須川温泉 須川高原温泉(岩手) 再訪4

October 26 [Thu], 2017, 22:11
政治の共産党の事はよく分かりませんが、温泉好きには強酸湯ファンも多いかと思います。東北は強酸性の湯が奥羽山脈沿いに湧出しているのが特徴。南北にそこそこ知名度のある温泉も多数。この須川高原温泉もその一つ。うちもかなり気に入っており、日帰りでも何度も訪れていますし、今回で2回目の宿泊になります。
今回は自炊部に入部?し部活(湯活)に勤しむことに致しました。なんとか時間も確保し2連泊。
今回の目的は温泉を楽しむ事の他にもう一つ、須川側から栗駒山に行く。過去に一度計画したのですが雨で断念なのでリベンジです。


[何度来てもここのお湯には感動します]

宿泊
料金:1泊目 4,500円  2泊目 3,500円
   (2名1室連泊 1名分)
   湯治用の食事 1食620円

営業期間:5月頃〜10月頃まで 冬季閉鎖
     ※雪の状況次第で営業開始・終了は前後します

平成29年6月 訪問


受付で宿泊の手続きです。素泊まりなので食事の事もすぐに聞かれました。最初から、2泊目の食事だけ注文するつもりでしたが、気が変わることもあると思って、申込みできるギリギリまで考える事にし、この場では予約しませんでした。


[受付 結構大きめに作られている]

そこそこ広めになっているロビーには、日帰り客だと思うのですがそれなりに人が休んでいます。湯上がりの待ち合わせ場所として利用しているのでしょう。


[ロビー ここのテレビだけBS映る]

この宿は旅館部と自炊部とがあり、旅館部は普通の1泊2食型が基本、自炊部は長期滞在向け。といっても最近は忙しいから1泊や2泊の自炊部客も多いようです。うちも今回は自炊部2泊。
自炊部用の宿泊するお部屋は何棟かに分かれています。今回は須川荘という建物になりました。部屋番号600番代の建物になります。6Fにあるわけじゃないですよ。

宿の人が少し複雑な廊下を進んでお部屋に案内してくれました。自炊のお部屋なので、正直あまり宿の人も細かい説明無いです。自分でいろいろ確認が必要。まあ、何処行ってもこんなもんかな。


[部屋前の廊下 若干暗め]

少し老朽化が進んでいるお部屋は6畳の和室+縁側部分。テレビは地上波4局が映ります。お茶のセット有。お湯はエアーポット。浴衣は用意されていますが、タオル、バスタオル、歯ブラシはありません。自分で準備していく必要があります。持っていかなかったら売店で購入。


[須川荘のお部屋 6畳+縁側]

縁側部分に冷蔵庫、一口ガスコンロ、流しが準備されています。結構この作り驚く人もいるのですが、自炊をしながら宿泊するお部屋の場合、このようなレイアウト結構普通です。今だったらもっとおしゃれに作るでしょうけど、この当時はこういうのが普通。共同の炊事場でなく、お部屋に炊事場があるのは便利ですよ。冷蔵庫、ちょっと音が煩かった。日本のブランドじゃないやつでした。やかん、お鍋ぐらいは置いてあります。フライパンはあたかな?覚えていない。食器や鍋を洗うのに、台所洗剤とスポンジは一応用意していったほうが無難な気がします。あとは食器を拭くフキンなど。


[冷蔵庫&流し やかんや鍋も有]

反対側に食器が少し用意されています。十分必要なものは揃っていますね。
1泊か2泊だけだったら、紙のお皿や丼を持っていくのも良いかもしれません。いろいろその人なりのやり方があると思います。


[食器は基本2名分]

布団は押入れに入っているので、自分の好きなタイミングで勝手に敷きます。うちの場合、わりと早いタイミングで敷いてしまい、湯上がりはすぐにごろんとなれるようにしておきました。


[布団 サイズは小さめ]

携帯電話の電波はお部屋で基本入りません。ロビー付近のみ入るのですが、窓側ギリギリの所だと、かろうじて夜は電波を拾いました。そこからテザリングで飛ばしてパソコン使用したり。お部屋の場所によっては基本的に携帯は圏外だと思うのが無難です。

