賢二さんの出演しているドコモのCM「モモコ登場編」、このページで観られます。

最近、映画館の大スクリーンで若き日の天知茂さん(が登場した予告編)をちらっと観て一瞬「松田さんに似ている!」とびっくりしました。もちろん、順序から言えばは松田さんが似ている、と言うべきですが(爆)上のCMはそうでもないですが、「麻雀放浪記」や「隠忍術」ごろの。近寄れば斬られるような凄みと酷薄そうな色気があって、若き日の天知茂さんはものすごくかっこよかったです。ああいう風になってほしかったな。

秀山祭第2部

2006年09月10日(日) 20時20分
忘れないうちに、自分用のメモ。
9月7日木曜日、歌舞伎座で秀山祭第2部を観てきました。残暑のせいか?コンディションが最悪。頭ががんがんんしてきて、眼が開いていられない〜ということで最後の舞踊はギブアップしました

鬼一法眼三略巻菊畑」は菊が咲き誇る舞台装置が大変鮮やかです。が、↑の状態だったのであまり覚えていない(汗)幸四郎さん、染五郎さん、中村芝雀さんのキメの型がたいそう美しかったです。

籠釣瓶花街酔醒」幕の終わりまでもつかしら…と思っていたのですが、吉右衛門さんのあまりの素晴らしさに時間を忘れて見蕩れました!(終わったらどっときた…)あばた面の田舎大尽が吉原一の太夫に惚れて、衆人の前で酷い愛想づかしをされる。その口惜しさ、情けなさ。そして狂気。ちょっとしたボタンのかけ違いで運命を狂わされていく恐ろしさが出ていて、本当に引き込まれました。福助さんが演じる太夫・八ツ橋が斬り殺される場面は会場中がシーンとして、その中で椿の花がぽとっと折れるように崩れ落ちて行く姿が鮮やかでした。ありえないようなお話なのに、怖くて、美しくて、哀しい。この舞台を観られてよかった。

1日=24時間

2006年09月10日(日) 20時09分
どんなお金持ちも、天才も、貧乏人も、なまけものにも1日=24時間は平等。

小林高鹿さんのブログを読んでいると眼が回りそうになります。
一週間に1日は「あ〜今日は何しようかな〜」とのんびりできる日が欲しい。
手帳に予定がびっしりだとパニックになりかける。
3ヶ月先のことは考えたくも無い。
典型的なキリギリス型人間です。

今月は恵比寿で溝口健二特集もあるし、新文芸座でちゃんばら映画特集やっているし、国立劇場で文楽も見たいし、山崎豊子も読みたいし、来週はタイに行くし、スタパ観てうっかりキヨシくんのファンになっちゃうし、大変です…

そうそう、管理人aは9月17日〜24日まで旅行につき更新が滞ります。2年ぶりの夏休みでタイに行ってまいります。チバソムという健康リゾートで鍛えて?まいります。

気持ちの悪い話

2006年09月08日(金) 11時51分
うちは日経をとっているので坂東眞砂子女史のエッセイは前から読んでいました。「旅涯ての地」くらいまではわりと好きな作家だったけれど、タヒチに移住?してからはなんだかな〜という感じで。だから話題の記事もその日のうちに読みました。

感想は「気持ち悪い」の一言。「猫は飼いたいけれど避妊手術はイヤ。産まれた子猫は崖に投げ捨てる」ってヲバサンについては「頭おかしいよ」以外の感想を抱けません。

こんな気色悪い記事は早く忘れるにこしたことはないと思っていたのですが、つい他所さまにコメントしてしまったので、一応自分の考えを書いておくことにします。勢いでつけたコメントにきちんと対応してくださったこちらのブログ主さま、ありがとうござます。

日経で異例の?識者コメント記事が載ったり、今週の週刊文春で東野圭吾が擁護記事を書いていたりするけれど、それほどの価値もない文章だと思います。動物を飼うからには他人に迷惑をかけない、というのは「常識」の問題ですが、その「常識」の中身は時代や地域や家庭ごとに違っていて、そのために「猫の室内飼いはOKか?」とか「避妊・去勢手術は必要?」とか「抜爪手術は残酷?」ということについて論争が起きます。法律や規制がある場合には社会の一員としてそれを守るべきだし、それ以外については各自がベストと思う処置をとって責任を引き受けるだけのことでしょう。(ちなみに我が家は去勢・避妊手術済みの猫を2匹、ペットOKのマンションで完全室内飼いしています。抜爪手術は残酷だと思います。ワクチンは摂取すみ、また海外転勤する予定なので出入国手続のため不本意ながらチップ埋め込み手術を計画中です。)

坂東女史にとっては「去勢・避妊手術は性の喜びを奪うからNG」で「産まれた子猫は崖から投げ捨てればOK」がベストな答えなのでしょうし、タヒチの法律でこれが罰せられる行為かどうかは判りませんが、こういうことをする人は気持ち悪いです。どうして子猫を探し回る母猫や残酷なやり方で殺される子猫の苦痛をどうして考えないんでしょうか?どうしても雌猫を発情・性交させたくて、でも子猫は死なせなければならないのならば、自分の手でなるべく苦痛の少ない方法で死なせて埋葬するのが筋でしょう。それをする気が無くて、眼に見えない崖下に投げ捨てる行為が正当化できるとは思えません。ましてやそのことをエッセイに書いて話題つくりをする感性は「下衆」というべきでしょう。
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