責任なき自由の果てに

February 10 [Fri], 2006, 0:35
軽い気持ちでやってみたらできてしまった
大事になってからことの重大さに気付く
「簡単にできちゃうのがいけないんだ」と言う意見もあるけど
やってしまったことに対して責任が取れるのか

今回の件でこの言葉が一番最初に浮かんできた。
これは以前会場責任者の方とファンのルールやマナーについてお話した際、世の中に対しておっしゃっていた言葉。
皮肉にも、この話の道筋となった元がHPPNEOのあの公演の話。

自己判断ほど危険なことはありません。お客様全員で協力して
ルールとマナーを守り、楽しく最高の一日にしてください

これは美勇伝秋の品川のときに貼ってあった「スタンディングライブのルールとマナー」の一項目。

世の中には自由にできることがたくさんある。
というより、できないことのほうが少ないのかもしれない。
言い方はとても悪いけど、ルールを破ることも、法を犯すことも、実際は個人の自由。
重要なのはそれらに対してのリスクや責任を、どこまで正確に判断する能力があるのかにあると思う。
これらに対するリスクや責任というのは、誰の目から見ても高い物もあれば、一見小さく見える物、見る角度によって錯覚を起こす物など様々。
本質を見ようとする意識が薄れれば、リスクに気付かず様々なことができてしまう。

しかし、判断を誤ったときにもたらす結果はあまりに残酷だ。
残酷であればあるほど、同情してやりたくなるくらいに…。
数百円の欲を埋めるために…失った物はあまりに大きい。

世の中にはリスクがたくさん落ちている。
例えリスクに近づいていることに気付いても、誰も教えてくれない。
いい意味でも悪い意味でも他人の自由には介入できなくなっている。

自由を制限することは、ときに迷惑であり、ときに優しさになるが、結果が目に見えるのは悪いときだけ、目に見えないものを感じ取る力を持つこともまた、難しい。
ファン、メンバー、スタッフ、ハローに関わる全ての人が、過度のリスクを負わないため、リスクを見誤らないための標識としてとても便利な「ルール」という不自由な存在を改めて見つめなおす必要があるのではないかと思う。

気にせずリスクの上を歩くのか、足元を見ながら着実に進むのか、これもまた人それぞれの自由。
自身の自由とちゃんと向き合えなければ、同じ事を繰り返すだけ。
「人間なんて自分勝手な生き物なんだよ!」と僕は言いたくない。
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