Diary 

December 31 [Tue], 2013, 0:13
ELLEGARDENの細美さんがHPで載せているブログを載せています。
HPのブログは2つ記事が出ると過去のは見られなくなるみたいなので、ここで残していきたいと思い作りました。

おつかれぃ! 

September 10 [Wed], 2008, 7:51
ほいほい!いよいよ最後の更新です。新木場Studio Coast2Days来てくれたみんなほんとにどうもありがとう!めっちゃくちゃ楽しかったです。
実は一昨日一回更新したんだけど、最後にあんまりふさわしくないなーと思って書き直しています。コーストの翌日はやっぱり落ち込んでて、アップした途端に嫌になってしまいました。
最後に何を書けばいいんだろう。やっぱり思うのは、みんなの気持ちに反して、自分たちのわがままだけで活動を止めてごめんなさい。馬鹿みたいだけど、みんなの応援が俺達の生きる理由でした。誰にも相手にされないクズみたいな4人が、生まれて初めて誰かに必要とされました。その想いに応えるためなら、自分たちの幸せなんていらないと思ってました。
これから4人はそれぞれ自分の信じた道をしばらく歩くことになります。近すぎて見えなくなっていたこともあるだろうし、独善的な価値観が通用しない局面を迎えることになると思います。そこから学んだことをそれぞれ持ち寄って、俺達の6枚目のアルバムを作るつもりです。
いままで支えてくれた全ての人に、ありがとうございました。しばらくお待たせすることになると思いますが、再開したときに俺たちが鳴らす音で、その想いに報いるつもりです。
最後に、一つだけ約束させてください。俺は自分が夢見た、あの暖かい世界を諦めるつもりはありません。一歩でもそこに近づいてやろうと思います。この道行きで出会う全ての人に、これからもよろしくお願いいたします。
2008年9月10日
ELLEGARDENボーカル・細美武士

こっからだぜ 

September 07 [Sun], 2008, 0:27
よよよよい!Studio Coast 2Daysの初日が終わりました。すっげー楽しかったです!みんなほんとにほんとにありがとう!

明日でいよいよ一区切りになるわけだけど、それはつまり新しい1ページの始まりでもあって、終わったときどんな気分になるのか今からワクワクしてます。安定か不安定かで言えば100%不安定に突っ込んで行くんだけど、俺達はそういうときのが生き生きしてるはず。個人的には必ず再開させようと思ってるから、寂しさは少ししか感じない。

今日のライブをやっていて、俺たちの活動は間違ってなかったなと思った。みんなを見てると、いまでもこっち側にとどまってくれているのがはっきりと分かる。向こう側に行ってしまったほうが生きていくだけならきっと楽だし、答えの出ない問いに頭を抱えることもない。常識的な人に疎ましがられることも、孤独を味わうこともそうそうないだろう。

でも向こう側に行くときに、その船賃として渡さなければいけないものは「希望」だ。そして一度手放すと、そのスペースには虚無が滑り込んで来て、もう帰ってこれなくなってしまう。行きたくないなら行かなくたっていいんだぜ。自分で決めるべきだ。

明日も全細胞で歌います。おやすみなさい。

ただいまー! 

September 05 [Fri], 2008, 2:16
ほいほい。東京戻ってきました。:-) なんだか自分ちが久しぶりだな。Zepp大阪2Days、やっぱりすごい楽しかった。ようやく歌の歌い方も分かってきたかもしんない。残すは新木場コースト2Daysのみ。全部出し切るから。

バンドが休止に入ったら俺は一体どこへ行くのか、3人がどうするのか、あんまり分かってなくてね、例えば俺の場合曲を書くだけなら東京にいなくても、むしろ日本にいなくたって出来ると思うんだ。だから旅に出ちゃうかも知れないし、うーん、なんでもありだなぁと思う。

でも一つはっきりしてるのは、「しばらくのんびりしようかな」とか思ってない。やったろうと思ってる。そんで一日でもはやくみんなにまた会いたい。

とっとと寝ます! 

September 03 [Wed], 2008, 1:50
押忍!今日は楽しかったー!!やーばい!

明日もライブ!ぃやえ−い!!おやすみなさい!

携帯ありました!(パチ屋に!) 

