「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」

2011年05月25日(水) 20時44分
 最愛の本田隆一監督の新作「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」をバルト9で観てきました。
 竹ノ内豊さんと水川あさみさんが演じる大木夫妻は長い同棲生活の末に入籍した、新婚なのに倦怠期気味のカップル。そんな二人がひょんなことから一泊二日の地獄旅行に出かけて…。
 いや〜最初から最後までゆる〜く、下らな〜く、最高にステキな映画でした。3月11日以後、被災者の方のようなつらい目にはあっていないのに、なんかリラックスできない日々が続いていたところにぴったりの脱力系コメディ。
 波長が合わない人にとってはものすごくイライラしっぱなしかもしれない作品ですが、とにかく現実を忘れてゆる〜い笑いの世界に身を任せたい方にはぴったりです。こんな何も起こらないといえば起こらない映画をきっちり見せる本田監督のセンス、大好きだ
 そして一緒に観賞してくれた(どころか前売りを買って引換券もとってくれた)友に大・大・大感謝です。笑いのツボがあう友達がいることの幸せをしみじみ味わいました。

世界が君を愛してた〜GSワンダーランド再考〜

2008年11月04日(火) 10時54分
まったくのチラ裏話だが、管理人のスポンサー(兼 配偶者)が飲み会から帰って来て
「○○の人は若いなー」と背中を丸めていたことがある。
なんで?と聞くと、その晩もっとも盛り上がった話題が
「1990年代に何をしていたか」だったから。
それを聞いて、思わず「あー」と頷いてしまった。
俺もスポンサーも1990年代というと必死で働いたり家族のことで奔走したりで
(楽しい事や出会いがなかったわけではないけれど)盛り上がるという感じでは全然なかったからである。
こういうのが年をとるということなんだなーとしみじみしてしまった。

何故この話題をもちだしたかというと、GSワンダーランドの試写のエンドロールで主題歌「海岸線のホテル」のサビの
We are the boy, boy for the summer time
世界が僕を待っていた

She is a girl, girl for summer day
若い命が光っていた


を聞いてちょっとホロリときてしまったからである。あー恥ずかしい。もろおばちゃん。しょうがないよ、四十路だもん。(ちなみにアラ40という言葉は大っきらい。そんな言葉を使うやつは魚のアラ以下だ)

世界は僕(または君)を待っていてなんていない。大人になるということは、それを否応無く知らされる道程だ。(それを思い知らないで年だけとっていくことはもっと悲惨だけど。)劇中で武田真治が演じる芸能プロダクション社長が酒の力を借りて吐く台詞
(うろ覚えです)いつまでもGSにこだわるなんて馬鹿だ、
冷静な分析をする評論家の方が正しい、
でもそんな馬鹿だって悪くない(あくまでもうろ覚えです)
が好きだ。この台詞を素面で言わせない脚本が大好きだ。

GSワンダーランドは立派な青春映画だけれど、これは大人から見た青春映画だ。ちょうど帰国する直前に「セクシードリンク作戦〜神様のくれた酒〜」を再見したばかりなので、よけいにそう感じた。立教大学の学園祭でのトークで永森Pと本田監督は最後まで迷った挙げ句決定したラストについて「ちょっと日和っちゃって」と照れまじりに話していたけれど、この終わり方にだ。

GSワンダーランドがヒットして、永森P&本田監督がもっと映画を撮れるようになってほしいと心から願う。管理人が「運命じゃない人」とか「イヌゴエ」とか「IKUSA」を知り合い(3〜50代、堅気の家庭w)に貸すと、きまって「こんな映画どうやって見つけるの?」「日本映画でこういうのあるんだ!」と言われる。カタギさんはぴあや映画サイトをチェックしたりしないからさーw 日本映画界はマーケティングを間違っているとつくづく思う。東京の街中で街宣車?よく見かけますが、一食抜いても「まぼろしの耶○台国」を見たい人間が日本中に何人いると思ってるのよ?

