薬用茶として飲む時の注意
2016.07.26 [Tue] 21:00

副作用の心配はない
 バナバ茶は今のところ、副作用の心配はありません。
 ここで好転反応について説明しておきましょう。漢方や民間療法ではよく「好転反応」といわれますが、これは体の毒素や老廃物を排出するために出てくる症状です。
 湿疹や吹き出物、腫れ、おできなどのほか目がかゆくなるとか、鼻がつまる、体調が崩れるなどです。しかし、好転反応は誰でも必ず出るというわけではありません。むしろ出るほうがまれです。
 出た場合は、あくまでも体が良くなっていくための一時的な現象ですから、慎重に様子をみられたらいいでしょう。

一日に飲む量は
 普通、健康食品には一日に何粒飲むとか、一回に何錠飲まなければいけないといった決まりはありませんが、それとまったく同じで、バナバ茶も飲む量が決まっているわけではありません。
 前項でも述べましたが、ごく一般に、普通のお茶を飲む感覚で、飲まれるといいでしょう。一日何回でもかまいません。
 バナバ茶はカフェインが含まれていませんので、妊娠中でも子供でも安心して飲むことができます。

薬の常用者にも問題はない
 普通、薬を二種類以上飲むといった場合は、双方の副作用が重なって、人命を損なうような危険にもなりかねないので細心の注意が必要とされます。
 病院などで出された薬を常用している人が、バナバ茶を飲んでもいいのかと心配があるかもしれませんが、さきほども述べましたように、バナバ茶には副作用がありませんので、併用してもかまいません。
 しかしバナバ茶に限らず、薬を服用する際は、水か湯冷しで飲むといいでしょう。




バナバ茶で糖尿が消えた!
バナバ茶で糖尿が消えた!



 

マテ茶のもつ抗酸化力
2016.07.26 [Tue] 09:20

恐い活性酸素
 ポリフェノールとは、ひと言でいうと、「フェノール性水酸基を複数もつ化合物で、植物に多く含まれている抗酸化性物質」となるでしょう。
 活性酸素やフリーラジカルが体内で過剰に発生すると、がんや動脈硬化などの生活習慣病を引き起こしたりしますが、さらに恐ろしいのは、われわれの遺伝子である、細胞の核の中にあるDNA(デオキシリボ核酸)を攻撃し、これを切断してしまうことです。
 切断されたDNAがそれほど多くない段階では直ちに修復されて、もとに戻ることができますが、大量に活性酸素やフリーラジカルが発生したり、常時これらが生成し絶え間なくDNAを切断するようになると、うまく修復されずに修復エラーという状態が引き起こされます。
 この修復エラーが正常な細胞のがん化のきっかけとなり、異常な増殖能を持つがん細胞となるのです。
 ポリフェノールは体内で起こる酸化障害を未然に防ぐ働きがあるのです。

マテ茶に多いフラボノイド
 ポリフェノールの中でも、一般に緑茶にはカテキン類が豊富に含まれており、ウーロン茶や紅茶にはカテキン類の一部が酸化重合して生成した化合物(テアフラビンなど)が含まれ、特有のフレーバーや独特の色調を形成する重要な成分となっています。
 2章で述べたように、マテ茶は緑茶とは異なり、カテキン類はそれほど多く含まれていません。カテキン類は抗酸化力は強いのですが、独特の渋味を有しており、これが緑茶の渋味の原因となっています。マテ茶に渋味が感じられないのはカテキン類が少ないことが理由に挙げられます。

緑茶に負けない抗酸化力
 ところが、マテ茶の抗酸化力について実験をしてみると、緑茶に負けない強い効果が認められたのです。それではどのような成分が抗酸化力をもたらしているのでしょうか。
 それはマテ茶に含まれているフラボノイド類によるものと考えられます。どのようなフラボノイドが効力を発揮しているのかについては、今後の研究がまたれますが、現時点でいえることは、マテ茶は緑茶に勝るとも劣らない抗酸化力を持っているということです。






機能性と栄養に優れた南米のマテ茶
機能性と栄養に優れた南米のマテ茶

 

マテ茶特有の成分であるマテイン
2016.07.26 [Tue] 09:19

体の機能を保つマテイン
 マテ茶には「マテイン」という特有の成分が含まれています。
 南米で初のノーベル賞(医学賞、1947年)を受賞したアルゼンチンの生理学者、バーナード・ウーサイ博士が命名し発表したもので、博士は、「人体器官を機能させる上で、マテインが有効に作用している」と述べています。
 このマテインの本体となっているのは、メチルキサンチン類の「テオフィリン」と「テオブロミン」という成分です。メチルキサンチン類とはいわゆるカフェイン類のことで、いま挙げたテオフィリンやテオブロミン、それにカフェインといった一連の化合物の総称です。

