下風呂温泉 さつき荘(青森) お風呂編

September 27 [Sun], 2009, 10:41
下風呂温泉は青森県の下北半島風間浦村にある海岸沿いの温泉です。仙台からでも結構遠いですよ〜。そうとう気合入れていかないとなかなかたどりつけません。
温泉好きな人になると一度は訪れてみたくなる温泉だと思いますね。温泉好きじゃなくても、文学が好きな人には名前ぐらい聞いたことある場所かもしれません。だって、井上靖の「海峡」っていうのはここの温泉街で書かれたものですから・・・
(マネージャーは、温泉から帰ってきてから「海峡」を図書館で借りてきました。まだ読み始めていないみたいだけど・・・ちなみにごまちゃんは読んだこと無い!)
今回の旅計画は、下風呂温泉に訪れるを最初に決めて、それから行程を組み立てました。下風呂温泉には結構興味をそそられる宿がたくさんあるのですが、その中でも、日帰り入浴で受け入れをあまりしていないさつき荘に決定。まあ、ここは料金も安いというのもあったんですけどね。 貧乏旅行だと、料金というのもとても大事なのです。



宿泊
料金:7,500円(2名1室 1泊2食)

訪問日:平成21年8月27日(木) 曇り


宿の前に車をとめて、荷物を降ろし、駐車場の場所を宿の人に案内してもらいました。駐車場といっても・・・港にとめるだけですけどね。
宿の御主人は駐車場から宿にたどりつくまでいろんなことを教えてくれます。この日はやっていなかったけど烏賊様レースのことや、昔の海岸線はここまであったとか・・・見上げた所に見える足湯のことなどなど。ちなみに、宿の源泉のことも説明してくれました。宿の源泉は、宿より低い位置にあって、それをポンプアップしているようです。この宿の御主人も正直、どこの宿がどの源泉をつかっているのかすべてわかっていないようです。(宿の)ばあちゃんは詳しいらしい。とにかく、下風呂温泉の宿は近くにある源泉を引いているかと思うと、どうやらそうでも無いらしいのです。
ちなみに、さつき荘で使っている源泉はこの建物の所だそうです。国道沿いからも見える場所にあるのでした。


[さつき荘が使っている源泉]
さてさて、今回はお風呂のこと中心に。

このさつき荘は、独自源泉?(一部、別のところでも使用)なのです。日帰り入浴も受け付けてはいるのですが、とにかく、宿泊客がいる=日帰り客を受け付けないというスタイルなので、宿泊しないとなかなかお風呂に入らせてもらえません。
これは、宿泊して初めてよく分かったのですが、さつき荘はお風呂1つしかないのです。なので、1組ずつの貸し切り利用になります。この貸し切り利用というのは大きなポイントだと思います。若干介護を必要とする人、小さな子連れで外の客に迷惑掛けずに入りたい人などはいいと思います。

お風呂は宿の2Fから一度外にでて行くのです。夏は良いですが、冬は寒そうだな〜。


[2Fから一旦外に出ます]

脱衣所の入口には札があり、これをひっくり返して入浴中であることを外の客にお知らせしながら入るのです。


[脱衣所入口 札をひっくり返してはいる]

脱衣所ですが、脱衣所というか・・・浴室までの通路に脱衣籠があると感じ。脱衣籠が4つぐらいとイスが1つのみです。湿度がこもりやすい脱衣所ですね。この脱衣所だと、扇風機の1台ぐらいほしいところです。


[脱衣所]

浴室に行ってみてちょっとびっくりした。というのは、これ、どういう立地条件に作った風呂なの?って思っちゃうのです。というのは、崖側の所は石垣が組まれていて、お風呂を作る前はなにか別の目的でこの石垣が組まれたのではないかと思うのです。床、壁などは木造。豪雪地帯にしては、わりと簡素な作りです。天井も波板トタン程度のつくりなのです。


[お風呂 左斜面は石垣になっている]

湯船はパッと見た目木造の湯船かな?と思ったのですが、入ってみると中はコンクリート製になっています。湯船の縁だけ木製です。お湯は乳白色、硫黄の香りが強い湯です。乳白色になるぐらい硫黄の成分が入っている湯は、肌への負担が大きいことが多いのですが、ここのお湯は思ったより負担が少なそうですね。海に近い温泉なので、塩分も強いのかな?肌ざわりがよく、しっとりというかとろりというか、とにかく、強酸性+硫黄のお湯とはまた違った感触のある湯です。温度は43度ぐらいかな。ちょっとだけ熱め。湯口を見ると、源泉100%での利用ではなかも。加水あり?このお風呂、湯船の縁からお湯があふれないな〜と思っていたら、排水溝を湯船の中にもうけています。浴槽のある程度の高さに合わせて排水溝があるので、その高さ以上にお湯があふれることはありません。ちょっとさびしいな。
このお湯の最大の特徴は、温まりの硫黄の湯だということ。硫黄(硫化水素)のお湯って、どちらかというと入ったときだけすごく温まるけど、その温まり方が持続しない湯というのが多いと思います。しかし、ここのお湯は温まり方が持続する気がするのです。夏だったからかもしれませんが・・・外の人はどんな印象だったのかな〜。