GSワンダーランドもオサレ系やサブカル系イベントだけでなく、元boys and girls of summerが今集っているようなスポーツクラブとか音楽教室(定年後に楽器習うのはぷちブームですよ?)とかで宣伝したらいいのに。じじばば/親/孫の3世代でGSワンダーランド見て「おじいちゃんはベルボトムはいていた」とかで盛り上がったらいいのに。

GSワンダーランドinセントポール学園祭

2008年11月02日(日) 7時37分
行ってきました〜!GSワンダーランド試写&本田監督トークショー@セントポール学園祭

帰国して「某国ってどんなとこ?」と聞かれ、答えに窮して「黒沢明監督の『天国と地獄』にでてくる闇市みたいなところ」というとある年齢以上の方には非常に納得して頂けるわけですが、そういうカオスと欲望とエゴが渦巻く街からやってきたもんだから、学園祭のお嬢ちゃん坊ちゃんが可愛くて礼儀正しくて(そして固いもの食べないで育っていそうで)門を入っただけで別天地でしたよ!

運営スタッフの方々も(時々イベント主催者に見られるアロガンスがまったくなく)とっても真面目で一生懸命で超感じよかったです!唯一の問題は、そんなに大きくない教室で3面使って映写したので眼がチラチラした事かな…みなさんお疲れさま。

そして本題の「GSワンダーランド」。もとから俺は本田監督&永森P作品が大好きだから楽しめることは判っていたけれどすごくよかったですよ!老若男女、子供のいる家庭にも安心して勧められる!ベタといえばベタなんだけれど、ささやかな幸せをくれる映画です。疲れた主婦がみたら「今日はおかず一品ふやそうかしら♪」みたいな

「タイツメン4人の青春物語」とPRされているし、実際出演している分量はそうなんだけれど、「夢は必ずかなう!全米が泣いた!」じゃなくてw 俺みたいなおばちゃんからしたら杉本哲太演じるサラリーマン部長や武田真治演じるあやしい芸能プロ社長が自分の中の「青春のシッポ」を見つけてちょっとだけ踏み出すところにじーんときました。(ハチクロ的にいえば「青春スーツは捨てたはずなのに!」ってやつです)あと、拾い物は高岡蒼輔(字に自信なし)。こんな味があったとは!最後には顔見るだけで腹筋がヒクヒクしましたヨ。

とにかく見て損なし。GSアレルギーの方を除いて、誰もが楽しめる映画と断言しよう!
http://www.gs-w.jp/
で公開に関連したいろんなイベントがあるみたいなのでしくよろ。それではちゃお!(吐息)

GSワンダーランド試写会&本田隆一トークショー

2008年10月14日(火) 1時15分
神はオレを見放していなかった名護さんにおみくじで勝った気分♪

SANAさまからの情報によると
11月1日に立教大学学園祭でGSワンダーランド試写会が行われます。
そこで本田隆一監督のトークショー、内容としては本田監督の今までの作品を振り返りながら対談するというものです。
お暇でしたらぜひ、お越しくださいませ。
詳しくはhttp://www.rikkyo.ne.jp/sgrp/spf/gs.htmlをご覧ください。


とのことです。

ヒロくんファンも、千明さまの奴隷も、本田監督の下僕もみんな立教大学に集合だ!

管理人は島流し中の身でなかったっけ?本田監督のためとあらば島抜けをして…
といえたらよいのですが、偶然10月23日〜11月19日まで一時帰国の予定を立てていました。もうドンぴしゃり。絶対行くぞ〜

「サクゴエ」

2007年11月12日(月) 15時20分
ちはやぶる〜っ…ええ、「ちりとてちん」はまっています。
先週の土曜日の草原兄さんの「逢はむとぞ思う」には泣かされました。涙腺ゆるいおばちゃんですから。

前から友達の間で「周辺の法則」というのを唱えていて、「逢はむとぞ思う」みたいな大本命には会えないけれど、同じGのメンバーとか共演した役者さんとかは意外と出くわす気がしませんか?