利尿効果と血行促進効果
 同じメチルキサンチン類でも、体に及ぼす生理作用は異なっています。それぞれの作用の特徴をまとめたのが左頁下の表です。
 コーヒーや「チャ」(緑茶、紅茶、ウーロン茶など)に多く含まれるカフェインは中枢神経刺激(興奮)作用が強いことがわかります。
 一方、テオフィリンやテオブロミンの場合、中枢神経刺激作用は弱く、その代わり、利尿作用や心臓刺激、平滑筋弛緩といった作用が強く現れます。
 つまり、マテインは利尿効果や血行促進効果に長けており、高血圧の予防や冷え性などの改善に効果があるということです。このマテインをマテ茶は豊富に含んでいるのです。


※図表省略


機能性と栄養に優れた南米のマテ茶
機能性と栄養に優れた南米のマテ茶



 

野菜摂取不足を補う“飲むサラダ”
2016.07.26 [Tue] 09:18

野菜不足の食生活
 南米諸国では、牛肉の消費量が欧米に比べても多い地域です。その量は一人当たり年間に 〜100キログラムといわれています。日本人の約3〜4倍という消費量です。
 これらの国の主食はパンやイモ類、とうもろこしなどで、野菜類はほとんど摂取していません。もともと野菜を食べる習慣がないということで、私達から見ると奇異に映るだけでなく、栄養素のバランスはどうなっているのかとクビを傾げたくなってしまいます。
 高たんぱく、高脂肪の食事を取り続ければ、生活習慣病を招くというのは、いまや常識です。それにもかかわらず、とくに発症率が高いわけではなく、なんとも不思議な現象です。実はその秘密はマテ茶にあることが、最近の研究でわかってきたのです。

野菜に代わる有効成分
 マテ茶は南米諸国では、日本の緑茶のように飲まれているといいましたが、あるいは、それ以上に愛飲されているといっても過言ではありません。
 マテ茶を飲んでいる南米の人々は、マテ茶には食欲増進効果や疲労回復効果、消化促進効果があり、さらにビタミンやミネラルが豊富なので、とりたてて野菜類を摂取しなくても大丈夫と信じてきました。
 こうした言い伝えは根も葉もないものではなく、実際に調べてみると、野菜に代わるだけの有効成分が含まれていることが判明したのです。

豊富なフラボノイド類
 一般に野菜類にはポリフェノールやフラボノイドが豊富に含まれています。これらが体にさまざまな効果をもたらすわけですが、マテ茶も野菜に優るとも劣らないほどのフラボノイド類を含有していることが研究で明らかになってきたのです。
 野菜をほとんど口にせず、肉食に偏りがちな食生活を続けながらも、特に太るわけでもなく、生活習慣病に罹る割合が高いわけでもない。その要因は、マテ茶に含まれる有効成分にあったのです。
 マテ茶は、南米の人々の間では飲むサラダと呼ばれています。次章から、マテ茶特有の成分やその効果などについて、詳しく見ていくことにしましょう。





機能性と栄養に優れた南米のマテ茶
機能性と栄養に優れた南米のマテ茶






 

マテ茶は南米一のお茶
2016.07.26 [Tue] 09:17

世界三大飲料の一つ
 マテ茶は南米の国々では古くから愛され、多くの人々に飲み継がれてきました。とりわけアルゼンチンやブラジル、パラグアイなどの家庭では、日本の緑茶のように、日常生活に溶け込んでいます。
 日本ではまだ馴染みの薄いマテ茶ですが、広く海外に目を向けると、コーヒー、紅茶と並んで、世界三大飲料の一つと称されるほど愛飲されているのです。

マテ茶にするものは?
 緑茶や紅茶はツバキ科の常緑樹であるチャ(Camellia sinensis)の葉から作られますが、マテ茶はモチノキ科の常緑樹であるマテ(Ilex paraguaynensis)の葉や茎、小枝を加工したものです。
 樹は8〜 メートルくらいにまで成長し、葉は緑茶の葉より分厚く、掌ほどの長さの楕円形になります。
 摘み取った葉に小枝などを加えて加熱し、乾燥して作られるマテ茶は、香気に富んでいて独特の風味を持っています。

マテ茶の生産地
 マテ茶の生産国はアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの4カ国で、これらの国境地帯にあるイグアスの滝を中心に、大西洋岸までの南緯 〜 度付近が主な生産地です。
 マテ茶は同じ緯度であっても、他の地域では栽培されていません。気候も当然関係ありますが、主な要因は、この地方独特の、火山溶岩流が風化してできた赤土(テラロッサ)といわれる、鉄分やカルシウムを豊富に含んだ土壌にあるようです。
 マテ茶の生産量は各国全体で約 万トンで、そのうちの半分をブラジルが占めています。日本へも年間約 トンほどが輸入されています。





機能性と栄養に優れた南米のマテ茶
機能性と栄養に優れた南米のマテ茶