September 02 [Tue], 2008, 4:12
ほいほい。昨日の夜はTreasure05xの打ち上げで飲み過ぎてしまい更新できなかったです!いよいよ明日からZepp大阪2Days、めっちゃ楽しみです。

アニキ祭、Monster Bash、スカイジャンボリー、爪爪爪ツアー金沢・新潟、トレジャーと、久しぶりにあちこち回ってるんだけど、どのシーンもくっきりと目に焼き付いてるよ。特にトレジャーでダイスケがうちのTシャツを着てるのを観たときは、がんばって来てよかったなと思ったよ。みんなありがとう!

さて、明日も頑張ります。おやすみ!なんか夜中の更新は変にエモくなって難しいです!:-)

写メ載せられないのは携帯無くしたから!あっはっは! 

August 31 [Sun], 2008, 6:06
ほい。更新めっちゃ遅くなりました!ロンドン旅行記最終日にいく前に、いくつか報告があります。30日に新潟から千葉へ戻り、BayFMへ行ってRiot On The Radioの最終回を収録してきました。約3年半、応援してくれたみんなありがとうございました。毎週たくさん届くメールを読む時間が、俺にとってはどんなに落ち込んでても必ず笑わせてくれたすげー大切な時間でした。放送時間が短いこともあって、何度も何度もメールくれたのに結局一回も読めなかった人の方が圧倒的に多いんだけど、俺自身はひとつ残らず全部読んでたからね。ほんとにありがとうございました。

今は名古屋にいて、昼にはTREASUREの会場に向かうんだけど、よく考えたら俺がこの日記を更新できるのもあと1週間ぐらいしかないんだなぁと思って、今日から出来るだけ更新しようと思ったわけです。一日って短いよね。

ほいじゃ最終日、帰国日です。

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最終日。部屋の目覚ましが鳴らなかったとかで飛行機に乗り遅れたら、バンドの練習に間に合わなくなっちゃうな、と思って携帯電話のアラームと目覚まし時計の両方をかけておいたおかげで、二度寝をすることもなく予定通り目を覚ますと、昨日の酒がまだたっぷり残ってて二日酔いというよりは現在進行形で酔ってるみたい。窓から見えるのはもはや見慣れた赤煉瓦の建物。ここ二日間の朝とは打って変わって空は遠慮なしに晴れ渡っている。あぁ、気持ちいーや。胃は気持ち悪いけど。

時間にはそこそこ余裕があったのでシャワーを浴びてふと、思う。そういや初日からずっとそうだ。一人でこの部屋にいるのに、全く孤独感を感じないのはどういうわけだろう?むしろすごく暖かい誰かに見守られているような、いや、はっきりと気配を感じてるんだな。ずっと、いつもそばにいてくれたのに、ここ最近俺がちゃんとできなかったからいなくなってしまっていたあの気配が、部屋に充満している。思わず、「帰って来てくれてありがとう。」とつぶやいてしまった。ほんとうに嬉しかった。

こーゆーことを書くと「この人大丈夫かな?」とか思われがちだけど、全然みんなにもあるでしょ?ただ人と共有しないだけで。意外と人間って目に見えないものを信じてる。なぜか大勢集まると、だれもそういうことを言わなくなるけど。

さて、荷物をまとめてヒースロー国際空港へ向かうその前に、インターネットカフェに立ち寄ってBritish Airwaysの航空券をプリントアウトしなきゃ。フロントに降りるエレベーター前にはすでに3人、親子連れの先客が待っていて、次便を待とうと突っ立っていると「大丈夫ですよ。お乗りなさい。」と家族連れのお母さん。「どうもありがとう。いい朝ですね。」と言ってGround Floorへ。ちなみにイギリスで1階というと、日本でいう2階のことを指す。地上階はグラウンド・フロア。つまり4階立てビルの最上階は「3階」だ。

ロンドンで初めて泊まったホテルを後にして、初日から気になっていたインターネットカフェその名もInternet Cafeに入る。日本のそれとは違い、ただカウンターテーブルの上にずらっと約15台のPCが間仕切りもなく並んでいて、30分2ポンドで空いている一台をどれでも使うことができる。店員はきわめて無愛想。うん、この店に似合ってるよそれ!出国日は駆け込みだったせいで座席が内側になってしまいトイレに苦しんだけど、今日はちゃんと通路側(窓側は満席)を予約できたぞ。

いつものカフェでブランチをとる人たちを横目に、いつもの道をKing's Crossの駅へ。ようやく酒も抜けて切符を買う列に並んでいると、英語を話せないスパニッシュ系の家族が窓口でなんか困ってそうだった。すると切符売り場の別のお姉さんが「スペイン語話せる?」と切り込んでその後はジョークを飛ばし合っていた。そーだよなぁ、ヨーロッパだもんなぁ。なんて考えつつピカデリー・ラインに乗って一路ヒースローへ。