昨日のワタシがまさにそれ。たまたま時間が空いたのでのぞいてみたアップリンクに着いたのが13:00ちょっと前。観ようと思っていた映画ではあったのですが、時間やイベントのことなどは全然知らずに行ったら弓削さん・萩野さんのトークショーとNAOさんのライブという豪華特典つき。どうもありがとうございました

弓削さんは本当に好青年で、弓削さんの情熱にひっぱられて出来た熱い作品という感じでした。本田監督の最近の作品とはちょっと雰囲気が違うのですが、考えてみれば初期の作品は唖然とするほど人が死んでたからな〜(爆)個人的には、カメオ出演の小沢和義さんに和さんは何やっても巧いなぁ〜

トークショーはやはり萩野さんの挙動不審ぶりがすごかったです。司会に名前を呼ばれる前に登壇するわ、汗だくで「遅れそうになったから、激込みの電車をかきわけて原宿でおりちゃった。案外時間かかるね〜」…最寄り駅はどう考えても渋谷です。ほかにもNAOさんが演奏する曲を「この曲はすばらしい!本番前に車の中で弓削くんに聞かされて泣いちゃいました!」と熱く推薦した後に弓削さんに「それ別の曲だから」と指摘されたり、ここまで変わらない人も凄い。それにしても、酒・タバコ・夜更かしとお肌に悪い生活三昧なのになぜあんなにツルツル・艶々なんでしょう?毛穴一つないよ!タクシー運転手さんじゃないけど世の中不公平だ!

なお、アップリンクでは上映中毎日イベントを企画しているそうです。サントラのCDも買えます。とても綺麗な曲で萩野さんのお母様も気に入って購入されたそうです。萩野ファンならぜひ。あ、もちろん弓削さんファンも。

本田隆一欠乏症

2007年05月22日(火) 14時40分
「荒くれKNIGHT」を観た後に考えたもう一つのこと。

この題材を本田隆一が撮ったらどんなになっていただろう?

深刻な本田隆一欠乏症です。「戦第弐戦〜二本松の虎〜」以後新作を観ていない弓削さん脚本の映画の公開を待つしかないのでしょうか。


本田隆一が撮っていたら、絶対になんかヘンで、だけど愛すべき映画になっていただろうと思う。あと女の子をもっと可愛く撮っていたに違いない。ホラーでもヤクザものでもポルノでも本田隆一の映画はどれもファニーでバカで素敵だ。前にも書いてけれど宝くじにあたったら本田隆一に一千万円渡して好きな映画を撮ってもらいたい。


邦画の興行成績が好調なのは喜ぶべきことだけれど、制作本数が増えた分ハコ(映画館)の数は一定だからミニシアター系の映画の上映がますます難しくなっているとしたら哀しいな・・・

超私信:「脱皮ワイフ」制作の裏話はここですよん。
もひとつオマケ
最後の質問「今後の展望」の答え
とにかく数えきれないほど沢山の映画を撮った後、「土曜ワイド劇場」を撮りたい。
泣ける。泣けるで。本田隆一の撮った明智小五郎とかおとり捜査官とか家政婦は見たとか観たい!

売れてる〜

2006年07月26日(水) 13時52分
2006年7月26日付楽天ブックス邦画ランキングに「IKUSA第弐戦〜二本松の虎〜」が10位でランクイン!ちなみに9位は「有頂天ホテル」→詳細はこちら

すごく、すごく嬉しいです。

人を楽しませるために作られた映画が、客に支持される。

当然だけれど、当たり前じゃない。

この映画が平日の昼、4日間しか劇場公開されなかったのは今もって残念です。ぜひ第参戦は華々しくお願いしたい

本田隆一全国制覇まであと…日?

