ピン太の死  223

December 22 [Sun], 2013, 19:06


ひとつのモノと化したウサギを抱えた時は思わず涙が出た。
12月20日昨夕、荼毘に付すべく車に乗っけられて家を出た。
13年間一緒に生活した中だった。
人間で言えば130歳にもなろうかという、大往生だった。

ここ一週間ほど、転んでばかりいて、寝る時のケージの中でも転ぶ。
起き上がるためにバタバタとフェンスにぶつかる音がよく夜中にしていた。
でも前の日までは、朝開けてやればケージから飛び出て、でも転ばないように受け止めてあげると、エサを求めてその場所で私の顔て催促する。
「ピンちゃん、また食べるの? いつまで食べるの? うんちが出るし」と。
部屋中というぐらいに新聞紙を敷き詰めて、ピン太の粗相に備えていたが、それでも日に2回はケージの外でおしっこをし、2~3枚重ねの新聞紙やその境では当然下のカーペットまで沁みこんでしまう。
出がけにその場所を発見すると、濡れた10枚もの紙をまとめ、ティッシュでふき取り雑巾で拭き、・・・「ピンちゃん・・・!」と大変だった。

昨日の朝はケージを開けてあげても横たわったままで、しかも足はバタバタするが、とても起き上がれるレベルの足さばきではなく、ちょっと場所が移動するか向きが変わる程度だった。
ケージから出てくることなどできない。
いつも通学に付き合う孫が来たので、ちょっと家に入らせ「ピンちゃん起てなくなってしまったよ」と。
ふたりでケージの外で立たせようとしてもダメだったから、「もうすぐかな」と。
とりあえず火葬の件で市役所と民間の動物霊園とに問い合わせておく。
11時から12時半まで店番で留守。
1時過ぎに、まだお腹が少しぴくぴくしていて、顔を撫ぜると反応するウサギを残し、Kさんの日本語学習のために外出。
4時前に帰ると、寝ている位置が少し変わり、ケージ内でも入り口付近で、寒いだろうからと掛けておいたバスタオルはずり落ちていた。
体温はない。
ピクリともせず、全く動かない
うーん、ついにか。よく頑張ったねェ!
一日ぐらい家に置いてやりたかったが、次の日からの3連休を考えれば、やむを得ない。
4日も置けない。
4時までに電話をくれればその日のうちに、という役所に掛け合い、迎えに来てもらった。
1人でお見送りも寂しいから、孫娘に近くの学童保育から早退してもらい、一緒に見送った。
いつも駄菓子を買いに来る3年生の男子どもに見つかってしまい、ナンデ泣いてるの? だけどアレはゴミ車だよ、と言われてしまった
役所と民間では同じように合同葬の場合は火葬に立ち会えない、当然ながらお骨は返ってこないのだが、料金が5倍も違う。
特定ゴミ扱いされても仕方がない
府中の〇〇院に埋葬されるからね、おねぇさん、とおにいさんには慰められる。

元気だったころを思い出す。
マンションの部屋中駆け回り、ベッドへ飛び乗り飛び降りていたころ。
ここへ越してからも、玄関や掃出し窓から素早く飛び出して、植え込みや隣の公園まで走って行ってしまう。
捕まえようとすると、草むらから叢へと上手に逃げ回り、近所の人に助けてもらったこともある。
私が腰の手術で2か月間入院して帰った日、そばに来て離れなかった。
ウサギは声を出せないが、心の声を聞き取っていた。

それは昔の元気はないけれど、留守や就寝時の他は放し飼いだから、タテ10メートルぐらいの室内を自由に歩き回っていた。

2年前からは実は「コレが最後のエサ買いかな?」と思いつつも2か月に一度「まだ大丈夫だったね」と。
何度かはどうにも元気がなく、食用もなくなって、これはあと一週間かな、と覚悟したところまた元気が出て・・・という具合。
眼は白内障で白目だけになり、目ヤニで頬がえぐれた。
耳からも何かの液が出たようで、時どき触ると、毛がこびりついていた。
お尻が汚くて、おしっこが固まってこぶのようになってしまい、重くて体が傾ぐので仕方なしに切り落とすのが大変だった。
多分1か月前に骨折して、座るのにも前足を延ばしていた。
ことほど面倒見の悪い飼い主だった。ごめんね、ピンちゃん
元々ペットを飼うという発想ではない。
娘が3か月キップで海外に出る時に預かった。
一緒に暮そうね、というだけだった。ごめんね、ピンちゃん!

今のところは忙しさに取り紛れ、・・・昨日の朝は外国人の子どもの日本語教室でのおたのしみ会の責任者(司会の子どものセリフ入り台本まで書いて乗り切った)、夜は、米で売れなかった70年代初期の歌手が南アでよみがえった「シュガーマン」という映画のDVDを近所で見る会、今日は確定死刑囚風間博子さんの支援誌「ふうりん通信」を編集、ついでに地域女性史のレポートもやり始める。
そうしていればピン太のことを忘れて居られる。
いや、一仕事終わった後「ピンちゃん、終わったよ」声をかけそうになる。

ロップイヤーのイケメン
こんな写真しか残せなかったのが残念!

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