「どんな旅になるんだろう」と思いながら初日に通ってきた駅を逆になぞっていくうちに、そういえば沖縄旅行のときも最後はこうだったなぁと思い出した。初日はとにかく、「何も起こんねって。一人旅なんて寂しい思いをするだけだって」って言い聞かせて現地入りするのに、帰りに思い出すのは土地よりも出会った人たちのこと。知人が誰もいないところに行かないと分からないことって確かにある。滞在期間が短すぎたなぁと思いながら路線図と窓の外を交互に眺めていると、携帯に北西母(仮)からメール。そのメールは、まさしくその時俺が必要としていた言葉で溢れていて、涙が出てきたよ。ピカデリー・ラインで一人肩を震わせる日本人は地元の人からすれば結構奇異だったかも知れないけど、正直このためにここに来たのかな、とさえ思った。

ヒースロー国際空港。地下鉄の駅に貼ってあったポスターで、この第5ターミナルが最近出来たことを知ったんだっけ。ここに初めて来たのはずいぶん前のことみたいだけど、ついさっきのことみたいにも感じるんだよなあ。そう言えば、以前友達が「それこそが良い旅のサインだ」って言ってたっけ。トランクを預けて持ち物検査場を通ると、国際空港らしくかなりたくさんのお土産屋さんやブランドショップ、それにレストランがある。こーゆーとこを歩くときにいつも思うのは、一体どんな人がここで高い香水や腕時計を買って帰るんだろう?ってこと。いつか分かるようになるのかな。いまは分かりたいとは思わないけれど。

かなりおっきなレストランに入って、フル・ブランチ・プレートなるものとビールを注文する。アボットはなかったのでギネス。横で食事をしている男性が、携帯でインド訛りの英語をまくしたてた後、店員さんと完璧なイギリス英語でやりとりしてるのを聞いて、「さっきのはお母さんだったのかな?」なんて想像する。意外と待たされて出てきたプレートにはベーコン、ソーセージ、グリーンピース、スクランブルエッグにチップス、ブレッドが2枚のっている。すげぇうまかった。朝のベーコンってなんであんなに美味いんだろう。ちょっと多めのチップと会計をテーブルに置いてゲートへ。

飛行機に乗り込み、機体が滑走路へ進む。あれ?と思う。俺は生来こういうタイミングで窓から見える街を一秒でも長く見ようとしてしまうんだけど、この時は珍しく「まぁ、ここは絶対また来るしな」と思って平然としてたんだよね。まぁ、実際また来るしな。

その後は日本人ツアー客に囲まれながら機中泊。カンフーパンダとなんだっけ、デミ・ムーアが主演の映画と、他2本を観て帰国。成田空港に着いたときの感想は「暑い」。それからしばらくは、まぶたを閉じればいつでもロンドンに行ける素敵な日々を過ごせました。今となってはもう少しがんばらないと心がロンドンまでは行けないけれど、それでもまだ大丈夫。

旅に出たってなんにも解決しないよ、それはただの逃避なんだから。以前そう人に言われたことがある。確かにそうかもしれない。少なくとも前半の、なんにも解決しないって部分は当たってると思う。帰ってきたらあら不思議、問題解決してました、ってことになったことはない。

だけどほんとうに闘うのに疲れてしまった時、まだやれると思っているのに仲間から少し休めと言われる時、なにをするあてもなく、モチベーションもわかないとき、そんなとき旅に出るとね、そして帰ってくるとね、ロシアの上空を通過したときのスピードで、その高度から降りてくる勢いそのままに、絶対に立ち向かえないと思ってた壁に頭から突っ込んで行けるんだ。

行ってよかったよ。:-)

写メはKing's Crossの駅:帰国の朝 

August 20 [Wed], 2008, 0:48

明日から久しぶりに結構長いロードに出ます。真夏に日本中回れるなんてほんとラッキーだと思う。明日は松山だ!さて、4日目後編!
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川越しに見てもテート・モダン博物館は徹底的にアートな感じがある。壁面には高さが軽く数10mはありそうな、個性豊かなペインティング(いっこは写真・・かな?)が描かれていて、俺の解釈が正しければあれはポスターなんかじゃなくて、アーティストがあそこにじかに描いたもの。うぅうわー。とか思ってると左手には昨晩ちらっと訪れたタワー・ブリッジが見える。北西姉(仮)が「橋が跳ねてる!」と言うので見てみるとほんとだ!昨日歩いたあの跳ね橋が開いてるじゃん!橋が跳ね上がることは最近ではかなり珍しいそうだし、結構すばやく開閉するから見れたのはすげーラッキー。なんか今日はいい一日になりそうだなー、ってかもうなってるな。一人で渡ってたら絶対気づかなかったなー。と、さっきまでとはうって変わってサンサンと照りつける太陽を浴びながら思う。