入っているうちに気づいたのですが、湯船、コンクリート製なのですが水色の塗装がされています。頭によぎったのが・・・これって、海産物センターとかで、ホタテやホヤを生かしている水槽と同じつくりなのです。それを湯船として使っているようです。なんか不思議な気分。。。

浴室床は木のすのこ状になっているのでとても利用しやすい。洗い場はというと・・・シャワーなんてありません。お湯と水の蛇口があるだけ。お湯の蛇口もボイラーが動いていないとお湯はでてきません。体をしっかりと洗いたい人には向かないお風呂ですね。洗うのにちょっと苦労します。


[洗い場]

翌日、ご飯食べた後、温泉街を散歩していたときに見つけたのですが・・・ネットで古いレポを見ていると、さつき荘には露天風呂もあることが書かれています。しかし、現在はありません。散歩中に、さつき荘の裏側を上から見ることができる場所に来たときに、これが露天風呂だったところかな?というのを見つけました。この廃墟になった露天風呂らしきところを見たとき、ますます、こんかい入ったさつき荘の湯船がホタテやホヤの養殖に使われているのと同じ作りだな〜って実感しましたよ。


[廃墟になっている露天風呂?]

結局何回入ったんだろう?マネージャーと一緒に入るときもありましたが、一人でも結構はいりました。夜だけでなく、翌日も朝から入っていましたからね〜。正直、ここのお風呂だけで下風呂を十分満喫した気分になってしまいました。


主婦湿疹ですが、一発治療とまでいかなくても、かなり良い状態を保てる湯です。数回の入浴でかなり改善できます。マネージャーの手湿疹タイプだと、悪化の心配はありません。それにしても、久々に連湯していると体のほうがつらくなってきます。若干湯あたりぎみ。お湯も入りすぎには要注意ですね。
  • URL:https://yaplog.jp/gomagoma/archive/619
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ごまちゃん
みちのく温泉マン さま

そういえば、温泉マンさんは「うに」が主食でしたっけ?そこまでではないか。ごまちゃんは、ウニちょっと食べられればどちらかというと満足するタイプなのです。好物はイカやタコ、あわびですね。赤貝やホタテも好きです。

海の幸がおいしくて硫黄のお湯って意外と無い・・・今回はそれが目的で下風呂まで行ってみたのでした。
September 27 [Sun], 2009, 21:51
ごまちゃん
kabumasa さま

正直、かなりあちこち断念してパスして下風呂温泉に行きました。
ごまちゃんの湯巡りは、新規開拓的なものは何もありません。すべて、みなさんが歩いた道をまねして行っているだけです。
もちろん、kabumasaさんの湯巡り記録もとても参考にさせていただいております。

でもね〜。みなさん、1日にたくさん歩かれるんですよ。ごまちゃんの場合、1日に1〜2湯で十分なので・・・もっと湯に対する体力つけないとダメですね。
September 27 [Sun], 2009, 21:47
ここ下風呂さつき荘と佐井村ぬいどう食堂のうに丼は高速@1000円に
なっていらい狙ってましたが、どうやらウニの時期が終わってしまい
来年に持ち越しになりました。
September 27 [Sun], 2009, 18:27
石楠花荘にさつき荘なんてなんだか3年前の私の下北旅行の時
と同じようなのが並びますね。さつき荘は3年前に私も宿泊し
ました。
大湯、新湯以外の湯を唯一引いている(足湯が同じ湯だが)旅館
ということで選択。その時は宿泊客が私一人だったので湯を思い
切り堪能しました。実に良い湯ですよね。料理も家庭料理風で
美味しかったですね。ただ、トイレなども含め施設面が
プアすぎるのが難点かな。

今年の5月(まるほん旅館に宿泊)、8月も北東北温泉本で
さつき荘に日帰り入浴しようと思ったんですが、2回とも
玄関の戸が締められたままで断念。他の旅館の日帰り入浴も
断られること多く、北東北温泉本での入浴はかなり困難でし
たね。宿泊客なら買える温泉手形(800円で3回分)なら
日帰り入浴もやりやすい感じですが。

石楠花荘から一気にさつき荘と言うことは恐山やカッパの湯
などはパスされたということですか。ちょっともったいない
かな。
September 27 [Sun], 2009, 15:22

            
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