お部屋はきちんと鍵がかかるので安心。
トイレは共同。フロア毎に1箇所はあります。

さて、ここで宿に食事を頼まず過ごすには、まず宿にチェックイン前にある程度の食料を準備してくのが無難。今回は一関市内のスーパーに立ち寄り、お惣菜やカップ麺、魚肉ソーセージ、パン、ヨーグルト、お菓子、飲み物などを調達してから向かいました。自炊のお部屋なので持ち込みするのが当たり前なのです。このへんが旅籠のお宿しか泊まったこと無い人にはカルチャーショックかもね。冷蔵庫があるので、食材の保管もほぼ大丈夫。


ここで自炊生活をするために準備されているものです。
須川荘の廊下の端には、電子レンジが1台用意されています。レンジ調理するような食材を準備していっても大丈夫。今回はお弁当温めるのに使用しました。待っている間のためにイスが用意されているのも宿側の配慮ですね。


[結構いい電子レンジです]

1泊か2泊の場合はあまり必要性を感じませんが、洗濯機も完備されております。洗剤を持っていっておけば利用できるので、長期滞在の時は必要になるでしょう。売店で洗剤も売っています。お部屋にハンガーが何個かと洗濯干すやつが1つありました。


[洗濯機&乾燥機]


[マンガが多数置いてある 洗濯機の場所]

売店、お土産品もそこそこありますが、自炊客のために醤油や砂糖、乾麺のうどんやそば、缶詰などが売っています。お菓子は結構ありますね。漬物類もそれなりにあります。勿論、ビールや酒もしっかり売っています。市価より若干高めかな。でもこの標高だったら納得かも。なお、売店の営業時間外にどうしても欲しいものがある時は受付で話すると販売してくれます。特にアルコール類はすぐに応じてくれますね。というのは自販機の調子が悪くて、買える時と買えない時があるのです。結構気まぐれな自販機です。


[売店 早朝撮影のためシャッター閉まっている]


[自販機ビール価格]

食事ですが、旅館部と同じお膳の食事を注文する事もできます。その他に、湯治用の食事が1食620円で提供してくれます。朝も夜も同じ値段。過去に宿泊した人のレポを見ていると、焼き魚とかの定食が多かったのですが、今回宿泊時はコロッケ定食的なものでした。お味噌汁がきのこをたくさん使った具だくさんの味噌汁。ごはんはお代わりできます。毎日お膳料理では体壊します。このぐらいで丁度よいです。お味も比較的毎日食べて飽きにくい味付けになっています。同じ食堂なのですが、旅館部の人と湯治の食事の人は場所がわかれていて意外と気楽なものでした。今回うちが食事注文した時、10人ぐらいが申し込みしていたようでしたよ。


[2日目の夕食 620円 お値段にしては十分な内容]

2度目のレポなのでお風呂の事は軽めに。
ここのお風呂は、建物内に大浴場、霊泉の湯(中浴場)があります。そして、建物の外に大日湯という露天風呂だけのお風呂があります。さらに少し山を登った所にふかし湯もあります。利用はしませんでした。

一番回数多く入った霊泉の湯。こちらは宿泊者のみの利用が基本となります。たまによく知っている人が日帰りでも来ちゃう時あるようですが。
コンクリートの湯船に白濁前のお湯が満たされています。だいたい44℃〜45℃に調節されており、湯船の中も浅い部分と深い部分とになっています。深い部分は湯船の底にお尻つけられないぐらいの深さ。
刺激の強い須川の湯でもここが一番刺激が強い。鮮度が良いからだと思います。口に含むとものすごく酸っぱい。強酸の湯なので殺菌効果があるでしょうね。皮膚疾患の症状によては、こういう温泉もなかなか良いと思います。マネージャーは手荒れがひどい時、こういう泉質が一番好みなのです。


[霊泉の湯 入口]


[霊泉の湯 脱衣所]


[霊泉の湯 脱衣所洗面]

洗面台、片方壊れていて出ませんでした。近くに貼り紙多数。いつもです。


[霊泉の湯 湯船 コンクリートの深めの湯船]

結構熱めになっています。子供は無理。


[霊泉の湯 シャワー 1台だけ設置されている]