で、テート・モダン。まずは3Fのシュールレアリズムから見始めると、あのですね、これはちょっとやばいですね。絵画に造詣が深いわけじゃないけどね、絵がガバっとなんてゆーのかな、心とも心臓とも違うんだけど、そこをですね、ぐっと押してくるってか、掴んでくる、とは言わないまでもすごく動揺したり、ひやっとしたり、ため息がはぁあああ!!とかありゃー!とかおぃそれはダメだろう!とかなるんです。正直かなり疲れます。絵を感じろとかそーゆーんじゃなくて、誰でもこうなる気がします。こりゃあいかん!と思いオーディオガイド(絵の番号とかを入れると解説してくれたり、そのアーティストの過去の作品と比較できたり、モチーフになった人や物の実写が見れたりする)を借りに、エントランスまで駆け戻る。実はこの行動で北西親子(仮)とはぐれて、ここからは単独行動になるんだけど、お互い美術館にいるんだから好きに観ればいいじゃん程度の共通認識があることはなんとなくわかる。だから一緒にいて平気なんだな。お互い連絡を取り合ったのはまさしく閉館間際のことでした。

さて、オーディオガイド(残念ながら日本語版はなし)を手に入れてからというもの、あぁああああ!!!とかなあるほどおおおお!!とかもう脳内が嬉しすぎる時間を過ごすことができました。めっちゃくちゃ面白かった。高校辞めてすぐのころ興味本位でいろんな絵を見に美術館へ行ってたときには全くなかった感覚。めっちゃ面白いわこれ。それぞれの作品に対する感想なんて誰にも意味のないものだから書かないけど、ここで俺なりにガバっと得たレッスンは、アートとは、これを作りたい!と思ったものを明確に作り上げた時点で終了なんだ。モチーフやメッセージ、抽象化された元の具象とか、意味も思いも込めたいものを込めたいだけ込めて(もちろん込めなくても可・もっと感覚的でも全然いい)、必死で熱中して創造すれば、そこで終了。受け手が理解できるか、その作品がどんな評価を得るかなんて、考える必要が全くないってこと。簡単なようでその線を完全に踏み越えるには、結構覚悟がいる。でも俺もそっち行きたいなと思う。後で振り返って「ここで人生が変わったのかもな」とか思ったりしてね。

その後は5Fの展示物を見たり踏んづけたり(注:そーゆー作品です)してるうちに閉館時間が近づき、係員に追い出されるように出口へ。オーディオガイドを帰し忘れてることに気づいて入り口の方へ走って戻ると、イヤホンやストラップで絡まり合った複数のガイドマシンをほどいている女性係員が目に入る。俺に気づいて顔を上げると、ほぐれかけの機械を後回しにして対応してくれそうになったので、「あ、いいよ。そっち先にやったら?ゆっくり待ってるよ。」と言うと、「あ、いいのいいの。あたしいっつもこうなっちゃうんだ。なんでだろ?ま、気にしないで。」と、笑顔でパスポートを返してくれた。

さぁ、テートモダンで新鮮な感覚を手に入れた後は、自分の一番居心地のいい場所、ライブハウスへ。カムデン・タウンのBullet Barっていうべニューに向かいます。今日はニュージーランド出身アーティスト、友達の友達、Bruce Conlonのライブ。いろんな名所を案内してくれたお礼に、3人をライブに連れて行くんだ!

ちょっと早めにカムデンに着いてよかった。Bullet Barの場所が分かんなくて結構迷いましたー。ホブゴブリンってべニューの前を通るとガチパンクス(鋲ジャン・モホーク・上ハダカ率激高)がめっちゃ溜まってる。中国人だと思ったのか「ニーハオ」って言ってきたので「俺日本人だよ。ちょうどいいや。あのさ、この辺にBullet Barってあるらしいんだけど知らない?」と聞くと「うー・・ん。知らないけど住所からするとここ左じゃないか?はっきりわかんないけど」「そっか。行ってみるわ!ありがと!」なんて話して言われた通りに行くも、ない。3軒ほど店員さんに尋ねて回るとようやく知ってる人がいました。ぐるっと回って再びホブゴブリンの前を通ると、さっきのブロンド・スパイクヘアが「なかったか!?」と聞いてきたので「なんかだいぶ向こうみたい!」と答えて先を急ぐ。こーゆー人たちって見た目で判断されがちだけど、ほんとうにわるい奴を見抜くのに見るべきは、服装でも髪型でも、ましてや好きな音楽のジャンルでもない。