「IKUSA第弐戦〜二本松の虎(2006年)」

2006年07月18日(火) 23時02分
大変お忙しい中(と自分に敬語を使いたくなる位綱渡りをして)、また、足元の悪い中、万障繰り合わせて観に行ってきました。本田隆一監督の「IKUSA第弐戦〜二本松の虎(2006年)」初日。

もうお腹いっぱいで眠いので(をい)結論から言うと、お代を払って後悔なし!不可解なスケジュール設定&舞台挨拶変更(注)満席ではありませんでしたが、ワタシを含めて観客はずっと笑いっぱなしでした。

第一作を超える続編なし、と言われますが(舞台挨拶で監督も第一作を観ていないと判りづらい箇所がある点を気にしていましたが)、にもかかわらず、「IKUSA」の人間関係を踏まえ、各俳優の見せ場を作り、かつラーメン界に果敢に踏み込んだ?脚本・演出は職人芸そのもの。

IKUSAはガンダム、しぼるくん、イタコという強烈な「飛び道具」のインパクトで笑いをとっていたので、今回もラーメンで笑わせるのかと思ったら…むしろ俳優さんの演技で笑わせる作品でした。これは心地よいサプライズ。

何よりも「御堂一沙」というidiot savantを天使のような不動のキャラにせず、彼なりに誠実で着実に成長していくキャラクターにしたところが、永森・本田コンビらしいと思いました。

(注)舞台挨拶は当初21日(金)と告知され、先週18日(火)に変更されました。去年の舞台挨拶は第一回終了後&第二回上映前でしたが、今回は第二回上映前のみ。
整理券配布は16時から、ということでしたが配布開始の時点で番号は既に10番代でした。
1桁代の方々は舞台挨拶終了と同時に退出され、最前列がほぼ空席のままでした。

IKUSA2 舞台挨拶日程変更

2006年07月14日(金) 16時30分
IKUSA2の舞台挨拶日程が変更になりました。

映画公式ページおよびアップリンクファクトリーによると
7月18日(火) 第二回上映(17:00)の前
だそうです。

アップリンクに問い合わせたところ、「第1回目のお客は舞台挨拶を見ることが出来ない」との回答でした。整理券配布は上映1時間前(16:00)から。

去年は1回目終了後と2回目上映前の両方やってくれたんですが…すげぇ迷惑。




ギャグの三段返し(ネタバレ注意)

2006年06月24日(土) 23時19分
<以下の文章には「怖い顔」のネタバレが含まれます>

今読んでいる「日本映画と日本文化(佐藤忠男、未来社)」の中に、ギャグの三段返しについて触れている箇所があります。

その昔、松竹蒲田撮影所では、一つのギャグを使ったら次には同じギャグを裏返しに使い、最後にそのギャグでオチをつける、という喜劇作法をそう呼んでいたのだという。映画の中のエピソードを関連づけ展開させることで、散漫になりがちなドラマを緊密にする効果があるこの手法を小津安二郎は「生まれはみたけれど」や「晩春」などで巧みに使っているのだと。

「怖い顔」の「変身ブレス」はこれだったんだ!と眼から鱗が落ちたような気分になりました。
あのブレスレット一つで
1.姉弟のつましい暮らし(折り紙で自作したブレス)
2.弟の孤独(一人でヒーローごっこ)
3.主人公への励まし(怖い顔でもヒーローになれる!)
4.「良心」の象徴(一万円札との対比)
5.人は変われる、の象徴
6.勇気を必要とする状況での「お守り」

と大活躍。一世一代の告白の結果…のオチも変身ポーズで決めるとは。

「脱皮ワイフ」の「皮」や「IKUSA」の「しぼるくん」も凄いアイテムだったけれど、本田隆一は小道具使いが物凄く上手い。変身ブレスとポーズは最初から脚本にあったのだろうか?それで松田賢二を起用したのだろうか?それなら、他の特撮経験俳優が恭一役を演じたらどうなっただろう?…うーん、本田隆一の映画は観たあともすごく楽しい。
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