[霊泉の湯 湯口]


[霊泉の湯 奥から入口方面]

けして広くない空間なので、人によっては温泉にきた気がしないという意見もありますが、こういう数名でしか入れないような程よい大きさのお風呂の方が温泉らしく感じています。大型ホテルばかり行っている人にはこういう湯船、受け入れられないかもしれませんね。


[気をつけねばと改めて思います]

続いて大浴場。こちらは大きな内湯と露天風呂で構成されています。ほんとにデカイ内湯。ここのメイン浴槽です。木製の床はとても美しく、湯船の淵も広くてかなり好みの湯船です。大人数でも大丈夫なぐらいシャワーも沢山設置されています。
お湯は基本的に何処のお風呂も同じはずなのですが、ここは乳白色になっていること多いです。湯船に注がれてから若干熟成され色がでるのでしょう。
ちなみに、初日はお湯入れ替えのため夜中入れませんでした。翌朝行ったらほぼ透明。これには感動。でも沢山人がいて写真は撮れず。翌々日、だんだんと白濁してきています。入れ替えて2日目はスポーツドリンク程度に濁り度合いになっていました。これがもっと進むと乳白色になるのでしょうね。
露天風呂はかなり熱め。殆どの人が体験的に入りに来ますが、内湯のほうが心地よいので1分ぐらいで戻っていってしまいます。小さいですがサウナも有り。
岩手・宮城内陸地震の後にできたこのお風呂、だいぶ老朽化してきました。冬季閉鎖というのもあると思いますが、泉質的に他の温泉施設より設備が痛むの早いですね。


[大浴場 入口]


[大浴場 脱衣所 結構広い]


[大浴場 脱衣所洗面]


[鍵付きロッカーは有料]


[大浴場 天井も高くてすてきな空間]


[大浴場 反対側より]


[大浴場 湯口 事故防止のため換気扇も大事]


[シャワー水栓もかなり黒ずんできた]


[乳白色の湯 時間の経過とともに色が濃くなる]


[露天風呂 結構熱め設定 子供無理]


[大浴場 サウナ]


建物の外にある大日湯。こちらは須川高原温泉でよくガイドブックにも載っているお風呂になります。開放感があり遮るもののない空を見ながらの入浴はほんとうに素敵な時間を過ごすことが出来ます。素敵な場所なのですが、今回は1度しかここに入浴しませんでした。いろいろマイブーム的なものがあるのですが、今は内湯が凄い好きで露天より内湯を楽しみたいという状態。こういう気分はどんどん変わるので。そのうちまた、露天風呂がすごく好きになる時くると思います。


[大日湯 入口]


[大日湯 脱衣所]


[大日湯 脱衣所洗面 トイレも有る]


[大日湯 比較的透明度高い湯だった]


[この角度がみなさん写真多いかな?]


[大日湯 洗い場 ほとんど利用者なし]


[大日湯 反対側より]


[当たり前の事ですが守れない人がいるからこういう貼り紙できる]


今回、須川高原温泉での過ごし方

初日
チェックインし、いろいろレイアウト確認。軽く一風呂浴びた後、ロビーのテレビで野球観戦。ロビーのテレビだけBSが映る。湯上がりにビール飲みながら野球観戦結構楽しい。

野球見終わったら、また風呂入ってそれから部屋で飲みながらのんびり過ごす

夕食はスーパーで購入したお弁当。既に飲んでいたしおつまみもあるので意外とお弁当ひとつで十分に感じた。

寝るまでに何度か風呂入ったり持参パソコンでネットを楽しんだり。


2日目
寝起きにひと風呂浴びる。お湯が入れ替え後すぐだったのできれいな湯だった。

朝食。スーパーで購入していたクロワッサンとヨーグルト、インスタントコーヒー。

栗駒山登山。須川高原温泉から出発。初めて須川側から登る。山頂で昼食。昼食はチェックイン前に買っておいたカップ麺と魚肉ソーセージとおにぎり。

下山後、また温泉に浸かりゆるゆるになる。疲れた体も温泉ですぐにほぐすと意外と筋肉痛は軽度で済む。

夕食は注文していた620円の夕食。自炊客で食事注文していたひとが時間になるとみんな食堂に集まってきた。

夕食後はお湯を楽しんだり部屋でさらに自主トレ(晩酌ともいう)をしながらちょいとパソコンいじったり本読んだり。意外とテレビは見ない。


[栗駒山山頂]