このあとは、偶然みかけた川くだりボートの面白いしかけや、パブで食べた美味しいご飯をはさんで、いよいよBullet Barへ。やあ、やっぱりどこにいったってこの雰囲気だけは変わらないや。ビールがうめー!それにアメリカに比べるとかなり音がデカくて嬉しい。最初の2バンドが終わって、Bruceらしき人がセッティングを始めたとき、かなり穏やかな空気だったから「Bruce Conlon?友達に紹介されて来たんだ」と話しかけるとすぅげえ気さくな人。ライブも素敵で、ビール片手に最前列で彼らの演奏を聴いているとき、ふと、ポロっと涙がこぼれてしまった。感情は「今、俺楽しいやー」。生まれて初めてかもしれない「楽し泣き」。ロンドン来てよかった。

ここからはやっちまった酔っ払いゾーンにどんどん入って行って、めっちゃくちゃ楽しくて酒がクソ美味くて会話がいちいち面白くて、Bruceやそのマネージャーと何をあんなに語り合ったのか覚えてないんだけど、姉(仮)が「さっきぶわーっと楽しい感情が溢れてきて泣きそうになった」と言ったのをよく憶えてる。一緒じゃん!て。次に憶えてるのは、カムデン駅のホームへと降りるエスカレーターを改札の外から見守る自分と、笑顔で見えなくなるまで手を振ってくれた3人の姿だ。

さぁ、あといっこやり残したことがあるぞ。まだロンドンでクラブ行ってないもんねってわけで、この旅で出会った数人とMetroというクラブへ。踊る人、座って飲む人、叫ぶような会話。俺はクラブでたまに見かける「酔って寝ちゃった人」の役をしばらくやった後、「ごめんもう先帰るわー」と終電が終わっていたのでタクシーでふらふら帰宅。酔ったー。以下最終日、帰国日へ。

写メは2日目のビック・ベン。 

August 18 [Mon], 2008, 2:41

さて、実はもう東京に帰ってきてます。:-)
帰りの便がわかっちゃうとちょっと嫌だったんで日にちを空けてしまいました。楽しみにしてた人ごめん!以下、4日目です。

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いよいよロンドン滞在も残すところあと一日。今日は初日に出会った北西親子(仮)とフリーメーソン博物館〜テンプル寺院〜テート・モダン美術館〜Bullet Bar(べニュー)を巡ります。変な話だけど、この北西親子(仮)はほんとに気持ちのいい人たちで俺にとっては珍しくウマが合う、もしくは一緒に居て全くストレスのない人たちでした。3人にとって俺がストレスになってなければいいんだけどなー。

集合はCovent Garden駅に朝11時。8時半に起きてシャワーを浴びて、部屋で初めてコーヒーを入れようかと備え付けの電気ポットの蓋を開けると・・・なんとプラスチックで出来たポットの底に、腐食まみれの電熱線がむき出しになってる。なんて簡易なポットなんだ!てか、ポットってこれでいいんだ!?と目からウロコ。バシャバシャと電熱線の上に水を入れて、コーヒーを飲みました。なんかいいなぁこーゆーのシンプルで。

昨日に引き続きGAPのパーカーを着てKing's Crossの駅へ。途中でスニッカーズをほおばり朝食の代わりにしながら、なんで部屋を出るのに1時間半もかかったのかを考えるけど全くわかんない。朝の一時間ってほんとあっという間だよなー、とか思いながら改札を通りピカデリー・ラインのホームへ。たかだか3日しか経っていないから気のせいかもしれないけど、だいぶ慣れたなーと感じる。苦手なブリティッシュ・イングリッシュもほとんど聴き取れるや。

相変わらず5分ほど遅刻してしまい(すいません)Covent Gardenに到着。3人と合流して一路フリーメーソン博物館へ。フリーメーソンって最近よく聞くけど一体なんなんだろ?秘密結社じゃなかったっけ?ダ・ヴィンチ・コード観てくればよかった。それなのにこんな街中にどでかい資料館って、どーゆうんだ?と思いつつ到着すると大理石の壁にGrand Lodgeの表記が。おぉ、これほんとにフリーメーソンのホールなんだ。入り口を通り抜け、すごく対応のいい英国紳士に案内されるままに資料館へ上がっていくと、記帳台があって、名前の横には自分の所属するGrand Lodgeを書き込む欄が。そこを見る限り、今日資料館を訪れている人の中に3人、フリーメーソンのメンバーがいるじゃんか。まじっすか!秘密じゃないんすか!とか思いながら周囲を見回すと、ライブラリに保存されているフリーメーソン関連の書籍を初老の紳士が読みふけっている。この人か。この人が世界征服をたくらんでいるのか。

フロア内にはとにかく信じられないほど手の込んだ工芸品が数多く展示されていて、例の独特のシンボルが刻まれたTrace Boardやその解説なんかを見てるうちにだんだんとフリーメーソンがなんなのか(表向き)見えてきた。もともと石工ギルドとして1717年に発足したフリーメーソンの、(当時からそうだったのかはわからないけど)「見て、聞け。ただし口にするな。」というルールのおかげでメンバー以外はなかなかその活動の全貌を把握することができないみたい。なにしろ、メンバー自身がどこまで口外していいのか正確に把握してないそうな。「うぅ、じれったい、君がメンバーだったら全部話せるのに!」って反応をするらしいよ。ほえー。

結構こまかく見て回っても2時間ぐらいかなぁ。一回にあるお土産屋さんに行くとフリーメーソンのロゴ入りボールペン、ネクタイ、ベスト、折りたたみ傘、ブックライトなどおおよそ秘密結社らしからぬグッズがいっぱい。ベストなんてめいっぱいこれでもかってぐらいフリーメーソンのマーク入り!うわああ秘密ぅううううううう!!それにしても昨日のナイツブリッジといい、イギリスのこういう階層、階級的な雰囲気って少し疲れるなー。そりゃあパンクも生まれるわ。

そして雨がパラつく中、フリーメーソンが経営するパブその名もFreemasons Armsで昼食。ここのステーキ・アンド・エール・パイは絶品!!ロンドンのご飯めっちゃ美味いじゃんか!食後にコーヒーを頼むと「あたしにとってコーヒーとはエスプレッソしか指さないわ。でもごめん、ここにはエスプレッソはないの。普通のコーヒーしかないわ。」と店員さん。「それって不味いの?」「うーん・・。わかるでしょ?あたしにはエスプレッソ以外はコーヒーじゃないのよ。」「まぁいいや、試してみるよ。」「そう?わかったわ!」っていうやり取りのあと、結構おいしい珈琲が出てきたよ!うまい!

チューブを乗り継いで、小雨のロンドンを傘もささずにテンプル寺院へ。なんかパーカーをひょいっと被って、青リンゴかじりながら雨のロンドンを歩いてるうちに、「なんか俺いまめっちゃ幸せだわ」って想いが湧き上がる。ほどなくテンプル寺院に到着すると、残念ながら改修工事のためお休み。俺たちのちょっと前に着いたらしい初老の夫婦が、「まぁ一応トライはしないとな」と言ってノブをガチャリ。開かず。奥さんが「一応この人トライしたのよ。」と嬉しそうに言って来て、すごくふわーっとなる。寺院の周りにある独特な穏やかな空気と、小雨と相まって、こりゃあすごいや!ロンドンは区画によってかなり雰囲気が変わるけど、ここらへんは特に落ち着きあるなー。

そこからお待ちかね、この旅一番のハイライト。テート・モダン美術館へと歩きます。小雨はパラついてるけど空はほとんど晴れて、すがすがしいったらない!やーばーい!テンションあがってきたあああ!!うっひーー!!!!セントポールを背にしてテムズ川を渡る。すげぇええええ!!!どうなんだモダン・アート!分かるのか俺に!

後編はまた明日!!おやすみー!

なんかメールの調子が悪くて写メ送れませんでした! 

August 14 [Thu], 2008, 9:48
よよよい!あっという間にロンドン3日目が終わってしまいました。なんだこのスピード感!あと一泊っすか!!それは無理があるんじゃないかなぁ!?