[昭和湖]


3日目
朝食前のひと風呂に大日湯。

朝食。2日同じメニューだがクロワッサンとヨーグルト、インスタントコーヒー。

軽くお湯を楽しんでチェックアウト。


まあ、ざっとこんな感じでした。ようはすること無いから基本風呂入ってばかり。でも、これがいいのです。これが幸せな時間なのです。
常に何かをしなければと思いせせこましく日常を生きていると、何もしなくていいというのがこれほど贅沢な時間なのかと思うのでした。豪華なお部屋や充実した設備なんて必要なく、生きるのに最低限必要な設備があり、そこにあるゆるりとした時間を無駄に過ごす贅沢さを体全体で感じるのでありました。

宿泊中、暇なので廊下散歩とかもしちゃいます。ここは日帰り休憩もやっているのですが、広間休憩の時の休憩室はこんな感じです。


[日帰り休憩用の広間]

この休憩室の近くから窓の外を見ると、燕が沢山いました。一部の燕が電線にいるのですが、建物内にいる人間には気づいていないようです。鳥好きの私としてはこれはとてもうれしいものでした。見つけた後、なんども外に出て燕見ていましたよ。
自然豊かな場所にある宿ですからね。


[燕がたくさんいました]

退部(チェックアウト)の時、まだまだゆっくりしたいというのが本音。あと数泊してみたかった。今は2連泊する日程を組むのが精一杯ですが、いずれ1週間とか連泊しながら温泉を楽しんでみたいです。同じ宿に連泊したこと無い人は、何処の宿でもいいから一度絶対に体験してほしい。何が良いかというと、2日目の昼間、お部屋を自由に使えるゆったりした時間があるので、ほんとにゆっくりと休むことできるのです。
また時間作って連泊で温泉に行きたいです。


[大日湯脇の川 これ全部捨てる温泉です 勿体無い]

須川高原温泉、今シーズンはもうすぐ営業終了。冬季閉鎖に入ります。うちは今シーズンもう行けないだろうから、また来シーズンに行けるのを楽しみにしています。
経営的にも維持管理もたいへん苦労があると思いますが、いつまでも須川のお湯を求めるひとがいる限り、お宿の営業を続けてほしいなと思うのでありました。


主婦湿疹 ◎






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kusakabe-dc さま

草津とほぼ標高が同じというのは全く気にしたことなかったです。東北で賑やかな温泉街を形成してほしい強酸性の湯の所は、やっぱり蔵王温泉かな。ここは賑やか過ぎないのが良いので。
ただ、寂れていくのは嫌ですね。お隣のお宿と2軒の宿で登山やトレッキング、湯治、旅籠の宿泊など、いろいろなものを受け入れてほしいなと思います。
お客が増えないことには・・・と思いますので、来年もまた訪れたいですね。
October 29 [Sun], 2017, 17:57
須川温泉は草津温泉とほとんど標高が同じみたいです。
でも賑やかさは全然違いますね。
かたや全国温泉の横綱。
一方こちらは隠れた影の実力者。
草津派?須川派?
自分は絶対須川派です。
October 29 [Sun], 2017, 4:43
kusakabe-dc さま

ここは国内最高クラスの足湯ですよ。作られた足湯のお湯の鮮度と比べたら比較にならないほどの鮮度の良さですからね。

今はドローンがあるからそういう撮影やってみたいですね。最近、テレビでドローンの映像が映るたびに、温泉をドローンで撮影してみたいと思う時あります。今までとは違った角度で見える温泉も楽しいかなと思っていました。
October 28 [Sat], 2017, 15:35
最後の写真の湯の川で足湯は究極の足湯ですね。
ここで足湯をしたならば、他の温泉地の足湯は気持ち悪くて入れない。
ここでたくさんの人が足湯をしているシーンを、俯瞰で真上から撮ってみたいと思うのです。
October 27 [Fri], 2017, 8:34

            
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