今日は大英博物館に行って一日美術品を見るんだ!と決めて早起き。二日酔いでぐるぐる回る頭で携帯を眺めるとマネージャー・ライアンからメール。「ヘイ、例の仕事は今日が締め切りだ。時差があることを忘れるなよ。」・・・・いつもの自分なら100%問答無用で携帯の電源を切り、成田で入国審査が終わるまで二度と電源を入れないところ。もちろん言い訳は「だってロンドンにいたんだもん」だ。そりゃあ仕事しろって方が悪い、ぐらいのテンションだ。でもライアンの名誉のために言っておくと、その仕事は日本を発つ前に終わらせる約束だったんだよね。ひどく落ち込む例の出来事のために手もつけてなかったから、ロンドンまで持ってきてしまったわけ。

さて、どうしよう。大英博物館は2日、できれば3日かけて見たいところをなんとか1日で見て回るために早起きしたわけで、ここで仕事をすると間違いなく午前中はホテルで過ごすことになるな。今日の夜なら出来るんだけどそれだと日本は14日になってしまう・・・。うーん、しょーがねぇ、やるか。約束は約束だ、悩んだすえこの結論に達しました。そんなの当たり前じゃん!!って突っ込みがあちこちから聞こえるような気もしますが、これが当たり前な人ってのはほんとに羨ましい。きっとそういう人は人望も厚く、周りに大切にされるだろうな。でも俺にとっては全然当たり前じゃないし、むしろ逆なわけで、友達が同じ状況なら間違いなく「夜でいいじゃん!!死にゃしねぇって!ここで仕事してるようじゃ本当の幸せなんて掴めねぇぜ!?」ぐらい言ってしまう。でもなんとなく今日はMy Name Is Earlのアールのような気分で「いいことをしてみよう」と思ったのだ。珍しく。

やはりまるまる午前中が潰れて、ホテルを出たのが12時ちょうど。持ってきていたXtra Largeの半袖パーカーでは夜ちょっと寒いので、なんかアウトフィットを買おうとシャツ一枚で出かけました。気持ちがはやっていたので昼食は後まわしにしてナイツブリッジに向かいます。ロンドンのハイソなデザイナー系ショップを何件か回るうちに、やー、全くストリート感ないわー、間違ったーという思いがわき上がる。するとちょっと離れたところにGAP発見!おぉ!助かった!日本で急に寒くて上着が欲しかったところにユニクロを発見したような気分で(どっちかに失礼だったらすいません)GAPに入り、無地のパーカーを購入。試着もせずにXS/Petitを選ぶ。ほらね、ぴったり。レシートいらないって言ったら「でももし返品とかする場合にさ」って言うから、「もうすぐ東京に戻っちゃうからわざわざ返品には来ないと思うよ」って言ったらウケてました。

カフェでカプチーノとパニーニをかき込んでナイツブリッジ駅に戻ると、なんと入り口がない。エスカレーターでもないのに「出口専用」と書いてあって降りられない。もちろん柵もなにもないので降りようと思えば降りられるんだけど、出てくる人が多すぎるのと看板に「隣の駅はこちら、徒歩3分」と書いてあるので素直に従う。隣の駅は確かにすごく近かったんだけど、入り口のシャッターが閉まっていて周りにはけっこうな人だかり。なんじゃ?と思っているところにイギリス人の友達からメールで「よう、どんな感じ?」と着信。メール打つのがめんどくさかったので電話をかけて、以下はそのやりとり。「やー、ロンドンめっちゃ楽しいよ」「お−!よかったじゃん!雨とか大丈夫?」「雨もバンバン降るし風もめっちゃ強いけど、ロンドン!って感じがしていいよ」「ハッハッハ。今はなにしてるの?」「いや、チューブの入り口が閉まっててさ。これってなんだろ?」「あー、よくあるよ。Power Failureかなんかじゃない?」「あーそーなんだ。あ、そういえばいっこ聞きたいんだけどさ、夜、とくに10時以降になるとさ、ブロックごとに50歳くらいのおっちゃんが立っててさ、じっとこっち見てくるんだよね。なんだろーと思って俺もじーっと見てたらさ、お、仕事だみたいな空気でこっちに向かって歩き始めるんだよ。だからいやいやお客じゃないですよ的な空気で歩き去ったんだけどさ、あの人たちの仕事って何?」「どこに泊まってるんだっけ?」「King's Cross」「King's Crossにいるの?じゃあ麻薬の売人だよ。」「あ、やっぱり?売人かポン引きだと思ったんだ。」「夜はけっこう危ないところだよ。」「そうかなぁ?そんな空気全然感じないんだけど。」「あれだよ、俺が歌舞伎町のホテルに泊まってお前に電話して、なんだか変な人が寄ってくるんだけどあれってなに?みたいな感じだよ。」「そーなん?まいいや、お土産買ってくね!」

チューブの再開は待てなかったのでちょっと奮発してタクシーに乗って一路大英博物館へ。移動中にさっきの友達からメールで「お前は面白い男だな」と入ったので「なんだか生まれつきコメディなんだよ。本人はクールに行きたいんだけどダメなんだ。」と返信。

大英博物館は話には聞いてたけど、でかい。マジででかい。とりあえず縁があるので古代エジプトのブロックから見始めると、右はミイラ、棺、棺、ミイラ、棺、左は棺、棺、棺、ミイラ、ミイラ、棺。うーん。この博物館はブロックによっては写真撮影OKなのでみんなバッシャバシャ撮影してる。ミイラをバックに彼女が首をちょっと斜めに傾けて笑顔でピースそれを彼氏がパシャってお前らアホかあああああ!!!人やでそれぇえええええ!!!と心の中で突っ込む。いったい誰になんの権利があってエジプト人の墓を掘り起こし安らかに眠っている故人の墓をこじ開けガラスケースに陳列し写真を撮ってもよいとか決めるのか謎ではあるが、確かに圧倒的に本物すぎて心が揺れるわー。けっこういたたまれなかったので写真は撮りませんでした。

すると、ふと日本人らしき男性に声をかけられる。名を佐藤君(仮)という。そしてこの後は佐藤君(仮)と博物館を見て回るんだけど、パルテノン神殿のいたるところにあった彫像や彫刻を片っ端からひっぺがして持ってきちゃってるのにはもうなんて言うか「うわぁー」って笑うしかなかった。でも彫刻そのものはそれこそ絶品。すごいなぁこれ!

その後もいろんなギャラリーを時間の限り見てまわって、大映博物館の30%くらいは見れたんじゃないかな?まぁ続きは今度ロンドンに来たときに。「でもさぁ、こんなたくさんの世界中の美術品が日本にあったらきっとめちゃくちゃ怒られるよね?」などと地べたを這うほど低ぅい会話をしながら敷地を出てすぐのスタバへ。いや、イギリスのスタバは美味しいのかなと思ったんです。「日本でしょっちゅう行くわけでもないのに違いなんかわかんねぇや」と気づいたのはアメリカーノを半分以上飲んだ後でした。

そこへ理恵さん(仮)と名乗る女性が「この人似てるなぁ・・・」っていう理由で合流。ジンジャーブレッドマンを食べて3人で電気屋さんへ。カタログを見て番号で注文するお店に入り、今更ながら人生初のデジカメを買おうと試みるも、なぜかクレジットカードが機械に飲み込まれて店員さんと「何してるの!」「知らないよ!てかカード出してよ!」とかやってるうちに在庫の2個が売れてしまい(奇跡)結局デジカメはいらん、という結論に達しました。ちなみにカードが飲まれて慌てて店員さんに泣きついた一言めは「カード食べられちゃった!!」子供か!

3人でパブへ。毎回違うビールを頼んでいるけどやっぱエールは美味しいや。どっちかと言うとラガーよりエールが好きなので日本でももっと流行らないかな。この後はタワーブリッジをみて帰ろうかと話していると、佐藤君(仮)はロンドンの親戚から「早く帰ってこい」と電話があったので帰るとのこと。別れ際に写真を一緒に撮ったところ佐藤君(仮)の「自分の顔が気に入らない」と言う理由で再度撮影。面白い奴だなぁ佐藤君(仮)。結局理恵さん(仮)とタワーブリッジを経由してKing's Crossへ。彼女はOLを辞めて突然ロンドンに語学留学したあげく、大英博物館のカフェで働きながら「レールに乗った人生を抜け出したい」って言う欲求を持っている素敵な人で、思わず「レール・・・乗ってなくねぇか?」と嬉しくなってしまった。バスの乗り方がよく分かってなかったから教えてくれてどうもありがとうございました!無事帰りましたー。

King's Cross駅はハリー・ポッターに登場するあの不思議な駅。夜は危険だって言われたところで、ここが最初についた土地だったからどうしても愛着もあるしふいーって落ちついちゃう。確かに娼婦の人も一杯立ってるし今日も例の仕事に励む人たちが見受けられるけど、正直ナイツブリッジよりは居心地がいい。明日も楽しみだなー!早く寝ないと!

ちなみにね、やっぱり昨日の「まぁいーや!」は一時的で、今日一瞬ひどく落ち込んだけど、朝仕事してなければ佐藤君(仮)や理恵さん(仮)には会えなかったんだなーと思うと、まだまだいろいろわっかんねーぞと思うのでありました。おやすみなさい!